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『眺めのいい部屋』美青年の水浴びシーンも目に眩しい、王道メロドラマ



        
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眺めのいい部屋 HDニューマスター版 [ ヘレナ・ボナム=カーター ]
価格:1000円(税込、送料無料) (2016/7/29時点)



ずっとブログをお休みしてきた間、溜まっていた感想文を今消化しています。なんせ数ヶ月前に観た映画なもので、記憶が・・・。そのため今振り返って印象に残っている部分について書いて行きたいと思います。

私にとって「眺めのいい部屋」というタイトルは先に出来た映画ではなく、ピチカート・ファイブの曲として馴染みがあるものでした。





いつもグラフィックが超おしゃれで趣向を凝らしているピチカートのPVだけど、このPVはちょっとやっつけ仕事感があるような・・・。シングルカットされた曲じゃないから仕方ないのかな。でも曲は本当に美しいんですよ。眺めのいい部屋に越して来た幸せな新婚夫婦の歌なのかな、と思いきやちょっと閉塞感も感じさせるような歌詞で、でもメロディーは開放的な感じで不思議な歌だと思います。イントロが「キャンディ・キャンディ」のオープニングテーマみたいなんですよね。

当時、東京FMでピチカートファイブのラジオ番組があったんですけど、この曲の紹介時に小西さんが「眺めのいい部屋って、ロンドンだとあまりないよね」みたいなことを仰っていて、都市単位でホテルの部屋の眺めについて語れるなんて凄くカッコいいなあ~と思ったのでした。その後数回ロンドンに滞在する機会を得ましたが、どれもやはり眺めのいい部屋ではなかったので「小西さんが言ってた通り」と少し感動したのでした(私の場合、常に安宿という条件があるけれど)。

さて、映画ですが正当派英国メロドラマでしたね。休暇を過ごしていたイタリアで出会ったイギリス上流階級の男女が、紆余曲折を経てめでたく結ばれるまでを描いた映画です。くっつくまでにえらい時間がかかるけど、昔の話なのでそれも古き良きノスタルジーに包まれて良作で育ちの良いノーブルな雰囲気。英国式庭でお紅茶とキュウリのサンドイッチでアフタヌーンティー、「プライドと偏見」で有名なジェーン・オーステ ィンみたいな世界観が好きな人はたまらないと思います。

ヒロインのルーシーを演じるのは若きへレナ・ボナム・カーター。若くて可愛らしくて、まさか数十年後はティム・バートン世界のミューズになるとは思えない感じです。そういえばイラストレーターの石川三千花さんがヘレナについてのイラストを描いていました。

舞台はイタリアのフィレンツェ。旅行にやって来たイギリス人お嬢様のルーシー(へレナ・ボナム・カーター)は、従姉妹のシャーロット(マギー・スミス)といつも一緒です。というのもシャーロットは若いルーシーのお目付役として来ていたのでした。二人が「ホテルの部屋からの眺めが良くない」ということを食堂で話していたら、それを聞いたイギリス人親子が「僕たちの部屋とお取り替えしましょう」と申し出てくれました。その息子ジョージ(ジュリアン・サンズ)とルーシーが恋に落ちる話です。このジョージ役のジュリアン・サンズは初めましてなんですが、私の好みではないけれどイケメンです。もう今は60歳くらいでキャリアの長い俳優さんなんだけど、私が彼の出演作を全然観てなかったんですね。

ホテルには他にも様々な人達が 逗留していて、その中に女流作家のエリナーという人がいるのですが、演じているのが私の憧れオババNo.1のジュディ・デンチ様(ちなみにNo.2はシャーロット・ランプリング様です)。80年代の映画なので当時50代くらいでしょうか。でもマギー・スミス様とともに、おばあさんとして既に完成されているような気がします。デンチ様とスミス様が共におしゃべりしながら、イタリアの古い街並を歩く・・・。あれ、なんか既視感!と思ったら「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」でした。

イタリアでロマンスが芽生えたルーシーとジョージですが(しかし女の子が気絶するってリアクションが古過ぎて新しく見える。気絶からの救出アコガレが芽生えてしまうではないか)、イタリアから帰り時間が経過した後 、ルーシーは別の男シシル(ダニエル・デイ・リュイス)とアッサリ婚約してしまうのでした。あれって感じですが、まあこのシシルが当て馬的な役割を果たすんですね。演じるのはダニエル・デイ・リュイス、若い!しかし私は彼のキャラクターがイタリア人のゲイにしか見えませんでした・・・。

そしてルーシーの弟フレディが美少年!でもどこかで見た顔だな・・・と思ったら、「SHERLOCK」のレストレード警部(ルパート・グレイブス)ではないですか!ひえーっ、こんなに可愛かったのか!とたまげました。若いし、輝いてるね!そしてこの映画の白眉は、この弟フレディとルーシーに想いを寄せるジョージが森の中の小さな湖で水浴びをするシーンなのである。ルーシー一家が住むお屋敷の近くに引っ越して来 たジョージは、一家と親しいビーブ牧師(サイモン・カロウ)の紹介によって弟フレディと知り合い、森を散歩するんですよ。森の中には弟とルーシーのお気に入りの湖があって、ここで皆全裸になって水浴びをするんですが。

水浴びというより水遊びシーンですね。子供みたいにはしゃいで水をかけあったりするんですけど、もちろん私は海外の無修正版で見ているから「えっ?!」と少し驚いてしまいました。若い美声年が、惜しげもなく全裸になって(オッサンの牧師も脱いでたけど)、こんなに躍動しているなんて!局部が見えるものの、すごく動いているからブレまくっている。精子、もとい静止してはくれないものか・・・などと思ってしまったのでした(本当、くだらなくてすみません)。Wikiによるとこのシーンはやはり公開当時の日本 ではカット&修正が入った様です。再公開されたときは無修正だったそうですが。まあ始終走ったり動いたりしてるので、ぶっちゃけボカシはそこまでいらないかな、って感じですよ。

湖にはルーシーの婚約者のシシルもいたんですが「野蛮だな」みたいな感じで彼は仲間に加わらなかったんですよね。後になって考えるとこういうところが婚約破棄フラグなのかなって思いました。その湖はルーシーと弟の思い出の場所であって、その水を浴びたジョージはルーシーと結ばれることができる・・・みたいな。まあ、シシルとルーシーが本当に愛し合っているように見えないのも大きかったけど。

ということで、その後も色々あってルーシーとジョージは結ばれて、フィレンツェの思い出の部屋を訪れ、眺めのいい窓を見ながら愛し合いENDとなるわけです(DVDパッケージがラストシーンなので、もうネタバレしてますね)。すごく長尺に感じたんですけど、お話としてはすごく単純なボーイミーツガールのラブストーリー。でも退屈はしないという不思議な映画でした。


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『ブルックリン』大西洋を股にかけた二股?







本年度のオスカー主演女優賞(シアーシャ・ローナン)、作品賞、脚色賞の候補になっていた作品です。一言で言うと、ちょっと大人になった「魔女の宅急便」みたいな女子の上京物語といった感じでしょうか。しかし、途中まで爽やかだったけど途中からは「あれっ、な~んかヒロインの軸がブレブレ!」という爽やかだけじゃ終らないリアルな人間味のようなものが出ていたような気がします。


※ネタバレします。


50年代、アイルランドの田舎。町の小さな食料品店で働くエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は二十歳くらいの女の子。年老いた母と病弱な姉ローズ(フィオナ・グラスコット)と暮らしています。食料品店の女主人ミス・ケリー(ブリード・ブレナン)は嫌なババアだし、住んでる所は田舎だし・・・ということでエイリシュの将来を心配した姉ローズはアメリカに移民した知り合いの神父様に手紙を書き、エイリシュを渡米させることを頼むのでした。

家族と離ればなれになるけれども姉に説得され、よりよい未来を求めて旅立つエイリシュ。彼女がアイルランドを離れるシーン、まだ映画序盤なのに落涙。お姉さんの親心がまた染みるんですよね。私も姉だけど、果たして妹にこんな素晴らしいことしてあげられるだろうか・・・と思うわけですよ(思えば姉は妹の渡米を考えた時点で既に・・・と考えるのも切ない)。またシアーシャちゃんが可愛いね!これからきっと都会で「麗しのサブリナ」ばりに変身してしまうんだろうけど、田舎で育った純朴なリンゴのほっぺをした女の子って感じで「ああ、彼女の前途に幸多からんことを・・・」と見守ってしまうんですね 。アイルランドなまりも可愛いんですよ。

さてアメリカ東海岸(ざっくりだな・・・)に到着したエイリシュ。これから身一つでどうするの?と思いきや下宿や奉公先なんかもしっかりアレンジしてあって安心です。下宿は同郷の女子ばかりで特にムカつくビッチもおらず和気あいあいだし、奉公先は高級デパート。全然大丈夫じゃないですか。キキなんか、まだ13歳なのにまったく知らない土地で住む所も仕事も自力で探さなきゃいけないんですよ。私、アラフォーだけどそんなん無理(それに面倒くさい)!しかし魔女宅は今改めて考えるとすごい設定だな~。しかし職場が田舎の食料品店からニューヨークの高級デパートなんてものすごいキャリアアップじゃないですか。

もし私だったらたちまち 上京テングになって、田舎を上から目線で見下ろしこき下ろすようになると思うのですが、心優しいエイリシュは全然そんなことありません。いつも心はアイルランドの家族と共にあり、姉と文通しながらホームシックに耐えているのです。たまにホームシックがつのって泣いちゃうこともあったり。そんなとき、エイリシュは姉が手紙を出したフロード神父(ジム・ブロートベント)に会いに行きます。アイルランド移民のコミュニティーに参加してホームレス炊き出しのボランティアをしたりする中で、エイリシュは少しづつ元気を取り戻して行きます。

この同郷コミュニティーのあたたかさってのがまた染みますね・・・。私も海外に住んでいる身で、普段から同国人の先輩やお友達には随分とお世話になっているので、よくわかります。ジム・ブロートベント演じる神父様もいい人で、エイリシュの聡明さを見抜いた神父様は彼女に会計学の夜学コースに通うことを勧めるのでした。ここも地味に素晴らしいポイント。身を立てるには実学を勉強ですよ。勉強に集中することで新生活にも適応出来るだろうし、ホームシックも和らぐだろうし。羨ましいのは新たに外国語習得の必要がないってことですね。だって同じ英語なんだから。そうするとアイルランド人ってのは移民としては結構適応が楽ですね。

昼はデパートで仕事、夜は夜学という生活にも慣れたエイリシュは下宿の女の子に誘われて、アイルランドのダンスパーティーに参加します。そこで運命の出会いが!(しかし、とんとん拍子だな)イタリア系移民のトニー(エモリー・コーエン)と知り合い、親しくなるのでした。彼はイタリア系なんだけど、アイルランドの女の子が好きでパーテ ィーに来ていたのです。うーん、まあ別にいいんだけど私はこういう人はちょっと微妙ですね。国籍ありきで恋愛してる感じがするし、その国の女性のステレオタイプ(例えば、絶滅危惧種だけど三歩下がって付いて行く大和撫子)を求められているようで・・・。まあ私の感想はどうでもいいので続けます。ちなみにトニーを演じるエモリー・コーエンは「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」で、ブラッドリー・クーパーさんのバカ息子役を演じていた人でした。

彼氏をゲットしたエイリシュのNYライフはますます絶好調。彼の実家へ食事に誘われたエイリシュは、下宿でスパゲッティーを食べる練習をします。当時のアイルランドには麺がなかったんですね!しかし昔のヨーロッパで麺を食べていたのはイタリアくらいだし、そっちのが珍しいのか。彼実家での食事もうまく行き、デートを重ねて行く二人。なにもかもが順調でしたが、突然の悲劇がエイリシュを襲います(やはり、このパターン)。

アイルランドにいる姉ローズが亡くなったと知ったエイリシュは悲しみの中、帰省することに。彼氏のトニーはエイリシュが帰省する前に彼女にプロポーズ。二人は誰にも知らせずに市役所でひっそりと結婚の登録を済ませ、晴れて夫婦となったのでした。

久しぶりに故郷へ帰ったエイリシュ。お母さんは一人になっちゃって心細そうだし、親友は良さそうな相手を勧めて来るしで、なんとなく周りが彼女をアイルランドに留めておく方向になっています。親友から紹介されたのは良家のお坊ちゃんジム(ドーナル・グリ ーソン)。親友カップルとエイリシュとジムと出かける機会が多くなり、トニーとはまた違った魅力のジムに心を開いて行くエイリシュでしたが・・・という展開。あれ、アメリカでの生活がまるでなかったかのよう!というように見えるんですが、この感じ、まあわからなくもないです。私もベースがある海外にいるときは日本での生活がどんなんだったかをほとんど忘れていますが、日本に帰省して二三日経つと「私、海外で生活なんかしてたっけ?」というようにガラッとモードが切り替わるんですよね。

このジムを演じているドーナル・グリーソンは「エクス・マキナ」でトホホなIT青年を演じていました。本作だと彼だと気付くのにちょっと時間がかかったんですが、それはちょっとイケメンに撮れてるってことなんですね!知的で落ち着いた感じのメンズで、育ちも良さそう。そしてエイリシュは亡き姉がパートでやっていた会計の仕事を期間限定で引き継ぐようになります。仕事も楽しいし、会社の人からフルタイムの誘いも受けて、だんだんとアイルランド残留に心が傾いて行くんです。トニーからのマメに来る手紙にも返事を保留するようにまでなってしまうんですね。なんとなくジムとの縁談もまとまりかけている。でもエイリシュはトニーと結婚しちゃってるんですよ!このまま何もなかったことになんて出来ないでしょ?!とモヤモヤするんですが・・・。

そこで、食料品店のババア、ミス・ケリーがやらかしてくれるんですよ。わざわざエイリシュを呼び出して「私の親戚がブルックリンにいるんだけど、アンタと男の人が市役所で結婚の登録してるのを見たって言うのよ。でもきっと人違いよね〜?」(セリフうろ覚え)と言うんです。それがきっかけとなって、エイリシュはトニーのもとに戻ることにしたのでした。もちろん「ヤベッ!重婚バレそう!」みたいな感じではないですよ。彼女は毅然として「ええ、それは私の夫です」と言うんです。

お母さんに涙ながらに結婚したことを告げ(しかし大事な報告を後回しにするとロクなことにならない・・・)、名残惜しい故郷を後にして再び船上の人となるエイリシュ。船の上にはまるで初渡米のときの自分のような初々しくもあぶなっかしい若い女の子がいて、彼女に旅や新生活についてアドバイスするエイリシュなのでした。もう何も知らない女の子じゃない、私はトニーとアメリカで生きて行くと決めたのよ!という決意が滲んでいます。何も知らなかった女の子が、恋を経験し、自分で人生を選び取る過程を実に繊細に表現したシアーシャちゃんの演技は素晴らしかったです。そしてトニーの元に帰ってハッピーエンド。

まあ良かったなと思うんですが 、数年後または十数年後のエイリシュがこの選択を後悔してないといいな・・・と天の邪鬼な私は思う訳です。よく母親から「あのとき、パパの他にも別の人がいてね~、あの人と結婚してればよかったかな~」などと聞かされていたのでね。まあ母親が別の人と結婚していたら私はこの世存在していなかったわけで、父と結婚してくれてよかったんですが、人生のレール上にはそういった「たられば」が何個か転がっているものなのでしょう・・・。

しかし、エイリシュはトニーと結婚していなかったら恐らくそのままアイルランドにいただろうし、食料品店のババアのアシストがなければトニーのことを思い出していなかったかも?かも?そう考えると、たかが紙切れ一枚の結婚って重いんだな~という感じですね。ジムとは清い交際で終ったし、二人きりになることもほとんどなかったものの、心は完全に浮気してたようなもんです。だからそれなりに感動的なラストだったんだけれどもエイリシュが本当に心の底からトニーのことを愛していて戻った、というようには消化出来ない「つかえ」のようなものが残りました。まあ人生そんな簡単に白黒つけられたもんじゃないと思うけど・・・。

このように地元と新天地でつがってもいい、と思えるメンズに巡り会ってるし、技能を生かした職もあるしで恵まれたエイリシュですが、またまた天の邪鬼な私は困難の多い上京物語というものも見てみたいと思ってしまいましたね。意気揚々と上京したものの全然うまく行かなくて、地元に帰ってもまたそれは地獄・・・みたいな方がリアルだと思うし、多くの人の共感が得られそうです。シャーリーズ・セロン様の「ヤング≒アダルト」みたいな方が個人的にはやっぱりグっと来るし好きですね。


『ポゼッション』狂って一層輝きを増すアジャーニ様



       


この映画を初めて見たのは20年くらい前でしょうか・・・。当時の友人から「イザベル・アジャーニがタコとセックスする変な映画がある」と聞き、レンタルしてみたのでした。一応最後まで観たものの覚えているシーンはアジャーニ様とタコとのからみだけという、ていたらく(こういう人は恐らく私だけじゃないと思いますが・・・)。今回再び鑑賞した後に町山さんの有料ポッドキャストを聞いて、知識を補完。ポッドキャストを聞いて、ボンヤリとした理解がハッキリとしたので良かったですね。

最初はタコとからむアジャーニ様の「もう少し、もう少しよ」というセリフ、てっきり絶頂に達するまでもう少しって意味かと思って、浮気現場に踏み込んだ夫は可哀相だなあ〜とちょっと同情してしまったんですが、どうやらそういう意味ではなかったようですね(笑)。

初見のときはアジャーニ様とタコのからみ(でもこのシーンって割と一瞬だったような気がする)でティーンネイジャーだった私は「ええっ・・・」とドン引きしたものですが、今見てみるとそのシーンよりも強烈なのが地下道でのアジャーニ様ご乱心もとい発狂シーン。あれ、こんなシーンあったっけ・・・?とすっかり忘れていましたが、インパクトはタコとのからみよりも数倍強烈です。

スーパーで食料品を買ったアジャーニ様がその帰りに地下道で急に狂い出して、買い物袋をぶんぶんと振り回し奇声を発し自分の体にぶつけ、袋の中の牛乳だの卵だのがあたりにぐっちゃぐちゃに飛び散り、クレイジーな演技を延々と見せられ最後はお股から謎のスライム状の液体を流す・・・という一連のシーンです。しかも尺が結構長いから見てる方も「もう勘弁、勘弁して・・・」とかなりゲンナリしてしまうんですよね。

いやすごい女優さんですよ。「アデルの恋の物語」も気が狂ってしまう女の役でしたが、本作はすっごくアグレッシブな狂い方で、古今東西の映画を振り返ってもここまでのキレっぷりはなかなか見られるものではないのではないかと・・・思ったりするわけです。とにかく、どえらいものを見てしまった・・・という気まずさ(一人で鑑賞していたのにもかかわらず)が拭えない感じでした。

その他にも鬱々とした旧東側ヨーロッパな感じがありましたね。なんか街に人が少なくってドンヨリしてて、部屋の中も寒々とした感じ。こういうのも旧東側だった中欧に居を移した今では、なんとなく地続きにある世界を見せられているような気がして「ああ、なんかヤだな〜、寂しいな〜」と身につまされる感じがしましたね。今は旧東側もそんな社会主義的な感じは薄れてきてはいますが、心象風景としての寒々しさみたいなものがあるという感じでしょうか。これは初見のときとは全く違う視点でした。

アジャーニ様の夫役はサム・ニールなんですが、やっぱり「ジュラシック・パーク」のイメージがあって、初見のときは驚いたんですよ。「あんなどメジャー作品で主演している人が、ヨーロッパのこんな難解映画に出てるなんて」みたいな驚きですかね。この旦那もちょっと怖かったです。妻に浮気されてすがる夫なんだけれども、な〜んかイジイジっとしてて「ああ、こんな夫だったらちょっと嫌かもなあ〜」という感じもしました。しかし浮気相手の禅マスターが、私にはゲイの男性にしか見えませんでした(無論、私のゲイセンサーは低性能)。

アジャーニ様はこの映画の中で一人二役を演じていますが、狂って行く妻アンナの衣装はいつもネイビーブルーの長袖のワンピースです。一方、優しい学校の先生ヘレンの衣装は純白で半袖のワンピース(アナタ色に染めて的な?)。このカラーリングは劇中で一度も変わりません。おや、そう考えるとなんとなく・・・もうちょっとだけこの映画を理解出来る様な気もします。

アジャーニ様とブルーといえば「Pull Marine (邦題 マリンブルーのセーター)」というシャンソンですね。この歌はセルジュ・ゲンズブール作で、PVはリュック・ベッソンが撮ってます。本当に美しい歌なのですが、PVのストーリーがちょっと狂ってて、やっぱりどこか不穏な雰囲気です。これだけ美女だともう普通の話というのは絵空事になってしまうし、狂わないと無理があるのかも・・・。美しい狂女を演じさせたら世界一、のアジャーニ様なのでした。



『迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険』聖典を大胆にアレンジした傑作コメディ



                                

今は日本語版がないっぽいですが、YouTubeでフルムービー上がっているのでご興味のある方は是非に。


しあわせへのまわり道」でベン・キングスレーを見て、「本当いつまでも変わらないなあ・・・」と思い、そういえば私が初めてベン・キングスレーを認識した作品は本作だったと思い出したのでした。初めて観たのはたしか十代のときで、世の中にはホームズのパロディ映画がいろいろあるのを知ったのもこの頃。聖典は結構シリアスな話が多いですが、ギャグあり、お色気ありの自由過ぎるパロディ映画を知って、創作の可能性を感じたものでした。

本作もかなり大胆にアレンジが加えられている作品で、なんとホームズは雇われ役者で、世間からはただの助手と思われていたワトソン君が真の名探偵だった!という楽しいお話です。ホームズを演じるのはマイケル・ケインで、ワトソン君はベン・キングスレー。どちらも英国の名優で、配役も素晴らしいことは言うまでもありません。




↑予告編。




↑マイケル・ケインのドヤ顔にニヤニヤしてしまう劇中からの抜粋シーン。「ものをただ見てるだけじゃダメなんだよ君、観察するんだ!」というのは「SHERLOCK」でもありましたね。

しかし、ホームズといえば鷹のような鋭さが持ち味のジェレミー・ブレットだった子供の私にとって、ふてぶてしい中年で(ちょっと太ってて)酒好きで女好きのホームズというのはかなりの衝撃なのでした。そんなんでも憎めないホームズをマイケル・ケインが実にチャーミングに演じています。一方のワトソンくんですが、当時の私はベン・キングスレーがインドハーフなのを知らず、普通にイギリス人のおじさんだと思ってました。近年ではエスニックな役柄が多いですが、本作ではイギリス英語が素敵。彼のインドなまりもかなりリアルですし、芸達者なんですね。

切れ者のワトソンくんとだらしないホームズという原作とのギャップをとことんギャグにしながら、正調ドタバタ喜劇で最後の最後はちょっといい話。ハドソン夫人、レストレード警部、モリアーティー教授、ベイカー街イレギュラーズと原作でもおなじみのキャラが揃って登場するし、世代を問わず楽しめる映画になっています。

当時、ちょうど同じぐらいに観たパロディ映画でやっぱり衝撃だったのがビリー・ワイルダー 監督の「シャーロック・ホームズの冒険」(しかしホームズ作品のこの似たり寄ったりの邦題、なんとかならないものか・・・)。この映画はホームズとワトソンくんのゲイ同棲話や、ホームズが子種をねだられる話や、謎の全裸美女や、ネス湖のネッシーやらと、色んな話が豪速球で詰め込まれていてファンにはたまらない作品です。これに関しては長文感想を書いているので、よろしければ上記リンクからどうぞ。

『ザ・イースト』イケメンすぎるエコ・テロリストに萌え~



       



皆様、ご無沙汰しております。やっとブログを再開できるようになりました。以前のペースに戻れるかはわかりませんが、ゆっくりマイペースでやって行きたいと思います。またよろしくお願い致します。

さて、再開一発目は「ザ・イースト」(ジ・イーストじゃないのね)。ちょっと地味な作品ですが、たしかこの映画は・・・公開時に町山さんのたまむすびポッドキャストで紹介されていたので知ったのだと思います。潜入捜査の話なので、ちょっとサスペンスタッチの映画が観たいなと思ってチョイスしました。

いやー・・・なんか、切ない話でしたね・・・。潜入捜査したヒロインがターゲット側の信念に揺れ動くのもよく描けてるし、アレクサンダー・スカルスガルドはイケメンだしで、ヒロインにガッツリと感情移入してしまい、なんか心がちぎれそうになりましたよ。アレクサンダーの印象が強くて、なんと鑑賞翌日私の夢にも登場してくる始末(どんな夢だったか忘れてしまいましたが)。そんな北欧イケメン、アレクサンダーのお父っつあんは「ニンフォマニアック」 や 「マイティー・ソー」に出ているステラン・スカルスガルド。うーむ、どうやったらあんなイケメンが生まれて来るのだろうか・・・。お母さんが美人なのかな。しかし美男美女ってのは、わりと普通めの親から生まれて来る様な気がしませんか?






ヒロインのジェーン(ブリット・マーリング)は元FBIで今は民間の警備会社に勤務し主に潜入捜査を行っているという設定です。上司のシャロン(パトリシア・クラークソン)から、過激な環境保護テロ団体「ザ・イースト」について探り出し潜入するというミッションを言い渡されます。ジェーンは同棲しているボーイフレンド(ジェイソン・リッター)にドバイに出張だと嘘を付き、ミッションに入るのでした。

ヒロインのブリット・マーリングは初めましてなんですが、とっても知的な美人!こんな美人が潜入捜査なんて大丈夫なのかい?って思うけど・・・。しかし、美人で演技もいいんだけど、なんかイマイチ特徴がないな~とは思いました。ポスト・ナオミ・ワッツ?警備会社の上司を演じるのは「しあわせのまわり道」に出てたパトリシア・クラークソン。やっぱりババアだけど色気があって素敵ですね~。あんな熟女憧れます。ヒロインに「あなたは若い頃の私に似てるわ・・・」などと言ったりするけど、実は利益優先の冷徹なエクゼクティブだったりする彼女の存在感がよかったです。

ミッション開始時、ヒロインは栗色だった髪を金髪に染めるんですが、これはどういうことなんだろう?なんとな~く髪色が暗い方が信用出来そうな気がするけども・・・。サラという偽名を使いバックパッカーを背負って地方をさすらうヒロインですが、同じく放浪している旅人たちと出会って彼らと行動を共にします。仲間達と列車に無銭乗車していたところを駅員に見つかって捕まるんですが、すんでのところで逃げるヒロイン(ペンダントトップが脱出のための秘密道具になっているのだ)。しかしそのときに負傷してしまい、仲間だったルカ(シャイロ・フェルナンデス)に助けられます。実は幸運なことにルカはターゲットの「ザ・イースト」のメンバーだったのでした。

自ら負傷を深くしたヒロインはルカに助けを求めます。目隠しして連れて行かれたのが「ザ・イースト」のアジトで、医者のドク(トビー・ケベル)から治療を受けるのでした。ヒロインはアジトでリーダーのベンジー(アレクサンダー・スカルスガルド)とイジー(エレン・ペイジ)と出会います。この時点でアレクサンダー演じるベンジーはモジャモジャ長髪のヒゲぼうぼうなので、風貌がよくわからない。これがポイントですよ!一 方のエレン・ペイジ は町山さんから「いつもテロリスト少女」と言われていたけど、本当にこういう役が合いますね。

映画冒頭でザ・イーストが原油を海に垂れ流した石油会社かなんかの社長の家をテロるシーンがあるんですが、ここが実に小気味良いんですね。ザ・イーストのモットーは「目には目を」ということで、社長の豪邸に潜入し通気口などの穴という穴から原油を豪邸の中流し入れるというテロをするんです。ざまあみろ!という感じで溜飲が下がるんですよね〜。このザ・イーストは田舎の空き家を占領して暮らしてるんですが、電気もガスも水道もなさそうな環境でヒッピーのような生活を送っているわけです。湖(というより水たまり?)で身体を洗ったり、拘束服を着て手が不自由な状態にして食卓につき、口 でスプーンを操って隣 の人に食べさせたり。最初は怪しまれていたヒロインでしたが次第に メンバーたちに受け入れられて、あるミッションに参加することに。

そのミッションはパーティー会場潜入なので、今まで小汚かったメンバーたちが身なりを整え、ドレスアップするんですが。ここで別人28号になったアレクサンダー・スカルスガルドが出て来る訳です。えーっ、ちょ、イ・ケ・メ・ン!とヒロインもちょっとビックリ。イケメンすぎるエコ・テロリスト・・・イイ!(笑)忍び込んだのはある製薬会社の新作発表会。新薬の認可が通ったお祝いみたいなんですが実はその薬はアフリカで人体実験された成分が危険なもので、ドクのお姉さんか妹がその薬のせいで亡くなっていたのです。ドク自身にも手が痙攣する後遺症が残っていたのでした。ザ・イーストは人体に深刻な影響のない程度の濃度にした新薬をシャンパンに入れ 、集まったパーティー客に飲ませるというテロを企てます。

それを知って上司のパトリシア・クラークソンに電話をするヒロインですが、上司は「その製薬会社はクライアントじゃないから」と言われてしまうのでした。結局テロは決行され、パーティー出席者は嘔吐などの体の不調を訴えてニュースになりますが、狡猾な製薬会社からは逆に新薬のPRとして利用されてしまうのでした。








と・・・ここまで書いたものの、多忙の為約三ヶ月間も放置してしまったので、記憶が曖昧になってしまいました・・・。そのため、詳細なあらすじを追いながらの感想文が書けません。ここからは、二ヶ月経っても私の心の中に残る場面だけを書いて行きたいと思います。




以下、ネタバレします。





まあ、なんと言っても ヒロインとアレクサンダー・スカルスガルド演じるベンジー(ミッション・インポッシブルのペグ兄と同じ役名だ!)の関係性の構築がなかなかよく出来ていたと思います。ザ・イーストのアジトとなっていた空き家は、ベンジーの実家だったみたいなんですが、そこでヒロインが幼い頃のベンジーの写真を見つけるんですね。どうやらベンジーはいい家のお坊ちゃんだったようで、色々あって今こうなっているみたいな感じ。そしたら壁一枚隔てたところでお湯を使う音がするんですよ。ヒロインが隙間から除くとベンジーがお風呂に入っているんですね。バスタブから上がり、バックショットでのヌード。おお・・・。長身のわりに小さくて引き締まったお尻です。偶然に彼のプライベートな場面を垣間みてしまいヒロインも観客もハッとしちゃう。それで男として意識しちゃうんですよ。ここが良かったですね。

裸とか下着姿を偶然見ちゃって、その人のことを意識しちゃう演出ってのは、映画の中でたまにありますよね。ジェニファー・ローレンスがオスカー主演女優賞を取った「世界にひとつのプレイブック」(私は評価してないけど)でも、ブラッドレー・クーパーが着替え中のジェニファーを見て意識してしまうってシーンがありました。中学生みたいでベタっちゃベタですが。

あと意識するいいシーンが湖での水浴びシーン。ここでメンバーたちは全裸になり沐浴するのですが、湖の中で一人を浮かべ、後の二三人が頭や手足を持ち儀式めいたことをするんですね。彼らが考える「浄化」の一環みたいな感じなんです。最初は着衣のまま岸辺でそれを見ていたヒロインですが、次はあなたの番よ、と言われ戸惑うんです。そしたらベンジー(もちろん全裸)がやってきて「僕たちを信じて身を委ねて」と真剣な目で訴えかける訳ですよ。もう・・・もう・・・!!!って感じじゃないですか!!!で「浄化」をしてもらうんですが、ヒロインの頭を支えているのがベンジーなんですね。こんな、自分のドタマの至近距離に、好きな人のXXXがっ・・・!というわけかはわかりませんが、ヒロインはそのまま気を失ってしまうのでした。

このシーン、町山さんもポッドキャストで触れていましたが、赤江さんと山ちゃんがイマイチのこシーンのセンシティビティーを理解しておらず、「え~?この繊細さがわからないの?」とビックリされていましたね(笑)。

こうしてヒロインは ベンジーのことを男として意識し出すと共に、ザ・イーストのポリシーに少しづつ共鳴していくわけです。エコリストたちへの共鳴のプロセスも、決して「男に惚れたせいだろ」って感じでもなく、真面目に「果たして彼らのしていることは本当に間違っているのだろうか・・・。私サイドがしていることは本当に正解なのだろうか・・・」と揺れているのが伝わって来る感じだったと思います。ヒロインは何度か潜入捜査を抜けてリアル世界に戻るんですが、今までの世界で違和感を感じてしまったりするわけです。このベンジーへの恋心とエコリストたちへの共鳴がよく演出されていて、もうヒロインに共感してしまうんですよ。エクストリームなアクションは素晴らしかった潜入捜査映画「X-ミッション」に足りてなかったの はコレ、この丁寧な心理描写なんだよなああああ~と強く思ったのでした。

テロリスト少女、イジーも実はお嬢様。彼女のお父さんは権力側で大企業の社長だったんですね。で、その会社が有毒物質を工場から垂れ流しにしているので、お父さんの会社に脅しをしかけるんですが、その最中にイジーが警備員に撃たれてしまうんです。現場からバイクで逃げたザ・イーストでしたが、アジトに到着する頃にイジーはひん死の状態になっているのでした。ドクが緊急オペを施しますが、薬の副作用で手が痙攣していて上手く出来ません。ヒロインが「私が手を動かすから指示して」と彼からメスを取りオペを行うのでした。度胸座ってる!そしてそれを見てベンジーがガーン!とヒロインに惚れるんですね。ここも説得力あった 。

結局、手術の甲斐なくイジーは亡くなってしまうのでした。ここは最初説明されてないんですね。朝になってヒロインが泣きながら森の中に行くシーンがあるだけで。そうしたらベンジーも森にやってきて、そのまま二人は貪るように愛し合う訳です。このシーン、ここが切なくて痛い!死の後にセックスをするというのがまた象徴的じゃないですか。ここで思い出したのがトリュフォーのドワネルものの1シーンです。確かおじいさんが亡くなった後に、アントワーヌと従姉妹が屋根裏で泣きながらセックスしたというのがセリフで語られるんですね。いや人生ですよ。

もうすっかりザ・イーストになったヒロインですが、一度理由を作ってアジトから出てリアル世界に戻るんですね。そしてまた アジトに戻りベンジーと合流。ベンジーが「きみを連れて行きたいところがある」と言ってヒロインを車に乗せます。うたた寝をしていたヒロインが目を覚ますと、そこは見慣れた風景が・・・。そう、いつからかはわかりませんが、ベンジーは彼女が潜入捜査官であることを見抜いていたのでした。

ベンジーはヒロインを脅して、上司のパソコンから潜入捜査中のエージェントのリストを入手するようにと言うのでした。ヒロインは逆スパイをすることに。ここはサスペンスフルでかなりハラハラさせられました。上司パトリシア・クラークソンの留守を見計らってメディアにデータをダウンロードし、会社を出るヒロインですが、エレベーターホールのところで上司と鉢合わせしてしまいます。ここですっ かりエコリストに寝返ったヒロインがゴミ箱から食べかけのリンゴを取って齧り「ほら、まだ食べられるのに捨てられているの!」と言うシーンがあるんですが、ここも良かったですね。まあそれで何か変だと気付かれてしまうんですが。

騙し合ってはいたものの、同じ方向を見ていたベンジーとヒロインでしたが、最後は別々の道を選ぶという渋い終り方でした。その後のヒロインは潜入捜査のエージェントたちに一人一人コンタクトを取り、大企業の非人道的なやり方を伝えて彼らの考え方を変えて行くのです。うーん、正直そんな簡単なことじゃないでしょう、と思ってしまったのですが、真面目なヒロインらしい着地だったのかなと思います。

町山さんによると、監督のザル・バトマングリはこれが長編二作目で、主演女優のブリット ・マーリングとは公私とものパートナーらしいです。二人はこの映画を作る前にフィールドワークをして本当のエコリストたちと生活を共にしたりしたのだとか。アプローチも真面目で好感がもてます。そして何と言ってもアレクサンダー・スカルスガルドにやられちゃいました。彼はイケメンだけど、普通のイケメンじゃなくって、得体の知れない狂気を秘めたイケメン(北欧産)。だからどっぷり好きになっちゃ危険!みたいな感じがするんですよね。またそこも魅力なり。今まで「メランコリア」のちょい役ぐらいしか印象になかったけど、いい俳優さんだなと思ったのでした。お父っつあんのステラン、いい息子をありがとう!そんな彼の肉体美を余すところなく堪能できそうな「ターザン」も楽しみです。



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