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『楊貴妃』京マチ子様は美しいが・・・



       
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名画座で行われていた溝口健二監督の特集、二本目は「楊貴妃」です。ハリウッド映画「SAYURI」(「メモワール・オブ・ゲイシャ」の映画化。日本からは渡辺謙と桃井かおりが出演していた)のとき、日本人の芸者役がなんで揃いも揃って中国人なんだよ、しかも言語は英語!おかしいだろ!って憤慨していたけど、中国の歴史ものを日本人監督、日本人キャストでとおの昔にやってたんですね。

中国、唐の時代に傾国の美女とされた楊貴妃が玄宗皇帝の元に召され、自ら命を絶つまでの話です。私は受験の時世界史選択だったので、玄宗皇帝といえば良い皇帝として絶頂期の唐を治めていたけど楊貴妃を寵愛しすぎのせいで文字通り国が傾き安史の乱を招いた・・・というザックリ情報はなんとなからく覚えています。あと楊貴妃は豊満な美女でお肌ツルツル、フルーツのライチが大好きでひとたび「ライチが食べたい・・・」と呟けば、家来のものが馬を走らせ季節でなくてもどこからか調達してきたというエピソードが有名です。

楊貴妃を演じるのは京マチ子様、玄宗皇帝を演じるのは森雅之で「雨月物語」のコンビですね。この映画での京マチ子様は目鼻立ちのクッキリとした風貌に見えます。最初は田舎から出て来た料理番の娘だったのですが、親戚の楊国忠(小沢栄)に目を付けられ後宮にあがることになります。まあ最初から品があって綺麗なんですよ。話し方も綺麗だし。そうして楊国忠の政治的足がかりとして皇帝の側に配置されるのですが、お妃を亡くして失意の玄宗皇帝から拒絶されるんですね。でも芸術に通じた楊貴妃はすぐに皇帝の心をゲットし、貴妃の座に収まるのでした。

映画の時間にして90分そこらなので、とにかく展開がスピーディー。だからその分濃度が薄い映画になってしまっていたのが残念でした。皇帝があっという間に楊貴妃を気に入るシーンでは笑いが起きていましたし・・・。歴史のスケールが大き過ぎて誰にも感情移入出来ないし、気が付いたら国が大変なことになってるしで、え、これで終わり?なんだかなあ〜と不完全燃焼な感じ。あとやはり中国史劇なのに言語が日本語ってのも妙に変でした。まあ京マチ子様は気品があってお美しかったですが、それだけっちゃそれだけな映画かも。本国中国ではファン・ビンビン主演で楊貴妃の歴史ドラマが作られているそうで、こっちの方が面白そうです。やはり歴史上の人物の一生を描くにはまとまった尺が必要なんだと思います。

映画の感想が薄くなってしまったので、ジャズミュージシャンの菊地成孔さんによる「京マチ子の夜」のクリップを貼っておきます。


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