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『アンチクライスト』ケィオス、レインズ!(byキツネ)

                     

                         


「ニンフォマニアック」の vol.1 vol.2に引き続いては「アンチクライスト」です。vol.2で、SMにハマったジョーが子供を残して出かけるシーンがあります。留守中に子供が窓から落ちそうになって「アンチクライスト的展開かと思った~」などと、のたまっていましたが、実はまだ観てなかったんです、「アンチクライスト」・・・(予告編だけ見ていた)。しかし完全に鑑賞の順番が間違ってますね。「ニンフォマニアック」を観た後だと「アンチクライスト」がすごく薄味に見えるんですよ。コース料理だってそうじゃないですか。メインのステーキを平らげた後にサラダとかスープとか出て来たらちょっとガッカリしますよね。それと同じだと思います。やはり逆流は良くないです。反省・・・。しかし、トリアー監督は今後の作品どうなるんですかね~ 。過激のハードルを上げて行くと結構大変 なことになるんじゃないでしょうか。逆に大人しい路線にシフトチェンジして驚かせるというのもあるかなと思うんですけど・・・。海外版DVDの鑑賞なのでもちろん無修正です。なお、この感想を書くにあたってはアンチクライストのWikipediaを参照しました。



※ネタバレします。



プロローグ


ヘンデルのオペラ「リナルド」からアリア「私を泣かせてください」にのせて、セックスをする夫婦と窓に近づく子供が、超現実的とも言える奇妙な距離感で捉えられます。「ああ~、ああああ~、坊やが、坊やが危ないいいいい!」という常人の焦りをまるで弄ぶかのように、ゆっくり、ゆっくり、ゆ~っくりと映像は破滅へと向かって行きます。坊やが窓から落ちないと物語が始まらないので観客は悲劇のことを知ってはいるのですが、映像がものすごいスローでタメにタメているため「こんなにジワジワと見せられるんなら、いっそのこと早く落ちればいいのに・・・」などと無慈悲に思ってしまった後で「はっ、なんてことを・・・」と後ろめたくなったりもするんですね。この辺はトリアー監督の計算通りだとしたら怖いですね。しかし音楽とピントのあったモノクロの画像が、なんだか幻想的で奇妙な美しさをみせるシーンでもありました。死、破滅へと向かうネガティブな要素のシーンにも美を感じることが出来るとは・・・。このシーンだけでも観る価値があったと思います。

アリア「私を泣かせてください」↓




第一章:嘆き

息子のお葬式の途中で気を失った妻(シャルロット・ゲンズブール)はしばらく病院で治療を受けます 。前に進まなくてはという夫(ウィレム・デフォー)ですが、事故とはいえ親の不注意が引き金となっているため、妻は悲しみのどん底に沈んだままです。医療機関からなにかの書類が夫の方へ届きますが、夫は封筒をじっと見つめたまま開封しません。これが伏線だったんですね。夫は妻にセラピーを行い、彼女から「樹が怖い。森が怖い」という言葉を引き出します。そこに原因があるのではないかと考えた夫は妻を連れ立って山の中の別荘に行くのでした。そこは昨年の夏に一家が過ごした場所で、妻は別荘でジェノサイド(特定の集団に対する虐殺行為。この映画の中では「魔女狩り」と訳されている)に関する論文を書いていたのでした。

別荘へ向かう道すがら、夫は一匹の鹿と対峙します。その野 生の鹿は人間を恐れるそぶりも見せずに近寄った後で去って行きます。 しかもその鹿は子鹿を産み落とそうとする途中だったのです。この鹿の他にも動物が登場するんですが、一体どういう意味なんでしょうか・・・。題名もそうだけどキリスト教的文化教養の素地がない私には読み取りが出来ません・・・。よってこの感想では解釈などには言及せず(そもそも出来ない!)単純に画面を見て受けた感想を書いていきたいと思います。


第二章:痛み(混沌と支配)


夫役のウィレム・デフォーは私の中でスパイダーマンのグリーン・ゴブリンなんですよね。顔がとにかく怖い。特徴があり過ぎる顔なので似顔絵なんか描きやすそうです。そんな怖い顔の夫が献身的にセラピーをするんですが、顔の怖過ぎるこの人にまかせておいて大丈夫なんだろうか・・・などと思ったり。 しかしこの映画で彼は一貫してやられる方なのでそれは大丈夫です。日本語吹き替えは大塚芳忠さんらしいです。わかる~!ちょっとネッチョリした声質がピッタリだと思います。

ロッジに到着した夜に、寝ていると大量の木の実が落ちて屋根を叩く音がしたり、窓から出していた夫の手に大量のマダニが付いていたりと、なにやら不穏な感じがビンビン。私は初見で夫の手に付いているものがなんだかわからなかったんですよ。白くて丸い小さな碁石みたいだな~、これもなんかの実なのかな~?でもそれにしては夫が嫌そうな反応を見せているな~と思ってWikiを見たらマダニだったんですね!ゲゲゲ!私もマダニには刺されたことがあるのですが、白ではなくて赤黒いウメボシみたいになってました。ちな みに専用のピンセットで抜かないと針が体内に残ったままになっちゃうので注意ですよ(マダニ体験記についてはこちらを)。

外でセラピーをして少し気分が良くなった妻ですが、そのときに鳥の巣からヒナがころげ落ちて来ます。落ちたヒナにはたちまち大量のアリがたかり、ワシが飛んで来てヒナを加えて去って行くのでした。また不穏なムードぷんぷんです。自然や森は人間が考えてる様な癒しの場所なんかではなく、弱肉強食の摂理によって成り立っている厳しい世界でっせ、と言われている気がします。

夫はロッジで病院から来た封筒を開けて書類を読みます。ここで彼が驚愕する描写がありますが、その実はまだ明かされません。その後、妻の気分は良くなり怖がっていた橋もなんなく渡れるようになりました。森の中に出かけた夫は、茂みの中で何かが動いているのを見つけます。何かを感じ取った彼は、茂みへ向かいます。そこで彼が見たものは、自分で自分の腹を裂いているキツネでした(腸が見えてる)。そのキツネは彼に向かって 「ケィオス、レインズ!(「カオスが支配する」この章の英語のサブタイトル)」と人語で言うのでした。・・・何コレこえー!でもなんか面白れー!という印象がミックスした得体の知れないシーンでした。なんでもカンヌ映画祭にはパルム・ドッグ賞というのがあって、これは演技が上手い犬にあげる賞なんだそうです。この人語を話すキツネもノミネートされたそうですよ(笑)。そして、このキツネの声はウィレム・デフォーが担当しているそうです。


第三章:絶望(魔女狩り

夫は妻が寝ている間、彼女が書いていた魔女狩りをテーマにした論文の資料を見ます。ノートのページを繰って行くと筆跡が次第に崩壊していって、大人のものから子供のものにはり、最後は狂人が書いた様な文字の体をなさないものになっていたのでした。こえー!ベタなホラー映画だと背後に寝ているはずの妻が「み~た~な~」って立っているんですが(笑)。どうやら妻は魔女狩りの資料を読みすぎて、自分自身もなにかの禍々しい存在であるという考えに取り憑かれてしまったようです。研究も大変ですね。FBI行動心理分析官のロバート・K・レスラーさんが本の中で引用していたか書いていた言葉なんですが「私達が深淵を覗き込む時、深淵もこちらを見ている」というのを思い出しました。

その夜、セックスをしているときに妻は夫に叩いてくれと頼みます。しかし夫は拒否。怒った妻は裸のまま外に出て樹の下で自らを慰めます。そこからDVDのパッケージ写真にもなっているシーンになるので す。樹の股や根っこから手がイパーイ。日本人にとって樹や森はどちらかというとアミニズム信仰の対象となるポジティブで馴染みのある存在ですが、欧米だと何か不吉なものを孕んだ畏怖の対象として描かれている映画作品が多いような気がしますね。西洋の森の中には悪い魔女やオオカミがいますし、森の中を通るとロクな目に合わないことが多いような・・・。

妻は病院からの書類を見つけ、夫に「これは何のための書類?」と聞きます。夫は息子の脚の骨に問題があったようだと妻に告げます。息子の脚の骨が本来の方向ではない方に曲がっていたのですが、これは転落死とはおそらく関係がないだろうと書類には書いてありました。残された息子の写真を見てみると靴が左右反対に履かされています 。妻は「変ね」とやり過ごします が、夫が他の写真を調べてみると・・・どの写真も、もれなく息子の靴が左右反対になっていたのです!そして、妻は息子のことを虐待していたのでは・・・というカットが入ります。夫に知られた!と妻は彼を鈍器で強打。今までは森の中で不吉な予感ばかりが漂っていましたが、ここからジェットコースター的バイオレンス展開になります。

妻は夫を鈍器で強打し、倒れた夫の男性器をレンガの様なもので打ち付けます。そして男性器を手で刺激し、彼を果てさせるのでした(ケガをしているので、精液ではなく血が出る・・・ううう)。く、狂ってる・・・。しかしシャルロットには意外とこういう役が似合ってます。「ニンフォマニアック」のときにも書きましたが、この映画に出るまでシャルロットはこういう常軌を逸した役を演じる女優さんではなかったんですよね。この役は皆かなり驚いたのではないでしょうか。妻の役は最初エヴァ・グリーンが演じる予定だったそうです。しかし、エヴァのエージェントが難色を示したそうな(まあ、わからないでもない)。その後この役を熱望したシャルロットに決定したそうです。最初は違う女優が予定されていたっていうのが信じられないほど、この映画は完璧にシャルロットの映画になっていますよね(ちなみにカンヌ映画祭で主演女優賞受賞)。

妻は気を失っている夫の脚にスクリューのようなもので穴を貫通させ、そこに大きくて丸い砥石のようなおもりをつけるのでした。ヒイイ~!目を覚ました夫は、悶え苦しみ、おもりを付けたまま身体を引きずって外 に出ます。森の中に身を隠す夫。遠くから狂った妻が自分を呼ぶ声が聞こえて来ます。咄嗟に夫は動物の巣と思われる穴の中に身を隠すのでした。彼が穴の中でマッチをすると、そこには先客のカラスがいました。カラスは激しく鳴いたので夫は石で叩いて殺そうとしますが、カラスはなかなか死にません(ここ少し面白かった)。その鳴き声のせいで妻は穴を見つけ、半狂乱になって地面を掘り起こし夫を外へ出そうとするのでした。各章の終わりには必ず動物が出て来ますね。一章では出産途中の鹿、二章では喋るキツネ、三章ではカラス・・・この組み合わせに何か意味があったりするのでしょうか。

第四章:三人の乞食

妻は夫をロッジに戻すため脚につけたおもりを外そうとしますが、器具がありません。仕方ないので彼を引きずってロッジまで戻って来ました。夫が妻に「私を殺したいのか?」と問うと妻は「まだ。三人の乞食が着いた時に誰かが死ななくてはいけない」と答えます。そしてハサミを持って来て彼の側に横たわり、彼の手を使って自らを慰めるのでした。そこからプロローグの息子転落の回想シーンになります。その回想シーンでは、妻が転落しそうになっている息子に気が付いていたのです!しかし彼女はそのまま行為を続け息子を転落させていたことが明らかになります。このシーンは本当にあったことか、妻の罪の意識から来ている幻想なのかハッキリわからないそうですが、私はなんとなく前者のような気がします。そうでないと虐待していたことと見殺しにしたことが結びつかず、首尾一貫しなくなるような気がするので・ ・・ 。

そして妻はハサミを手に取り、自らの陰核(医学用語らしい)をチョキーン!と切り取るのでした。ひいいい・・・。思わず股を締める筋肉にグっと力が入るシーンです。もう一体この映画はなんなのか・・・とゲンナリ。鬱三部作とはよく言ったものです。本作に比べたら「ニンフォマニアック」のなんと陽気でフレンドリーなことでしょうか。ロッジには鹿と狐とカラスがやってきます。どうやらこの三匹がそれぞれの章のタイトルを象徴するものとされているようです。嘆き、痛み、絶望・・・み~んな鬱々としたヘビーなものばっかりですね(ハア・・・)。夫は床下から見つけたレンチでおもりを外そうとします。すると妻がハサミで刺して来ました。刺さったハサミを取り、おもりを外した夫は妻を絞殺し 、彼女の遺体に油をかけて燃やすのでした。森を出て行く夫をカメラが上から捉えます。すると樹々の下にはまるで根っこのように横たわる沢山の人々の姿(みんな女性?)が浮かび上がるのでした。


エピローグ

森を出ようとする夫が気付いて振り返ると、そこには鹿と狐とカラスがまるで彼を見送るかのように立っているのでした。そしてたくさんの顔のない女たちが森に入って行くのを俯瞰で捉えてこの映画は終わります。最後に「アンドレイ・タルコフスキーへ捧ぐ」と出ます(ちなみに筆者はタルコフスキーの映画は一本も観たことがありません)。ふう~っ、やっとコレで終わりです。本当、お疲れ・・・とグッタリ。映画の製作中にトリアー監督自身が鬱を患って二年程休養していたそうです。そりゃこんな話書くような人だったら鬱にもなるわなー・・・という感じなんですけど、鬱を乗り越えて完成させられた作品だと思うとまた味わい深さが増す様な気もしますね。

しかし一体なんなんですかね~、この映画は・・・。いつものように矮小化して簡単に考えると「事故物件な嫁をかかえてしまった男の悲劇」ってこと?もともと魔女狩りを論文に選ぶ時点でちょっと不安要素を感じてしまうというのもあるし、夫はセラピストなのにもかかわらず妻の心理状態とか息子への虐待があったこととかに気付いてなかったというのも落ち度があるような気がしますよ。

妻はもとから狂っていたのか、それとも魔女狩りのことを調べるようになってから狂ったのか?おそらく後者でしょうかね。ラストで顔のない女性が大勢出て来ましたが、彼女たちは魔女狩りで虐殺された女性達で虐殺後に森へ遺棄されたから森が妖しの力を秘めるようになったということなのかな〜(でも劇中の設定はアメリカのシアトルあたりなんですよね)。最近、漫画「地獄先生ぬ〜べ〜」を読んでるんですが、森に無惨に捨てられた動物の遺体が妖怪となって樹と一体化して森に入った人間を攻撃するって話があったんで(笑)。そうすると、魔女狩りイカン!当時の根拠のない流れにのって虐殺を行ってしまった人間の浅はかさよ!みたいなことが言いたかったんでしょうか・・・?でもトリアー監督が私でも考えつく様なことを盛り込むとは思えません。

また致命的ことに、ヨーロッパ中世の文化史とか宗教観とかが全くわからないのでここも理解が及ばず残念です。年末年始にプラハの街を観光して、色々な教会を見て「キリスト教のことが少しでもわかっていたらもっと理解が深まるだろうにな~」と思ったのでした。サルでもわかるような入門書から読んでみようかな・・・。

余談:最近シャルロットのことばかり調べていたら、お父さんのセルジュ・ゲンズブールとデュエットした「レモン・インセスト」(レモンの近親相姦・・・?)のビデオクリップらしき動画を見つけました。タイトル、歌詞、セット、これちょっと日本や今のヨーロッパだと規制がかかってもおかしくない感じなんですが当時はどうだったんでしょうか。しかし、うっとりとした眼差しでパパによりかかって歌うシャルロットを見ていると、やっぱりすごい女優になる片鱗を覗かせていますね。



余談2:アンチクライストの公式?ページのデザインが最高です。「なまいきシャルロット」のときのボーダーとデニムのシャルロットにハサミという・・・。なまいきシャルロットが30年後にハサミでギャーッ!という・・・。


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『ニンフォマニアック vol.2』やはり暫定今年のベスト・・・

       



怒濤のごとく終わったvol.1に続いてvol.2です。vol.1で語り部に回っていたシャルロットがvol.2では大活躍します。
vol.1の感想はこちら


※引き続きガッツリネタバレします。


第六章:東方教会と西方教会


ジョーの性的冒険の聞き手セリグマン(ステラン・スカルスガルド)は初老の紳士ですが、童貞だということがわかります。しかし、だからこそジョーの話のベストな聞き手になりうるとセリグマン。性に対する余計な知識や偏見などがないからということなんですが、その理屈はわからないでもないです。子供が大人の恋愛なんかに意外と真理を付いた解答を出して来たりすることってあるじゃないですか。まあセリグマンはその分膨大な知識をジョーの話に当てはめる頭でっかち童貞なんですけれども。

さて、vol.1の終わりで不感症になってしまったジョー(ステイシー・マーティン)ですが、その後ジェローム(シャイア・ラブーフ)との間に男の子を授かります。産んだら不感症が治るかも!とほのかに期待するジョーですが、それは出産後も変わりませんでした。不感症を克服するべくジョーはジェロームとのセックスに励みますが、一向に満たされる気配はありませんでした。

そもそも、ジョーが初めてオーガズムを感じたのは遠足で野原の上に寝ている時でした。身体が高く浮き上がって、どこからともなく西方教会のシンボルと東方教会のシンボルが現れたと言うジョー(教会のシンボルだと指摘したのはセリグマン)。あーキリスト教入ってきちゃいましたよ。私は全然宗教的なことがわからないので、匙を投げてしまいました。匙と言えば・・・食事に出かけたジョーとジェロームがパフェなんかを食べる時に使う長いスプーンでイタズラをするエピソードがありました。ジェロームと賭けをして匙を自分の中へ入れるジョー(一本入るごとに5ポンドもらえるのだ)。これだけでもうわっ!って感じですが、そのあと何本も何本も入れて行くんですよ。で、帰る時に立ち上がったらスカートの中からチャリチャリチャリーン!とたくさんの匙がこぼれ落ちて来るという・・・給仕のおじさん(友情出演のウド・キアー)がビックリしてて、周りの客も「えっ」ってなってて、もうアホか!っていうシーンなんですけど(笑)。

ジョーは不感症を治療するため他の男たちと関係するようになります。何故かベートーベンの楽譜を持ったピアノの先生のコスプレをして男をあさりに行くジョー(インテリエロってやつ?)。外でやってくればというのはむしろジェロームが勧めたことなのですが、当然彼はこれに耐えることが出来ずに家庭はおかしくなっていくのでした。もう彼女にとっては家庭がどうこうという問題ではなさそうです。そのまま3年が経過し、ジョーがステイシー・マーティンからシャルロット・ゲンズブールにバトンタッチ。違和感があるけど、もうそういうことだから仕方ないですね。

ジョーはストリートにたむろするアフリカ系移民の男達に目をつけます。言葉の通じない男とやってみたら快感が得られるのではと考えた訳です。そっち行っちゃう?!って感じですが、微かな希望、いや藁にもすがる思いで通訳者を雇い「私とセックスしませんか?」という約束を取り付けるのでした。安いホテルでジョーが待っていると目をつけていた男性の友達らしき男もやってきて、ジョーを挟んでなにやら懸命に話しこみだしました。その間、言葉の理解出来ないジョーは裸でポツーンと二人の間に立たされてるのですが。これ、笑っていいところなんだよね・・・?とトリアー監督のギャグセンスに戸惑ってしまう人も多いのではないかと・・・。結局男達は「どっちがどっちの器官に挿入するか」を揉めていた様です。ジョーは彼らと「メナージュ」(3Pのこと)しますが、途中でまた男達はジョーそっちのけで揉め出してしまい、この試みは失敗に終わるのでした。無修正版なのでここもボカシ一切なし。なんかものすごいものを見てしまいました・・・。

しかしシャルロット・・・すごい女優になったもんである。私感ですが、シャルロットはセルジュ・ゲンズブールとジェ ーン ・バーキンの娘という彼女の出自に重きを置いて語られる女優だと思っていたんですよね。少女時代にセザール賞を取ったりしていて演技派の片鱗はのぞかせていましたが、その後は身内が撮るおしゃれだけど薄めな映画に出ていた雰囲気女優・・・という感じだったじゃないですか(そのぶん「アンチクライスト」で元オリーブ少女含む世界が驚愕したと思いますが)。別になんとなくおしゃれな雰囲気を漂わせた二世女優でも業界内の地位みたいなものは安泰だったはずなのに、こんな他の女優がドン引くような役をやるなんて!まさにシャルロット・ゲンズブール、ナーメテーター!なんですよ。

フランス女優の脱ぎっぷりが世界最高水準であることに反論する人は少ないかと思いますが、ただ脱いでるだけじゃなくて行為もシッカリしてるってのが凄いですよね。これ・・・本番なの?!ってぶりっ子ポーズ(80年代)しつつ驚愕ですよ。最近のスゴ仏映画だと「アデル、ブルーは熱い色」がありましたがレア・セドゥも、もの凄いシーンを演じていました。彼女は映画会社パテのご令嬢。なんだったら働かなくても生きて行けるんじゃ?くらいだと思われますが、凄い濡れ場を熱演してカンヌで賞もらって(連名)偉いですよね。シャルロットもレアさんも逆に二世であることとか七光りの印象を一掃するために頑張ってるのかもしれませんね。

その後、満たされないジョーはK(ジェイミー・ベル)の元へ通うことになります。彼はMの女性たちに奉仕するSのプロフェッショナル。ジェイミー・ベルのどことなく冷淡で神経質で全体的に情の薄〜い印象を与えるルックスが存分に活かされたキャスティングだと思います。服はライトグレーのセーターを着ていて、普通っちゃ普通なんだけど、なんだかとても魅力的に見えるSの王子様なんですよ。待合室の植物が枯れたままにされてるのもいいし、妙に広く寒々としたオフィスに古い家具もいい。なにこの完璧な舞台装置と役者は!という感じです。彼がデスクの引き出しから革製の鞭なんかを取り出したりするアクションや、ジョーを縄で縛ったりする手元の動きなんかもエロさを感じさせます。しかしKは挿入などは一切しない(恋愛なんてもってのほか)、プレイだけを請け負う真のプロなんです。

ジョーを皮のソファーへ拘束具で縛り付け、電話帳で腰の位置を調整するK。「じっとして」「大丈夫」などと言いながらこれらの作業を極めて事務的に黙々と行うKに、ちょっと萌えてしまう私はMっ気があるのでしょうか・・・。Kの元へ来たものの、鞭打たれる恐怖におののくジョー。Kはジョーの女性器の中へ指を入れて(まるで老婦人が鉢植えの土に指を入れて水分量を見るように)体液の状態を観察し「来週もう一度来て」と言うのでした(なんじゃそら)。再びKの元を訪れたジョー。状態を観察し良くなっていることを確認したKはジョーのお尻に鞭を打つのでした。

KのSM診察室に頻繁に通うようになったジョーは子育てを顧みないようになります(「アンチクライスト」的な展開になりそうな場面のチラリ!)。クリスマスの晩にジェロームと息子を残して家を出たジョーはKの元へ行きセックスを乞うのですが、もちろんそれは叶えられず、代わりに新しい鞭で打ってもらうことに。そのプレイの最中にジョーは長年失っていたオーガズムを取り戻すのでした(なんじゃそら)。パートナーと幼い息子との今生の別れの代償として再びオーガズムを手に入れたジョー。これもなんか意味深っちゃ意味深ですね。


第七章:鏡


オーガズムが戻ったジョーのニンフォマニアックぶりは職場でも噂になり上司からセラピーに行けと命令されるまでになりました(一応働いてたのね)。そんなときジョーは再び妊娠してしまいます(父親が誰かはもちろん誰か不明)。中絶を望むジョーでしたが、病院側の手続き(心理学者との面談など)にキレたジョーはなんと自分で中絶処置をすることに!!!ジョーはvol.1で途中まで医学生だったのでそのときに中絶の方法を学んでいたのです。自宅のキッチンで手術道具(編み物針や針金ハンガーなどを自分で加工したもの!)を整え、お湯でそれらを煮沸し、薬を飲んで寝転がり自分で自分の膣に道具を入れて胎児を掻き出すんですよ(書いてて気持ち悪くなって来た・・・)。私的にはこのお家でセルフ中絶シーンが、この映画の中で 一番「えええええ・・・」と思ったシーンでした。映像の衝撃度でいえば「オーディション」の大杉蓮を越えたかもしれません・・・。デリケートな方はくれぐれも心して鑑賞するようにして下さい・・・。

しかしこんな衝撃シーンにもかかわらず「もしかして、笑わせようとしてる・・・?」って思うところがあって、ジョーが悶絶しながら処置をしてると、中から小さな胎児がプルンって出て来るんですよ。パンダの胎児そっくりの人間のなりかけが・・・。私は医学のこと何も知らないんですけど「こ、こんなもんなのか・・・?!」と衝撃を受けたのと同時にちょっとおかしかったんですよね。「はい、出ました。終わり!」みたいな感じがあって。果てしなくブラックな笑いなんですけれども(汗)。一体この映画を観た皆さんはどんな感想を書いているのか知りたくて「ニンフォマニアック 中絶シーン」で検索にかけてみたんですが、全然コレといった個人のサイトがヒットしません。あれだけインパクトがあったシーンなのに妙〜に変だな・・・・?と思ったんですが、おそらく日本ではカットされたものが公開されていたのかも・・・?とにかく全身が縮み上がる凄いシーンでした。Wikiによるとプレミアで三人の失神者を出したとか・・・。トリアー監督、悪趣味すぎだし挑発的すぎます(褒めてる)。

その後、ジョーはセックス中毒の女性達とグループセラピーに参加して性に関するあらゆるものを生活の中から取り除くことにします。何から何まで・・・まずは棒状のものから始まり、寝室に飾られていた春画(江戸時代の日本のものっぽかった!ちょっと嬉しいぞ)、そしてドアノブ(笑)や蛇口(笑)机の角っこ(笑)まで丁寧にタオルで包み上からガムテープでグルグルに縛り付けます。こんなことしたって無駄じゃ・・・?と思ってしまいますが。案の定、性を絶つのは無理でした。逆に「ニンフォマニアックで何が悪い!ええっ?」というありのままの自分大肯定して生きて行くということになります。例えは妙〜に変ですが、排便するようにセックスをしてきた人が突然「それは反社会的行為。問題です。もうしちゃダメです」って言われたのと同じくらいあり得ないことなんじゃないかと推測する次第です。


第八章:ピストル

さあ長きに渡って一方的にお届けしていた感想も、ついに最終章です。もう普通の社会生活を営めないと思ったジョーは裏稼業の仕事をすることになります。そのボスがL(ウィレム・デフォー。相変わらず顔が怖い)。Lは借金取りをしていて、その現場にジョーを行かせて、彼女のニンフォマニアック的スキルで債務者の隠された性的コンプレックスを探り当てさせ、辱めるという仕事を与えるのでした。まさに適材適所!いやマジでこんな才能を活かせる仕事に就けるなんて羨ましいですよ。二人のゴロツキをあてがわれたジョーは金持ちの債務者の家に行き、見事彼がホモのペドフィリアだということを見抜いて、借金を回収することに成功するのでした。いやマジでこんな才能を活かせる仕事に就けるなんて羨ましいですよ(二度目)。ニンフォマニアックとペドフィリア、性癖は違えどジョーは債務者と同じ苦しみを抱えているんだと指摘します。それは特殊なセクシャリティーを持った者の宿命、満たされない孤独だったのでした。

ジョーはLに言われて自らの後継者となる弟子探しを始めます。狙いをつけたのは親がいない孤独なP(ミア・ゴス)という少女。このP役の子が素晴らしかったですね。しかも映画初出演だそうで、びっくりしました。大きな瞳に孤独と愛情への渇望と、なにかやらかしそうな気配を秘めた少女なんですよね。ミア・ゴスちゃんの情報が全然ないので詳細はわかりませんが、よくこんな子見つけて来たもんだなあ〜と感心します(ラストへ向かうのに必要な役だしネ)。ジョーはPとの間につながりを感じ、彼女を家に住まわせ本当に彼女の親代わりになろうとします。Pはもちろん愛情を注いでくれるジョーに心を開き、彼女のことを全力で慕うようになるのでした。この頃、長年のニンフォマ二アック生活がたたったせいか(?)ジョーは身体の不調を訴えるようになります。献身的にジョーをケアするPでしたが、ある日二人はレズビアンの関係に。その後、ジョーはPに裏稼業のスキルを教え込むようになります。

そろそろPも仕事に慣れて来たところで行った取り立て先が、なんとジェロームの家だったのです。ジョーは行くことが出来ないのでPとゴロツキだけを行かせることに。Pはジェロームからの数回の取り立てに成功し、何もかもがそのまま上手く行くと思えた矢先、ジョーは取り立てから帰ってこないPを心配してジェロームの家に行ってみることにしました。そこで彼女が見たものは、全裸のPと彼女を愛撫するジェローム(ミカエル・パ)だったのです。ショックを受けたジョーはかつての森に行き、どこかへ逃亡することを考えます。何かに呼ばれたように大きな岩に登ったジョーは、岩の上に生えている大きく曲がった樹を見つけるのでした。

荒涼とした岩肌にへばりつくように生えている曲がった樹・・・繰り返し挿入されたジョーのお父さんと樹のシーンがここで回収されるような気がしますね。「これ・・・私の樹だ・・・」とその場に立って樹を見つめるジョー。吹きすさぶ強い風によって曲がってしまっているように見えるんですが、それにもめげずにド根性で立ってる樹は、ニンフォマニアックであることに翻弄されながらも「あたしゃニンフォマニアックだ!それの何が悪い!」とブレないジョーの生き方を象徴する樹なのかもしれません。

その後、ジェロームをピストルで殺そうとしたジョーですが、ピストルが上手く動かずに不発に終わってしまいました。逆にジェロームから暴行を加えられ、さらに目の前でジェロームとPが交わっている姿を見せられる事態になってしまいます。そしてジェロームはあてつけのようにPのヴァギナを3回、アナルを5回こするのでした。出た、フィボナッチ数!(ちゃんと画面上に数字も出ます)なんでトリアー監督はこんなにもフィボナッチ数にこだわるのでしょうか・・・。その後Pは倒れているジョーの上に放尿し、二人は去って行くのでした・・・。結局ジョーはピストルの使い方を間違えていたようなんですね。Pに裏切られてこの章は終わります。

そうして裏道で倒れていたジョーをセリグマンが見つけたということで、一周回って来たのでした。長い話が終わり夜が明けて朝になりました。さて、まとめですよ。もしジョーが男だったら・・・同じ半生を送っていたとしてもそんなに反社会的で不道徳的なものではなかっただろう、とセリグマン。うーん確かに。セックス中毒で数多ある女と関係し、家庭を破戒し、子供を捨て、裏稼業に落ちた・・・。男性なら「ああそう」「そ んな人もいるだろう」で程度で終わるけど、女性だったら「ええっ、なんてこった・・・」とドン引きしかねないのは「女性としてこうあるべきという社会的な制約がガッツリあるからなんでしょうね。

そして生きている以上、自己のセクシャリティーからは逃れられないわけで・・・それが少数派だった場合、ジョーが見つけた曲がった樹のように世間の逆風に耐えながらド根性でへばりついて生きて行くしかないのでしょう。実際、自分が少数派セクシャリティーの持ち主だったらきっと樹のシーンは号泣かもしれません。「セリグマン、あなたは私の初めての友達よ。聞いてくれてどうもありがとう」と言ってジョーは眠りにつきます。ところが!後からセリグマンはジョーが寝ている部屋に忍び入り、自身の性器を出して彼女に迫るのでした。「 数えきれないくらいの男とやったんだからいいじゃないか」とセリグマンは言いますが、拒否したジョーにピストルで撃たれます。ジョーはそのまま家を出て行くのでした。

私、この場面はちょっとネタバレされてたんで残念だったんですが、本当に上手くオチがついたなーという感じですね。今まで偏見なく話を聞いてくれていたのに・・・結局それかよ、セリグマン!安全パイだと思ってた油の抜けきったオッサンが、サシ飲みした最後に「じゃホテル行こっか」って手を握って来るのと同じじゃんか!という感じなんですが(そんな経験ないですが)。オチとしてはこれ以上最高のものは考えられないでしょう。実に綺麗にオチてます。ちょっとセリグマン気の毒ですけどね・・・。「ピストルはこうやって動かすんだよ」って教えてあげたのが伏線となって射殺されちゃうし。ジョーが去るときに猫専用入口の扉がカタカタするのも、ああそういえばセリグマンが昔飼ってた猫の話してたなって思って、小技が効いてる!そしてシャルロットがウィスパーヴォイスで歌う「ヘイ、ジョー」が流れてEND・・・。

四十路を超えても少女の様な声をしたシャルロット。セリフ回しもとても綺麗なんですが(小声やつぶやきなのにクリアーに聞こえる)、やっぱり歌うとものすごくいいんですよね。筆者はシャルロットのファンでアルバムはほぼ持っていますが、一番好きなのはやっぱりファーストアルバムの「シャルロット・フォーエヴァー」です(たしか日本では「魅少女 シャルロット」ってタイトルだった)。お父さんのセルジュ・ゲンズブールによるプロデュースで、二人のデュエットもあり。親子役で出演した同名の映画もありました。きっとセルジュも今のシャルロットの活躍を天国から見ていて目を細めていることでしょう。父親はスキャンダラスな作品を沢山残しましたが、娘もどっこい負けていません。素晴らしい!

エンドクレジットを観ていたら、スタントとセックスのボディダブルもクレジットされていたので、いわゆる本番じゃなかったんですね。なんか舞台裏がわかってちょっとホッとした感じもします・・・よかった・・・みたいな。にしても面白かった。vol.1&2合わせて4時間くらいの尺ですがあっという間に観ることが出来ました。セリグマンが難しい話してるときはちょっと飽きるかな〜と思ったけど、それが全然。脚本も書いたトリアー監督のストーリーテリング力が素晴らしいからではないでしょうか。でもこの映画が好きなんて言ったら、さすがにちょっと引かれちゃうかな・・・。でも痛快で素晴らしかったと思います。機会があれば是非カットなしの無修正版をご覧になって頂きたいですよ。しかし、しかし、なんと本作には5時間半のバージョンが存在するそうで・・・。毒を食らわば皿まで!ではないですが、こうなったらもう完全版もガッチリ観てやろうじゃないか!と奮い立つ筆者なのでした。♪ニンフォー、マーニアック!♪

最近のお気に入りは、youtubeのニンフォマニアック・プレイリストです。



『ニンフォマニアック vol.1』暫定今年のベスト・・・

        




私は海外に住んでいるのでモザイクぼかし一切なしの無修正版を観たんですが、目がチカチカするくらい生殖器(とその結合部)をいっぱい見た様な気がします・・・ということでニンフォマニアック二部作続けていきますよ!この映画はラース・フォン・トリアー監督の「鬱三部作」のうちの1つだそうで。あとは「メランコリア」と「ニンフォマニアック vol.2」ですね。実は「メランコリア」は観たんですよ。でもベトナムで買ったDVDだったから途中から再生出来なくなっちゃって、最後まで観ることが出来ませんでした。そのため感想は残していなかったのです(難解で面倒くさそうな映画だったから、ちょっとホッとしたのを覚えている・・・)。確かに「メランコリア」はなんだか鬱陶しい映画でしたが、本作はカッキーン!と場外ホームランのごとく清々しく振り切った映画です。

舞台はイギリス(と思われる)。一人暮らしのおじいさんセリグマン(ステラン・スカルスガルド)は道で殴られて行き倒れになっている女、ジョー(シャルロット・ゲンズブール)を拾って自宅へ連れて行き介抱します。ジョーは色情欲である自身の半生をセリグマンに語り出します。それは驚く程に性的冒険に満ちた半生だったのでした・・・というあらすじ。vol.1では若き日のジョーをステイシー・マーティンが演じ、シャルロットは語り部としての出演です。この偶然助けた見知らぬ人が、すごい話を語ってくれるという筋は民話とかでよくある設定じゃないですか?そして最後は自分がその見知らぬ人の獲物となる・・・みたいな。この期待が意外な方向へ裏切られるのですが、それはまたvol.2で。




※ガッツリネタバレします。




第一章:釣魚大全


ジョーは父親(クリスチャン・スレーター)からは可愛がられていますが、母親(コニー・ニールセン)は彼女に無関心という家庭で育った子。幼い頃から性に興味があって局部を床にこすりつけたりしてますが、こんなのみんな大なり小なり同じですよね。我らが岩井志麻子先生も3歳くらいで性に目覚め、登り棒に登ってばかりいた幼少期について語られていますし。

お父さんとジョーはよく連れ立って森に行き、樹々について観察します。冬には樹の魂を見ることが出来る・・・少しでも太陽を受けようとして枝が色んな方向に伸びているのが、葉っぱのない冬によく観察出来るからなんですね。このジョーとお父さんと樹というモチーフが繰り返し出て来ます。落ち込んだ時に森に行ったり、樹を押し花の要領でプレスしたノートを見たり。私はこれが何を意味しているのかちょっとよくわかりませんでした・・・というか、この映画全体に宗教的だったり哲学的だったりする示唆がそりゃもうふんだんに含まれており、浅学な私はまったく読み取れませんでした~。セリグマンが書物から得た知識だけはあるっていう童貞設定だから、ジョーの語りにいちいち「 それは◯◯の△△だね」とか学術的解釈を付けるんですよ。でもそうでもしないと、ただ年老いた童貞はドン引きするしかなさそうなのでそういう教養的なバランスは必須なのかもしれません。

ティーンネイジャーになったジョー(ステイシー・マーティン)はバージンを地元のイケメン(?)ジェローム(シャイア・ラブーフ)に捧げます。ジェロームは何故かヴァギナを3こすり、アナルを5こすりしてジョーの初体験は終わるのでした(画面にちゃんと3+5=8と数字も出る)。セリグマンはその数字をフィボナッチ数であるというのでした。観てる人はポカーン・・・でしょう。フィボナッチ数についてはこちらのWikiを。セリグマンはジョーの性的経験を学術的なものに当てはめずにはいられないようです。バージン卒業を果たしたジョーは女友達と一緒にある遊びに興じるようになります。扇情的な格好をして列車に乗り込み、二人のうちより多くの男性乗客とセックスした方が勝ちというゲームです(商品はお菓子!)。最初は女友達優勢でしたが、一等車両にいる紳士(ジェンズ・アルビヌス)を落としたら倍の点数が付くというルールに変更。紳士は最初のうち拒んでいましたが、結局陥落(子作りするために家路を急ぐ男だったのだが)。ジョーのオーラルセックスによって果てるのでした(なんじゃそら・・・)。

この列車内のゲームもセリグマンによってフライフィッシングに例えられます。そりゃあ何かに例えなければ、こんなビックリエロ話やってられないかも(笑)。若いジョーを演じるステイシー・マーティンは線の細い美少女。まだ出演作も少ないのによくもこんな映画に出てくれたものである。 しかしこの映画の熱演を買われてかミュウミュウのキャンペーンに出てましたね。「アデル、ブルーは熱い色」の二人もそうだったけど、ミュウミュウは体当たり演技した若手女優が好きな様子。ステイシー・マーティンはなんかうちの姪っ子(まだ小学生)に面影が似ていて「ああ、 姪っ子がこんな色情欲クソビッチになったらどうしよう・・・」と叔母として心配してしまう私なのでした。


第二章:ジェローム

ジョーは自分と同じ様な性的嗜好を持つ少女たちと同好会を作り、世間一般で言われている愛の定義(一対一の安定した関係ってことだと思います)に対しアンチテーゼを唱えフリーセックス的活動をするようになります。イケメンからブサメン、チビからデブとルックス問わず多くの男とセックスし「こんなの初めて」的なセリフを各人に言うジョー(笑)。しかしメンバーのうちの一人がマジな恋愛をして「こんなの間違ってる」などとのたまい退部して行くのでした。そんなジョーにもマジな恋愛らしきものが訪れます。ジョーはお父さんと同じ医学の道を志しますが、途中で挫折。事務員として小さな会社に就職します。そこの上司が初体験でフィボナッチ数だけジョーを貫いた男、ジェロームだったのです。ジェローム的にはワンチャンどころか何チャンもある女としてジョーを見ているのですが、ジョーは彼の誘いには乗らず性欲を他で発散させて彼をじらします。でもジェロームのデスクを片付けたり朝食を用意したりと甲斐甲斐しく働いたりして可愛らしいところもあったりして。しかし縁故で雇われていたジェロームはすぐにいなくなり、おまけに彼は秘書(フェリシティー・ギルバート)と結婚してしまうのでした。

シャイア・ラブーフのクセモノっぽさが奇妙にいい味を残すオフィス編です。考えれば役者陣はみ~んなちょっと奇妙なテイストを纏っているように見えますよ。それはブロックバスターのアメリカ映画では絶対に見られない不思議な雰囲気です。クリスチャン・スレーターやキーファー・サザーランド(「メランコリア」)やウィレム・デフォーらアメリカのビッグバジェット映画に出てるハリウッドスターが、み~んなヨーロッパの舞台出身で知るひとぞ知る実力派俳優さんぽく見えるんですよね。これがトリアー節ってやつなのでしょうか。また空気が乾燥したような、妙にピントがあってる写真みたいな画面がいいです。ヨーロッパって感じがします。秘書のフェリシティー・ギルバートも猫みたいな薄情な表情をした人で良かったなあ。彼女はモデルさんだそうですよ。こうし てジェロームはジョーの前から姿を消してしまうのですが、その直前にジョーは自分の気持ちを手紙(!)にしたためていたのでした。結局ジョーの初恋(?)は淡く散ってしまいます。ジェロームに去られたジョーは電車の中で彼の面影を他の男性のパーツ(髪とか手とか)に重ねて自らを慰めるのでした(ちょ、電車の中!)。しかしジェロームは今後も彼女の人生に現れるキーパーソンとなります。


第三章:ミセスH


ジェロームがいなくなった後のジョーは相変わらずフリーセックス活動を続けています。あまりに多くの男と関係しすぎて覚えきれなくなった為、サイコロの出た目で別れるか、キープするかを決める始末。そんなとき関係のあった既婚者のH(ヒューゴ・スピアー)が妻子を捨ててジョーのアパートに転がり込んできます。ジョーは遊びのつもりだったのにマジになられて戸惑ってしまうのでした。そこへHの奥さん、ミセスH(ユマ・サーマン)が三人の幼い息子を連れて突撃して来ます。この奥さん、ちょっと変わった人。ミセスHは息子が刺繍をした小さなクッション(Hの好きな車がくちゃくちゃに刺繍されてる)をHにプレゼントとして渡したりしているので、ああ、子供を使ってHに大きな罪の意識を植え付けようとしているんだなあ・・・となんだか切なくなります。三人の息子にジョーの寝室を勝手に見せて「ここが現場よ。よく見て覚えておくのよ」などと言ったりするのです(これ、トラウマを植え付ける行為では)。勝手に台所でお茶を入れたりして、ジョーとHは「・・・」とドン引き。

このミセスHのおかしな行動が四万十川料理学校のキャシー塚本のようだと指摘する方がいらっしゃいますが、まさにキャシー的不条理ギャグの世界なんですよね。と、同時に夫に捨てられた妻がやる、自分の尊厳をギリギリのところで保ちながら出来うる限りの遺憾を表明する方法がコレなんだと思うとね、すごく胸が痛むんですよ。たぶん私がミセスHの立場だったとしても似た様なことをしでかすだろうなあと・・・。演じているのがユマ・サーマンだってことに後から気付いたくらいで、いや~熱演でした(映画ポスターのユマ・サーマンは美人女優オーラ過多なのですぐわかったんですがねえ)。

そこへジョーの別の相手A(サイロン・メルヴィル)が花を持ってやって来ます。勝手にドアを開けてAから「まあ素敵、ありがとう♥」と花をもらいAを息子たちを紹介するミセスH(笑)。フレンドリーにAを迎え入れたのですが、子供たちに「こんな汚らわしい人たちに会うことは滅多にないんだから、お前達聞いておきたいことを何でもお聞き」といいます。このパートではミセスH以外の人が始終強ばった表情をしているのですが、三人の子供たちの三者三様の戸惑った表情もまた素晴らしいんですよね(この子たちはクレジットで同じ名字だったのでリアル兄弟なんですね)。

ジョーが耐えかねて「彼(H)のことは愛してないの」と言いますが、それを聞いたミセスHが「自分と子供達をこんな破滅に追い込んだのに夫を愛してないとは、これいかに?!」と逆上。父親と離れたくないという子供を夫から引っぺがして、Hをビンタして、叫んで、泣いて、出て行くのでした・・・。もう本当に気の毒。妻子を捨ててまで愛人の元に出て行った夫でしたが、実は愛人からその他大勢のセフレ扱いされていただけだったというこの事実よ!ジョーとHが相思相愛であった方がいくらかマシというものです・・・。セリグマンに「このエピソードからは何を学んだ?」と聞かれ「特に何も」とジョー。冒険は続きます。



第四章:せん妄

ジョーが大好きだったお父さんがガンで入院してしまいます。余命幾ばくもないお父さんを献身的に見舞うジョー。しかし病院嫌いであるというお母さんは決して姿を現さないのでした。この映画の中ではジョーとお母さんとのエピソードは語られないんですよね。ジョーはお母さんを嫌っていますが何故そこまでして嫌うのかということがハッキリしません。お母さんはただ家族に無関心だったという感じに描かれています。病気で苦しむお父さんを見ている辛さから逃れる為に、ジョーは病院で働いている人達とセックスをします。亡くなったお父さんの身体を前にして、悲しみに震えるジョーは同時に濡れていることに気が付くのでした。

この章はモノクロで撮られており一番鬱々とした章で、ちょっと観ているのが辛かったです。ジョーの股を通してお父さんが亡くなっているベッドがあり、ジョーの脚には体液が筋を作るという・・・最愛の父の死のときでさえも、ニンフォマニアックであることが実に象徴的な画面構成で描かれていました。もう、なんか、病んでるなあ~という感じですよ。鬱三部作とはよく言ったものだと思います。

ニンフォマニアックというタイトルではありますが、この映画はそういう下世話な好奇心を満たす映画ではないんですよね。劇中で出て来る沢山のセックスシーンも扇情的なポルノ映画ぽいエロさは全くないし、ジョーがトロンとした目をして快楽の虜になっているというような紋切り型描写もありません(トリアー監督だから当たり前か)。ただただ、物理的に性的結合があるのみなんですよ。それを強調するかのように結合部分がアップで撮られていたりします。結構突き放してるなあ・・・という感じもするんですけど、だがそこがいい・・・みたいな感じもあります。陳腐な欲情や劣情、一切ナシでただただ性的結合だけが存在している世界。なんか逆に哲学を感じたりして・・・。同じ様な症状の主人公が出て来る映画だと、おファス主演の「SHAME」がありますね。SHAMEも病んでたけど、こっちは客観的エロさというものを意識してたように感じます。本作はそういう意識がまったくなくって、ひたすら生殖器とその結合。なんだったら医療系ドキュメンタリーみたいなドライさが漂ってますよ。主人公のジョーは濡れてるかもしれんが、作風は乾いてる!サラッサラのドライなのです。


第五章:ちいさなオルガン教室


セリグマンは音楽にも造形が深く、バッハについても論じたりしています。そこからジョーは自分の「定旋律」について語り始めます。定旋律についてはこちらのWikiを。簡単に言うと安定的音楽は三つの音によって成立する、みたいなロジックでしょうか。ジョーはFという優しくてオーガズムに導くのが上手い男と、Gというワイルドで動物的なセックスをする男を持つことになります。彼らはそれぞれ別の旋律を奏でる男達。そして三つ目の音を作る男は・・・再会したジェロームだったのです。いつもの散歩道をジョーが歩いていると、破かれた写真が点々と落ちていて、その破片を集めるとジェロームと彼が結婚した秘書の写真になりました。そして現れるジェローム・・・「うっそだ~!そんな偶然あるわけない」とセリグマンに言われますが「本当に起こったことだからしょうがない」とジョー。運命の男、ジェロームがもたらす「愛」、ティーン時代のフリーセックス同好会を辞めたメンバーが言っていた「愛はセックスのスパイスよ」の「愛」が三つ目の旋律となり、ジョーの「定旋律」が完成しました 。しかし、幸福なときは長くは続かずジョーは突然不感症になってしまうのでした。「どうしよう・・・何も、何も感じないわ!」

ここでvol.1が終了〜!主人公が不感症になってしまってさあ、どうなる?!?という最高のタイミングでの終了ですよ。突然ロックな音楽が流れ出し、クレジットとvol.2から取られたハイライト画面に分割されます。うおおお、vol.2も超~面白そう!!そしてロックな音楽はサビに入り♪ニンフォー、マーニアーック!♪としゃがれ声のオッサンボーカルがシャウト。・・・最高だ。最高ですよ!最高なんですよ!上映時間が約2時間半だというのに、あっちゅー間だしで思わずサブタイトル「暫定今年のベスト1」という文言がポロリと出てしまったわけです・・・(公開されたのは昨年なんですが)。いや〜、オラ、ワクワクしてきたぞ!ということで、vol.2に続きます。



ジャーマンメタルってやつ?
ドイツ語のヘヴィな響きがまたカッチ ョいい。♪ニンフォー、マー二アック♪の部分は省かれてるみたいですが。





『そこのみにて光輝く』ジンギスカンが食べたい・・・

       



浦鉄さんが持って来てくれたDVDで鑑賞。評判が高いようで期待していました。しかし私は勝手に「共喰い」みたいなえも言われぬドロドロ話だと思っていたんですよ・・・なんか貧乏そうな、悲惨そうな雰囲気が漂ってるし、最近の邦画っぽいエグ話かな~って思っていたら、ボーイミーツガールでハッピーエンドのエエ話ではないですか!!まあ劇中の殆どがそういう貧乏悲惨エグシーンなんですが、そういう濁ったものを全て美しく浄化するようなラストで非常に後味が良い映画でした。それはそれで良いんですけど、勝手にエグい邦画だと思っていたので個人的にはちょっと肩すかしな感じも・・・(これは私の思い込みが悪いんです)。

アカデミー賞外国語映画部門に出品されたそうですが、公式ページのノミネートリストには上がってなかったので残念ながら漏れてしまったようですね。しかしモントリオール映画祭で最優秀監督賞を受賞していたり、日本の主要な映画賞は受賞しているので、評価が高いです。なるほどそれも納得の映画でした。

舞台は真夏の函館。主人公の達夫(綾野剛)は、無職で毎日ダラダラとした生活を送っています。ある日パチンコ屋で拓児(菅田将暉)と知り合います。自分を慕って子犬のようにじゃれついてくる拓児(髪は超プリンで、色がバラバラなDQNルック)と世捨て人の様な達夫(MUJIのような、アニエスb.オムのようなベーシックカラーのサラっとしたスタイル)。全然違うタイプながら友人になっていく二人。拓児の自宅は海辺にある掘建て小屋のような家で、そこに病気で寝たきりの父、母、姉と暮らしているのでした。「家で飯食ってけ」と拓児に誘われた達夫は彼らの貧しい暮らしに少し驚いてしまいます。こうして達夫は拓児の姉、千夏(池脇千鶴)と知り合うのでした。

拓児の家が貧しい設定がなかなかパンチ効いてるんですよ。お父さんはよくわからない状態で寝たきり(でも性欲だけがあって、お母さんが渋々処理をしてあげているのだ)だし、千夏は昼間水産加工の工場で働き、夜は飲み屋で働いているけどそこで客を取っているし(しかも八千円。店にピンハネされるから稼ぎはもっと少ないであろう)、拓児は人を刺して今は仮釈放中という・・・。「ねーちゃん、飯作って!」と拓児が言うと奥から千夏が服を着ながら出て来るんですが、初対面の達夫(イケメン)がいることに気が付いてちょっと女の一面が出るシーンがいいですね。千夏が作ったチャーハンをフライパンからダイレクトに食べるという拓児の行儀の悪さがまたいいです。

達夫は達夫で、ただのニートじゃなくてどことなく訳あり風。昔は岩の掘削の仕事をしていたんですが自分のミスから後輩が事故死してしまい、現場に戻れる気がなくなったという過去があるんですね。掘削の仕事で世話になっていた松本さん(火野正平)が、何度も家にきて「いつでも戻って来いや」と言ってくれているのですが、まだ全然その気にならずブラブラしているという男なんですよ。達夫はあまり表情を表に出さない キャラクターの上に、長めの前髪で何を考えているのか読めない感じなんですが、過去に色々あったんだろうなーということはなんとなく伝わって来ます。綾野剛さんは他の映画でもお会いしたことあるんですが、ちゃんとこの人が綾野剛であると認識したのは初めてかも。シュっとした目元に痩せている身体や無精髭の雰囲気も加わって、なんだかベトナム人男性ぽくないですか?インドシナのイケメンという感じがしました。

そんな達夫にまとわりつく拓児がなんか可愛らしいんですよ。「達夫~!」とじゃれてくる拓児は仮釈放中の身。でも実のところはすごくいい子で、たぶん悪い先輩かなんかに影響されてこうなっちゃったのかもなあ・・・などという感じの子です。こんな弟分的なキャラクターはよく映画や漫画や小説の中で出て来ますよね。ベタっちゃベタなキャラなんだけど、本当に函館の郊外にいる男の子に見えて来るという拓児の助演が素晴らしい。この俳優さん、誰だ?と思ったら「共喰い」の主役の子じゃないですか!別人28号でビックリしました。恐ろしい子・・・!菅田将暉さんが、今後の日本映画界をしょって立つ俳優になるかも・・・と思ったりしました。

拓児の姉ちゃんで達夫と恋に落ちる千夏が池脇千鶴。さすが池脇さん、もう安定の演技。非常に安心して観ていられますね。家族の為に水産加工の工場でバイトしながら飲み屋で客を取っているという可哀相な役なんですが、そんな悲惨な状況下でも一本芯が通っていると言うか、聡明でしっかりした感じの女性なんですよ。たぶん彼女がいなければ一家はもっと悲惨な状態になるであろうから、しっかり立っているという感じもあるのだと思いますが、池脇さんの持つ人間力みたいなものが滲み出ていてとても好感度。そんなキャラクターな分、後半に出て来る不倫相手の中島(高橋和也)や寝たきりのお父さん(田村泰二郎)とのエピソードが悲しいんですがね~。

達夫と千夏はすぐに恋に落ち、千夏の家の前の海で泳ぎながらキスをするわけです。私は恋愛に鈍いタチなので「あれ、千夏の方にはフラグ立ってたけど、達夫はいつから千夏のこと好きになったんだろう・・・」とちょっとわかりませんでした(汗)。最悪なことばかりが二人を取り囲む、まるで掃き溜めの様な中での恋愛が、すごくピュアで美しいものとして撮られています(海も透明度が低そうな海なのがいいです)。しかし千夏には長年の不倫相手、造園会社の中島という男がいるのでした。演じるのは元男闘呼組の高橋和也さんです。高橋さんの助演も素晴らしかったですね。昔は地元でイキがってタトゥーとか入れてたけど、今は小さな造園会社をやってて小役人とコネもあるという妻子持ちの男を熱演していました。アイドル時代はもっと背が高い人だと思っていたけど、意外と低かったなあ・ ・・それも良かったですけどね。千夏は別れたがっていますが中島がもう粘着質でなかなか別れてくれない。仮釈中の拓児の面倒を見てやってるのは俺だ、といって千夏に付きまとうんですよ。

相思相愛で一緒になりたい達夫と千夏。でも中島が仮釈中の拓児を人質に取ってるので前途多難というちょっと古典的な悲恋話にからめて、達夫の過去のトラウマや千夏の家庭の問題もヘビーに影を落とすというお話です。もう観客は不憫な境遇の達夫と千夏を全力で応援したくなるので、彼らに降り掛かる不幸に「ああ~ッ!」「ひどい・・・」と翻弄されてしまうのです。



※以下ネタバレします。



やっぱり中島役の高橋和也さんが良かったです。彼が登場するときにかかる音楽がまたいいんですよね。中島が舎弟がわりにアゴで使ってる拓児に券を買わせて個室でモニター観ながら競輪観戦するシーンがあるんですけど、そこで流れてる「ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン・・・・・・・・・・・・」という音がものすご~く怖い。ものすご~く嫌なことがこれから発生するということをビンビンに予感させる不協和音で、なんだったらこれから「冷たい熱帯魚」的展開になるんじゃ・・・?くらいに思わせられちゃうんですよ。ただ競輪見ているだけなのに。まあ嫌な予感は的中してしまうわけなんですが、誰もボディーを透明にされるような展開じゃなくてよかった・・・と胸を撫で下ろしました。この恐ろしい不協和音演出は「共喰い」でもありましたね。

後のエグいシーンは千夏がお父さんの性処理をしてあげてるのを達夫が見てしまうシーンかな。でも寝たきりの年寄りなのに性欲だけはあるってちょっと妙ですよね。そして、この映画で一番ウワ〜と思ったのはラスト直前のシーンでしょうか・・・。達夫の妹が手紙を読むモノローグが被るんですよ 。「お兄ちゃんも、家族を持つと聞いて嬉しいです。お兄ちゃんのお嫁さん、そのご家族も私達と家族になるんですね。どんな人かなあ・・・会うのが楽しみです」みたいな、これからの幸せな家庭を想像するモノローグなんですが、平行している画面では千夏がお父さんを窒息死させようとしているという・・・。このコントラストが非常に素晴らしいですね。世の中にはこんな人生、こんな生活をしている人間もいるんだオラ!みたいなのをまざまざと見せつけられた様な気分になりました。

逆にほっこりするシーンはやっぱり食事をしている場面ですね。フライパンからねーちゃんが作った出来立てのチャーハンをかっ込む男子中学生のような拓児のシーン、火野正平さん(脇ですごい存在感。渋かった〜)と達夫と拓児が飲みながらジンギスカンを食べるシーン、達夫と千夏がスイカを食べるシーン、拓児が食堂でカレーをかっ込むシーン、すべてとってもとっても美味しそう・・・!私の中でジンギスカン憧れが芽生えてしまいました。リアル友人の人は帰省中に連れて行って下され・・・。食事シーンで特にいいのが食堂でカレーを食べるシーンで、達夫、拓児、千夏が揃って笑っているのが、なんか染みるんですよ。「ねえちゃんと達夫にカンパーイ」とおどける拓児。ビールのグラスを持ちながら照れくさそうに笑う千夏と達夫。ああ・・・どうかこのまま彼らを幸せにしてやって下さい・・・でもまだ中後半だからこの後なんか起きてしまうんだろうな・・・嫌だな、嫌だな〜みたいに切ない気分にもさせられるんです。

個人的にもうちょっとなんとかなったんじゃ?と思うのが達夫と千夏のベッドシーンですね。意外とアッサリしてたような気がして、ちょっと残念な気がしました。役者さんは頑張っていましたがカメラが固定されてたような気がするので、もっと色んなアングルから撮った方が二人の気持ちというのがより観客に伝わるかなあ〜などと思ったり(決してスケベ心で言っているのではないですよ)。身体を見せるってことは「ああ、この人たち生きてるんだ」という共感もかき立てられるし、演技以外で人間味が伝わる方法だと思うので。しかし二人が朝日に包まれるラストシーンは、今までの醜い出来事をすべて浄化するような神々しさに溢れていてホッとしました。映画のメインビジュアルがラストシーンの朝日を浴びる二人で「すべての終わり、愛の始まり」とあるんですが、この映画をよく表していると思いました。



『テルマエ・ロマエII』ちょっとネタ切れ?

         

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前作「テルマエ・ロマエ」の感想はこちら

浦鉄さんが日本からDVDを持って来てくれました!久々の邦画です(しかも最近の)。今回の阿部ちゃんは続編ということでか引き締まった美尻を惜しげもなく出して頑張っていたのですが、ストーリー展開がいまいちでしたな~。なんか古代ローマと平たい顔族の世界を行き来しすぎてそのパターンに飽きが来てしまうんですよ。「え、また?」みたいな・・・。平たい顔族の高次元なテルマエ文明もネタが尽き気味な感じもしましたし・・・。それでも、高性能トイレに感激するシーンのリピートは嬉しかったです(これは筆者が高性能トイレがない国に住んでるからかのう・・・)。

阿部ちゃんはじめ、ハドリアヌス帝の市村正親、ケイオニウス役の北村一輝、アントニヌス役 の宍戸開と続投している濃い顔役者陣も好演なれど、前作のような「プ!古代ローマ人役でも違和感なしって、どんだけ顔濃いんだよ!」みたいなワクワクさせてくれるフレッシュ感が失われてしまった気がします。役者陣の演技も、もはや円熟の域に差し掛かった感さえありますよ。ここはやはり新キャラを投入しないとダメなところでしょう。原作にないなら映画オリジナルキャラ作っちゃえばいいんですよ。小説や漫画の実写化にありがちな悪習だと思っているけど、本作は連続の企画なので息切れを防ぐ為にも必要だったのではないでしょうか。濃い顔俳優、他にも誰かいるんじゃないですか~?宇梶剛とか平井堅とか~(歌手だけど)平井堅さんは最近インド人ってことになってるのでダメですかね。あれはイラインド・ケンか。城田優も濃いで すけど彼はハーフなんでしたっけ。

今回の見所はやはり美尻ですかね~。私は男女問わず綺麗なお尻が大好きなので、良いものを見せてもらいました。しかも一瞬じゃなくて結構な時間映されていましたよ(北村さんの美尻はチラ見せでした)。まあしかし、男性の美尻って女性の美尻よりも有り難いと思ってしまいますね。阿部ちゃんの尻は引き締まっていましたが、私は女性のような柔らかそうなお尻をもった男性が好きなんです。筋肉があって引き締まった背中から続く桃のようなプリケツ・・・最高ではないですか?(キモかったらすみません)

余談:阿部ちゃんといえば「ふしぎな岬の物語」という映画に出ていますが、この映画は千葉でロケされたらしく主演の吉永小百合様や阿部ちゃんが宿泊した宿に昨年の夏、筆者も泊まったのですよ〜。「海の近くにある温泉宿で海鮮が食べたい。海の生き物と触れ合いたい(どれだけ海を渇望しているんだろうか・・・)」というリクエストのもと友人あゆみんが探してくれた宿に行ったら、そこが「ふしぎな岬の物語」キャストもお泊まりした宿だったというわけです。そしてなんと私達が泊まった部屋がなんと阿部ちゃんご宿泊のお部屋だったのです!(宿の掲示板に張ってあった)ウワ〜!とテンションが上がる私達。「阿部ちゃんが触ったであろうドアノブ・・・」「阿部ちゃんが握ったであろう受話器・・・」「阿部ちゃんが座ったであろう便座・・・」などと妙に嬉しかったのを覚えています。この映画もそのうちチェックしたいですな。

そのお宿→海鮮の宿 舟付
希望通り豪華な海鮮づくしのお料理も食べられたし、鴨川シーワールドにも近くて良かったです。

『キャリー』オリジナルはやはり越えられず

                            



リメイク版のキャリーを観てみました。この映画は去年の暮れに観たんですけどね。ちょうどクリスマスのあたりでしたよ。やっぱりクリスマスにはホラーが観たくなるものですからね・・・(って違うか?)。オリジナルの方はヒロインのキャリーとちょうど同じ年くらいの頃に観ました。キャリーが初潮を迎えちゃって、クラスメートの女子たちが「ヴァージャイナ、ヴァージャイナ!」ってはやし立てるシーンを妙にハッキリと覚えています。「女性器って英語でそう言うんだな・・・」ということを覚えた18歳の夏でした。


※ネタバレします。


リメイク版のヒロインは今をときめくクロエ・グレース・モレッツちゃんですよ。学校で浮いてるいじめられっこという設定ですが、クロレッツちゃんが可愛過ぎてリアリティーがあまりありません。オリジナルのシシー・スペイセクはその点本当に浮いててハブられてそうな雰囲気でよかったですね。クロレッツちゃんのお母さん(ジュリアン・ムーア。熱演してたけど、この映画だとちょっと演技力の無駄使いかも感が・・・)が、ちょっと変わったオカンでそのオカンのせいでクロレッツちゃんが苦しんでいるという話です(女性の生理現象についても教育されていなかったくらいだから相当変だ)。なんかキリスト教を変な方にこじらせちゃったみたいなオカンで、クロレッツちゃんにはサイコキネシスみたいな不思議な力が宿っているという設定です。

クロレッツちゃんは演技頑張っていましたが、なんかやっぱりダークサイドの人間じゃないよね・・・って感じ。キュートなルックスにプニプニほっぺが愛らしくて、リア充な雰囲気がぷんぷんするんですよ。リメイクだからあえてタイプの違う女優を使ったのかもしれない(そもそもクロレッツちゃん主演が先にあったプロジェクトかもしれない)けど、う~む・・・という感じ。スクールカースト上位にいる女の子で、後に改心するスーを演じたガブリエラ・ワイルドが可愛かったですね~。パツキンロングで長い手足というバービー人形みたいなルックスで、私服は白いコットンキャミにショート丈デニム、ミネトンカ風のフリンジブーツを履いてるんですよ。この格好は私が欧米人美少女に生まれ変わったら一度は着てみたいコーデとなったのでした。

しかしスーの彼氏で、キャリーをプロムに誘うトミーという男子(アンセル・エルゴート)が拍子抜けするくらい普通の男子でした。あんな学園一のマブいパツキン美人と付き合ってるんだからクオーターバックのアメリカンマッチョイケメン(笑うと白い歯がキラーン☆)くらいのインパクトがないと・・・釣り合いが全然取れていません。でも性格はとっても良さそうな子でしたけど。ドリフみたいにブリキのバケツが上から落ちて来て死ぬというトホホな展開が可哀相でした。

しかしアメリカの高校生映画を観ていて思うんだけど、プロムってすごく残酷な催しではないですか・・・?男女ペア参加が原則な時点でもう腰がへたりそうですよ。そして会場ではさらにその日のクイーン&キングを投票するだなんて・・・私、日本に産まれて本当によかった。まあでも「桐島、部活やめるってよ」の日式スクールカーストを見ていても「無理だ」って思うくらいですからね。地方都市の女子校の片隅でオリーブを読みながら生息することが出来て本当によかったと思います。トミーからプロムに誘われたキャリーちゃん、最初は拒否するものの、ドレスを自分で縫ったりして次第に当日を楽しみにするようになります。この映画の2/3くらいが豚の血ザバーまでの前フリだから、もっとベタに「こんなにキャリーはプロムを楽しみにしているけど、うぎゃ~」って感じにタメにタメてタメて欲しかったですね。

豚の血を浴びた後のいじめっこ血祭り騒ぎはカタルシスでした。いじめっこの女子が乗る車バーン、そのままガソリンスタンドごとドカーン!という非リア充には溜飲が下がる展開でしたが、いじめっこ女子の死に顔が綺麗すぎる 。もっと眼球飛び出したり血肉にまみれたりしてグチャグチャになった方が面白かったのでは・・・と思いました。やっぱりこの映画はプロムや男女交際などに縁のないであろう非リア充側の為のホラー映画だと思うで、そこにアピールして欲しかったですね。ラストでキャリーの墓石にヒビが入ってエンディングテーマが流れますが、なんかここもチープでインパクトが空振りしてて微妙でした。ティーン映画なのにティーンっぽい描写(思春期の少女が持つ独特の心象風景みたいな)もほぼなかったですよね。監督はソフィア・コッポラにお願いしていたら、また違った味わいになっていたかも・・・と思ったりしました。

余談:そういえば「ムービー43」でもクロレッツちゃんの生理ネタがありました。こういう「えっ」というヨゴレをやっても可愛さは目減りするどころか、かえって磨きがかかったように見えるのは私だけでしょうか。あともしプロフェッサーXがいじめられっこ時代のキャリーちゃんのことを見つけていれば、カッコイイコー ドネームをもらってX学園に転校し、自分の居場所を見つけられて最悪な事態は避けられたのに・・・などと思うのでした。

冬バーゲンで買ったもの 2015

冬のバーゲンで買ったものの記録です。プラハの冬バーゲンは12月27日くらいから始まっていました。例によってファストファッションづくめですが・・・今回はザラ。もうザラは私の中でファストファッションではなく、そこそこお値段のするモードを意識したお洒落なお店という地位を確立してしまいました。しかし最近ザラを見直している人が私の周りにも・・・。いつも日本のおされセレクトショップでインポートブランドばかり買っていた妹までもが「ザラ最高!」と言っていました(前はバカにしていたくせに何故・・・)。今回のバーゲンは思ったより買ってしまって、ちょっと自分でもビックリ。しかも大物アウター2点買いですからね。コルナはx5をすると@日本円になります。



冬バーゲン


・トレンチコート
(ZARA)2,499コルナ→1,499コルナ

トレンチコート は膝下ロング丈とバルキーなフードのついた変形タイプを持っているんですが、膝上丈のコンパクトなやつが欲しくてずっとずっと探していました。プロパーのころから「いいかも・・・」と思っていた品がバーゲンで買えて満足です。なんで膝上丈が欲しくなったかというと、ローカルの女の子がトレンチをワンピース風に着てたんですよ。それがすごく可愛くって・・・外見の大いなる違いはあれど「俺、これ、欲しい」(くどいですがキムタク風)となったわけです。小さめな作りなんですが袖のカッティングがなんだか子供服っぽい感じになっていて、そこも可愛いです。色はもっと薄いベージュが欲しかったけど、他のトレンチコートがそんな色なのでまあいいか。

憧れの女優トレン チコートといえば、ミニ丈だと「シェルブールの雨傘」のカトリーヌ・ドヌーヴ様。ロング丈だと「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」のシャルロットです。特にこの映画のシャルロットは素敵。長身にロング丈のトレンチを合わせてショルダーバックを下げて、長い長いIラインを作っていました。髪はボサボサだし中の服は普通のトップとパンツ(たぶんグレーか黒)なのにものすごく素敵。さすがの一言です。




冬バーゲン2

・黒いコート(ZARA)2,799コルナ→1,999コルナ

アウターばかり買ってしまい、玄関ホールのハンガーラックには数多あるアウターが並ぶ私。我が家に遊びに来た人も驚くくらい日本から連れて来たんですが、なんとベーシックなの黒いウールのコートは持っていなかったので買い求めました。フードが付いててウエストシェイプされ てて少しガーリーな印象です。フードというのがこの国では大事なわけで・・・なぜなら傘をさす習慣があまりないので雨天時の傘かわりにもなるし、寒い時にかぶったりするからです。日本にいたときよりフードをよく使うようになりました。なるほどフードというのは飾りじゃなかったのか・・・と改めて思うのでした。





冬バーゲン4


・ニット (ZARA)  899コルナ→599コルナ

去年はほとんどニットを着なかったのですが、寒い今年はニットばかり着ています。白と黒がごま塩のように混じった色は何気に気に入っており、コットンセーターでも同じような色を持っています。このごま塩カラーは結構使い勝手がいいんですよ。さっそくヘビロテ中です。




冬バーゲン3

・チュニックブラウス
(Promod) 799コルナ→250コルナ

昔、日本のザラで買ったレンガ色のチュニックブラウスに取れない油染みを付けてしまったので、似た様なものを探して買いました。これだけPromodです。拙ブログを読んで下さっている方はご存知かと思いますがPromodは日本未上陸のファストファッションチェーンです。フランスのチェーンなのでフレンチカジュアルな洋服が多くてよく覗きに行きます。着やすい服が多い一方で「こんなの誰が・・・?」という奇抜な色合いのものもあったりして面白いです。ファストファッションなのに店員さんが話しかけて来たり試着室の外で待っててコメントしてくれたりして、なかなか接客とサービスに力を入れているようです。あとPromodではニット帽を買いました(299コルナ→200コルナ)。


こうしてみると、ちょっとミーハ ーに流行を追い求めていた時期は終わり、私は普通の服を求めているんだなあ・・・というのがよくわかります。今年はどんな服との出会いが待っているのでしょうか。



特別編:今後欲しいもの


・ミリタリージャケット

ミリタリージャケットが去年から欲しくてずっと探しているのですが、デザイン値段ともに中々しっくりくるのが見つかりません。既にフード付きでカーキ色の長めコートを持っているのですが、夏にも使用出来る軽くサッと羽織れるやつで、襟がジャケットみたいになってて、中で身体が泳ぐくらい余裕のあるものを探し中・・・。

ガーリーなワンピースに羽織るという甘辛ミックスではなく、写真のように黒いスキニーにベーシック色のロゴTやシャツを合わせたシンプルスタイルで着てみたいですね。口紅とネイルを赤にしてポイントとした大人カジュアルに憧れます(イメージ的にはグウェン・ステファニ姐さんみたいな・・・)。




・スリッポン

こちらも去年からずっと欲しかった一品。ヒールなしのバレエシューズを良く履いていたのですが、もっとマニッシュなフラットシューズが欲しいと思って探していました。しかし中々コレといったものが見つからず・・・。色々と探していたけど、やっぱりバレエシューズと同じくテッパンのレペットなら間違いなさそうです。レペットはダンスシューズブランドだけあって履き心地が最高だし、素足で履いても痛くならないので大好きです。

スリッポンはクロップ丈のパンツと合わせて軽快な春の足下を作りたいですね。色は基本の黒をと思っているのですが、ベージュぽい色もあれば便利かも。

プラハおもてなし紀行〜4日目:天文時計のからくりとポーク・ニー(完結)

ラデュレとバロックを煮詰めて超濃縮還元したエキスのような聖ミクラーシュ教会を堪能した後は、ネルドヴァ通りのお店などをぶらつきます。


ネルドヴァ通り

レストランやマリオネット屋さんなどがあるネルドヴァ通り。



ネルドヴァ通り2

可愛い紋章がついている家もあるので散策も楽しいです。



ネルドヴァ通り3

メデューサの家!



ネルドヴァ通り4

だんだんと日が暮れて来ました。



ネルドヴァ通り5

このランプの形と色がプラハだなあと思います。



ネルドヴァ通り7  

♪凍えた身体を〜暖めてくれる甘いチョコレイト〜♪
出典:「そのスピードで」the brilliant green



花火

またカレル橋を通って旧市街へと向かいます。



花火3

ロマンチックなカンパ島の夜景。



 花火4

橋の上に人が多いと思ったら元旦の花火見物のためでした。



天文時計

橋はありえないほど混雑していたので、別の橋を通って旧市街までやってきました。



天文時計2

正時に見られる天文時計のからくりを見るためです。



天文時計3

天文時計のまえも私達と同じようにからくり目当ての観光客でギッチギチです。
ここでもスリにご注意!



天文時計4

正時になりました!右下のガイコツが紐を引くと・・・



天文時計5

小窓から聖人が次々と登場し、私達に一瞥を投げかけます。



天文時計6

まるで彼らと一瞬目があったかのように錯覚してしまう見事なからくり。



天文時計8

聖人の誰が誰だか私にはわかりませんが・・・。



天文時計9

住んでいてもからくりは滅多に見ないので、なんだか得をした気分です。


この日は元旦だったのでお城の近くで打ち上げ花火があったんですね。毎年恒例なのですが、カレル橋は花火見物に来た人達でごった返して通行は不可能な状態になります。カレル橋のお隣マーネス橋は警察によって通行止めになっていたみたいです。花火は市内の渋滞にも影響を及ぼし、義理の母マミンカは車の中に1時間閉じ込められたまんまだったとか。元旦夕方から夜にかけて車での移動はご注意あれです。カレル橋の上からの花火見物もいいけどカンパ島にはまったく人がいなかったので、ここから見てもいいかもと思いました。「ヨーロッパでは花火って冬のものなんだなあ」と呟く浦鉄さん。寒空の下で見る花火もなかなかオツなものでした。

旧市街広場にある天文時計のからくりを見た大勢の観光客からは「ほおっ・・・」という何とも言えないため息が漏れていました。「え・・・?これだけ・・・?これで終わり・・・?マジで・・・?」みたいな驚きも込みのため息です。その後小さな拍手も起こっていましたが、ここはディズニーランドではないのですからそんなものです。浦鉄さんが一番印象に残ったのは聖ミクラーシュ教会、逆に残念で印象に残ったのが天文時計のからくりだそうです。でも中世からあるからくりだと思うと単純にすごいですよね。からくり見学のための場所取りは早い人だと30分前くらいから行っているみたいです。おすすめポジションは真下よりも少し離れた正面から見る位置ですが通りを通行する人もいるので、カフェのテラスの壁沿いがおすすめです。

さて今日のディナーは浦鉄さんリクエストのコルコフナへ。このレストランは市内に何店舗かありますが、私達は共和国広場にあるお店へ行きました。ネットで予約していたんだけど、何故か名前が入っておらず・・・。しかし、テーブルには案内されたのでホッ。夫もやってきて宴の始まり。浦鉄さんは明日帰国の途につきます(夕方の便だけど日中は私達の用事のせいで観光に同行出来ずソロ行動なのだ)。プラハの様々な名所を巡り、バレエを鑑賞し、チェスキークルムロフを訪れた約5日間の旅に、カンパーイ!


コルコフナ

私はタルタルステーキ。
店によっては後でお腹が痛くなる事例も発生するようですが、コルコフナは大丈夫でした。



コルコフナ2

浦鉄さんはポーク・ニー(豚のヒザ)!


このポーク・ニーというのは豚のヒザのローストであり、このあたりの名物料理のひとつです(なんでも中世くらいからある料理なんだとか)。arucoでこの写真を見て豚膝に憧れていた浦鉄さんは満を持してのオーダー。チェコ語では「ベプショベー・コレノ」と言いますが、英語だとポーク・ニー・・・。ポークとニーという英単語が連続するのって今までに見たことがありません(笑)。

出て来たのは子犬ほどある肉塊・・・。果敢にフォークとナイフで挑む浦鉄さん。最初は美味しい美味しいと食べていましたが、次第に「手が痛い・・・」と苦痛を口にするようになりました。それだけデカくて切り分けるのが大変だということです。ポークニー、恐るべし!私も少し貰いましたが(夫はこういう肉肉した料理が苦手)、半分くらいは余ってしまいました。持ち帰りも出来るので義実家の犬シェリーのためにドギーバッグをお願いしました。このポーク・ニーは付け合わせのマスタードや西洋ワサビを付けて食べるのですが、味がほぼ均一のため私は途中で飽きて来るんですよね。サイズも大きいし、日本人のオナゴなら2〜3人で一皿をおすすめします(ローカルは一人で一皿平らげていますが・・・)。

ということで、極寒に見舞われた雪の日もありましたが実に楽しかったプラハ滞在。普段から「プラハなんてEUの中のクソ田舎に過ぎん」と思っていた私ですが、私が知らなかっただけで実に豊富な観光資源を秘めた都市なのだと再認識しましたよ。観光という言葉はその国の光の部分を観るという語源があるそうな。普段はほの暗いエリアで生息していますが、こうして光の部分を見てみるのも決して悪くないと思うのでした。


☆チェコっとInformation☆

ジンジャーブレッドミュージアムのHP(英バージョンもあるけどなぜかチェコ語・・・)
ネルドヴァ通りにある可愛いジンジャーブレッドのお店。色々なタイプのジンジャーブレッドが豊富に揃う。CREAとarucoに掲載あり。

Elima shop(ポーランド食器屋さん)のHP
ネルドヴァ通りから出ている Jánský Vršek通りにあるポーランド食器屋さん。隣国ポーランドよりはやはり割高なのですが、プラハでポーランド食器が買える貴重なお店です。事前に問い合わせて、当日開店していると返事をもらったのに閉まってました(涙)。

Le Chocolat cafe
ネルドヴァ通りにあるチョコレートショップ。カフェもある(らしい)。当日は閉まっていたらしく、私達がココアを飲んだのは別のカフェですが、トリップアドバイザーの評判がいいので参考までに。

レストラン コルコフナのHP
ランチメニューがお手頃なので、観光途中のお昼場所としても重宝するお店です。夜は混み合うので予約がベター。


☆プラハ旅行についての覚え書き☆


・ゆっくり、じっくりとプラハ名所を回りたいなら3〜4日は必要。
・有名劇場でのバレエ、オペラ、コンサート鑑賞を入れると行程にハリが出るのでおすすめ(チケットも日本よりずっと安いです)。チェコならではのマリオネット劇場に行くのも良いですね。
・冬場は極寒になることもあるけど、年末年始は観光シーズンでもあるので街が華やいでいて綺麗。クリスマスマーケットも各所で開催されます。
・年末年始のお店の営業時間は事前に要チェック。HPを持っていても年末年始の営業時間を載せていないお店もあるので、絶対に行きたいのならメール等で問い合わせるのが確実だと思います。でも気まぐれな店の場合は開いてると言われても閉まっていることも・・・。
・観光名所は常時混雑するので、ひっそりとした古都プラハを味わいたいのなら朝イチで出かけましょう。有名グランドカフェは朝食営業をしているところが多いので、そこで優雅に朝食をして観光地に一番乗りすれば完璧な一日の始まりです。
・そのためホテルは多少高くても観光名所の近所にあるものがおすすめかも。個人的には旧市街広場周辺よりもお城の周りが静かで環境良さげだと思いました。


以上でプラハおもてなし紀行2015は終わりです。
長きに渡ってのお付き合いありがとうございました!


関連記事:チェコっとお出かけ:第1回 ペトシーンの丘とプラハ城周辺〜ネルドヴァ通りのマリオネット屋さん


CREA Traveller Unforgettable Praha 偉大なる王を戴く王国へ 泣かせるプラハ 幻想のプラハ城巡り 美しい旋律が響く四大劇場 旧市街ラビリンスを探検 悪魔の水路からカンパ島へ 文豪が愛したスタラー・フチの森 最旬・可愛い雑貨&カフェ (表紙キャプション) プラハに刻まれた記憶を巡る旅 プラハの夜は音楽とともに更ける ボヘミアの森の温泉リゾート 素顔のカフカ ちょこちょこチェコ案内 チェコ雑貨に夢中 プラハ郊外の小さな町へ (目次より引用)

クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。

プラハおもてなし紀行〜4日目:マラーストラナにある聖ミクラーシュ教会は・・・必見!

塔に登った後は隣のミクラーシュ教会へ。前述したとおり、別にここは特に回らなきゃ!という観光ポイントではなかったんですよ。プラハ城を見たあとにネルドヴァ通り(お土産屋さんやレストランが連なる通りで、建築も可愛いもの多し)を下るとこの教会がある広場に出るのです。だから、せっかく教会あるんだし時間あったら見っぺな〜くらいに考えていたのですが・・・。いや〜、ここが凄かった。なんで地球の歩き方とarucoはもっと写真付きでこの教会のことをプッシュしないのだろうか・・・というくらい、個人的にインパクトがある教会でした。プラハにいらっしゃる方は騙されたと思って是非訪ねてみて欲しいです。


聖ミクラーシュ教会52

これが聖ミクラーシュ教会@マラーストラナです。



聖ミクラーシュ教会53

一見、普通の教会のようですが・・・。



聖ミクラーシュ教会

中がゴイスー!!!



聖ミクラーシュ教会51

このピンクの世界!



聖ミクラーシュ教会2

ぬわんじゃこりゃー!と二人ともビックリ。



聖ミクラーシュ教会5

バロック建築の到達点がここに・・・!
ちょっと前まで「バロックって結局何?」って言ってたくせに・・・。



聖ミクラーシュ教会3

すげえ・・・。



聖ミクラーシュ教会6

やべえ・・・。



聖ミクラーシュ教会8

パネエ・・・。



聖ミクラーシュ教会7

という頭の悪い感想しか浮かんできません・・・。



聖ミクラーシュ教会9

こんな凄い空間にいたらそれもやむなしでしょう・・・。



聖ミクラーシュ教会10

このピンクと金とペパーミントグリーンのバロック世界に、



聖ミクラーシュ教会11

圧倒されてしまいました。



聖ミクラーシュ教会13

こんな宝石のような教会があったなんて・・・



聖ミクラーシュ教会15

全然知りませんでした・・・。
なんか退治されてる人がいますね。



聖ミクラーシュ教会14

なんかラデュレのイメージソースって、



聖ミクラーシュ教会17

もしかして・・・



聖ミクラーシュ教会19

この教会なのでは?!と



聖ミクラーシュ教会20

思ったりして・・・。
このバラ色の大理石が美し過ぎる・・・。



聖ミクラーシュ教会18

至る所に配置された彫刻も素晴らしく、



聖ミクラーシュ教会16

どこか畏怖の念さえ抱かせます。



聖ミクラーシュ教会21

でもよく見てみると、



聖ミクラーシュ教会22

可愛らしい彫刻もあったりします。



聖ミクラーシュ教会25

ドームの上部にまでみっちりと絵と彫刻が!



聖ミクラーシュ教会23

いやはや、恐れ入りました・・・。



聖ミクラーシュ教会26

薔薇色の柱もすごい存在感です。



聖ミクラーシュ教会27

この教会にも天使がたくさんいました。



聖ミクラーシュ教会29

バンド活動をしていたり、



聖ミクラーシュ教会28

バルコニーをけなげに支えていたり。



聖ミクラーシュ教会31

二階のバルコニーから下を見た図。
二階にはイエス様の生涯を絵画で振り返る的な展示がありました。



聖ミクラーシュ教会35

フレスコ画もより近くで見ることが出来ます。



聖ミクラーシュ教会33

ニコラオというのはニコラスのことでしょうか。



聖ミクラーシュ教会34

ああ〜、マカロン食いたい!
前にもどこかで書きましたが、こういう天使が浮遊している図を見るとラデュレに行きたくなるのです。



聖ミクラーシュ教会36

なんも言えねえ・・・。



聖ミクラーシュ教会37

天使のように飛んで行って、



聖ミクラーシュ教会38

至近距離で鑑賞してみたいです。



聖ミクラーシュ教会39

このバルコニー自体も装飾なんでしょうか。



聖ミクラーシュ教会40

これが極楽浄土・・・?
って、宗教違うか。



聖ミクラーシュ教会44

教会でこんなに驚いたのは初めてです。



聖ミクラーシュ教会43

この薔薇色づくしのフェミニンなコンセプトの教会は、



聖ミクラーシュ教会45

入場料なんとたったの70コルナ(@350円)!



聖ミクラーシュ教会42  

しかも驚くべきことに、



聖ミクラーシュ教会47

撮影料は無料です!
ロレッタ教会やストラホフ修道院の図書館は100コルナ(@500円)取られたのに・・・。



聖ミクラーシュ教会48

これだけ驚愕させてくれたのに、撮影料無料!



聖ミクラーシュ教会50

コスパ高し!
@コスメ風?


聖ミクラーシュ教会49

筆者に「すげーとこ住んでるな・・・」と呟いた浦鉄さんなのであった。
私もビックリしたよ!

少しでもこの教会の凄さが伝わったでしょうか・・・。なお、チケットオフィスのところでもらったパンフレットによると、アルプス以北で最高のバロック建築であり完成までに100年ほどかけられた教会とのこと。建築にはロレッタ教会と同じくディエントゼンホファー父子がかかわっているそうです。天井の一番高い部分は49メートルあって、この高さはプラハの建築物では一番なんだそう。えっ、プラハ城のヴィート教会天井よりも高いの?と思って調べた所、ヴィート教会の天井は34メートルなんだそうな。意外〜。やっぱりゴシック建築って縦長に見える効果があるんですね。大理石だと思っていた石は人工の大理石なんだそうです。そしてこの教会にはなんとモーツァルトがプラハ滞在中に弾いたオルガンもあるんだそうですよ(オルガンあったの気が付かなかった・・・)。

個人的にはヴィート教会と同じくらい、いやそれ以上のインパクトを残しました。プラハに訪れるたときは、プラハ城観光を終えた後に是非こちらの教会へ!美しさは私が自信を持って保証致します。


☆チェコっとInformation☆

聖ミクラーシュ教会のHP
コンサートも開催されているようです。あの教会で音楽鑑賞だなんて、一体どんな空間になってしまうのでしょうか・・・。

続く

関連記事:
プラハおもてなし紀行〜2日目:CREAの言う通りに巡ってみたプラハ城周り(ロレッタ教会 前編)



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プラハおもてなし紀行〜4日目:マラーストラナにある聖ミクラーシュ教会の隣の塔から見た絶景

さて明けて2015年になりました。そう、浦鉄さんはプラハで年越しをしたのです。年越しの瞬間は家の中にいたのですが、今年も近所で鳴らされるものすごい花火の音が聞こえて来ました。私はもう慣れましたが、浦鉄さんは「なんじゃこりゃー!」とビックリ。まるで紛争地帯のように「ドーン!(ビリビリビリ・・・)」と次から次へと花火が爆裂します。その振動のせいで道に止めてあった車の盗難防止センサーが動いてアラーム音が「ファンファンファン・・・」とそこかしこで響く・・・という阿鼻叫喚の年越しなのです。

我が家から見える小さな広場がご近所花火大会の打ち上げ場所になっているようで、その広場にフードをかぶった男達(たぶん有志の方々と思われる)が映画「ワイルドバンチ」のように横並びで歩きながら登場。日本では打ち上げるのに行政等の許可が必要な大きさの花火(てか、これが市販されてるのもすごいと思う)を次々と打ち上げるのです。昨年もあったけど、今年はさらにパワーアップしてる感がありました。「チェコ人、すげーな」と浦鉄さん。普段は地味で大人しい印象のチェコの人々ですが、弾けるときは弾けるんですね。それがヨーロッパの新年なのです。有志の皆さんには自宅の窓から綺麗な花火を見せてもらい多謝でありました。


花火  

自宅の窓から見た打ち上げ花火の様子。


元旦の本日は、近所の教会のミサなどを後ろの方で見せてもらった後で、ゆっくりとブランチを食べて観光に出かけます。初日の行程で行けなかったところに行ってみようということで、マラーストラナの聖ミクラーシュ教会に行くことにしました。プラハには聖ミクラーシュ教会という名の教会が2つあります。恐らく有名な方が旧市街広場のすぐ脇にあるミクラーシュ教会。もうひとつがマラーストラナにあるミクラーシュ教会です。ミクラーシュとは英語でいうニコラスのことで、英語表記だとセントニコラスチャーチとなります。

マラーストラナのミクラーシュ教会ですが、今まで行ったこともないし、そこまで有名な教会ではないと思っていました。ただネルドヴァ通りを通ってお城の方から降りて来るところにあるので、寄れるなら寄ってみようかと行程に入れていただけだったのです。しかし、この教会が二人ともプラハで一番の感動スポットになるとは・・・。教会の横には見張り台的な塔があってこちらにも登れます。塔のチケット売り場が教会だと思って入ってしまったんですが、ここからもなかなかの絶景が見渡せました。


聖ミクラーシュ教会の塔

トラムでマロストランスケー・ナーメスティー(マロストランスカー広場)まで行きます。


聖ミクラーシュ教会の塔4

塔から広場を見下ろした図。


聖ミクラーシュ教会の塔2

おとといは雪が積もっていましたが、プラハの屋根の色はこんな色です。


聖ミクラーシュ教会の塔5

もっと上にも上がれます。「自己責任でよろしく」という但し書きが・・・。


聖ミクラーシュ教会の塔6

こんな風景が広がっていました。
左上にあるのがストラホフ修道院です。


聖ミクラーシュ教会の塔7

ペトシーンの丘方面。


聖ミクラーシュ教会の塔8

ジブリ映画に出て来る街みたいですね。


聖ミクラーシュ教会の塔9

カレル橋も見渡せます。
「見ろ、人がゴミのようだ!」アゲインである。


聖ミクラーシュ教会の塔10

お届けもの中のキキが浮かんでいてもおかしくありません。


聖ミクラーシュ教会の塔12

横にある大きなドームはミクラーシュ教会のものでしょう。


聖ミクラーシュ教会の塔13

金色の王冠をかぶったような建物は国民劇場。


聖ミクラーシュ教会の塔11

プラハは百塔の街と言われています。


聖ミクラーシュ教会の塔14

こうして視点を変えてみると、


聖ミクラーシュ教会の塔15

また違った表情を見ることが出来て楽しいです。

続く

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クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。


プラハおもてなし紀行〜3日目:市民会館にてアールヌーヴォーなひととき

市民会館外

アールヌーヴォー建築の代表格、市民会館へやって来ました。


市民会館外3

ミュシャもかかわった文化的な価値のある建築です。


市民会館外2

隣の火薬塔とのコントラストがたまりません。


市民会館外4

ゴシックとアールヌーヴォーの競演、プラハが建築博物館と言われるゆえんでしょうな。


市民会館2

中にはコンサートホールやレストラン、カフェ等が入っています。
内装も素晴らしいので、フリーアクセス出来る1階と地下に行ってみて下さい。


市民会館11

手すりの飾りに萌え〜。


市民会館

タイルに萌え〜。
タイル萌えなんか、マラッカのプラナカン屋敷以来かも。


市民会館4

ガラスの扉のエレベーターです。


市民会館5

タイル貼りの壁に四角い鏡を並べたら銭湯にしかならないのに、このスタイリッシュさよ。


市民会館3

これがチケットオフィス。今日のイベントの当日券も買えるみたいでした。


市民会館7

メタルの装飾に萌え〜。

 

市民会館6

地下一階はビアレストランとバーになってます。


市民会館8

豆電球をあえての裸で。でもお洒落って言うね・・・。


市民会館9

こちらがアメリカン・バー。
なんだけど、チェコ語で書いてあるのがなんかイイネ!
ちなみに一階のレストランも「フレンチ・レストラン」をチェコ語読みさせる店名です。



市民会館10

チェコのちょい悪おやじとニキータが飲んでました。


市民会館13

私達はカフェで一息いれます。
二階からの図。いつも一階なんだけど、二階からの眺めも素晴らしいです。


市民会館14

シャンデリアにも萌え〜。


市民会館15

二階席の一部。
私達は縁に設けられた席に座りました。


市民会館って言葉から想像される空間じゃねえよ・・・」と、その異空間ぷりに驚く浦鉄さん。確かにそうです。柱のひとつひとつ、照明のひとつひとつ、柵のひとつひとつにまでアールヌーヴォーが炸裂していますから。市民会館の中には有名なプラハの春音楽祭に使われるコンサートホールや美術展などが出来るスペースがあります。1階の入って右がカフェ、左がフレンチレストランです。CREAではコンサート後のディナーをここのレストランで食べれば、めくるめくプラハの夜を堪能出来ると書いてありましたが、本当にその通りなのだろうと思います。初めて知ったのですが、一般立ち入りが禁じられている場所もツアーに参加すれば見ることが出来るのだそうです。今度は是非ツアーに参加してみたいですね。

続く

関連記事:
アール・ヌーヴォーな午後~前編:展覧会 Vital Art Noveau 1900
アール・ヌーヴォーな午後~後編:プラハ市民会館内のインテリア
チェコっとお出かけ:第6回 プラハ・カフェ放浪記


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クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。

プラハおもてなし紀行〜3日目:旧市街広場とその周辺を散策

お昼になったので「今日はどこで何を食べようか?ベジタリアンレストランもあるけど・・・」とチェコ3日目の浦鉄さんを気遣った発言をする私。しかし間髪入れずに「チェコ料理がいい」と浦鉄さん。日本にいるときは少食な印象があったけど、旅先だと「あれも食べたい、これも食べたい」と食欲を解放することが出来るんだそうです。

おすすめレストランは旧市街広場の近くなので、私達も人の波に飲まれて進むことにしました。しかしこのあたりは滅多に来ないから私も道が全然わかりません。ぐねぐねと曲がりくねっていてまるで迷路のよう。ひとつひとつのストリートを把握して(そこにどんなお店があるか知って)こそ真のプラジェンヌなのでしょう。


旧市街広場

伝説の女王リブシェの像を発見。
彼女が「ここに街を作ってプラハと名付けなさい・・・」と告げたとか。



旧市街広場2

中世からあるハヴェルスカー市場。今も現役で営業中。
だいたいがお土産物屋さんですが、それに混じって野菜や果物も売っています。
浦鉄さんはここで回転木馬のオルゴールを友達の子供のためにゲット。なんと曲は「君をのせて」でした!




旧市街広場3

電池で動く魔法使いのおばあさん人形は、もしかしてプラハ名物なのか・・・。



旧市街広場4

今日のランチはウ・ドボウ・セストラにて。
可愛いインテリアのチェコレストランです。


旧市街広場5

ローストダックとジェノベーゼを分けて食べました。


このレストランはローカルの友達から教えてもらったお店。ツーリスティックな場所にありながらもインテリアが可愛くて味も美味しいチェコ料理のお店です。チェコ料理やさんなんだけどパスタが妙に美味しいのでいつもパスタを食べてしまうのですが・・・。浦鉄さんは初ローストダックに「うっま・・・何コレ!」と感激していました。喜んでもらえて良かった〜。しかしやっぱりレストランのローストダックとホスポダのそれとは違いがあります。レストランの方がちょっと洗練されている感じがしますね(私はやっぱりホスポダのつゆだく派)。

前に友達と行った時は全然混雑していなかったのですが、大晦日の午後はすごい混雑で次から次にツーリストがやってきていました。私達が座った席は出入り口の近くだったので誰かがドアを開けるたびに北風ピーブー!奥にも1つ部屋がありますが、意外とキャパが小さいお店なので予約をした方がよかったかもしれません。ちなみにこちらでは濾過していない濁ったビールも飲むことが出来ます(ツウはこっちを飲んでる?)。


旧市街広場7

ランチを終えて、またうろうろします。
小さな広場ではクリスマスマーケットが。



旧市街広場6

照りのある豚がグルグルと回っています。
屋台飯も安くてボリュームがあって美味しいのでおすすめです。



旧市街広場9

旧市街広場にキター!



旧市街広場8

これがあの有名な天文時計です。



旧市街広場10

旧市街広場もクリスマスマーケット一色です。



旧市街広場11

いろんな屋台やお店が出て大賑わい!


旧市街広場12

やぐら的なものに登って上から見た図です。
像は宗教改革をしたヤン・フスさん。


旧市街広場13

いや〜、ぶっちゃけドレスデンにもひけを取らないんじゃないの?と思います。



旧市街広場14

屋台のデコレーションや内容も年々充実していってる気がします。


旧市街広場16

私はクレープとホットワインを買いました。
食べ物の他には、ガラス製品やオーナメント、毛皮製品などのお土産も売ってます。


旧市街広場17

子供の為の舞台もありました。



旧市街広場20

プラハ城の黄金小道内にあったユライ・バニャのお店がティーン教会の裏にあります。


旧市街広場18

品数豊富!しかしそれだけ迷うので時間が必要です。


旧市街広場19

店内に30分くらいはいたでしょうか・・・。


1975.jpg  

浦鉄さんはこのマグカップをゲット。確か350コルナくらいでした。(photo by 浦鉄)
模様がひとつひとつ微妙に違うから本当に迷うんですよ。


旧市街広場21

広場からツェレトナー通りを行くと、ゴシックな火薬塔が見えて来ます。


旧市街広場22

う〜ん、夜のゴシック建築はカッコイイ!

☆チェコっとInformation☆

レストラン ウ・ドボウ・セストラのHP
もともとはイタリアンレストランだったようで、だからパスタが美味しいのか〜と妙に納得しました。

Fajans-MajolicaのHP (陶器のお店)
近くにチェコのビオコスメのお店ボタニクスがあるので、ここはもうオナゴにとっては買物エリアですね。同行されるメンズの方々、このエリアではかなり時間を取られることをお覚悟ですぞ。


続く


CREA Traveller Unforgettable Praha 偉大なる王を戴く王国へ 泣かせるプラハ 幻想のプラハ城巡り 美しい旋律が響く四大劇場 旧市街ラビリンスを探検 悪魔の水路からカンパ島へ 文豪が愛したスタラー・フチの森 最旬・可愛い雑貨&カフェ (表紙キャプション) プラハに刻まれた記憶を巡る旅 プラハの夜は音楽とともに更ける ボヘミアの森の温泉リゾート 素顔のカフカ ちょこちょこチェコ案内 チェコ雑貨に夢中 プラハ郊外の小さな町へ (目次より引用)

クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。

プラハおもてなし紀行〜3日目:カレル橋とその周辺を散策

チェスキークルムロフからの帰り道は80年代の歌を流しながらのドライブでした。家に帰って来てからも、youtubeで工藤静香や森高やプリプリやミポリンや荻野目ちゃんの往年のヒット曲を聴きまくり歌いまくったのでした・・・(何故か夫がバブル時代の音楽を気に入って「もっともっと」とリクエストするのだった)。

さて本日はカレル橋と旧市街広場を中心とした下町歩きです。昨年に友人Iを案内したのと同じようにマロストランスカー駅/トラムで降りてブルタヴァ川に集う白鳥を見ながらカレル橋の方へ行くことにしました。



カレル橋

カレル橋。今日も寒いです。


カレル橋2

あれ・・・白鳥あんまりいない。


カレル橋3

白鳥よりも、鳩がイパーイ!


カレル橋4

鳩はおこぼれに預かっているのね。


カレル橋5

白鳥のフォルムって本当に綺麗です。
次はバレエ「白鳥の湖」を観に行きたいな〜。


カレル橋6

ブルタヴァ川のボートクルーズ、実はまだ乗ったことないんです。


カレル橋7

さて、ここから少し歩いてお城側の方から橋にアプローチします。


カンパ島

フランツ・カフカ博物館の前にあるおしっこ像。
チェコの国土の上でおしっこをする二人の男・・・腰部分は左右に動くようになっています。シュール!


カンパ島2

カフカ博物館の前にはスパワッフルの小さなお店が。
カルロヴィ・ヴァリまで行かなくても食べられてラッキー。1つ10コルナくらいでした。


カレル橋8

だんだんと橋に近づいて行きます。


カンパ島4

水路のところにあるフェンスには恋人たちがかけたカギが・・・。
リア充爆発しろ!・・・って去年も言ってなかったっけ(笑)しかし、錠前はみんな持参するんだろうか。


カレル橋10

橋のたもとにはトルデルニークのお店が。
Krustaというベーカリーで、旧市街にもお店がありました。


カレル橋9

パン屋さんのだけあって、とっても美味しかったです。
焼いてる所で直売せずに、中のベーカリーで買わせるというわかりにくいシステムでしたが。
お客さんが焼き担当のオバチャンにお金を払おうとすると「インサイド」と言われます。
立ち食いして見ていたら、このやりとりの何回も。「ペイ インサイド」的な看板を付ければいいのに・・・。



カレル橋11

やってきましたカレル橋。


カレル橋12

人がいっぱいです。


カレル橋14

中州のカンパ島にあるかわいい水車。


カレル橋15

カンパ島の広場を橋から見たところ。
まるでヨゼフ・ラダの絵本の世界ですね。


カレル橋16

聖人像を挟んでのプラハ城。


カレル橋17

猫型ロボットが出す空中浮遊機器のようなものを付けた聖人像も。


カレル橋18

人がひときわ多いところは・・・ご存知、カレル橋のパワースポットです。
レリーフに触れると幸運がやってくるそうな。これは猟犬のレリーフです。


カレル橋19

これは橋から落ちる人。猟犬の隣にあります。
落とされている人が、上にある像ヤン・ネポムツキーその人だそうな。


カレル橋20

これもヤン・ネポムツキーのレリーフみたいですね。
下のクロスとヤンさんに触れるのよ、と横にいたロシア人のツアーガイドさんが教えてくれました。


カレル橋21

さて、ここからは旧市街広場側にある塔に登りますよ!


カレル橋22

塔の上から旧市街広場側を見た図。


カレル橋24

風景をぼかしてみました。


カレル橋26

プラハ城とカレル橋、This is プラハ!


カレル橋25

見ろ、人がゴミのようだ!
(©天空の城ラピュタ)


カレル橋28

冬の休暇シーズンの人出はすごいです。


カレル橋29

スリのメッカとしても有名なので、貴重品にはお気をつけて!
幸運のレリーフに夢中で触っているときなどは、注意散漫になりがちで危ないかな〜と思いました。


カレル橋30

マロストランスカー方面を見た図。
白鳥がいっぱい来ています。


カレル橋31

目線を変えて街を見るとまた楽しいですね。

続く

関連記事:
プラハ おもてなし紀行~3日目:ブルタバの白鳥に餌付け、カレル橋へ向かう
プラハ おもてなし紀行~3日目:カレル橋散策、カフェ・スラーヴィアでランチ

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チェスキークルムロフ真冬紀行(後編)

チェスキークルムロフ26

この階段を登ってお城まで行きます。


チェスキークルムロフ28

お城の入口までやってきました。


チェスキークルムロフ27

お城のお堀ではクマが飼われているのですが、姿は見当たらず。
冬眠中だったのかな・・・?


チェスキークルムロフ29

ピンクの塔が近くに見えます。


チェスキークルムロフ30

更に進みます。通路の壁は騙し絵パラダイス。
本物の石が積まれているわけではなく、全て絵です。


チェスキークルムロフ31

お金がかからないから?と思ったけど絵を描く手間はすごいですよね。


チェスキークルムロフ32

横にはビアレストランもありました。


チェスキークルムロフ33

結構急な坂道になっており、手すりを掴みながら行かないと危なかったです。


チェスキークルムロフ34

このお城に来るのは四回目くらいですが、内部に入ったことはまだないのです(冬期はクローズ)。


チェスキークルムロフ35

いつか夏に来るのが夢だったり・・・。


チェスキークルムロフ37

上まで登りました!この絶景よ!


チェスキークルムロフ39

雪化粧をした町も綺麗です。
雪で見えないけど、屋根の色はくすんだ様なオレンジ色。


チェスキークルムロフ42

川にぐるりと囲まれているのがわかります。


チェスキークルムロフ38

お約束の額縁ライクなショット。


チェスキークルムロフ40

まさにおとぎの国!
浦鉄さんも「すげー、すげー」と感動していました。


チェスキークルムロフ44

お城の内部は開いてないので、絶景を堪能したらまた町に降ります。


チェスキークルムロフ45

階段の途中にあったアンティーク屋さんで、可愛い馬のブックエンドを見つけました。
確か3000コルナ(@15,000円)くらい・・・。もちろん買えず。


チェスキークルムロフ46

アンティーク屋さんや宝石屋さんは、世界遺産お膝元観光地価格でどれもお高めな印象でした。


チェスキークルムロフ47

夕暮れ時の広場も綺麗です。


チェスキークルムロフ48

カフェに入って休憩していたらもう夜でした。


チェスキークルムロフ49

そろそろ帰らなければなりません・・・。


チェスキークルムロフ50

ライトアップも美しいです。


チェスキークルムロフ52

今度はもっとゆっくり来て写真を撮りたいな。


チェスキークルムロフ53

しかし寒いです・・・。


チェスキークルムロフ54

川の近くはきっともっと寒いはず・・・。

今日は起きたのがちょっと遅かったので、滞在時間は4〜5時間といったところでしょうか。それでもあっという間に過ぎて行きました。お城の内部も見て、町も隅々まで見て、ショッピングやグルメを堪能して、写真もいっぱい撮りたいという場合ならやはり1泊するのがおすすめです。

☆チェコっとInformation☆

・モルダバイト(モルダバイトの詳細はこちらを

チェスキークルムロフはモルダバイトの産地に近いそうでプラハの宝石屋さんよりもたくさんのモルダバイト製品が売られています。モルダバイトは私も前から欲しいと思っており、宝石屋さんに行ったところゴールド台の指輪で1万コルナ(@5万円)くらいだったので、諦めました(石は比較的大きめのデザインだったからしょうがない?)。浦鉄さんはその後、プラハの宝石屋さんでモルダバイトのピアスをゲット。小指の爪小ほどの大きさのモルダバイトのピアス(シルバーベース)は1700コルナ(@8,500円)。私が値切って1500コルナ(@7,500円)になりました。宝石屋さんは値段がついていても値切り交渉可能な場合があるので、試す価値ありです。


          



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クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。

チェスキークルムロフ真冬紀行(前編)

昨日はプラハの美を堪能する一日でした。今日は浦鉄さんリクエストのチェスキークルムロフに出かけます。この街も世界遺産。しかし冬期の間はお城がクローズしてしまうし、観光スポット=美しい街並という性質上から、寒い時期の旅行はちょっと・・・と思っていたんです。それならば、暖かい温泉水が飲めるカルロヴィ・ヴァリの方がいいのでは・・・?と打診してみたところ、浦鉄さんの決心は固く「やっぱりチェスキークルムロフが見たい」とのこと。なんでも、クルムロフへ行ったことのある友人知人が口を揃えて「行くべき」とオススメしたのだそうです。

いや〜、正直そこまでの街かな〜。建物綺麗っつーだけのクソ田舎だけどな〜と私(プラハのときと同じ反応・・・)。しかし、今回雪のクルムロフを訪れてみて、印象が変わりました。「素晴らしい・・・!」と。何故かわかりませんが、クルムロフ来訪4回目にして感激のスイッチが入ってしまったようです。ずっと行きたかっただけあって、浦鉄さんの感激具合もひとしお。「何この街!!!」とテンションが上がって写真を撮りまくっていました。「arucoに『世界イチ美しい町でカメラ女子に変身しちゃおう☆』とか書いてあってさ、ケッ!とか思ってたんだけど、こりゃあカメラ女子になるわ・・・」(浦鉄談)。

夫運転の車でクルムロフに向かいます。車内で昨日の「くるみ割り人形」がいかに素晴らしかったかを夫に聞かせる私達。そして気が付いたら枕のようなサイズのボヘミアチップスのハム味をほぼ食べ尽くしていました・・・(本当に止まらなくなる美味しいチェコのポテトチップス。スーパーで買えます)。


チェスキークルムロフ

ヴルタヴァ川にひょうたんのように囲まれたチェスキークルムロフの町。


チェスキークルムロフ2

しかし今日も寒いわけです。


チェスキークルムロフ3

凍る川。


チェスキークルムロフ4

駐車場から橋を渡って町の中に入ります。
この時点で「何ここ?!」とテンションマックスの浦鉄さん。


チェスキークルムロフ5

ピンクの塔が可愛らしい!


チェスキークルムロフ6

こんな風に岩で囲まれてる部分は温泉かと思っちゃいますね。


チェスキークルムロフ8

家はすべてもれなく可愛いです。


チェスキークルムロフ9

カメラのメモリーを充分に取った上でお出かけ下さい。


チェスキークルムロフ10

チェコ名物(?)着膨れ子供。
真冬になるとみんなスキーウェア的なものを着てるのです。


チェスキークルムロフ11

この町どうなっちゃうの〜?と浦鉄さん。


チェスキークルムロフ16

有名ホスポダの「ナ・ロウジ」にて昼食です。
見逃しちゃいそうなくらい小さくてさり気ない店構えでした。この通りにはビオコスメのボタニクスがあります。


チェスキークルムロフ15

小さくて気取らないホスポダです。


チェスキークルムロフ12

地ビールのエッゲンベルグで乾杯!
ビール通じゃないけど、軽さと苦みのバランスがいい感じです。


チェスキークルムロフ14

私と夫は南ボヘミア名物、マスのフライ。これがまた美味しかった・・・。
ガーリック入りとそうでないのがあるけど、ガーリック入りの方がおすすめです。ああもう一度食べたい・・・。


チェスキークルムロフ13

浦鉄さんはチェコらしく鯉!
味はマスとほぼ変わらないというのが私達の意見でした。


チェスキークルムロフ19

昼食後は広場を通ってお城へ登ります。
夫は試験勉強をするために町の図書館へ行ってしまった・・・。


チェスキークルムロフ20

ここでも、クリスマスマーケットが開かれていました。


チェスキークルムロフ18

今日も零下なんですけど、皆さん外で食べてます。


チェスキークルムロフ17

可愛いテキスタイルを売るお店も。


チェスキークルムロフ21

トウモロコシの皮で作ったお人形。
マニファクトゥーラでもたくさん売っていました。


チェスキークルムロフ22

冬期だけど、観光客はイパーイ。


チェスキークルムロフ24

温泉郷も兼ねてれば最高なんですがね〜。


チェスキークルムロフ25

よく見ると崖の上に建てられています。



☆チェコっとInformation☆

ボヘミアチップスのHP (チェコ語)
    パプリカ味とハム味が好きです。一旦袋をあけるとノンストップになるので要注意。

ホスポダ&ホテル ナ・ロウジのHP

チェスキークルムロフ観光局のHP


続く


関連記事:旧ブログから、チェスキークルムロフの記事 その1 その2


CREA Traveller Unforgettable Praha 偉大なる王を戴く王国へ 泣かせるプラハ 幻想のプラハ城巡り 美しい旋律が響く四大劇場 旧市街ラビリンスを探検 悪魔の水路からカンパ島へ 文豪が愛したスタラー・フチの森 最旬・可愛い雑貨&カフェ (表紙キャプション) プラハに刻まれた記憶を巡る旅 プラハの夜は音楽とともに更ける ボヘミアの森の温泉リゾート 素顔のカフカ ちょこちょこチェコ案内 チェコ雑貨に夢中 プラハ郊外の小さな町へ (目次より引用)

クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。

プラハおもてなし紀行〜2日目:国民劇場でバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞後、カフェ・ルーブルで夕食

さて、ここでもう一度当日の予定をおさらいです。

プラハ城観光(ロブコヴィッツ宮殿内カフェでお茶)→ウ・ズラテー・フルシュキでチェコ料理の昼食→ノヴィー・スヴェット通り散策→ロレッタ教会観光→ストラホフ修道院の図書館観光→家に帰って着替え→国民劇場でバレエ鑑賞→カフェ・ルーブルで夕食。

プラハ城からストラホフ修道院までの行程は朝の9時〜午後17時までかかりました。これでプラハ城とその周辺の観光地を回ると結構時間がかかることがわかると思います。それに加えて写真を撮ったりお土産屋さんを覗いたりしていると、案外時間がかかるものです。

バレエ鑑賞のために一旦、自宅へ戻ってワンピースに着替える私達。外は−7度なんですが、国民劇場の最前列でバレエ鑑賞なのであまりにもカジュアルな格好は・・・ということで、頑張ってみました。今回のバレエ鑑賞は浦鉄さんのリクエスト。「バレエなら言葉がわからなくても大丈夫だろうから・・・」ということですが、まったくその通り。ナイスチョイスでした。

年末公演のチケットを予約したのが10月の初旬くらい。演目はバレエならなんでもいいということで探したら「くるみ割り人形」がやっていたので「年末ならこれっしょ!」と予約したわけです。10月初旬の時点でお手頃な値段の席はほぼ埋まっていました。空いているのは最前列とかものすごく後ろの方の席。せっかくなんだし最前列の席を予約してみたところ、お値段は1100コルナ(@5,500円)/一人。意外と安いです・・・。


国民劇場2

このゴージャスな箱が国民劇場です!



国民劇場

天井には8つの芸術を司る8人の女神の絵が。



国民劇場3

この劇場はドイツ語が公用語だったハプスブルグ帝国時代に、



国民劇場5

チェコ人のためのチェコ語の劇場をということで作られた劇場で、



国民劇場6

一度は火災でダメージを負ったものの、



国民劇場8

市民たちの寄付とサポートによって再建された、



国民劇場13

誠に胸熱なストーリーを持つ劇場なのであります。



国民劇場14

いや、素晴らしい・・・。



国民劇場12

せっかくプラハに住んでいるのだから、



国民劇場7

もっと頻繁に劇場へ、



国民劇場4

来るべきですね・・・。



国民劇場9

私達の席はオーケストラピットの目の前。



国民劇場10

「くるみ割り人形」だからか、親子連れもたくさん来ていました。
そういえば以前に義理の母マミンカと「くるみ割り人形」を国民劇場で鑑賞したことがあったのですが、そのときはあんまり記憶に残っていなかったんですよ(緊張していたのだろうか?)。しかし今回は何故だかわかりませんが、非常に非常に感激しました。だって、席のすぐ前ではオーケストラが生演奏してるし、ダンサーさんの表情やPK(プリケツの意)もすごくよく見えるんですよ。それに、中国の踊りやアラビアの踊り、金平糖の踊りなど音楽と振り付けがバラエティーに富んでいるのもアソートみたいでお得な気分〜。

今回の「くるみ割り人形」は「クリスマス・キャロル」と足して二で割ったような構成になっていて、街の嫌われ者スクルージおじさんがクララのくるみ割りを壊してしまい、悪魔にどこかへ連れ去られた後で改心して様々な踊りを子供たちと一緒に楽しむというストーリーになっていました。面白かったのが悪魔の解釈で、ボンテージ風のサスペンダーを裸の胸に付け(ちょっと映画「愛の嵐」を意識?)、ピチピチのラバー風タイツを履いた悪魔はオネエという設定でした(中の人のキャラを活かした設定?)。あと、スクルージおじさんがムーンウォークを見せたりしてツイストが効いていました。夢が終わった後で、周りにいた街の人達が実は妖精の役も兼ねてました〜というのも映画「オズの魔法使い」みたいでなんかいいんですよね。

いや〜、バレエって素晴らしい!私が子供だったら親に頼んでバレエスクールに即通わせてもらうでしょう。「すごかったねえ〜」「良かったねえ〜」とため息混じりに語り合う浦鉄さんと私なのでした。プラハに来たら、豪奢な劇場で芸術鑑賞もマストなのだと知った夜になったのでした。

さて今宵の夕食は浦鉄さんリクエストのカフェ・ルーブルです。国民劇場からカフェ・ルーブルへ向かう道には見逃せない歴史的スポットがあります。

ビロード革命

ビロード革命の記念碑です。
この記念碑前には蝋燭や故ヴァーツラフ・ハヴェルの写真がいつもお供えされています。


ビロード革命2

この手は運動の中心になった学生たちのものだそうな(本当に型取りしたかは不明)。
さりげないが胸熱なスポットである。


カフェルーブル2

やってきましたカフェ・ルーブル。


カフェルーブル

プラハ・ハムをつまみながらチェコのワインを飲みます。
グラスワインが35コルナ(@175円)くらいで、激安!!!味も悪くありません。



カフェルーブル3

チーズとほうれん草のフレンチキッシュにしてみました。美味なり!


カフェルーブル4

浦鉄さんはグラーシュ。

国民劇場の周りにあるグランドカフェ、スラーヴィアやルーブルは夜遅くまで開いているので公演後のディナーも余裕です。カフェ・ルーブルは創業1902年で、カフカやアインシュタインといったセレブが来たこともある老舗カフェ。ピンクの壁が可愛らしいし従業員の方も感じがいいので、私めもたまに訪れます。食事が美味しいのがポイント高しなのですが、残念ながらケーキがイマイチ・・・(スラーヴィアもケーキがマズかった)。ワインが非常に安いのでビアレストランのガヤガヤした雰囲気がちょっとね、という方はこちらでお洒落に飲んでも良さそうです。

いや〜、今日はプラハ城とその周辺の隠された宝石のようなスポットをめぐり、宝石箱のような素晴らしい劇場でバレエを堪能し、プラハの素晴らしいところを還元濃縮したような一日でした。プラハ、ナーメテーター!明日は浦鉄さんリクエストのチェスキー・クルムロフへ向かいます。



☆チェコっとInformation☆


国民劇場のHP
   チケットのネット予約が出来て便利。プラハ行きが決まったらさっそく席を予約しましょう。

カフェ・ルーブルのHP
   「ルーブルのこのケーキは美味しかった」というものがあれば、是非教えて下さいね。


続く

関連記事:
チェコっとお出かけ:第5回スタートニー・オペラで「ラ・ボエーム」を鑑賞

チェコっとお出かけ:第6回 プラハ・カフェ放浪記


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プラハおもてなし紀行〜2日目:CREAの言う通りに巡ってみたプラハ城とその周辺(ストラホフ修道院の図書館編)

ロレッタ教会のお次はストラホフ修道院の図書館です。ここでの私達のお目当ては中世の図書館。この図書館、90年代J-POPが好きな人なら見覚えがあるのでは・・・。ブリリアント・グリーンが99年に発表した「そのスピードで」のPVが撮影されたのがここの図書館なんですよ。私が初めてプラハに行ったのも99年、この図書館を見て「あれ・・・?!」と思ったものです。ここでも入場料の他にカメラ撮影希望の人限定で撮影料が100コルナかかります。シールを貰ったら体に貼りましょう。


ストラホフ修道院

図書館はこの建物の中にあります。
入口に「ここ図書館」と写真つき立て看板が出てるのでわかると思います。


ストラホフ修道院2

ヨーロッパの地図を女性に見立てた図。
中央にチェコがあることから「ヨーロッパのハート」というキャッチコピーがついたのでしょう。
しかし右下のアジアの描写がいい加減すぎる(笑)。



ストラホフ修道院17

何故かカニやら貝殻やら海のものコレクションが飾られています。
内陸国だから、海憧れなのかな・・・。


ストラホフ修道院4

こちらが哲学の間です。


ストラホフ修道院5

天井までに広がる書架棚に圧倒されます。


ストラホフ修道院7

こんなところでPV撮影なんて、かなりセンスいいんじゃないでしょうか。


ストラホフ修道院8

長い廊下を通った先にもうひとつの図書館「神学の間」があります。
両サイドには美術品が展示されています。


ストラホフ修道院16

鳥山明の漫画に出て来るキャラでこんなのいなかったっけ・・・。



ストラホフ修道院9

これが「神学の間」です。



ストラホフ修道院12

天井の絵画と装飾も素晴らしいです。


ストラホフ修道院の歯の痛い人

ここには歯の痛そうな人の像(by浦鉄さん)がありました。



ストラホフ修道院14

昔の人は勉強が好きだったんだな〜と、


ストラホフ修道院15

先人の勤勉さに触れた思いがして、胸熱気分なのでした。


ストラホフ修道院18

お土産屋さんでは修道院の庭で取れたハーブを使ったサシェやお茶が買えます。
おそらく限定と思われるのにお値段もお手頃でナイス!浦鉄さんはラベンダーのサシェをゲットしました。


ストラホフ修道院おみやげ

ハーブで作ったお酒も。ラベルが可愛い!!!
なかなかやるじゃないか、チェコよ・・・。


ブルータイム

図書館から出たら、街はブルーアワーになっていました。

☆チェコっとInformation☆

・ブリリアントグリーンのPVは公式のものがないみたいですが、JpopSukiのページで見ることが出来ます。図書館だけじゃなくてカレル橋も出て来て、かなり雰囲気の良いPV。曲もいいし私も大好きです(浦鉄さんはトミーの薄情そうなところがいいんだそうな)。

Czech Tourismのページによると、なんとこの図書館はジョニー・デップ主演「フロム・ヘル」やダニエル・クレイグ主演の007映画「カジノ・ロワイヤル」にも登場するとか!!!私は二本とも見ましたが、まったく記憶にありません・・・。もう一度鑑賞しなくては。

ストラホフ修道院のHP


続く

関連記事:プラハで撮影されたミュージックビデオ<J-POP編>


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クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。

プラハおもてなし紀行〜2日目:CREAの言う通りに巡ってみたプラハ城とその周辺(ロレッタ教会 後編)

浦鉄さんが地球の歩き方で得た情報によると、ロレッタ教会にはダイヤモンドの素晴らしい装飾物があるのだとか・・・。それは見ておかないと!係のお兄さん(撮影許可シールを厳しくチェックしていた人)に聞いてみると、ダイヤは二階の宝物館にあるのだそう。一階は教会と中庭とサンタカーサ、二階は宝物館になっておりプラハ工芸美術館(そんなのあるのか!)から貸し出されている展示物があるのだそうな。さっそく二階へ上がってみました。いや〜、暖房が効いていて快適!繰り返しますが当日の気温は−7度ですからね、もう凍えそうな季節に君は何をどうこう言うの?という感じですよ。



ロレッタ教会32

二階から中庭を眺めた図。


ロレッタ教会33

ここからは宝物館だよ!


ロレッタ教会34

王冠ですが、小さ過ぎて頭からおっこちそうです。


ロレッタ教会35

こういう細かい工芸品も展示されています。


ロレッタ教会36

鳥かわいい。


ロレッタ教会37

アメ玉みたいなフレームがポップです。


ロレッタ教会38

こんな感じのオブジェはザラホームでも売ってたような・・・。


ロレッタ教会40

銀かもしれないけど、アルミっぽい輝きがバリのアルミ細工を思い出させます。


ロレッタ教会39

日本から来たという螺鈿細工の箱。ちょっと胸熱。


ロレッタ教会41

黄金の羊ちゃん。今年の干支は羊、よろしくメェ〜!


ロレッタ教会42

聖母子の絵なんですが、子があんまり可愛くない気がする・・・おっさんみたい。


ロレッタ教会58

女性がお盆にのせているものは・・・。


ロレッタ教会59

おっぱいでした!
彼女は聖アガタ。拷問で両乳房を切り落とされたのだそうです・・・。今は乳がん患者の守護神にもなっているとか。


ロレッタ教会44

二階からはサンタカーサ上部の装飾がよく見えます。
喧嘩をしている子供たち。


ロレッタ教会45

羽が生えていないので天使じゃないのかな。


ロレッタ教会47

「ごめんよ」「ううん、僕こそ」


ロレッタ教会46

これが受胎告知の場面です。


ロレッタ教会48

二階の別室には価値の高いものばかり置かれている小部屋があり、


ロレッタ教会49

ここに噂のダイヤモンドも並べられています。


ロレッタ教会50

このスタンドのようなものは聖体顕示台といって、


ロレッタ教会51

透明な部分に儀式で使うパン(白いおせんべいみたいなやつ)を入れるんだそうです。


ロレッタ教会52

浦鉄さんが気に入ったアメジストの聖体顕示体。


ロレッタ教会54

そして、これが噂のダイヤモンドの聖体顕示体です!


ロレッタ教会55

す、すごい・・・!


ロレッタ教会57

ギラッギラです!


ロレッタ教会56

「いっぱいありすぎて、キュービックジルコニアに見える」と浦鉄さん。


ロレッタ教会53

他にも様々な天然石を使った聖体顕示体があります。いいものを見せてもらいました。


以上がロレッタ教会でした。一階の回廊にいるときに美しい鐘の音も聞けたし良かったです。いや〜、しかしこんな宝物が見られるだなんて全然知らなかった・・・。二階には小さなミュージアムショップがあって小さなメダルなんかが売っていました。

続く


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クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。


プラハおもてなし紀行〜2日目:CREAの言う通りに巡ってみたプラハ城周り(ロレッタ教会 前編)

新世界通りからチェルニンスカー通りを通り、見えて来るのはバロック建築が美しいロレッタ教会です。ロレッタって言うと、私は映画「歌え!ロレッタ愛のために」という映画を思い出します。映画でヒロインのロレッタを演じたのがシシー・スペイセクでした。スペイセクのお父さんはチェコの血を引いていたんだそうです。スペイセクっていう名字がちょっとチェコっぽいかもしれませんね。以上、豆知識でした。

さてロレッタ教会ですが、ロレッタという名前がなんかラテンぽいので不思議に思って調べてみました。ロレッタの名前はもともとはイタリアのロレッタという場所にある教会堂から来ている様です。そこの教会堂にはサンタカーサというマリアが受胎告知を受けた家を模したものがあって、カソリックの巡礼場所として有名なんだそう。プラハのロレッタ教会にもそのサンタカーサを模したものが中庭の中央にあるのでロレッタ教会という名前になっているようです。

ロレッタ教会は、17世紀にロブコヴィッツ家(プラハ城内にある宮殿を持っていた有力貴族。私達が入ったカフェもその宮殿内にありました)の支援のもとイタリアの建築家が作り始めたのだそうです。その後18世紀にドイツの建築家ディエントゼンホファー父子によってバロックスタイルに仕上げられたのだとか。

バロック、バロックって言うけどそもそもバロックって何なのか?Wikipediaによると・・・

バロック建築(Baroque Architecture)は、1590年頃から盛んになった建築様式。建築そのものだけではなく、彫刻や絵画を含めた様々な芸術活動によって空間を構成 し、複雑さや多様性を示すことを特徴とする。特に内部空間の複雑な構成は、他の建築様式とは際立った特色となっている。

バロックの語源はポルトガル語のBarocco(歪んだ真珠)といわれ、元々は一部に見られるグロテスクなまでに装飾過剰で大仰な建築に対する蔑称であったが、のちに広く17・18世紀の美術・建築に見られる傾向を指す様式概念として用いられるようになった。

あー、真円ではないボコボコした真珠のことをバロックパールって言いますが、そういうことですか。でもイマイチどういうものがバロック建築なのかわかりません。ホームメイトのページにはこのように書いてありました。

■巨大なスケールと多様な装飾が特徴
バロック建築は、巨大なスケールや数量をはじめ、雄大な見通し、複雑で立体的な構成、曲線と曲面の使用、錯視の利用、豊富で多様な装飾などが、ケースバイケースで適切に活用されました。

■彫刻と絵画で室内に広がりを演出
人物の動的な姿勢や空中を浮遊する姿をモチーフとしたバロックの彫刻と絵画は、室内に空間的な広がりを与えています。

ふむ・・・。曲線的で立体的でデコラティブで、空に浮かんだりしてる人の絵や彫刻があってフワフワしてる感じがバロックって感じ・・・ってことで大体わかりました。それでは中を見てみましょう。

ロレッタ教会は入場料の他に、中を撮影したい人限定で撮影代が取られます。これがなんと100コルナ!(@500円)ローカルにはランチが食べられるくらいの金額ですよ。もちろん涙を飲んで払いました。撮影代を支払うとカメラクルーの印、シールがもらえるので体の目立つ部分に貼ります。中にはちゃんとチェックの人もいるので分かりやすいところに貼りましょう。


ロレッタ教会

ロレッタ教会の外観。


ロレッタ教会6  

中庭です。


ロレッタ教会4

やっぱり雪をかぶった彫像は綺麗です。


ロレッタ教会5

中庭を囲む回廊には祭壇などが置かれています。


 ロレッタ教会8

懺悔ブースもありました。
懺悔する浦鉄さんを撮りたかったけど、もちろんブース内は進入禁止。


ロレッタ教会7

中庭を囲む回廊にはフレスコ画っぽい絵が。


ロレッタ教会10

これがマリアが受胎告知を受けた家、サンタカーサです。
中に入ることができます。


サンタカーサ内部

サンタカーサの内部です。


ロレッタ教会11

なんだかありがたそうな絵が飾ってあります。


ロレッタ教会12

中庭から塔を望む。


ロレッタ教会14

教会の中です。




ロレッタ教会15

う〜ん、ロレッタ〜(意味不明)。


ロレッタ教会16

顔だけ天使がにょきにょきと・・・。


ロレッタ教会19

キノコのように天使がにょきにょき生えています。


ロレッタ教会17

上からも天使ちゃん。
楽器を演奏していますね。


ロレッタ教会20

とにかく天使の彫刻がいっぱい!
抜歯・・・?


ロレッタ教会21

きゃわいいです。


ロレッタ教会22

デコで浮遊感があるのがバロックなのね。


ロレッタ教会23

うん、そうだよ!


ロレッタ教会24

ようこそ、バロックの世界へ!


ロレッタ教会25

この浮遊感・・・バロック!


ロレッタ教会26

天使祭りである。


ロレッタ教会27

バーンと登場したのが、


ロレッタ教会28

ピエタ像。
決して、思ったよりも息子の出来が悪いので泣いているのではないのである。


ロレッタ教会29

着衣のキリスト(?)像。


ロレッタ教会30

この手はなにを意味するのだろうか・・・。



ロレッタ教会31

チャッキー人形みたいな顔の天使が盆踊りを踊っていました。
なんか牡蠣みたいなバロックパールも装飾として付いてますね。

続く

CREA Traveller Unforgettable Praha 偉大なる王を戴く王国へ 泣かせるプラハ 幻想のプラハ城巡り 美しい旋律が響く四大劇場 旧市街ラビリンスを探検 悪魔の水路からカンパ島へ 文豪が愛したスタラー・フチの森 最旬・可愛い雑貨&カフェ (表紙キャプション) プラハに刻まれた記憶を巡る旅 プラハの夜は音楽とともに更ける ボヘミアの森の温泉リゾート 素顔のカフカ ちょこちょこチェコ案内 チェコ雑貨に夢中 プラハ郊外の小さな町へ (目次より引用)

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プラハおもてなし紀行〜2日目:CREAの言う通りに巡ってみたプラハ城とその周辺(レストランと新世界通り編)

プラハ城観光を堪能した後は、お昼ご飯です。二人ともお腹ペコペコ!CREAの提案によると、プラハ城正門を背にして左へ行けば、感じのいい小道とレストランがあるとのこと。その通りに進みます。しかし、本当に人がいねえ・・・。一般的な順路だとお城を見た後はマロストランスカー駅の方へ降りて城下にあるカレル橋や旧市街広場に行く感じになるので、お城の上の方へ行く人は少ないのかもしれません。あれだけ大勢の観光客が消えて、静寂の世界が広がっていました。


新世界通り

とても静かです・・・。


新世界通り2

上の方にも教会がありました。


新世界通り3

しっとりしたムードもたまりません。


新世界通り4

今日の昼ご飯はここ。ウ・ズラテー・フルシュキ(黄金の洋梨亭)です。


新世界通り5

店内は禁煙と喫煙に分かれています。私達は禁煙席へ。


新世界通り6

私はスペシャリティーのローストダックを食べました。
付け合わせはクネードリキと紫キャベツです。


このレストラン、私達の他にはお客さんが全員フランス人でサービスのおじさまもフランス語を話しています。CREAにも「お洒落なフランス人グループが食べていたので、味も期待できるかも」と書いてあって(「かも」って、ちゃんと取材してないのかよ!と浦鉄さんが突っ込んだ)、フランス人観光客御用達のレストランみたいでした。後でフランスで買ったプラハのガイドブックを見てみたら、このお店のことが載っていたのでそれでかもしれません。

ローストダックは正直まあまあのお味。私はやっぱり庶民的なホスポダで熱いオーブン皿のままドカンとサーブされる油と肉汁にまみれた「つゆだく」ダックの方が美味しいと感じます。一方、浦鉄さんが頼んだシュニッツェル(チェコ語でベプショヴィー・ジーゼック)は当たりでした。お肉の厚さがちょうど良くてサクサク。付け合わせのマッシュポテトも美味でした(ポロネギの刻んだのが和えてあった)。
新世界通り9

ご飯を食べた後はノヴィー・スヴェット(新世界)通りを散策します。


新世界通り12  

この界隈は本当に静かで、小さくて可愛い家が立ち並んでいます。


新世界通り7

かつて、お城にお勤めしていた人たちの家だったそうです。


新世界通り10

今は小さなデザイン事務所や感じのいいカフェになっています。


新世界通り11

以前、O嬢に連れて来てもらったホテル、ウ・ラカも雪化粧。
カフェに行ったときの記事はこちら。


新世界通り13

ウ・ラカを背にしたらフォトジェニックなチェルニンスカ通り(by CREA)。
今日は雪なので道が滑らないか心配です。


新世界通り15

静かでとても落ち着きます。


新世界通り14

聖人像もどこかほっこりテイスト・・・。


☆チェコっとInformation☆

レストラン ウ・ズラテー・フルシュキ(黄金の梨亭)のHP

ホテル&レストランカフェ ウ・ラカ(ザリガニ亭)のHP

ノヴィー・スヴェット通りにある小さなカフェ、カヴァールナ ノヴィー・スヴェットのHP(チェコ語のみ)



続く

関連記事: チェコっとお出かけ:第1回 ペトシーンの丘とプラハ城周辺〜新世界通りとウ・ラカ



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プラハおもてなし紀行〜2日目:CREAの言う通りに巡ってみたプラハ城とその周辺(聖ヴィート教会編)

ヴィート教会

お城の中を引き返してヴィート教会に戻って来ました。
城敷地内はチケットなしでも自由に往来可能。教会や黄金小道などの入場時にチケットが必要となります。


ヴィート教会3

このゴシック教会にはいつも圧倒されます。


ヴィート教会2

開場から2時間程が経過して、観光客の数も増えていました。
チケットオフィスからは長蛇の列がはみ出していました。


ヴィート教会6

やはり朝の行動がキーになるのかもしれません・・・。



ヴィート教会4

教会内には地元の子供たちによるツリーが飾られていました。


ヴィート教会5

鯉はクリスマスに食べる繁栄のシンボルです。
浦鉄さんはこの後行くチェスキー・クルムロフで鯉のフライを食べました。鯉はあっさりとした白身で意外と美味しいですよ。


ヴィート教会7

ミュシャのステンドグラスに、今年も会えたね。


ヴィート教会8

「この色の濃淡の美しさはどうやって・・・?」と浦鉄さん。


ヴィート教会9

ガラスじゃなくて絵みたいです。


ヴィート教会10

今回はミュシャのステンドグラスをすべて撮って来ました。


ヴィート教会11

きっと、ひとつひとつのステンドグラスに、


ヴィート教会12

ボヘミアの国の伝説だったり、


ヴィート教会13

宗教的な意味だったり、


ヴィート教会14

文化的な意味があると思うんですが、


ヴィート教会15

残念ながら、


ヴィート教会16

私には全然わかりません・・・。


ヴィート教会17

しかしながら、


ヴィート教会18

綺麗だからいっか〜


ヴィート教会19

などと思ったりするのでした。


ヴィート教会20

子供たちによるツリーが可愛いです。


ヴィート教会21

チケットなしの場合だと、この観光客がたくさんいる位置までしか行けず、


ヴィート教会22

奥にあるミュシャのステンドグラスや銀で作られたヤン・ネポムツキーのお墓ををつぶさに見ることが出来ません。


ヴィート教会24

奥も素晴らしいので、時間があればチケットを買うことをおすすめします。


ヴィート教会23

あらゆる細部に装飾がほどこされています。


ヴィート教会25

薔薇窓を中から見ると、


ヴィート教会26

こんな風に。それぞれのグラスにはやはり意味があるそうです。


ヴィート教会27

浦鉄さんは、カメラだとピンク色がうまく映らないと困っていました。


ヴィート教会28

巨大なパイプオルガン。


ヴィート教会29

手すりには楽器のレリーフが。


ヴィート教会30

結構キュートです。


ヴィート教会31

オルガンの上部では天使がラッパをふいています。


ヴィート教会33

磷り付けになったキリスト像。
やはり浦鉄さんもひょうきん懺悔室のことが頭をよぎったらしい。日本のある世代以上には強烈に擦り込まれているようだ。


ヴィート教会34

聖ヤン・ネポムツキーのお墓の上で天使がカーテンを持っています。


ヴィート教会35

とにかくこの天井が異様に高い教会は、


ヴィート教会36

訪れる者を圧倒します。


ヴィート教会37

宗教すげえ・・・!という気分にさせられます。


ヴィート教会38

浦鉄さんが「フリーメイソンだ!」と気付いた目のシンボル。


ヴィート教会40

教会内にあったクリスマスの飾り。


ヴィート教会39

以上、聖ヴィート教会でした。

続く

関連記事:プラハ おもてなし紀行~2日目:聖ヴィート教会でステンドグラス萌え
     去年回った記事です。


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クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。


プラハおもてなし紀行〜2日目:CREAの言う通りに巡ってみたプラハ城とその周辺(聖イジー教会、黄金小道、カフェ、ダリボルカ編)

ヴィート教会前のオフィスでチケットを買って、一路黄金小道を目指す私達。しかし聖イジー教会に目が止まったので、先に入ってみることにしました。
プラハ城19

赤くて可愛らしい教会が、聖イジー教会です。


プラハ城20

中は小さくてコージーな雰囲気の教会です。


プラハ城21

中では寒さも少し和らぎます。


プラハ城22

像も木彫りで優しい感じ。


プラハ城23

可愛い天使がいました。


プラハ城24

ほっぺがバラ色です。


プラハ城25

天井にはフレスコ画も。


プラハ城27

再び外に出ます。正時だったので兵隊さんの交代の時間でした。


プラハ城28

しかし寒いわけです。


プラハ城29

ポーズを取る兵隊さんたち。


プラハ城30

右端の兵隊さんは手順を間違えてしまったらしく、照れ笑いをしていました(笑)。


プラハ城35

CREAが提案してくれた通り、ロブコヴィッツ宮殿のカフェに入ります。
てか、寒過ぎて暖かい飲み物を飲まないとキツかった・・・。
城内にはコーヒーやホットワインを売るお店があるので、適宜身体を暖めながら進んで下さいね。


プラハ城32

中はこんな感じ。開店一番乗りでした。


プラハ城31

テラスもありますが鬼寒なので、もちろん中にします。


プラハ城34

眺めは絶景ですが、樹が少し邪魔でした。


プラハ城33

ケーキも市内の普通のお店より若干おされです。
私達はコーヒーだけにしました。チップ入れて100コルナ(@500円)くらい。ちょっとお高いです!


プラハ城36

カフェの後は黄金小道へ。


プラハ城38

雪の黄金小道もなかなか見られないよね、と自らを鼓舞。


プラハ城37

家の中はお土産屋さんや当時の生活を展示するスペースになっています。
浦鉄さんは有名なKolosのメタルなお人形が付いたしおりを購入。


プラハ城40

ドアは本当に小さいのです。


プラハ城41

昔の人は小柄だったんですね。


プラハ城39

空気が乾燥しているので、雪の結晶が見えます。


プラハ城42

暖かそうな窓からはチェコアニメのキャラたちが手招きを・・・。


プラハ城43

家には古くは占い師やお城のガードマン、新しいところではカフカが住んでいたそうです。


プラハ城45

当時の質素な暮らしぶりが伺えます。


プラハ城46

冬は寒かっただろうなあ・・・。


プラハ城48

さり気なく置かれた可愛い雑貨も見所のひとつ。


プラハ城49

ホーローの洗面用具が可愛いです。


プラハ城50

占い師の書斎にはしゃれこうべがありました。


プラハ城51

一番端の家は小さな映画館兼編集スタジオになっていました。


プラハ城52

黄金小道を抜けたらプラハ城は終わりです。


プラハ城53

が、左側にはダリボルカという塔があり、拷問道具などの展示が見られます!
去年は気が付かなかった・・・。友人Iよ、すまない。


プラハ城54

ダリボルという騎士が幽閉されており、幽閉後はここでバイオリンの練習をしていたんだそうです。


プラハ城55

頭と四肢を固定する拷問道具。


プラハ城56

黄金小道を抜けたところから見るプラハも素晴らしいです。



☆チェコっとInformation☆


ロブコヴィッツ宮殿のカフェのHP
メニューもこちらから見ることができます。お値段は場所が場所なので、ローカルが行く普通のお店よりも高めですが、東京の中心部と比べたら少しお手頃感があるかもしれません。

・自然派コスメ&チェコ民芸品のお店、マニファクトゥーラのお店がプラハ城内に2店舗あります。1つめは黄金小道の入口近くにある大きなショップ。2つめは黄金小道の小さなお家の中にある小さなショップです。マニファクトゥーラはカレル橋に通じる通り、旧市街広場に通じる通りなど、観光で行く至る所に店舗があって年末年始も開いていました。

・黄金小道にある陶器のお店ユライ・ヴァニア(arucoにも掲載)は、素朴で乙女な絵付けが可愛らしくて胸キュン!(aruco風)浦鉄さんも小さな店内の中で20〜30分くらいあれこれ悩んで・・・結局買いませんでした(笑)。「もっとよく考えたい」ということだったんですが、黄金小道はチケットがないと入れない場所・・・。お店の人に他に買える場所はないか聞いてみたところ、ありました!なんとティーン教会の裏、ボタニクス(ビオコスメ)のご近所です。こちらの店舗は広くて品数も多かったのでお買い物しやすかったです(そして浦鉄30〜40分ほどまた悩む)。絵付けの模様が微妙にひとつひとつ違うから、選ぶのが本当に大変なんですよ。

お店情報↓
Fajans-Majolica, Ceramics workshop
Ungelt, Tyn 641/1 Praha 1 (旧市街広場 ティーン教会の裏 ボタニクスの近く)
ユライ・ヴァニアのHP

この後は、また逆流して聖ヴィート教会を見学しに行きます。
続く

関連記事:プラハ おもてなし紀行~2日目:黄金小道にて
     去年回った記事です。


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クレア・トラベラーシリーズのプラハ特集は、とにかく写真が綺麗で雰囲気たっぷり。非常に美しいプラハの街並を眺めているだけでも楽しいです。王道の観光名所に加えて、劇場や音楽ホールの情報もあるので本場のクラシックコンサートやバレエ、オペラを観たいという人にはおすすめです。もちろんおしゃれなレストランやショップ情報も。


プラハおもてなし紀行〜2日目:CREAの言う通りに巡ってみたプラハ城とその周辺(入城編)

今日はプラハ城とその周りを巡る一日。夜には国民劇場でのバレエ鑑賞というまさにこの国の美を浴びる様なプログラムです。以下がザックリとしたスケジュールです。

プラハ城観光(ロブコヴィッツ宮殿内カフェでお茶)→ウ・ズラテー・フルシュキでチェコ料理の昼食→ノヴィー・スヴェット通り散策→ロレッタ教会観光→ストラホフ修道院の図書館観光→家に帰って着替え→国民劇場でバレエ鑑賞→カフェ・ルーブルで夕食。

当初はストラホフ修道院を観た後で、お土産ショッピングやお茶をしながらネルドヴァ通りを下って聖ミクラーシュ教会を観光してから着替えに帰るというプランでしたが、時間が全然足りなかったのでカットして別の日に回すことにしました。

ものの本などには「プラハは小さな街で見所がまとまっているから1泊2日くらいで大丈夫」的な記述があったりします。確かにプラハ城、カレル橋、旧市街広場などトップスターだけをサクっと回るとそれくらいでいいと思いますが、ゆっくりじっくり写真を撮りながら見て回るにはプラハだけで3〜4泊は必要だということに気が付きました。それくらい時間を取って見るべきものがあるということです。

そして何より重要なのが、トップスター観光地には朝イチで行くということ。混雑具合はシーズンによって左右されますが、午前中から昼頃にかけて世界遺産のプラハ歴史地区(街全体が世界遺産だったのね・・・)全体が週末の渋谷センター街レベルの混み様で、人の波になります。特に今年の年末は妙〜に観光客が多かった様な・・・。そのため人が少ない早朝から朝にかけてが狙い目なのです。一日で全部回ろうとせずに、プラハ城朝イチの日、カレル橋&旧市街広場朝イチの日と分散させるのもポイントだと思います。

などと観光のポイントについて書いたりしていますが、本日のプラハ城とその周辺のプランはCREAに載っていたおすすめコースそのままです(笑)。CREAには「ここまで足を伸ばす観光客は少ない」と書かれていましたが、まさにその通りでした。さて、まずは9時開場のプラハ城から・・・。プラハ城の最寄りトラム停はPražský hrad(プラジュスキー・フラッド)という、そのまま「プラハ城」という名前の停留所がありますが、ここからだと小さな門からのアクセスとなってしまう為、あまり感激はしません。個人的におすすめなのが、Pražský hrad(プラジュスキー・フラッド)で降りずに2つ先のPohořelec(ポホジェレッツ)というトラム停で降りてロレッタ教会を左に見ながら直進し正門からアプローチするルートです。正門の右側から美しいプラハの街を眺めることも出来ます。

プラハ城の公式HPに色々なアプローチ方法が載っています。 (筆者おすすめなのが2番のルート)

CREAによると、プラハ城に到着後、中にあるチケットオフィスで切符を買い本来の順路である聖ヴィート教会を飛ばして直進。城内最後のスポットである黄金小道に行き、人の少ない小道を観光した後ロヴコヴィッツ宮殿内の絶景カフェ(10時開店)でお茶。その後逆の順路で城内を巡るというルートを提案していました。私達もそれにならい、若干の前後はありますが巡ってみることにします。



プラハ城3

プラハ城正門が見えて来ました。この日は雪で−7度!さぶ!!!


プラハ城

正門の向かいにはチェコスロバキア共和国の初代大統領、マサリクさんが。


プラハ城2

門の右側にあるビュースポットからは雪化粧した屋根が見えます。
本来の色は少しくすんだ様なオレンジ色です。


プラハ城4

同じく右側から。右に見える小さな塔はペトシーンの丘のタワーです。
右手前のテラスはスターバックス、プラハ城店。絶景テラスですが鬼寒なので誰もいません。
ここで朝食もいいかもしれませんね。でもチェコのスタバの菓子パンはあまり美味しくありません・・・。


プラハ城5

門の両脇には「痛めつけられている人」(by浦鉄さん)の像があります。


プラハ城7

その下には兵隊さんがいて、ガードをしています。
個人的に春夏の制服より冬の制服の方が断然カッコイイと思います。


プラハ城6

寒い中お疲れさまです!


プラハ城8

中庭を通って・・・。


プラハ城9

聖ヴィート教会の前にあるオフィスでチケットを買います。
チケットは色んな種類があるので、ご自身のプランに合わせたものを選んで下さい。
私達はBチケット(ヴィート教会、イジー教会、黄金小道が入場可)を買いました。



プラハ城10

ゴシックな尖塔を眺めながら先へ行きます。


プラハ城11

しかし寒い・・・。


プラハ城13

壮麗な窓。


プラハ城12

本当に寒い・・・。


プラハ城14

雪をかぶった彫像が美しいです。


プラハ城15

こうして時代の異なる建物を繋げているんですねえ。


プラハ城16

城内にはクリスマスツリーが。


プラハ城17

後ろから見たヴィート教会もカッコイイです。


プラハ城18

ゴシック!って感じ。

続く

関連記事:プラハ おもてなし紀行~2日目:元日、プラハ城へ向かう
     去年はプラハ城のHPでいうとルート4でプラハ城へ入りました。
      しかし去年はみんな軽装で暖かそうだなあ〜。 
 


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プラハ おもてなし紀行〜1日目:友人浦鉄さん、プラハに上陸


今年の年末年始は日本から友人の浦鉄さんがやってきました。日本の友人たちに「プラハに来い、来い!」と言うくせに、あまりプラハに対しては愛着を抱いていない私・・・(もともとチェコ自体にあまり興味がなかった)。「ま〜、建物古くて綺麗っつーだけの、クソ田舎だよ」とタルそうに言うのが常でしたが・・・まあ、それは一在住者としての偽らざる意見でもあるのですが・・・。今回、浦鉄さんと一緒に街を回って「プラハ、ナーメテーター!」とこの街の秘めたる魅力に気付かされた訳です。それはおいおい語るとして先へ進みましょう。

大韓航空機で夕方にプラハ入りした浦鉄さんを夫と空港まで迎えに行き、その夜は自宅で夜ご飯。「大韓航空だから、機内でナッツが出て来るのを楽しみにしていたのに・・・」と浦鉄さん。ナッツは残念ながらサーブされなかったようです。浦鉄さんは久方ぶりのヨーロッパなので、長旅の疲れを私の心づくしで栄養バランスのとれた手料理(笑)とバスタブに張ったお湯で癒すという初日プランです。頼んでいた日本物資やお土産を狂気しながら受け取る私。私達はお風呂に入ったらすぐに寝て、明日の観光にそなえるのでした。私、気付いちゃったんですよ。朝を制するものは、プラハを制するってことに・・・!

続く


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2015 今年もよろしくお願い致します

ひつじ

今年はひつじ年!プラハの古い家にもひつじのレリーフが・・・。


明けましておめでとうございます。
昨年は拙ブログへのアクセス、拍手クリック、コメントをどうもありがとうございました。好き勝手に書き散らしているブログではありますが、皆様から戴くリアクションがとても励みになります。本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて・・・2015年最初の記事は、年末年始にプラハを訪れた友人浦鉄さんとのプラハ紀行をアップする予定です。改めて、プラハの持つ独特な魅力に気付かされた旅でした。どうぞお楽しみに〜!(ってハードル上げちゃって大丈夫かな・・・)


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