@itan-journ@l praha

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『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』ベネ様ファンへのプレゼント


       



ベネ様がアカデミー主演男優賞にノミネートされた映画、さっそく観てみました。いや~、観応えがあって面白かったですね。ベネ様ファンでもそうでない人も楽しめると思うし、第二次大戦下の秘話としても興味深い内容になっていました。主演のベネ様ですがプライベートでご結婚&お相手の方のご懐妊ということで、ファンとしては複雑な心境の方も多いと思います・・・。しかし、しかし!この映画はそんな意気消沈したカンバービッチーズへのプレゼント!と言わんばかりに私達が見たかった、私達が好きなベネ様が盛りだくさん!この映画のベネ様は変人天才数学者役ということもあって、なんだかとってもSHERLOCKっぽいんですよ。

まずベネ様登場シーンから変人節が炸裂。ベネ様演じるアラン・チューリングの家に泥棒に入ったので警察がやって来るんですが、ベネ様は全然有事に動じずに「危険な薬品が浮遊してるから息を深く吸わないほうがいい」と冷静に言う萌え~。解読不可能といわれているドイツ軍暗号解読プロジェクトの面接に来たベネ様は軍の偉い人に「それ、私が解読してみましょう」と自己PR萌え~。ベネ様は突出した天才すぎて他のプロジェクトメンバーと全然うまくいかないんですが、このままじゃイカンと各メンバーにリンゴをプレゼント萌え~。そして慣れないパーティージョークを披露萌え~。キーラ・ナイトレイ扮する紅一点のプロジェクトメンバーの家に行くシーンで二階の窓に小石をぶつけ、軒を伝って忍び込む萌え~(これは私が少女の頃から憧れているシチュエーションなだけにダブル萌え~)。キーラ扮する紅一点がプロジェクト半ばにして実家に帰らなきゃならなくなり、彼女を留まらせる為にいきなりプロポーズ萌え~。しかもポケットに入ってた針金みたいので即席リングを作る萌え~(オールタイムベストの「夜霧の恋人たち」を思い出しダブル萌え~)。初恋の人の名前を自作の暗号解読機に付けるセンチメンタル萌え~。

どうですか、このベネ様萌え~の豪華なアソートメントは!そして、彼は実は・・・という当時は重大だった秘密を抱えたベネ様萌え~で、まるで私達へのプレゼントのような映画ではありませんか・・・。ベネ様が素晴らしいのはもちろんのこと、ネイビーの三つ揃いに身を包んだプロジェクトメンバーでチェスの王者、マシュー・グード(「イノセント・ガーデン」の変な叔父さん)もいいし、ペンストライプ のスーツに身を包んだMI-6高官、マーク・ストロング(悪役商会英国支部メンバーの一人)もいいし、英国軍の制服をビシっと着た貫禄アゴヒゲのチャールズ・ダンス(乙女おばあちゃん映画「ラヴェンダーの咲く庭で」の監督らしい!)もいい。若手からエクゼクティヴおやじ、軍人ジイさんまでヴァリエーションに富んだかっこいい英国男子がいっぱい出て来るのである。英国男子好きも大満足ですよ。

そして史実に基づいたストーリーも満足感タップリ。ドイツ軍の暗号システム、エニグマの暗号を解くんだ!と国内から集められた精鋭たちの青春モノっぽい面もあるし、暗号を解読するときの緊張感のあるシーンもいいし(ここもSHERLOCKぽいっちゃぽいです)、暗号解読後にものすごい重責というか十字架を背負わされたメンバーたちが苦悩するのも観応えがあります。ということで、気になっている方は是非劇場へ。

日本版予告編↓


オリジナル予告編↓




※ここからネタバレします。




50年代のイギリス。数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)の家に泥棒が押し入り、警察の調査が入ります。刑事のノック(ローリー・キニア)はアランから調書を取ることになり、アランは自分のことについて語り始めるのでした。50年代のアランが暗号解読時代と少年時代について語るという回想形式で語られる映画です。

ドイツ軍が作った暗号「エニグマ」が解読不可能なくらいもうメ~ッチャクッチャに難しくって、解読しないと英国軍が負けそう!人もいっぱい死んでるしどうしよう!という局面の中でMI6と英軍が秘密裏に暗号解読プロジェクトを立ち上げます。デニンソン海軍司令官(チャールズ・ダンス)とMI6の高官ミンガス(マーク・ストロング)のもとに理数系に強い人達が全英中から集められるんですが、アランもその一人だったんですね。天才数学者のアランを始め、チェスのチャンピオンのヒュー(マシュー・グード)、ジョン(アレン・リーチ)、ピーター(マシュー・ベアード)などなど(みんな20代~30代くらいの青年)。MI6がドイツ側から盗んだエニグマの機械(タイプライターみたいな形)があるんですが、このブツだけあってもどうしようもないんですね。エニグマの組み合わせは毎日変えられるらしいんですよ。しかも組み合わせはざっと159,000,000,000,000,000,000通り!本当に途方もないプロジェクトなんですが、 みんな必死で取り組みます。しかしアランだけは「機械を打ち負かすのは機械だ」という信念のもとエニグマに対抗する暗号解読機を作り始めるのでした。

すごいですね、パターンだけで天文学的数字です。計算だと解読に2000万年くらいかかってしまう・・・というモノローグもあります。しかしな~、これを解読するよりもドイツ側の暗号知ってる人間とっつかまえて拷問すればいいんじゃね?って思ってしまう私は本当に数字に弱い人間であるばかりか、野蛮な人間なんだと思います(笑)。しかし暗号をひとつひとつ(しかも解読出来たとしても、明日にはリセットされて全く意味をなさなくなるもの)解読しようと試みるよりも、機械には機械を!という発想がさすが天才という感じがしますよ。でも人力で無理なら機械にやらせればいいじゃん?というアイディアなら現代に生きる私達にもすんなり理解できますね。

ところがすぐにプロジェクトの資金が足りなくなってしまいます。デニンソン指揮官はアランの機械のために資金補充することを断ります。じゃあデニンソンの上に言って訴えようということでアランはチャーチル首相(!)に手紙を書いて直談判し、資金補充と自分をプロジェクトリーダーにしてもらうことに成功するのでした。上司がダメなら上司の上司にというのは現代でも使えるテクニックですね・・・。こうして見事に権利を獲得したアランはプロジェクトメンバーの中の使えない二人をクビにするのでした。空きが出来た為、追加人員を募集することに。アランが作ったクロスワ ードパズルを新聞に載せて「このパズルを10分以内に解くことが出来た貴方に資格アリ!」的な求人広告を出したのです。そこへやってきたのがジョアン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)でした。

候補者はみな男性だったので、女性のジョアンは「秘書の募集ならここじゃなくて別の階だから」とか「本当に自分でパズル解いたの?」と係の人に言われてしまいます。しかしジョアンは数多ある候補者の中で一番早く(しかもアランが8分かかったところを6分足らずで)課題のパズルを解くことが出来る人物だったのでした。この試験でジョアンとジャック(ジェームズ・ノースコート)がプロジェクトに加わることになりました。が、時代が時代なので未婚の女性が男性に混じって働くということに懸念を 示したジョアン(とその両親)をアランは説得しなければなりませんでした。ジョアンは本当はプロジェクトで働きたかったのですが、両親の手前もあって男性に混じって働くことを言えなかったんですね。アランは自分と互角の才能を持つジョアンをプロジェクトに入れる為に「女性多い真面目な職場です」彼女の両親を安心させてあげるのでした。

ここで少しアランの少年時代にも触れておかねばなりません。小学生のころのアラン(アレックス・ロウサー)は典型的ないじめられっこで、学校でかなりハードないじめにあっていました。そんなアランを助けてくれたのが親切なクリストファー(ジャック・バンソン)です。クリストファーはアランに「これ面白いよ。やってみたら?」と暗号の本を差し 出すのでした。ここからアランのパズル好きが始まったように描写されています。小学生時代の話はちょいちょい挿入されるのですが、アランはクリストファーのことをだんだん好きになっていくんですよね。だから彼が同性愛者だということも観客にはほのめかされて行くのです。

そして50年代現在こともちょいちょい挿入されます。ノック刑事はアランの過去の記録を調べるんですが、全部情報が消されてたり極秘扱いになってるんですよ。もしかしてソ連のスパイなんじゃないか?と思った刑事は捜査を進めて行くのでした。50年代のアランと若い頃のアランを隔てる「何か」があったのだなと、こちらも観客にほのめかされて行きます。

エニグマ解読プロジェクトは続きますが、だんだんとメンバー内に苛立ちがつのって来ます。一日のハードワークが日付が変わるとリセットされてまた翌日ゼロからやり直し・・・これは確かに神経がやられますよね。そんな中黙々とマシーンを作るアラン。「こんな機械に何が出来るってんだよ!」とメンバーから言われてしまいますが、「僕のマシーンは、動くんだもん!」と信念を曲げないアラン。資料を持って夜にジョアンの家を訪れます(ここで小石で窓コツコツ侵入萌え)。一番使える彼女に暗号を見てもらいたかったんですね。このシーンを見てると「アランとジョアンにフラグ立ってね?」と思ってしまいますが、違います!アランはゲイですから!「もしかして、あなた暗号解読機を内蔵した複合マシーンみたいなもの作ろうと思ってない?」 と言うジョアン。コンピューターのコンセプト、出たー!ですよ。アラン・チューリングはコンピューターの父とも言われている人なのでそこを意識したシーンだと思います。

そんな中、プロジェクトメンバーの中にソ連のスパイがいるらしいということでガサ入れが。真っ先に疑われるのはアランです。なぜなら友達がいなくて孤立してるから(笑)。ジョアンに「みんなに嫌われたままだと仕事やりにくいわよ」と言われて、イメージチェンジをはかるアラン。前述したリンゴプレゼント&慣れないパーティージョーク披露シーンとなるわけです。このジョーク、私には面白さが全然わかりませんでしたが・・・(笑)。メンバーの協力を得て暗号解読機「クリストファー」(初恋の人の名前)を組み立てるアラン 。この機械は大きな棚にビッシリ収納されたローラーがぐるぐる回るという構造で、私には何が何やらさっぱりわかりません。このクリストファー・マシンのことを知った司令官が「くだらん機械など作りおって、けしからん!」と壊しに来るんです。まあ凡人には理解不能ですよね・・・。ところがメンバーが「アランをクビにするなら僕も辞めます」と言って守ってくれるのでした。ここはちょっと「オマエら・・・」と胸熱なシーン。一番仲が悪いと思われていたヒュー(マシュー・グード)が真っ先に庇ってくれるんですが、そこもよかったですね。

ジョアンは両親に言われて実家に帰ることに。今、ジョアンに去られたら困る・・・!ということで「じゃあ結婚しよう」とアランはプロポーズするの でした。前述した即席リング萌え~ のシーンですよ。ベネ様が、膝まずいて、即席リングを手に、プロポーズ!(ジョアンのミドルネーム間違えてたけどw)萌え~!戦時下の暗号解読プロジェクトの中で産まれた恋・・・とうっとりですが・・・。違います!アランはゲイですから!しかし人生の中で勢いっていうのはあるんだなあ~と思ってしまいますね。プロポーズしたはいいけど、夫婦生活どうすんの?とこっちは心配してしまいますよ。

二人の結婚を祝うパーティーで(しかし司令官からすれば「職場恋愛してないで暗号解けやボケ!」って感じだろうなあ・・・)、アランは同僚のジョンに「もし、ジョアンのこと異性として好きじゃなかったとしたらら、君はどう思う・・・?」と聞きます。アランは今になってノンケの振り(ただ同性愛者だと告げてないだけなんだけれども)をして求婚したことに責任を感じ始めている様です。隣にいるジョンがSHERLOCKのジョンに見えたりして(笑)。「知ってたよ。 ホモなんだろ」と同僚のジョン。「でもそれは違法だから(当時)、誰にも言っちゃダメだ」と忠告するジョンなのでした。

相変わらず暗号解読のブレイクスルーはありませんでしたが、飲みに行ったアランとメンバーはここで大きなヒントを得るのです。ジョアンの女友達(軍の関連施設で働いていて、ドイツ側の電波を傍受している)が「電波を通じているだけで会ったこともないドイツ男性のことが気になるけど、どうやら彼女持ちみたい」と言ったのです。どうして彼女がいると思うのか?とアランが彼女に問うと「いつも同じ単語からメッセージが始まってるから、そんな気がする」とのこと・・・これだ!!!と閃いたアラン。雷に撃たれたように走り出し、メンバーもどうした?と後を追います 。ポッドキャストの中で町山さんも仰っていましたが、暗号というのは必ず中で使われている頻出単語を糸口にして解けるそうなんですね(英語だと頻出単語は「the」)。ドイツ軍が使っている頻出単語とは・・・「ハイル、ヒトラー」。これか!って感じなんですが、伏線として出ていましたよね。「『晴れ、気温X度、南西の風。ハイル、ヒトラー』こんな情報あってもしょうがない」というセリフがありました。この暗号解読の糸口、なぜこれだけ頭の良い人達が集まっても見いだせなかったのか・・・少し考えたら解りそうじゃないですか?と思ってしまいましたけれど。でもこのシーンはすごくスピード感があってグイグイ引き込まれてしまいましたね。

この糸口を応用すれば毎日の規則性リセットに も対応出来ると言うことで「やったー!エニグマを解読したぞ!」と歓喜に沸くアランとメンバーでしたが、その喜びは大きな葛藤を彼らにもたらすのでした。暗号解読に成功してドイツ軍の動きを把握出来るようになりましたが、事前に攻撃をかわすことも可能になったのです。しかし英国船がUボートの攻撃を避けたらドイツ側にエニグマ解読がバレてしまい、より深刻な事態を招くことになってしまうだろう・・・ということで、ドイツ軍を泳がせるしかないのでした。メンバーであるピーターのお兄さんが乗っている船がUボートの攻撃目標となっていることを知りますが、それでも大勢の国民を救うために少数の国民を犠牲にするしかなく・・・。これは重い、これは重いですよ・・・。

そんなとき、アランはジョンがソ連のスパイだということに気が付きます。偶然に机の上に置かれた聖書の中の1ペ ージを見て気が付くのですが、いったいどうしてなのか私には全然わかりませんでした(汗)。当時のソ連は英国と同じ連合国側だったみたいなんですが、やはり外国のエージェントが機密プロジェクトにいるのはマズかったみたいですね。ジョンはソ連も英国も目指す方向は一緒だからいいじゃんみたいなこと言っていましたが。しかしジョンがソ連のスパイだということを他言したらアランが同性愛者だということもバラす!と警告されてしまうのでした。今では考えられませんが、同性愛者だと社会的に抹殺されるくらいの重罪だったようなんですね。

MI6の高官ミンガスはジョアンがソ連のスパイだと疑っていましたが、アランは彼に真実を告げます。しかしミンガスはカマをかけていたのでした。彼は最初からアランはジョンがソ連のスパイだと知っていたのです。プロジェクト初日にタイプライターのようなエニグマの機械を見た時にジョンが「ここにエニグマがあるならすぐに解けるでしょう」と言ってたんですね(そのときは私も彼に「そうだそうだ」と同調した)。何故初めて見たのにこれがエニグマだとわかるのか?ということですよ。これは見逃していました。しかしミンガスはそれを知っていてジョンを泳がせていたのです(ソ連に情報をリークすることは英国側にも利益になる為)。MI6、すげーなという感じですが。この頃はまだ007は在籍していませんね(笑)。

ミンガスのことを信用出来ないと悟ったアランはジョアンにプロジェクトから去るように告げます。そして自身が同性愛者であるということも。しかしジョアンは「だからなんなの?私達は理解し合って支え合っているじゃない」と言うんですよ。そう、確かにそうです。男とか女とか関係なく協力して生きて行くことは出来ると思うんですよ。しかしアランは「エニグマ解読のために協力してほしかっただけだ」と冷たく突き放すのでした。しかしジョアンは「このやりがいのある仕事は絶対に手放さない」と宣言します。ジョアンという女性も当時としてはかなりの女傑ですよね。Wikiによるとアラン・チューリングとは親しい友人同士だったそうで、アランはジョアンと一緒のシフトに入れるようにしたりしていたらしいです。仲良しなのが伝わって来るエピソードですね。またキーラ・ナイトレイもいいです。ベネ様との画面上の相性もいいし、本当に頭が良さそうに見えるのがいいですね。

そして英国含む連合国側の勝利で終戦を迎えました。アランたちのプロジェクトも終了。ミンガスは解散前に全ての資料を焼き払うように命令します。戦争は終わりましたが、エニグマ解読の事実はトップシークレットとしてその後50年ほど伏せられたままでした。やっぱり戦後すぐに「実はエニグマ解読してたんだよね」と口外することは差し支えがあったんでしょうね。全てを焼き払い、メンバーとも二度と会わず、エニグマのことを口外しないようにとの命令でした。アランたちが飲みながら資料を焼き払うシーンが切ない・・・。ものすごいことをやり遂げたんだけど、誰にも知られずひっそりと幕を閉じるんですよ。解読した彼らもすごいですけど、エニグマを作ったドイツ側にも隠されたドラマがありそうで、こちらも気になります。

50年代のアランはノック警部に全てを話し「私は戦争の英雄か、それとも犯罪者か」と問います。そして時間が飛びアランの子供時代へ。想いを寄せていた親友クリストファーは休暇から戻って来ませんでした。彼は病気で死んでいたのです。それを先生から告げられるアラン。涙をこらえて平静を装おうとする演技が切ない!子役の子、顔はベネ様要素ほぼなかったけど演技はグッジョブでした。

50年代のアランは同性愛の罪で、刑務所に入るか同性愛の薬物治療を受けるかということになり、薬物治療を選びます。しかし凄い時代ですね・・・。たった50~60年前ですよ。今のイギリスはゲイフレンドリーな国であるというのに・・・。その後のアランをジョアンが訪ねて来て励ますのでした。薬物のせいか情緒 不安定になったベネ様の演技が素晴らしいです。しかし実力派なだけに熱演というよりはソツなくこなせちゃうんだろうな、きっと・・・という気もしないでもない。ノミネートされているけど受賞はしないんじゃないかなあという気がしてしまいました。

そして戦後のエニグマ解読資料焼き払いシーンで終わります。テロップがかぶり、アラン・チューリングがその後40歳そこそこの若さで自殺してしまったこと、エニグマ解読によって終戦が2年も早まった(その結果多くの命が救われた)という歴史研究家の試算などが表示されます。そしてアランが心血を注いだ機械は、今日の私達がコンピューターと呼ぶものである・・・と出て胸熱マックスに!おおお・・・。やっぱり実話ベースの話は重みが違います。

アカデミー賞は主要部門でノミネートされてます。作品賞、監督賞(モルテン・ティルダム)、主演男優賞(ベネディクト・カンバーバッチ)、助演女優賞(キーラ・ナイトレイ)ですね。ベネ様が得意とする天才変人役ですが、なんとなくですけど、こういう役はしばらく敬遠するような気もしてしまいますね・・・。これから40代という役者として脂が乗った時期を迎える訳で、演技の幅を広げる為にいつまでもSHERLOCKぽさがある役はどうなのかな?と思ってしまわないのかなと。SHERLOCKでファンになった私のような人にはそういうキャラクターは嬉しいんですけど、かつてロマコメ仕事ばかりしていたマシュー・マコノヒーみたいになってしまわないか心配だったりして・・・などと思ったりする訳です。監督のティルダムさんはこの映画で初めましてなんですが、ノルウェーの方なんですね。今までの作品はそこまで有名じゃないみたいです。しかしスタンダードな映画な上に脚本がわかりやすく、出来が良いですし、 俳優陣も皆好演なので誰が監督しても一定のクオリティーには達していたんじゃないかな〜とも思いますね。キーラの助演ノミネートは納得ですが、ちょっと地味っちゃ地味かも。ということで私は取れても作品賞だけのような気がするのですが、さてどうなるでしょう?

追記:残念ながら主演男優賞と助演女優賞は逃がしてしまいました。そのかわり脚色賞で受賞。原作は未読なのですが、オーソドックスかつわかりやすく作られている印象がしました。しかしベネ様とベネ様の嫁って顔が同系統だなあ。
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Comment

aitantanmen says... "なぜベネ様はおデブちゃんがソ連のスパイだとわかったのか?"
別記事に頂いたコメントですが、お役に立てる情報かもしれないのでコピペしておきます。

shun says... "ソ連のスパイ"
aitantanmenさま

はじめまして。イミテーションゲームにいたく感動して、不明な部分を理解しようと思い立ちました。
ボク(56歳男性)も、初めて見た際に「どうして聖書の一説からスパイ容疑の件に飛んだのか? つまり唐突で理不尽な家宅捜索(引出ひっくり返し)との関連」のクダリがまったくわからず困りました。

どこか この件を解明してくれているサイトがありましたら教えていただけませんか?

それと、チェコ在住とはすごいですね(失礼)
ボクも、昔のチェコ・スプラフォン社のLPレコードを通じて、音楽や現代絵画のことに少し興味があります。いつか行きたいです。昨年初めて旧東独までいきました
2015.03.23 04:53 | URL | #xdCs4oSQ [edit]

aitantanmen says... "Re: ソ連のスパイ"
shunさま

コメントありがとうございます。なぜアランは聖書を見て、あのおデブちゃんのジョン(演じるのはアレン・リーチ)がソ連のスパイだとわかったのか・・・ググってみたら見つかりました。

http://movies.stackexchange.com/questions/29963/significance-of-matthew-77-in-imitation-game

このQ&Aを読むと、聖書の中のある特定の節を暗号解読のキーとした方法があるという話をアラン(ベネ様)とヒュー(マシュー・グード)がバーでしてたみたいなんですね。で、アランが仕事場に戻るとジョンの机の上に聖書があって、マタイ伝のページがブックマークされてるのを見て、彼がソ連のスパイだとわかったみたいです。

このQ&Aではジョンのことを役者名のAllenとして書いてあるのでわかりにくいかもしれませんが、Allen=おデブのジョンということだと思います。

これはネイテヴィブの方も私達と同じように「どうして聖書からスパイだってわかるの?」となっての質問です。回答者の方曰くバーでのアランとヒューの会話でこのVigenère cipher(ヴィジュネル暗号)の固有名詞が出て来るそうなのですが、どうやらヴィジュネル暗号の概要を知らないとよく解らないような脚本になっていたみたいですね・・・。

脚本がわかりやすいと褒めましたが、この辺は一般的な観客にはちょっと難しすぎるんじゃないの〜?!と思う次第です。ご質問を受けて私も理解を深めることが出来ました。ありがとうございます。
2015.03.23 07:57 | URL | #- [edit]
2015.03.23 08:03 | URL | #- [edit]

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