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@itan-journ@l praha

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『迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険』聖典を大胆にアレンジした傑作コメディ



                                

今は日本語版がないっぽいですが、YouTubeでフルムービー上がっているのでご興味のある方は是非に。


しあわせへのまわり道」でベン・キングスレーを見て、「本当いつまでも変わらないなあ・・・」と思い、そういえば私が初めてベン・キングスレーを認識した作品は本作だったと思い出したのでした。初めて観たのはたしか十代のときで、世の中にはホームズのパロディ映画がいろいろあるのを知ったのもこの頃。聖典は結構シリアスな話が多いですが、ギャグあり、お色気ありの自由過ぎるパロディ映画を知って、創作の可能性を感じたものでした。

本作もかなり大胆にアレンジが加えられている作品で、なんとホームズは雇われ役者で、世間からはただの助手と思われていたワトソン君が真の名探偵だった!という楽しいお話です。ホームズを演じるのはマイケル・ケインで、ワトソン君はベン・キングスレー。どちらも英国の名優で、配役も素晴らしいことは言うまでもありません。




↑予告編。




↑マイケル・ケインのドヤ顔にニヤニヤしてしまう劇中からの抜粋シーン。「ものをただ見てるだけじゃダメなんだよ君、観察するんだ!」というのは「SHERLOCK」でもありましたね。

しかし、ホームズといえば鷹のような鋭さが持ち味のジェレミー・ブレットだった子供の私にとって、ふてぶてしい中年で(ちょっと太ってて)酒好きで女好きのホームズというのはかなりの衝撃なのでした。そんなんでも憎めないホームズをマイケル・ケインが実にチャーミングに演じています。一方のワトソンくんですが、当時の私はベン・キングスレーがインドハーフなのを知らず、普通にイギリス人のおじさんだと思ってました。近年ではエスニックな役柄が多いですが、本作ではイギリス英語が素敵。彼のインドなまりもかなりリアルですし、芸達者なんですね。

切れ者のワトソンくんとだらしないホームズという原作とのギャップをとことんギャグにしながら、正調ドタバタ喜劇で最後の最後はちょっといい話。ハドソン夫人、レストレード警部、モリアーティー教授、ベイカー街イレギュラーズと原作でもおなじみのキャラが揃って登場するし、世代を問わず楽しめる映画になっています。

当時、ちょうど同じぐらいに観たパロディ映画でやっぱり衝撃だったのがビリー・ワイルダー 監督の「シャーロック・ホームズの冒険」(しかしホームズ作品のこの似たり寄ったりの邦題、なんとかならないものか・・・)。この映画はホームズとワトソンくんのゲイ同棲話や、ホームズが子種をねだられる話や、謎の全裸美女や、ネス湖のネッシーやらと、色んな話が豪速球で詰め込まれていてファンにはたまらない作品です。これに関しては長文感想を書いているので、よろしければ上記リンクからどうぞ。

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