@itan-journ@l praha

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『ティファニーで朝食を』かなり不思議ちゃんなヒロインだし、猫ハケーンで号泣だし



                        
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ティファニーで朝食を【Blu-ray】 [ オードリー・ヘプバーン ]
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最初にこの映画を観た時は中高校生ぐらいだったでしょうか。もうオードリーとお衣装が素敵過ぎて瞳キラキラ~☆、その他のディティールは結構忘れてしまっていたんですが・・・。大人になってから見直してみると、また違った味わいのある映画なのでした。

ホリー(オードリー・ヘプバーン)はニューヨークのアパートメントに名無しの猫と暮らす美しく若い女性。彼女はドレスアップしてパーティーに出かけることがお仕事のソーシャリストです。高級娼婦とされているものもありますが、なんせオードリーなのでそういった生臭さはまるでありません。だからこの感想の中ではソーシャリストということにしておきます。自由気ままに生きる浮世離れした都会の妖精・・・それがホリーなのです。まあオードリーの輝いていること。彼女のスタイルでないと着こなせないであろうタイトなIラインのドレスもうっとりですが、部屋の中で着ているガウンのシルエットの美しいことったらありません。一体、このとき体重は何キロだったんだろう。



※ネタバレします。




そんなホリーのアパートに新しい住人が。売れない作家のポール(ジョージ・ペパード)が上の階にやってきました。実はこのポール、上の部屋を愛人用に借りている有閑マダム(彼女のアッパーなスタイルも素敵)の若いツバメだったのです。ポールがホリーの兄フレッドに似ていることから親しいご近所付き合いが始まるのでした。ジョージ・ペパードは長身の金髪碧眼なので、なんとな~くアーミー・ハマーに似ているかもと思いました。リメイクするならこの役はアミハマで、ホリー役は願わくば「コードネーム U.N.C.L.E.」のギャビーことアリシア・ヴィキャンデルにやって欲しいけど共演はしばらくなさそうなので、斬新にルピタ・ ニョンゴ(「それでも夜は明ける」でオスカー助演女優賞)なんてどうだろう、などと思ったのでした。

さて、オードリー演じるホリーですが、大人になって見てみると結構なレベルの不思議ちゃんで軽度の社会不適合者です。いつもカギを忘れて夜遅く帰宅し、就寝中の隣人(後述)をブザーで叩き起こしてアパートの玄関を開けてもらう。大きいとは言えないアパートで夜に大音量で音楽をかけてどんちゃん騒ぎをする。ほぼ初対面のメンズ、ポールが寝てる所にガウン姿でやってきて一緒のベッドで寝てしまう。そうかと思えばお金持ちの男性(ルックス不問)を探して、いつの間にか彼と婚約している。しかし、思いのほかアッサリとふられてしまう(しかもそれを新聞や手紙で知らされる)。実はド田舎出身で若い時に身売り同然で結婚していたが夫は良い人で、お互いに親愛の情もあったが「私は野生の鳥と同じなの。カゴの中では生きられないのよ」と言って彼と帰るのを拒む(でもお金持ちの男性とは結婚したがっているという矛盾)。ポールとデート中に万引きをけしかけ、店のものを窃盗する。ポールと寝たものの、いつの間にかまた別のお金持ちと婚約して外国に移住しようとしている、などなど・・・。

ちょっと周りにいたらお近づきにはなりたくないタイプではないですか・・・?しかしオードリー・マジックとも言うのでしょうか「うへえ~、なんか嫌だなこんな不思議ちゃん・・・」と思ってもニューヨークのおとぎ話に昇華されてエグ味がほぼしないのが凄いですね。中高生のときはこういった部分にまったく引っかかりを感じなかったので、私も少し大人になった?

あと中高生のときはハッピーエンドのラストシーンしか泣かなかったんだけど、途中で落涙するシーンが結構あるんですね。ホリーの田舎に住んでいる夫ドク(バディ・イプセン)が上京して田舎なまり丸出しで 、ポールに思い出話をしんみりと話す場面、ホリーがドクにバスターミナルで別れを告げるシーン(前述した野生の鳥の比喩が出て来る)、大好きな兄のフレッドが戦死したことを知ってホリーが取り乱すシーン、などです。ラスト直前で捨てた猫を探すシーン、そして猫が見つかるシーン。もう確実に歳を取って涙もろくなっています。特にここ数年で猫好きになったので、裏路地にあるゴミ箱の間から「ニャー」と猫がひょっこり出て来るシーンなんてもう号泣メンなのでした。

さて、日本人として避けて通れないのが同じアパートに住む日本人男性のユニオシ氏(ミッキー・ルーニー)問題です。東洋人をカリカチュアライズしたキャラクターで、Wikiを読む限りかなり当時から問題視されていた感じが伝わ って来るのですが・・・。私は初回鑑賞のとき、実はそこまで気にならなかったんですね。確かに小柄なアメリカ人俳優がこれでもかというくらい特殊メイクで目を細くして、出っ歯にしているのは見ていて気分の良いものではありません。しかしユニオシ氏は完全にコント。松ちゃんが金髪のカツラをかぶり、付け鼻をして「パーティーいかなあかんねん」というのと同じレベルのギャグなんだから、そこまで目くじらたてることはないのではないかとも思うのです。それにユニオシ氏は50年代のニューヨークに一人暮らしながら、着物を着て、布団で寝て、茶道を嗜み、檜風呂に入るという結構なクオリティーのジャパニーズ・ハイライフを送っている点がすごい。ここはいいんですが、なぜ起きて必ず頭をぶつける高さに提灯をつり下げているのかは地味にイライラしたのでした(笑)。

あとはティファニー宝石店の懐の深さですね。ドクがポールに思い出話をしたときに食べていたスナック菓子に入っていたおまけの指輪。この指輪にティファニーで刻印を彫って欲しいというドキュンも甚だしいお願いをするホリーとポールですが、中年の男性店員がそれはそれは丁重に承るんですよ。またその承り方が知的でユーモアもあって、実に粋なんですね。ティファニーすげえ!ということで、株が爆上がりしたんじゃないでしょうか。初めて映画を観たときも思ったんですが、映画の真似をする人が出現して困ったのでは・・・(まさかティファニーで朝食をオーダーする人はいないと思うが、ウインドーを見つめながらパンをパクついたことがある人はきっと多いに違いない)。そこで調べてみました。今日現在のティファニーでは残念ながら、正規品でないと刻印サービスは受けられないそうです(当たり前か)。ティファニーのFAQはこちら。


ということでヘンリー・マンシーニがこの映画の為に作った不朽の名曲「ムーン・リバー」を聴いて締めとしましょう。






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