@itan-journ@l praha

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チェコっとみつけた、こんなモノ:第18 回 Lindex(リンデックス)のお洋服


「チェコっとみつけた、こんなモノ」は、私がチェコで見つけたチェコっと可愛い、ユニーク、便利 etc・・・なものを雑談しながら紹介するというコーナーです。日本では見かけないもの、お土産にすると良さそうなものを中心にピックアップしています。 ただしチェコで見つけたモノが対象なので、チェコ製ではないものも含まれます。その点は何卒ご了承下さい。

今回私がチェコっとみつけたモノは、Lindex(リンデックス)というファッションチェーンのお洋服です。プラハのショッピングモールにお店が入っていたので、知りました。公式サイトを見たところ、Lindex(リンデックス)はスウェーデン生まれのファストファッションブランド。北欧、西欧、中欧、南欧、中東と国際的に店舗展開をしているチェーンのようです。50年代に下着屋さんからスタートした会社だそうで、結構歴史がある会社のようです。

近年では他のファストファッションブランドが行っているように、ナルシソ・ロドリゲスなどの有名デザイナーとのコラボも実施しているそう な。私が知ってる所だと昨年の秋にミッソーニとコラボしていました。結構可愛かったので見にに行きたかったんだけど、瞬時に売り切れていたようです。やはり・・・。この春夏はペネロペ・クルスがキャンペーンガール的に起用されていて「ペネロペ的、春夏服」ラインが展開されていたりします(しかし、今年のプラハの5月は激サムだったのでペラペラの夏のバカンス服って全然売れていないのではないだろうか・・・)。

価格帯はH&Mより上、ZARAよりやや下といった感じでしょうか。テイスト的にはシーズントレンドを追いかけるという感じではなく、ちょっとだけアップデートされたベーシック服、みたいな商品が多いような気がしますね。だから、しばしばチェックします。下着屋さんから始ま ったブランドということで、下着のバリエはかなり豊富!ヌーブラやニップルカバー(ヌーブラの乳首だけバージョン)もあるし、スタイルアップ用下着、妊婦用下着、替えのブラひもや、ブラサイズをアジャストする下着アクセサリーなんかもあって、かゆい所に手が届くラインナップだと思います。下着が必要になったらまずLindexを見てみようという感じですかね。


さて、今回私が買ったのは変形トレンチコートとデニムです。


・変形トレンチコート

Lindexトレンチ


実際に着た方が可愛いのですが、こんな感じです。

Lindexトレンチ2

真ん中に入ったタックが可愛いのです。

バサっとしたカジュアルなシルエットで可愛い!と、お店で一目惚れしたのですが1万円くらいしたので即決出来ず。ずっとオンラインショップをストーキングしていたら半額(訳4,500円)になっていたので注文してしまいました!

Lindexのオンラインショップはなかなかよく出来ており、自宅配送か店舗受け取り(店舗受け取りだと送料無料)かを選べるのです。カード決済オンリーかと思いきや現金決済も出来るし、配送中の連絡フォローもしっかりしています。荷物のトラッキングコードをメールで送ってくれたのでチェックしたところ、荷物がスウェーデンからデンマーク、ドイツを経てチェコへ送られていることがリアルタイムでわかりました(EMSと同じ感じ)。おおお国際物流・・・という感じでちょっと感動(内容物は半額になったファストファッション服なのだが・・・)。荷物到着のメールをもらい、20日以内に引き取りがない場合はキャンセル扱いになるんだそうです。

購入の決め手は、なんといってもフードです。こちらに 引っ越して来て、ほとんど傘をささなくなりました。土砂降りは殆ど降らず、弱い雨が多いので、ローカルの人はちょっとくらいの雨なら普通に歩いたりしています。そんな中便利なのがフード付きのアウター。レインコート買おうかな。でもナイロンのいかにもなレインコートはちょっとな~。ちょっとおしゃれかつ機能的なフードも欲しいというニーズにジャストーミートだったのです。

品物を取りに行った日、途中で雨が降って来たためおニューですがレインコート代わりにさっそく着用。フードが深くて立派に傘代わりになります。かなり便利!ものすごくバサっとしたデザインなのでXSにして正解でした。薄めのモッズコート(通称:青島コート)とコレのツートップで春のアウターは決まりです。


・スキニーデニム

Lindexジーンズ

2,000円ならお買い得!

店頭でバーゲンしていたのでゲット。詳細は忘れちゃったけど2,000円くらいでした。チェコのお店は購入時のスソあげというサービスがないそうなので、脚の長さに合うパンツを見つけるのがなかなか大変です。安くなってたし長さも丁度良かったのでゲットしました。ストレッチがきいていて履きやすいです。

余談:プラハ市内で、観光ついでに一番行きやすいLindexはたぶんNovy Smichov(ノヴィー・スミホフ)にあるショップでしょうか?(地下鉄Andel駅下車)このモールには以前にも紹介したイヴロシェやマヌファクトゥーラや靴のbataも入っています。上のフロアには各国料理レストランやフードコートもあるし、WiFiスペースもあるし、夜遅くまで空いている英系スーパーTESCOもあるのでとても便利だと思います。

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『華麗なるギャツビー』♪ギャッツビーつけて〜、カッコつけて〜♪

        


♪ギャッツビーつけて、カッコつけて~♪ 栄ちゃんにシュッ♪ 健ちゃんにシュッ♪ でおなじみのギャツビーを観てきましたよ。メンズ化粧品のギャツビーは、やはり「華麗なるギャツビー」(レッドフォード版)にちなんでネーミングされているんだそうです。ギャツビー、私はやはり吉田栄作と森脇健児のCMの印象が強いですね~。

これです!↓



CM放映当時は気が付かなかったけど、バリ島の中級ホテルみたいなところでロケしてますね〜。当時、森脇健児が結構好きだったことはアナタと私だけの秘密とさせて下さい・・・。栄ちゃんよりも健ちゃんが好きだったってことは、なんかスポーツマンで親しみやすい感じのお兄さんタイプが好きだったのかな、当時の自分・・・(中学生くらいでした)。

フィッツジェラルドによる原作は、学生時代に取っていた米文学の授業で読まされましたが・・ ・。全然興味が湧きませんでしたね。覚えていることといえば、先生(日本人)がヒロインのデイジーのことを「ディズィー」って言っていたことだけ。今は原作また読んでみようというかな~気持ちがありますが、やっぱり文学っつーのは強制されて読むものではないと思うのでした。

さて、思い出話は置いといて本題に入りましょう!監督はバズ・ラーマンさんです。「ロミオ+ジュリエット」、「ムーラン・ルージュ」みたいなクラシカル話を題材に、時代考証をあえて無視したポップな音楽や演出でミスマッチかつシャレたムードを作るのが得意な監督というイメージが強いですね。今回もギャッツビー邸ではラップとかブラックミュージックがかかっていましたよ(サントラの監修はJay-Zだって!ギャツビーのファーストネームはジェイだし、ジェイつながり?)。最近のバズ・ラーマン作品ではヒューヒューがカッコ良過ぎる「オーストラリア」などがあります。

舞台は20年代のニューヨーク。物語の語り部となるニック(トビー・マグワイヤ)は金融の仕事をしているヤンエグで、ニューヨーク郊外に小さな家を買います。彼には仲の良い従姉妹のデイジー(キャリー・マリガン)がいて、彼女は富豪の夫のトム(ジョエル・エドガートン)と共に裕福な暮らしをしているのでした。ニックの家の隣にはお城のような豪邸があり、そこでは夜な夜なパーティーが開かれています。豪邸の主はジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)という若い男で、その若さでどうやって財を成したのか?等々謎の多い人物なのでした。ある日、ニックは隣人ギャツビーからパーティーの招待状を受け取ります。パーティーで出会ったニックとギャツビーは仲良しに。実はギャツビーはデイジーと5年前に恋愛関係にありましたが、従軍するために別離。戦争中に行き違いなどがあり、デイジーは富豪のトムと結婚してい たという事情があったのです。デイジーのことをどうしてもあきらめきれないギャツビーは、彼女が夫と住むの屋敷の向かい岸に邸宅を買い、デイジーと再会することを望んでいるのでした。豪華絢爛な屋敷も、パーティーも、全てはデイジーの気を引くためだったのです・・・。

結論から言うと、まあまあ面白かったですね~。バズ・ラーマンぽいな~といった感じの乱痴気騒ぎが多い前半に比べると、後半はパーティーシーンが全くないのでパワーダウン感が否めない。けれどもデカプリオもトビーもジョエル・エドガートンも好演してていて、最後までちゃんと見ることが出来ました。

※原作小説があるのでネタバレで行きます。

愚かな恋心をいつまでも持ち続けた為に、散ることになった時代の寵児・・・。文学史的にはギャツビーが成金アメリカの象徴だとか、どんなにお金があっても得られない恋の哀しみを描いているとか言われていますが、いつものようにストーリーを矮小化してしまうと元カノ(夫、子供あり)を5年越しに思い続け、ストーカーになった男に待ち受けていたのは悲しい末路だった、と言ったところでしょうか・・・。

どの役のキャスティングもいいですよ。けれどギャツビーの運命を狂わせることになったファムファタル、デイジー役のキャリー・マリガン、そこまでの女かな・・・?と思ってしまうんですよね。映画を見終わった後、夫も「デイジーは綺麗かなあ~・・・」と首をひねっていましたた。キャリー・マリガン自身は演技もとても上手だし、素朴な可愛らしさもあって好きな女優さんなんです。プリオとの演技の相性も悪くない。けれども、運命を狂わせるような器量の女には見えないんですよね。可愛らしくて純真な彼女の中に秘められた残酷さみたいな演出もなかったし。もうちょっと観客に「うわ~嫌な女だな~」と思わせるくらいでもよかったんじゃないかな~と・・・。キーラ・ナイトレイとか合ってるんじゃないかな ?と思いましたが(デイジー役の候補にはなっていたみたい)。

キャリー・マリガンは素朴な可愛らしさのある女優さんなので、モードでデカダンな20年代ファッションはあんまり似合ってないんですよ。ショートボブの頭にスカーフ巻いたりしててファッション的には素敵なんだけど、なんかコスプレ感があって自分のものに出来てない様な気が・・・。その点、女友達のジョーダンを演じたエリザベス・デビッキさんは20年代の化粧品のポスターから抜け出して来た様な素晴らしさでした。手足もスラーっと長くて素敵。いかにも高慢な美人って感じで、綺麗でしたな~(小林幸子に見える瞬間もあったけど)。語り部のトビー・マグワイヤとキャリー・マリガンが血縁関係ってのは、なんか納得。二人とも実際の年齢よりもずっと若く見える童顔だし。

トビー・マグワイヤはいつまでも若いな~。37歳だって、見えない!スパイダーマンのときとほとんど変わっていないようである。彼の出しゃばり過ぎない程よい存在感がよかったですね。プリオとはプライベートでも友達だって聞いたけど、天才肌のギャツビー、プリオと普通の人のニック、トビーでここもバランスが良かったと思います。

で、主役のプリオなんですが・・・。「僕がギャツビーだよ!(後ろで花火ドーン!)」と初めて顔がアップで写されるとき、な~んか不思議とレッドフォード(含むブラピ)に見えるんですよ。あれ~?なんか意識してる?プリオなんだけど、ブラピがちょっと混ざってレッドフォードっぽくなってるよ?とビックリしてしまいました 。いやはや、さすが演技派のプリオさんです。

このヨーロッパ貴族のようなシャトーも、NYセレブを招いての乱痴気騒ぎも、すべてはデイジーちゃんの気を引くため。パーティーシーンは「ムーラン・ルージュ」っぽいっちゃぽいけど、もうちょっとアゲアゲにしてくれないものかのう・・・と思ってしまった私。本作には歌がないことに気が付きましたよ。「ムーラン・ルージュ」はミュージカルだったけど、ギャツビーは普通の映画なのだった。思い切ってミュージカルにすればよかったんじゃないか?(曲はもちろんJay-Zに書いてもらって)と思いましたが。しかしミュージカルにしちゃうと「ムーラン・ルージュ」と似た感じになりすぎちゃうかな・・・?ううむ。

ギャツビー、ニックに頼んでデ イジーと再会するためお茶会をセッティングしてもらうことに成功。ニックの小さな家の庭はギャツビーが雇った庭師によりビッチリと整備され、お茶うけとしてウェディングケーキのような3段重ねのケーキや、カラフルなマカロンなどが搬入されます。カップケーキを用意したニックとのコントラストに場内爆笑。デイジーが来るのをそわそわしながら待つギャツビー、デイジー到着後に急にいなくなっちゃうギャツビー、なぜか外に出てびしょ濡れで戻って来るギャツビー、緊張して置き時計をぶっ壊しちゃうギャツビー・・・と、このお茶会シーンはもう完全にギャグでしたね。アレンジされた「Crazy in Love」がバックミュージックで、このベタさもイイ!とにかく場内爆笑でした。演技派プリオが全力でギャグをやると、やっぱり迫力が違いますな~と感心してしまいましたよ。

あっちゅー間にヨリを戻すギャツビーとデイジー。ニックも船遊びの席に呼ばれたりはしますが、「これでよかったのかな~」という感じが拭えません。ニックが冒頭でなぜ精神療養所的なところにいたのか?きっと自分がギャツビーとデイジーを引き合わさなければギャツビーは死なないで済んだのかも・・・と良心の呵責に問われていたのかなと思います。

デイジーの夫は夫で、下町のガソリン屋の女房(アイラ・フィッシャー)と浮気しているのですが。アイラ・フィッシャーは「お買い物中毒な私!」に出てた濃いめの 女優さんで、あのサシャ・バロン・コーエンの嫁ですよ。デイジーの夫トムを演じたジョエル・エドガートンさんは「キンキーブーツ」の2代目だか3代目だかの靴工場の社長をやっていた人でした。あの映画では始終ボンクラな感じでしたが、本作では性格の悪い偉そうな金持ちを熱演していて随分と印象が違うのう~、とビックリしました。

夫トムは彼なりにデイジーのことを愛していたのだと思うのだけど、ちょっと男性優位主義っぽい感じが出てましたね。あたしがデイジーだったら、やっぱりギャツビーにするかな~。だって、結婚して子供もいる女を5年間も、全く会ってないのにもかかわらず、ずっとずっと想い続けていてくれるんですよ?あれだけ金持ちなら言いよって来る女は掃いて捨てるほどいただろうに、デイジー一筋だし~。まあいくら好きな女を振り向かせるためっつっても、金使いが荒過ぎるのはどうかと思いますが・・・。デイジーはなぜにトムを捨てきれなかったのか?やっぱり新興成金よりも家柄がある上で金持ちの方がよかったのかな。

その後は修羅場シーンなどあり、デイジーは故意ではないとはいえ、夫の愛人であるガソリン屋の女房を車でひき殺しちゃうんですよ。で、デイジーの罪を被ったギャツビーは逆恨みしたガソリンやの亭主に射殺されちゃうと。てか大邸宅なのにピストル持った不審者が侵入出来るなんて、セキュリティー甘くね?って思いましたが、そこは突っ込んじゃダメか・・・。

最後の最後でデイジーからの電話がキター!って喜んでるうちに死ねたのは不幸中の幸いだったのか・・・。しかし、 デイジーからと思っていたその電話は実は心配したニックからのものだった・・・切ない!!!デイジーは結局電話をかけることなく、ギャツビーのお葬式にも参列することなく、花一本送らずに夫と子供とどこか遠くの保養地に雲隠れ・・・。ハア・・・。犬死にしたギャツビーが不憫でなりません。しかし最愛のデイジーの身代わりになれたということで、彼的にはよかったのかな。

つまるところ、ギャツビーは女を見る目がなかったってことですかね~。トムがガソリン屋のオヤジをけしかけたというのもあるけど、デイジーがどっちつかずの態度を取らなければ不倫のゴタゴタは片付いたし、ギャツビーも死ぬことはなかったと思うんですよね〜。ガソリン屋の夫婦も死なずに済んだと思うし。その点、「夫と愛人どっちもメリットがあるから、どちらかなんて選べない」とキッパリ言った「ハロー ・グッドバイ」のヒロインのなんと清々しいことでしょう。しかし、人を見る目がないお陰で起きる事件がどれだけ多いことか。世の中の不幸な事件の9割近くは、人を見る目のなさが引き起こしていると言っても良いのではないでしょうか・・・・。私も人を見る目がない方なので、くれぐれも用心したいものです。

IKEAでリピートしたモノたち

いつもお世話になっているIKEA。東京で一人暮らしを始めたときもお世話になりましたが・・・私、気付いちゃったんですよ。チェコのIKEAの方が値段が安いということに!まあチェコの平均給与が日本より低いから当たり前なのかもしれませんが、私はまだまだ金銭感覚が日本なので「安いじゃん!」とつい買ってしまうわけなのです。夫は私と一緒にIKEAに行くとムダ使いし過ぎるから嫌だ〜!と言って、最近はなかなか付いて来てくれなくなってしまいました。

まあ何を買うのでも買物はソロで行った方が時間をかけてたっぷりと見ることが出来るし、気兼ねなく色々と選べるから楽しいんですよね。しかしあまりにIKEAに行き過ぎて、街中のレストランやカフェの食器やインテリアを見ただけで「あ、これIKEAだ」と分かるようになってしまいましたよ・・・。ユニバレらなぬ、IKEAバレ?しかしセンス次第で残念にも素敵に見えるのが大手チェーンの品。しかしIKEAの場合センスがなかったとしても、そんなに大けがにならないところが良いと思うのです。

さて、今回はIKEAの家庭用品の中でもリピート買いしているモノについて独り語りしたいと思います。プラハでリピートしたのもあるし、東京で買って引っ越しのとき処分して、またプラハで買ったものもあります。


IKEAグラス

・グラス SKOJA
波打っているデザインが涼しげなグラスです。最初に3個買って、そのあとまた3〜4個買い足し ました。可愛いと同時に機能的なのが良いです。このボコボコが握りやすいし、手を滑らせて割ってしまうというアクシデントも軽減出来る。チェコでのお値段は15コルナ(@75円)。こんなに可愛いグラスが100円以下で?しかもフランス製ということで、最高なのでした。




IKEAマグカップ

・マグカップ IKEA 365+
大量にこの水色のマグカップが飾ってあって、「なんか可愛いな〜」と手に取っていたら欲しくなり購入。最初に2つ買いましたが、お茶を頻繁に飲むためまた2つを買い足しました。色が薄いから茶渋が付きやすいんだけど、なんだかこのカラーに癒されるし、光沢もいい。チェコのお値段39コルナ(@200円)です。




IKEA小物入れ

・バスルームアクセサリー LJUSNAN
シーグラスで編んだマトリョーシカ状の小物入れで、4回リピートしています。なので家には12個のカゴがあるということですね。このお陰で洗面所周りのごちゃごちゃが片付く片付く!リビングや机の上でも使っています。フタが付いてますが、これは取り外しが全然スムーズに行かないので、持ち手部分をハサミで切って小物入れとして使っています。出来不出来があるので、お店で形のよいものを見極めて購入しています。チェコのお値段69コルナ(@350円)です。



IKEAハンガー

・ハンガー KOMPLEMENT
日本でも使っていましたが、便利なのでこちらでも買いました。ストール類の収納に使っています。友人Cakeyによると、インコ愛好家の間ではこれをハンモックのように吊るして愛鳥の遊び場として活用している人も多いのだとか。なるほど〜。チェコのお値段85コルナ(@425円)です。




IKEA箱

・整理ボックス DRÖNA
カゴソリューションは偉大です。見たくない/見せたくないゴチャゴチャをカゴに放り込むだけでスッキリとした空間が実現出来る訳ですから。この整理ボックスは4回リピート。主に夫の衣類や書類(勝手に捨てると怒られる)を放り込んで部屋の隅に積んでいます。使わない時はペタンコになるのも良い し、さりげなく持ち手が付いているのも好印象。カゴ類はいくらあっても足りないということはありません。チェコのお値段85コルナ(@425円)です。

関連記事:IKEAのPORTISシリーズが気に入ってしまった

『グリーンカード』ドパルデュー、アリやで・・・

        


DVDのパッケージは、ちょっとBSOL映画っぽいんだけど・・・。

チェコのスーパーで見つけた超廉価版DVDを49コルナ(@250円)でゲットしました。大昔にテレビで吹き替え版を観たことがあるけど、私も数ヶ月前にチェコの(というよりEUと言ったほうが良いのかな?)レジデンスカード取得の面接を受けたので改めて見返してみたくなったのです。

ヒロインはニューヨークに暮らす、植物を愛するナチュラルウーマンのブロンテ。彼女は素敵な温室のあるフラットに住みたいのですが、物件側は既婚カップルにしか貸さないという条件を出しているのでした。一方、風来坊で自称作曲家のジョルジュはアメリカのグリーンカードが欲しいフランス人。利害が一致した二人は偽装結婚をしますが、ジョルジュが移民局による家庭訪問でボロを出してしまい、より詳しい面接を受けることになります。ブロンテは温室が欲しい、ジョルジュはグリーンカードが欲しい、これは協力して面接を乗り切るっきゃない!ということなのですが・・・。

テレビで吹き替え版を見たのが中高生くらいのとき。そのときは恋愛経験もほとんどないし男女の心の機微などまったく知らないヤボ天だったので「フーン、ま、よくあるパターンだな(笑)アンディ・マクダウェルは綺麗だけど、ジェラール・ドパルデューの顔が微妙だな~」ってくらいに思ってたんですよね。あのとき私は、青かった。

確かに観る前から100%ラストが分かり切った映画なんですよ。とある事情で偶然にカップリングされた男女。互いに反発したり協力したりしている間に、いつしかリアルな愛情が芽生える・・・という有史以前からあるパターンなんですよ。だが、それでも面白い!と言うね・・・。このパターンの映画は色々ありますが、その中でもかなりよく出来た映画ではないかと思います。名作と言っても過言ではないんじゃないかと・・・。最近だとこのパターンは「あなたは私のムコになる」とか「べガスの恋に勝つルール」なんかがありますが、ハッキリ言って「グリーンカード」の足下にさえ及んでいないのではないでしょうか。

まず役者とキャラクターが、しっかりとインテグレートされてるのが良いです。知的美女だけど恋愛にはあんまり積極的になれなくて、というヒロイン。パーティーでは赤い口紅をつけてみたりするけど、普段は身体の線が出ないバサっとしたシャツやジャンパースカート(!)を着て 、麦わら帽子を被っているナチュラル派なんですね。トリの餌みたいなシリアルが好きで、インテリアはローラ・アシュレイ風の花柄テキスタイル満載。植物の世話をしているときがなにより幸せ!みたいな女性ですが、温室を手に入れる為に偽装結婚をしてしまうという相当な変わり者です。

こんな浮世離れした女性に、アンディ・マクダウェルがぴったりなんですよ。一見良識派の常識人だけど、実は植物オタクで植物のためなら法をも犯す!というクレージーなヒロイン像に見事に息を吹き込んでいるとおもいます。こんな人いるかもなあ~と思わせてしまうのはお見事。いつも映画のキャラ立ちに難癖をつける私ですが、キャラもいいし俳優もいい。組み合わせがとても上手く行っていると思います。

相手役のジョルジュは”フランスの西田敏行”ことジェラール・ドパルデュー。ずんぐりしていて顔がデカいし鼻もデカい。早くから学校をドロップアウトした不良少年で、一体何をして生計を立てているのやらという謎の自称作曲家(住宅事情の厳しそうなニューヨークであんなに素敵なフラットを借りられるブロンテの収入も謎っちゃ謎だが)。だけどストリートワイズな機転の良さがあると同時に、底知れぬ心の広さを感じさせる男です。実にチャーミングで憎めないキャラクターを、アメリカ映画初出演というジェラール・ドパルデューが好演しています。

昔は「なんでこんな男が相手役?」って思ったけど、今はわかりますよ、ジェラール・ドパルデューの魅力が!!葉っぱの間から大きな顔を出したりしている彼は実にキュート。デカい顔がキャンバスになっているので表情だけの演技が映えるんですな(実際、フランスを代表する性格俳優ですしね)。三十路を越えた今「ドパルデュー 、アリやで・・・」と彼の魅力に気が付くのでした。

お固い植物女と優しいゴロツキ男、このカップリングもすごくバランスがいいんですよ。アメリカ×フランスのカップル、最近だと「パリ、恋人たちの2日間」「ブロークン・イングリッシュ」が思い出されますが、やはり「グリーンカード」の二人が安定感抜群ではないかと思うのでした。



※ここからネタバレします。









キャラクターと俳優の組み合わせが上手く行っていてさらに男女カップリングのバランスが良い、というのが1つでしたが、もう1つの素晴らしい点は映画の始めから終わりまで丁寧に心理描写を重ねていることです。お互いに何とも思ってなかった男女が、ロマンスに至るまでの心の動きがちゃ〜んと描かれているんですよ!ジョルジュに「髪は下ろした方がいいよ」って言われて、エレベーターの中でアップの髪を下ろしちゃうブロンテだとか、お互いの生い立ちなんかを話した後、「じゃあおやすみ」と言って別々に就寝するときの妙にそわそわしちゃう感じとか、ブロンテのベジタリアン彼氏が急にやって来てなんだか面白くないジョルジュだとか、さり気ない場面の中に恋愛のタネみたいなものが盛り込まれているのが良いのですよ。

そういやブロンテには一応彼氏みたいな人がいるんだが、温室の為に結婚しなきゃいけないなら別に彼でもよかったんじゃん・・・?って後から思いましたね。まあそこまでの人じゃなかったのかな~。あとジョルジュがなんでそんなにグリーンカードを欲しがってるのかとか説明一切ナシでしたが、こういう疑問も観ている時/観終わった後共に全然気にならないのです。こういうストーリー上の「アラ」みたいなものがどうでもよくなるっていうのが、私が個人的に思う良い映画の特徴の1つです。男と女」もそうでした。

そんなこんなで迎えた面接の日。出会いから結婚までの経緯に始まり、相手の生い立ち、身長体重、歯ブラシの色までは首尾よく運んでいたのですが、ジョルジュがブロンテの使っているフェイスクリームの銘柄を答えた後で、ポカをしてしまいます。結局このせいで、偽装結婚と見破られてジョルジュは強制出国だかになってしまうんですが・・・。

面接を終えた二人が移民局の前で別れるシーン、これがいいんですね~。お互いにもうどうしようもない別れ難さを感じているのにもかかわらず、「じゃあ・・・グッドラック」みたいに別々の方向へ歩き出す。ああ~切ないのう切ないのう!そんな二人がいるのは、目まぐるしく動き続けるニューヨークの街・・・みたいな。人生だなあ~って思っちゃいますねえ。

二人がアパートの屋上で偽装ハネムーン写真を撮るシーンがあるんですが、もう周りは高層ビルだらけで、はあニュー ヨークなんだのう~と思いましたよ。待ち合わせしたカフェがアフリカって名前だったり、アフリカ系のストリートミュージシャンが出て来たり、バックミュージックにもアフリカンテイストがあったりして、多民族都市ニューヨークという舞台設定もさりげに強調されてたりしてるんじゃないかと思いましたねえ〜。ニューヨーク、行った事ないんですがね・・・えへへ。

で、ラストシーンがまたいいんだ!カフェアフリカで、出会ったときと同じようにガラス越しに視線をかわす二人。実はジョルジュは移民局職員のハゲおじさん(◯◯スキーだかって名前だったからポーランド系か?)に連行されて強制送還される途中みたいなんですね。でも今は、今は偽装結婚カップルじゃないんです!二人の愛は本物になったんですよ!なのに・・・なのに・・・!っていうこのどうしようもない感じに「ああ・・・」と翻弄されてしまうんです。熱い抱擁をして 、偽装結婚のときに使った指輪を互いにはめる二人。「一体どうなっとるんだ・・・?」という表情の移民局職員のおじさん。ここで二人が「あなたをいつまでも待ってるわ」とか「戻って来たら結婚しよう」とか甘い台詞を一切、一切ささやかないのがイイ!脚本書いた人わかってる!後ろ髪をひかれたまま彼は車に乗って空港へ連れて行かれる。彼女はまさに今、恋愛が始まったと言う戸惑いと幸せが混ざった様な表情で車を見送る。これにてEND・・・。

もちろんエンドロール脇に後日談映像とか一切なし。この潔さ!ブツ切りなんだけど、なにこの余韻〜!と言うね・・・。BSOL映画と比較しちゃってごめんなさい!ちゃんとした大人の恋愛映画でしたよ。監督脚本はピーター・ウィアーさん。私の知ってる所だとハリソン・フ ォードの「刑事ジョン・ブック 目撃者」とかがありますが、この映画も潜入捜査中の刑事ハリソンと人妻の恋愛(に至るまでのプロセス)がよかったのでした。

書き残したディティールを下記に記します・・・。

・ブロンテが偽装結婚してまでも手に入れたい温室なんですが、「うわ~!」と歓喜の声をあげてしまう程素敵な温室なんです。トロピカルな樹が生い茂り、小さなかわいい池があって、テーブルと椅子も置いてランチも可能という広さ。この温室だったら偽装結婚しちまう価値はあるだろうと納得です。池で飼うための鯉を買って来るジョルジュに萌え。ブロンテの研究対象だった植物を取り払って野菜を植えちゃうジョルジュにも萌え。

・ブロンテがしていたピアスが可愛い!ゴールドの小さなフープに緑っぽい天然石が付いてるやつ。似た様なピアスをこの夏探してしまいそうである。

・ブロンテが出したアメリカの薄いコーヒーに不満なジョルジュ。「今までで一番のコーヒーを淹れてあげるよ」とベトナム土産としてよく売っているアルミのコーヒーメーカーを使うシーンに、「さすがフランス人、わかってるなあ~」と独りごちるのだった。普段コーヒーは飲まないワタスですが、フランスの影響を受けた濃いベトナム風コーヒーが大好きで、ベトナム料理屋さんに行った時はシメに必ず頼みます(カフェ・スア・ダー)。

ということで、久しぶりに良質の恋愛映画を観てちょっと幸せになったのでした。



プラハのメトロに出会い専用車両?~チェコからたまに変なニュースが出る件について

昨日、日本にいる家族や友達から「チェコの地下鉄に『出会い専用車両』が出来るらしいよ!」とメールやメッセージをもらいました。我が家にはテレビがなく、主なニュースはヤフーのトップページと「5時に夢中!」動画でしか知り得ない状況だったので、早速検索をしてみると・・・本当だ!こんな記事が!

「出会い専用車両」の導入計画があるということが発表されたわけで、まだ決定したということではないみたいですね。基本引きこもりの私ですが、もちろんたまにメトロも利用することがありますよ。もし間違えて乗っちゃったらどうしよう・・・キャッ、はずい!(キモイですか?)

私の父は「チェコ人って結婚しない人が多いの?チェコ人ってシャイなの?乗る時に年齢制限はあるのかな?」 と矢継ぎ早にメールで質問してきました。マジレスすると、私にもわかりません!まだ引っ越して来て半年だし~。

しかしプラハのいたるところに恋人たちはいて、甘い甘~い二人の世界に浸っているので、チェコ人がシャイなのかと言われれば違う様な気もしますねえ~。チェコで結婚しない人が多いのかどうかはわかりませんが、マミンカから聞いた話だと、プラハで出生する赤ん坊の半分くらいが婚外子になったというニュースがちょっと前にあったそうです。ヨーロッパは事実婚のカップルが多いと聞きますが、やはりチェコもその傾向があると言ったところでしょうか。

そんなわけなので、「出会い専用車両」導入→「法律婚奨励/少子化対策支援」といった意味合いは薄い様な気がしますが・・・。あれ、でもNHKのこちらの記事では「独身の恋人のいない男女に出会いの場を提供」ってありますね。しかし、どうやって独身の恋人のいない男女であることをチェックするのだろうか?それとも、そこまで厳格に独身者限定で実施するつもりもないのかな?

AFPBBの記事では「出会い車両での行為については厳格な規則を定めるのではなく、「自由放任主義」を採用する」とあるので、「ここで出会って、あとはご自由にドゾ!」というほったらかしな感じがチェコっぽいっちゃチェコっぽい気がしますね。しかし「車両での行為」って・・・訳し方にもよるのかもしれないけど、とんでもなくハレンチな匂いを嗅ぎつけているのは私だけでしょうか?それはさておき、出会い専用車両が日本で実施されるとしたら・・・・気に入った人に渡す連絡先を書いたカードとかの紙モノが、絶対用意されていると思う〜!

どれだけ地下鉄の会社がマジなのかわかりませんが、少なくとも「プラハに地下鉄がある」という情報は世界中を駆け巡ったので、注目は引けたのではないかと思います。あとチェコとチェチェンは違う国、ということが全米の皆さんに分かってもらえれば良いですが・・・。ついでにチェコとチリは違う国チェコとスロバキアも違う国ということも伝わったら最高ですね(やや自虐ネタ)。

前から思っていたのですが、チェコからは「えっ?」と思わず見出しを二度見しちゃうようなニュースがたま~に出ますね。ちょっと前にチェコ政府が実施した国勢調査で「信仰する宗教」の欄に「ジェダイ」と書いた人が1万5,000人ほどいたというニュースもありました(リンクはこちら)。なんだかエイプリルフールのネタみたいだな~と思います。

「出会い専用車両」も「信仰する宗教:ジェダイ」も、これはツッコミ待ちのボケなのか、それともいたってマジで本気のシリアスなのか、それともシュールなギャグなのか、いまいち私にはよくわかりません・・・。シュールと言えば、これは私のイメージですが、チェコ人って表情ひとつ動かさないで結構パンチの聞いたジョークとか皮肉とかを言う人達・・・という印象があります。イギリス人ぽくもあるけど、もっとベクトルがシュール方向に向かっていると言うか・・・。にしても、いまいちどういう意図なのかはわからない・・・いったいどのリアクションが正解なのか・・・。結局、チェコ、カラミにくいわ!ってところでしょうか(爆)。

チェコ関連のニュース、探してみたらこんなのもありました。
ほのぼのなんだけど、ちょいシュール・・・?


庭でライオンと遊ぶ暮らし、チェコ
おんぶするヒキガエル、チェコ
チェコ各地でベビーカーレース、泣き出す子どもも
女性に水浴びせる伝統行事、チェコ
あっちもこっちもスーツケース!世界記録に挑戦、チェコ
「森のゴルフ」、チェコ発祥のエクストリームスポーツ
チェコ首都でゾンビウォーク、若者ら大勢参加

『アイズ』ラジー賞ノミネートはジェシカのせいじゃない!

        


夫所有の超廉価版DVDで鑑賞。ジェシカ・アルバ主演のホラームービーです。こんな映画があることは知っていたけど、そんなには話題になっていなかったので、たぶんそこそこの映画なんだろうと思っていましたが、その通りでした(笑)。チェコで売っている廉価版DVDのタイトル、大昔のものや数年前の微妙~な映画が多いんですよ。そんなラインナップ中でもキラっと光る映画があることはあるんですが、それは野生のカンを働かせるしかないようです。

「アイズ」はもともとシンガポールと香港の映画で、これはアメリカ版リメイクなんだそうです。目を移植された女性が、手術後からスピリチュアルワールドが見えるようになってしまうというお話。確かにお化けがいっぱい出て来たり 、不吉な現象がたくさん起きたりするんだけども、怖がらせるホラームービーというよりもスピリチュアルな愛の映画という着地でした。

しかしな~、出て来る幽霊がみんな全~然っ怖くない!「ああ、いるな」程度でビジュアル的にも心理的にも全く恐怖を感じないんですよ。やっぱり幽霊は存在感自体に湿り気や粘着感がないと・・・(だから日本の幽霊は完璧)。しかし雨合羽を着て「僕のレポートカード見た・・・?」と言い続けている男の子、二回も登場したから”レポートカード”ってのが伏線だと思ったのにそれだけだったなあ。一体なんだったのだろう。

ヒロインは幼い頃の事故で失明したシドニー(ジェシカ・アルバ)。現在はバイオリニストとして活躍しています。彼女のお姉さん(パーカー・ポージー)はその事故に責任を感じており、献身的にシドニーの世話をしています。しかしメキシコ系のジェシカと普通の白人に見えるパーカー・ポージー、姉妹ってちょっと不自然。まあきっと異母姉妹か異父姉妹なんでしょう。パーカー・ポージーは「ブロークン・イングリッシュ」にも出ていた女優さんです。

手術は成功し、次第に視力を取り戻していくシドニー。病院で末期がんと思われる女の子と友達になりますが、これがブレイク前のクロレッツちゃん(クロエ・モレッツ)なんですね。「おっ!」と得した気分になりました。やっぱり可愛いな~。

退院したシドニーは自分のモダンなフラットに戻るのですが、なぜか午前1時6分になると必ず火事や逃げ惑う人々の悪夢を見るのです。病院に行って検査しても目に異常はないと言われるし。そんなときに紹介された医者のポール(アレッサンドロ・ニヴォラ)に「私、こんなものを見るんですけど!さらに死んだ人がどこかに連れて行かれるのも見えるようになっちゃったんですけど!」と相談します。

アレッサンドロ・ニヴォラさんは、オドレイ・トトゥがシャネルを演じた「ココ・アヴァン・シャネル」で運命の恋人、ボーイ・カペルを演じていた俳優さんですね。ココのときは「なんてイケメンなんだろうか」と思ったものですが、この映画ではいたって普通のおじさんでした。

※ここからネタバレします※







悪夢や幻想だけじゃなく、死んだ人まで見えるようになってしまったシドニー。お姉さんやポールに「私は見えるの!お願い信じて!」と力説します。怪奇現象の中でケガをしてしまい、また入院したシドニーですが、とうとう 鏡に映った自分の顔が見知らぬ他人に見えるようになってしまうのです。鏡の中から自分をじっと見つめる、見知らぬ女性。「あなたは一体誰なの?何が目的なの?」と鏡の中の女性と対峙するシドニー。その女性が目を見開きます。目。目にヒントがあるのだということがわかります。

目のドナーが鏡の中の女性で、彼女の見たものが自分に見えているのだと確信したシドニーは、ポールに頼んでドナーの身元を割り出そうとしますが、それは禁じられた行為。しかしシドニーのただならぬ気迫に押されたポールは彼女とドナーが住んでいたメキシコの村に向かいます。

そこで彼女の実家を訪れ、彼女のお母さんからアナ(鏡の中の女性)は死を予測する不思議な力を持っていたことを知るのでした。メキシコの辺鄙な村描写ですが、ここもうちょっと得体の知れない不気味な感じに撮ってもよかったんじゃないかなあ~と。この後に起こるクライマックスとの対比させるためにも、もっと足を踏み入れるのが憚られる様なダークな感じにした方が、ラストシーンとのコントラスト的に映えたのではないかと思うんですよね。ちょっとアッサリし過ぎだったかな〜。

物語の牽引力となるドナーの女の子、アナのキャラクターもちょっと弱かったかなあ~。最初からチラチラと出しておいて「なんなのこの子~!気持ち悪っ!」って感じにした方が、爽やかなクライマックスを引き立てる要素になって映画全体にメリハリが出てイイ感じになったと思う~。あと、いきなりメキシコかよ?って唐突だったように思ったので、シドニーの悪夢に出て来る人達もスペイン語を話したり、どこかに南米ぽい要素が入ったりしているとよかったかもしれませんね。

で、アナの目はアメリカとメキシコの国境で起きるガス爆発を予測しており、アナはそれをシドニーに伝えようとしていたのでした・・・ということがわかってからのクライマックスです。1時6分に必ず見る「106」という番号が出て来る悪夢は、106というナンバーを持つオイル運搬車のことだったのでした。しかしその後の「シドニーはみんなを助けることができるの?」というハラハラ演出も少ないし、あんまり盛り上がらなかったな~。盛り上がりポイントはいっぱいあるし、いくらでも面白くしようがあるのに、な~んか全体的にアッサリしすぎてるんですよ。ホラー描写もヌルかったけど、サスペンス描写も残念でしたね。

私が「こうしたらいいんじゃないか?」と思うことですが、もっとアナのキャラを立てて最初から不気味な存在として出して行った方がよかったのではないかと。ラストはアナが心安らかに成仏出来たみたいなシーンを入れたらなお爽やかな後味になったと思う。アナ役の人は無名の女優さんだったけど、その路線で行くならミシェル・ロドリゲスみたいなアクの濃~い、一見ビッチで悪役そうなヒスパニック系女優を使った方が良かったんじゃないかな?と思いますね。ジェシカとミシェルだと「マチェーテ」みたくなってしまいますかね?

ジェシカ・アルバはこの作品でラジー賞の主演女優賞にノミネート(結局、受賞したのはパリス・ヒルトン)。ですが、ジェシカは悪くない!と思います。とにかくホラー演出もサスペンス演出も中途半端で微妙なんですよ。そのせいで、しっかりリアクションしなきゃいけない主演女優のジェシカが、な〜んか浮いちゃって見えるのが可哀相っちゃ可哀相。そもそもこの映画は主演レニー・ゼルヴィガー、監督が中田秀夫 (「リング」や「仄暗い水の底から」の監督として有名)で進んでいた企画なんだそうです。まあこのコンビだったら、相当面白いのが出来ただろうなと思うところですが・・・。映画の企画がたどる運命もわからないものですね。

チェコっとみつけた、こんなモノ:第17回 プラハ1区限定犬のうんこバッグ(プラハ城お堀お散歩レポート付き)

「チェコっとみつけた、こんなモノ」は、私がチェコで見つけたチェコっと可愛い、ユニーク、便利 etc・・・なものを雑談しながら紹介するというコーナーです。日本では見かけないもの、お土産にすると良さそうなものを中心にピックアップしています。ただしチェコで見つけたモノが対象なので、チェコ製ではないものも含まれます。その点は何卒ご了承下さい。

この前、こちらで知り合ったお友達のOさんとプラハ城の「お堀」をお散歩しました。そのときに偶然見かけたのが、「プラハ1区限定犬のうんこバッグ」です・・・!うんこバッグについては、第2回でも6区限定のうんこバッグを取り上げましたが、1区にも設置されていたとは・・・知らなかった。スタンド、バッグの形状は6区のものと同じですが、バッグのプリントが違っていました。

ウンコバッグスタンド

これが1区のうんこバッグスタンド。

ウンコバッグ

無機的で非常口的イラストレーションの6区のよりも 、可愛いです。
うんこバッグは義実家で飼っている犬の為に使わせて頂きました。

Oさん曰く「1区や6区は財政的に潤っているから、こんなサービスがあるのではないか」ということ。一般的に6区は比較的高級住宅地(日本人も多く居住)と言われているそうです。1区は旧市街広場にカレル橋とプラハ観光の目玉がギューっと集まった区画なので、なるほどという感じです。世界中から観光客が訪れる場所だから、道端にうんこなんてNG!ということなんでしょうかね〜。

うんこバッグについては第2回でも色々と書いたので、1区にも同じ様なものがあったという報告に留めておき、新緑爽やかなプラハ城のお堀散歩レポートを書こうと思います。お城にお堀って言うと、日本のお城のようですが、実はプラハ城の周りにもその昔お堀が張り巡らされていたようです。

今のお堀の跡 地には水はなく、遊歩道として市民に解放されているんだそう。丘から下って行くルートだと、ヤン・ネポムツキー教会やロレッタ教会のあたりからお堀に入れるようになっています。丘を登って行くルートだと、トラムと地下鉄のマロストランスカー駅から坂道を上がって行くと遊歩道があるので、そこから入れるみたいです。


プラハ城お堀

その名も「鹿のお堀」。

プリコップってなんか聞き覚えが・・・と思ったら、ファストファッション屋が多いナ・プリコピエ通りは直訳すると「on the堀通り」なんだそう(by Oさん)。あそこもかつてはプラハ城のお堀だったのだそうな・・・私がいつもぶらぶらと徘徊している通りもお堀!知らないうちにプラハの深い歴史に包まれていたと思うとちょっと感動。


プラハ城お堀13

木の歩道を下りて行くと、ちょっとした森へでます。



プラハ城お堀12

樹の上からプラハ城の尖塔が顔を出しています。

プラハ城お堀5

そのまま進むと、お堀を感じられる跡地へ。深いV字型になっていて、いまは遊歩道です。


プラハ城お堀11

笛を吹く、謎の彫刻。


プラハ城お堀4

ローマ神話に出て来る風の神様だろうか?


プラハ城お堀6

このレンガの壁も古そうだな〜。


プラハ城お堀16

恐らく、見張りの塔。あの小窓から弓矢を放ったりしていたのかもしれない。
ラプンツェル姫が髪の毛をたらしていそうな塔だな〜。


プラハ城お堀7

端っこまで行くと道路が見えました。
こちらはマロストランスカー方面ですね。こちらから上がってくることも出来るようです。



プラハ城お堀8

端っこまで行って階段を登るとベルデヴェーレ宮殿という建物があります。
ウィーンにも同名の宮殿があるそう。夏の離宮ということですが、パレスを名乗るにはとても小さい庭です。


プラハ城お堀14

小さなお庭ですが噴水も。なんと16世紀のものだそうです。
写真ではハッキリしませんが、噴水のディティールもなかなか凝ってました。後ろでイチャイチャしてるカポーにも注目!


プラハ城お堀9

お庭には色とりどりのチューリップが。


プラハ城お堀15

ヨーロッパのチューリップはなんだか情熱的に狂い咲いている気がする。

プラハ城お堀10

顔が怖いな、怖いな〜。

緑に囲まれてリラックス出来た一時でした。上の写真はすべてiPhoneで撮ったものです。一眼レフを持って行けばよかったんだけど、忘れちゃった!(ローラ風)しかし一眼レフは相当重いので、「今日は写真撮るぞ!!」という気合いと観光に来ているという高揚感なしでは、なかなか持ち運べない代物です。「いつでも来れるしな〜」と思うとダメみたい・・・。気張ってデジイチを買ってしまったけど、そこそこの画質で持ち運びが簡単なデジカメにすればよかったかなあ〜と最近思います。

『ブルーノ』"ファニーなオブジェ"

         



スーパーのDVDコーナーを物色していたときに「ブルーノ」を発見!しかも40コルナくらい(@200円)という超大特価だったので迷わずゲットしました。前に見た映画「オーディション」も超廉価版DVDだったしチェコではDVDが妙~に安いな安いな~。しかも有名チェーンの小売店で堂々と売られているので海賊版ってわけでもないみたい。ただパッケージがプラスチックじゃなくて厚紙みたいになっているんですよ。でも薄くて場所もとらないし全然OK!廉価版DVD、チェコの隠れた掘り出し物なのである・・・。

「ブルーノ」は前に友人Iとティオマン島に泊まった時ヴィラで貸し出していたので見てみたんですよ。でも飲みながらで話しながらの「ながら見」だったので、ほとんど内容は覚えていません。てかこの映画、マレーシアだとほぼカットしなきゃいけない要素で出来ているので、逆にどの場面だったらマレーシアでもOKなのよ?!という感じもしますが・・・(笑)。

結論から言いますと、大変面白かったですね。この映画を「面白い」ということで、読んで下さっている方からドン引きされないかちょっと心配ですが・・・。声を出して笑わないまでも、「バカだなあ・・・」とニヤニヤしながら1人で画面を観ていました。

命知らずのコメディアン(a.k.a.男の中の男)サシャ・バロン・コーエン演じるブルーノはオーストリア(カンガルーがいない方)出身のゲイのファッションリポーター。「ヒトラーとシュワちゃんに次ぐ、オーストリア出身のセレブになりたいの!」ということで 、色んな方法でセレブを目指すんですが、実に破天荒というかハチャメチャな方法をこれでもかこれでもかと繰り返して、周囲の人(彼らはこれが映画だとは思っていない、ブルーノに騙された人達)のリアクションをカメラに収めるというドキュメンタリー風のコメディーです(ちなみにガッツリ18禁)。

一番笑っちゃったところは、ブルーノとラッツさんが格闘リングの中で愛し合う場面ですかね。バックミュージックにセリーヌ・ディオンの「マイハート・ウィル・ゴーオン」 (「タイタニック」のテーマでおなじみ)がかかるんですが、もうまんまと笑ってしまいました~。でもなんか美しささえ感じてしまったんですよ。愛に性別なんて関係ない、怒号にかこまれた中で堂々と愛し合う二人・・・ってこんなシーンでそこまで掘り下げる私も変っちゃ変ですが(爆)。

ブルーノは英語を話すんだけど、オーストリアなまりが入ってて色んなものがドイツ語になっちゃうときがあるんですね。ホテルの部屋の中で、とある事情で身動き出来なくなって、ホテルマンを呼ぶシーンがあるんですがリモコンがブルーノのお尻の中に半分入っちゃってるんですよ。テレビは「Mr.Magorium's Wonder Emporium(マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋)」のオンデマンド視聴の画面が出っぱなしになってて。ドン引きした後で怒りが込み上げて来ているホテルマンに「違うのよ!マゴリアムおじさんの”ウンダバー”エンポーリアムを観ようとしただけなのよ」って何回も何回もいちいち「ウンダバー」を強調して言うのが「お前"ウンダバー"言いたいだけ違うんかい!」と妙にツボにはまってしまいました。

色々ととっちらかった映画なので、後は箇条書きソリューションで・・・。

・前半にブルーノとアジア系の小柄な男性のからみがありますが、ここで規制(モザイクとかじゃなくて黒い正方形の目隠し)が入っていたので「ああやっぱりセンサーしてあるんだな」と思ったら、ブルーノが作った 番組のパイロットフィルムを関係者に見せる試写のシーンでは一切モザイク/目隠し等なしでした。私も一応女性なので自主規制してみなまで書きませんが、なんだかここまで来ると猥褻とか卑猥とかけしからんとか通り越してファニーなオブジェに見えて来ると言う・・・。で、ちゃんと喋ってました。ファニーなオブジェ(笑)。


・テレビに映ったジョン・トラボルタ、トム・クルーズ、ケヴィン・スペイシーらを見て「ゲイゲイしいままじゃセレブにはなれないのね!」と悟ったブルーノ。これ、怒られるんじゃないかと・・・。面白いですが(笑)。あとほんの一瞬だけハリソン・フォードご本人も出てました。キレてたけど(笑)。

・アフリカから赤ちゃんを取り寄せ(i-Podと交換して)養子にしたブルーノ。赤ちゃんに「Gayby」ってTシャツを着せているところに大笑い。さすがに赤ちゃんをバイクに乗せて道路に飛び出すところは本物は使っておらずお人形でしょうね。テレビの公開番組のスライドで見せた赤ちゃんとの写真は合成ぽいものもあったので、少し安心しました~。

・しかし、赤ちゃんエキストラの面接シーンが結構エグかったですね。私は下ネタには免疫がありますが、この面接シーンはちょっと薄ら寒いものを感じましたよ。ブルーノが赤ちゃんタレントの親に「来週までに体重をXポンド絞って来てもらえる?」って幼児虐待レベルのことを聞くんですよ。すると親が「大丈夫。彼女(自分の娘)はベストをつくすわ」とか言うんですね。また親の顔つきもなんか病んでる感が出ていて、ここはなんか嫌~なシーンでした。

・ブルーノの所行に切れる人、「ハッ!」となって「ヤバい・・・こいつはヤバい」と急に大人しくなる人、みんな反応が似たり寄ったりなんですが面白かったです。ってか、これだけ妙ちきりんにおかしなことになってるんだから「これってドッキリじゃね?」みたいなことが頭をかすめないのでしょうか・・・。私だったら笑ってしまうかドン引きかで、怒りとかにまでは達しないけども・・・。それだけアメリカには変な人がいっぱいいるってことなのだろうか。

・最後は目出たくセレブになれた(?)ブルーノ、ボノやエルトン・ジョン、スヌープ・ドッグやスティングとコラボセッションでレコーディングです。こんなスーパースター級の方々が最後に友情出演してくれたお陰で、もうどうしようもなくとっちらかった映画が最後に締まったんではないでしょうか・・・・。最後はちゃんとしてて、本当によかったです(笑)。

豆知識ですが、サシャ・バロン・コーエンさんはあれだけグネグネしてるのに、ご本人はゲイではないそうです。「スウィーニー・トッド」に普通の役者として出ていましたが、イタリア人とみせかけて普通のイギリス人だったときのギアチェンジ具合とか結構「あ!」と思ったので、演技派な人なのかな~。リアルの嫁はBSOL映画「お買い物中毒な私!」のアイラ・フィッシャーだそうですよ~。小さい娘さんが二人いるそうで。いや~、自分のお父っつあんがこんな映画作ってたらどうだろう・・・。世界中の人が、自分がやってきた故郷(a.k.a.ファニーなオブジェ)を共視しているって・・・きっとさぞや不思議な気分になるでしょうね!(ポイントずれてる?)



『オーディション』思わず出た、ローラのポーズ(ほっぺに両手)


        



夫が所有しているDVDの中から面白そうなものをピックアップしているときに見つけた一本です。チェコ向けのDVDなのでタイトルなどはチェコ語でわからないんだけど、注射を持った女の子のパッケージで「Takashi Miike」という表示が・・・。おっ三池崇史監督の映画か〜。とりあえず観てみようかと、「とりあえず鑑賞」でしたが・・・。いや〜凄い映画でした・・・。バイオレンス表現は「冷たい熱帯魚」ばりだけど、もうどう〜しようもない悪夢描写が凄かった。ちなみに本作も18禁です。子供はトラウマになるので見てはダメ、ゼッタイ!

映像制作会社社長の青山(石橋凌)という男性が、病気の妻(松田美由紀)に先立たれることから始まります。残された息子を1人で育てながら7年が経ちました。素直な少年に育った息子の重彦(沢木哲)から「オヤジ、そろそろ再婚でもすれば?」と言われ、なんとなくその気になる青山。親友の映画プロデューサー吉川(國村隼)に「再婚でもしてみようかなと思って」と打ち明けると、吉川は「よし、俺にまかせろ!新人主演女優のオーディションで見つけよう」と言い出します。

その後吉川は本当に企画を出し、二人は新人女優のオーディションを行うことに。とまどいながらも、山のように送られた履歴書に目を通す青山。するとある若い女性の書いた志望動機に目が止まり、書類上だけではありますが彼女に魅了されてしまいます。彼女はケガの為に全身全霊を捧げていたバレエを断念し、「死」について味わったことがあると綴っていたのでした。

オーディション当日、様々な若い女たちを値踏みする吉川の横で「彼女」の登場を緊張しながら待つ青山。その「彼女」麻美(椎名英姫)は、まさに彼の思った通り、いやそれ以上の理想の女性だったのです。「見つけた、彼女だ・・・!」と興奮する青山でしたが、麻美から何か妙な印象を感じた吉川は彼女の身辺を調べます。すると、彼女を担当していたレコード会社のプロデューサーが1年半前に行方不明になっていたのでした。

※ここからネタバレします※








ふう〜、ここまでが導入部ですよ。シュっとした青竹のような清涼感あふれるスリム美女、椎名英姫さんはオリーブにも出ていたのでよく覚えています。近年は女優さんとしてご活躍なんですね。この映画は2000年の映画なので13年前のものですが、近影を見てみると今もクールビューティーで独特の存在感を放っています。

そんな彼女がオーディションにやってくるわけですが、このオーディション自体が青山の再婚相手をふるいにかける「オーディション」だったというわけで・・・。青山自体は別に普通の善良なオッサンで嫌な感じはしないし、親友の吉川も友達思いの人物として描かれてはいるのですが、いい年したオッサン二人が仕事にかこつけて再婚相手探しかよ〜という気はしますねぇ〜。

青山の理想の相手が「なにか特別な訓練を経た一芸に秀でている女性、例えばバレエとかピアノとか」というものなのですが、様々な女性がオーディションにやってきます。多くの女性が当時流行ったストレッチブーツ(靴下がそのままポックリブーツになったようなやつ)を履いていて、「ああコレ流行ってた流行ってた〜!」と懐かしく思いました。検索したら、ポックリではないけど今でもストレッチブーツはあるみたいです。

そんなギャルの中で、白いカーディガンに白いロングスカートに身を包んだ清楚な女性が椎名英姫さん演じる麻美なんですよ。待合室にいるときも携帯を見ずに読書をしていると言う清楚っぷり。これに青山がコロっといってしまうわけです。しかし、この女性が・・・ギャアア〜!!!という展開、どうなるどうなる〜!?

思い切って麻美に電話をかけ、映画を口実に食事に誘う青山。青山は決して職権を乱用して女優志望の若い女性にちょっかいを出す好色な中年プロデューサーではなく、清楚な麻美にまるで初恋のように心ときめかせる少年のように描かれています。フランス料理だかイタリア料理だかを前に「青山さんのように、色々なことを相談出来る大人の男性って初めてです・・・」とうつむきがちに言う麻美。もちろん洋服は白い長袖にロングスカートです。こんなんで、もうオヤジメロメロになっちゃうわけですよ。

でも「今夜はニューオータニに部屋取ってあるから、行こうか」という風にはならないんですね(なぜニューオータニが出て来たのか自分でもよくわかりませんが)。タクシーで彼女の家近辺まで送っていって、「じゃあおやすみ。また食事行こう」という・・・。麻美は白長袖白ロンスカなんだけど、それに合わせるアウターはすごくカラフルというかちょっと突飛な感じ。特に2回目の面会のときは赤くて毛足の長い毛皮みたいなものを羽織っていました。この「んん?」という感じがファッション的な伏線なのか・・・。

「麻美ちゃん・・・本当に可憐で可愛いなあ・・・」とポーッとなってしまう青山。家で息子にも「オヤジ、最近恋人出来たでしょ」と突っ込まれるくらいバレバレ。しかし親友の吉川は「行方不明になったプロデューサーもそうだし、彼女の周りの人間の誰とも連絡が取れない。しばらくお前から彼女に連絡を取らない方がいいんじゃないか」と心配して言うのでした。

ちょうど仕事も忙しくなり、吉川にクギを刺されたせいもあって麻美に連絡が出来ない青山ですが、麻美は青山からの電話をじっとじっと待ち続けています。うらぶれたボロボロの和室に置かれた黒電話の前で、うつむきながら・・・。怖いな、怖いな〜。黒電話の横には微妙な大きさのズタ袋があり、口はぐるぐる巻きにされています。けたたましい音を発しながら黒電話が震えると、その袋がガサッと動くと言う・・・ヒイイ!もうやだー!怖い!でも、楽しみ・・・!みたいな!!黒電話が鳴ると、ロングヘアで縁取られた麻美の口元がニヤ〜っと緩むんですよ。ああ怖い・・・でも楽しい・・・。

時間が経過したのか、息子に「父さん、結婚したい人が出来たんだ。今度の旅行でプロポーズする」と告げる青山。おお、いつの間にそんな仲に。海辺に建つ瀟洒なヨーロピアン風ホテルで、ついにベッドインする二人(青山はもじもじしていて何も出来ないが、積極的な麻美にリードされる形で)。目が覚めると、そこに麻美の姿はなくフロントから「お連れ様はチェックアウトされました」と言われてしまうのでした。

麻美と連絡が一切取れなくなり「一体、どうして・・・!」と半狂乱で彼女の行方を探す青山。麻美の通っていたバレエ教室を突き止めると、そこは空き家で戸には板が打ち付けられていたのでした。中から弱いピアノの音がするのでこじ開けて入ってみると、車いすの老人(石橋蓮司)が1人、冬の弱い夕日に照らされピアノの前に座っていました。「ここに通っていた麻美という子を知りませんか?!」と言うと、「・・・あんた、あの女を見たのか・・・ククク・・・」と不気味な老人。「なんでもいいんです、彼女について教えて下さい!」と言っても「帰ってくれ!」と言われるのみ。

次に麻美がアルバイトしていたという銀座にあるバーを訪ねる青山。雑居ビルの中にバーの看板は出ていたもののドアは閉まっていました。前で立ちすくむ青山に近所のバーのマスター(斉木しげる)が「そこ1年くらい前に閉店したんですよ〜」と告げます。「そこのママさんが、中で殺されちゃって。バラバラ殺人だったんですよ。なんでも男関係みたいで。音楽業界の人と親しくしてたみたいですね〜。バラバラにされた死体を刑事さんがね、パズルみたいに組み立てたら、なぜか指が三本、舌が一本、左耳が一個多かったって言うんですよ。いや〜物騒ですなあ〜」戦慄した青山がバーのドアを見つめると、そこにはピチピチと動く切られた舌と、指と左耳が・・・!キャー!!!

斉木しげるの我関せずないい加減な感じがまた絶妙でしたね〜。私にとって斉木しげるは日曜日の朝にやってる魔女っ子ドラマのお父さん。「魔法少女ちゅうかないぱねま」とか大好きでしたね。ヒロインはワッコさんこと島崎和歌子でしたよ。

中盤の記憶はあまり定かではないのですが、ここから昔のシーンにポンポンと飛ぶんですよ。青山が麻美と食事をしているときのシーンになって、彼女が言ってることが前と違っていたりするんです。前は家族とは仲が普通にいいと言っていたのに、今のシーンでは両親の離婚後、親戚の家に預けられて虐待され、母と暮らすようになってからは母の再婚相手に虐待され・・・というように。

そして麻美と行った別のレストランのシーンになると、隣のテーブルで亡くなった妻とまだ幼い頃の息子と現在の息子のガールフレンドが座っていて、奥さんが「あなた、その人だけはやめて下さい・・・」と言うんですね。冥界からのお告げですよ。で、またハッと気付くと青山は麻美のうらぶれた和室のアパートにいて、黒電話と謎の袋の前に立っている。台所の方からは麻美が嘔吐している音が聞こえるんです。ヤバい、ヤバい、ヤバい・・・。

すると袋の中からきったない男が出てくるんですよ。指が3本切られていて、絞り出す様な声で何か言っている。よく聞くと「ごはん・・・ごはん・・・」と言っているよう。ひいいいいい、コワーーーーッ!!!で、袋から出て来ると案の定足がない・・・。「はい、ごはんですよ」と、麻美は自分が嘔吐したものを犬が食べる様なお皿に入れて持って来るんです。その「ごはん」にむしゃぶりつく男・・・。こ、この悪夢表現・・・想像の斜め上を行っています!!!こんな気持ち悪いシーン山田かつてみたことない!!!気が付いたらホッペに両手を当ててローラのポーズをしていました。

このシーンで思い出したのがある都市伝説です・・・。聞いたことがある方も多いと思いますが、ある途上国に出かけたバックパッカーが、こんなような、いやもっとひどい姿にされたという話で実に背筋が凍る、イヤなイヤ〜な話(ここで詳細を書くのは気が進まないため、興味のある方は検索してみてください)。怖いな、怖いな〜、リアル 怖いな、怖いな〜。

アメリカ産にもスプラッターやサイコホラーは色々あるし、えげつないものも沢山ありますが、こういう暴力的にも生理的にも「ヒッ!!!(withローラのポーズ)」となってしまい、大人にも後味の悪〜い気分を残すものって、やっぱり日本映画の右に出るものはいないのではないかと思いますねえ・・・。三池監督、さすがです。Wikiによると、映画祭で本作の上映中に退場者と失神者を出し、さらに三池監督は上映後に観客から「悪魔!」と詰め寄られたそうです・・・。2000年にこのレベル、さぞや強烈だったのではないかと察します・・・。

ちなみに袋に入れられていた男性が、行方不明になったレコード会社の人ということだったんですね。それが大杉漣さん、らしいんですが・・・ほとんどわかりませんでした。前のオーディションシーンで女の子がなぜか「大杉漣〜(笑)」って言うカットがあったんですが、後の展開を考えると怖いですね怖いですね。ちなみに私と夫と友人Iは本物の大杉さんに会ったことがあります。都内の某中華料理店で食事をしていたとき、後から来て隣に座った方が大杉さんでした。お一人で来ており、店員さんに「こんな料理が食べたいんだよね」みたいなことを話しておられましたよ。「大杉漣だ〜、大杉漣もソロ飯するんだな〜」って思いました(笑)。やっぱり普通の人と違うカッチョ良いおじさまでしたね。この役では見る影もありませんが・・・ブルブル。

そんなわけで、この映画で一番のトラウマメイキングなシーンは中後半にあったわけです。その為にそれ以後の凄惨描写がちょっと映えないかなあ〜という残念さも。そうそう、三池監督はタランティーノ監督と仲良しらしく(「スキヤキウエスタンジャンゴ」にタラちゃんが出演)、この二人が仲いいの、わかるわかる〜!!!と思うのでした。

さて麻美から文字通りの血祭りにあげられてしまう青山ですが、その前に血祭りの支度をしながら麻美がこんなことを言うんですよ。「オーディションに落ちた女の子に電話なんかして、みんな結局セックスがしたいだけじゃない」と・・・。もし麻美が本気で女優を目指しているのだったら、てめえの再婚相手を探すオーディションだ?バカにすんな!となるでしょうなあ。あと、リアルで落ちたオーディションの関係者から後日電話がかかってきて役をちらつかせられ肉体関係を迫られた経験がある女性なら、復讐譚として楽しめるのかも〜。でも青山は下心だけではなく純粋に相手を探していて、たまたま親友のアイディアに乗っただけなのにちょっと可哀相でしたが。

結局、麻美は幼少期に大人から(含む石橋蓮司)虐待を受けたせいでこんなモンスターになっちゃったということですが、彼女の毒牙が息子にも及びそうになって青山が必死で息子を守ろうとするじゃないですか。そのときに「私だけを愛してくれるって言ったじゃない」って言うのが怖いけど切なかったですね〜。あれ、麻美に感情移入してる私って、・・・変態?まあ麻美の場合は歪みに歪んでアナザーワールドのものになっていますが、彼女は文字通り「私だけを愛する」人を求めていたんですね。たとえ息子でも青山の愛情が自分の他に向くのは許せなかったと。しかし誰かに必要とされたいし、更には誰かにとって「最愛の」人になりたいという欲求は人間誰しもが持っている・・・少しおかしなことが起こっただけで、麻美サイドに落ちてしまう可能性はあるのではないか・・・とちょっと思ったりするのでした。

ということで「とりあえず鑑賞」のわりに充分に”楽しんだ”映画になったのでした。この作品は海外人気が高いらしく、欧米のホラー映画ランキングで上位に選ばれたりしているみたいです。だからチェコでもDVDが発売されていたのかもしれませんね〜(しかも驚きの45コルナ@225円!安過ぎる・・・)。この映画を観る前の話です。「」のDVDを貸してくれたトルコの知人と彼の奥さんと、仏語版日本映画DVDカタログみたいなものを見ていた時、「オーディション」もそのカタログに掲載されてたんですね。椎名英姫さんが注射器を持っているアップがチェコ版DVDと同じだったので「あ、コレうちにある。まだ観てないけど・・・」と言ったのです。そしたらトルコ人の旦那さんが「これ学生のときに見たよ・・・」と言って実に微妙〜な表情をしていたのです。観賞後、彼の微妙〜な表情の意味がよくわかりました(笑)。

プラハでプラダは気をつけて?

                            


楽天で見つけた、プラダのバッグ。
実はこれが、移住する前に欲しいな〜と思ってたバッグだったのです。


少し前の話しですが、ある時夫から言われたことがあります。「aitanは高級品が好きだけど、プラハではあまり持たない方がいいかもしれない。特にメトロとかトラムとかで高いバッグを持ってるのは、ちょっと・・・」←(夫は日本語が堪能なので、日本人特有の「ぼかしの否定」も体得しているのだった)

ちなみにですが・・・高級ブランド品(バッグ)が好きだったのは日本で働いていたころの話で、それも「あら新作だわ♪」とポンポンと買えるような経済状態ではなく、年に一度だけ仕事上の色んなものに耐えた自分へのご褒美として清水の舞台から飛び降りる覚悟で、しかもデューティーフリーのものを買うという程度のささやかなものでした。

特に数年前にプラハのプラダで買ったバッグを大変気に入り愛用。引っ越しの時に最優先メンバーとしてプラハにも連れて来ていたのです。思えばこのバッグを買った頃は自分史の中で最も裕福でラグジュアリーな時代でした・・・。今は主婦兼学生なので高級バッグを買えるお金はないし、あったとしても日本へのチケット代に使うという感じですね。ワシも変わったもんだ。

さらに夫は続けます。「チェコでそんなプラダみたいな高いバッグを持ってる人はね、公共の交通機関には乗らないんだよ。プラダに合うようないい車で移動するし、プラダに合う様な高級な洋服も靴も時計も持っているの」

さらにさらに夫は続けます。「aitanはバッグだけプラダでメトロに乗ってるじゃない(確かに服はユニクロやローリーズファームやZaraだ。でも全身チープじゃなくてイエナやドゥーズィエムとも組み合わせたりしてますよ!)。それはすごく・・・変だよ。まるでステータスシンボルであるプラダのバッグを買って見せびらかす為に、毎日おにぎりだけ食べているように見えるし、 なんかモードの犠牲者みたい」←(「ぼかしの否定」表現を体得している夫だが、ヨーロッパ人なので歯に衣着せずハッキリとモノを言うのだった)

ここでカティンときた私は、夫に言いかえします。「私はプラダを買うために毎日おにぎりだけで過ごしていたわけじゃないし、仕事して家賃も光熱費も水道代も携帯料金もNHKの受信料も払ってたし。あなたの分もね。その上でプラダのバッグをステータスシンボルではなくデザインも質もいいものだと思って買っているのだから、あなたにそんな風に言われる筋合いはない!キーッ!(てかキレたら負け?)」

でもやっぱり変だよ」と最後はハッキリ&バッサリ言われてしまい、なぜか私が負けたようになり、この会話は終わってしまったのでした・・・。

確かに、プラハでブランドバッグを持っている女性はほとんど見かけません。たま~にヴィトンのモノグラムを持 っているマダムがいるけど、本当にそれくらい(ただ本物かどうかは不明)。日本よりブランドバッグがちょっと安いとはいえ、チェコのお給料は日本の平均給料の約半分~1/3くらいなので、やはり普通の生活をしていると高級品とは無縁。普通の生活をしている人達も「高級ブランドは富裕層のもので、私達には関係がない」という感じに見えます。ヨーロッパは概してそういう雰囲気があるように思いますが、普通の人でも高級ブランド品を所有できる日本は、まだまだ経済的に恵まれているのかもしれませんね。

そう考えるとプラダのバッグを持ってメトロ・・・やっぱり浮いてしまうのかも。それにスリにもロックオンされる確率が 高くなるしな~それは嫌だな、嫌だな~(稲川淳二風)ということでメトロやトラムではプラダのロゴを隠して持つようになりました。そしてチェコ語教室に通い出すようになって勉強道具が入るバッグに変えたので、もうほとんど使っていません。ちょっともったいない・・・。あのお金があれば日本に2回帰れたかもしれない(安いチケットなら)・・・。プラダは公共交通機関を使わない日に持てばいいか・・・。

このブログを始めたばかりのころ、プラハの街中で、公共交通機関の中で、なんだか視線を感じる・・・ということを書きました(こちら)。この子は、なんでここにいるんだろうね・・・?」という純粋な疑問も含んだ、異質なものを見る視線。←って書いてあるので、もしかしたらプラダのバッグが原因の一端だったのかも・・・?ちなみにそのときは、よくカルティエの腕時計も付けてました(これは自分で買ったのではなく、父のおさがり)。いや〜、今考えるとよくスラれなかったなと少し怖くなります。

プラハはヨーロッパでは比較的治安の良いとされている都市ですが、旅行で来られる方で、公共交通機関を利用する予定のある方は高級品の携行に少し気をつけられた方が良いかもしれません。お前が言うな!という感じですが、老婆心までに・・・。

視線を感じるという前の記事で、プラハの店員さんの態度の悪さはさすが旧共産圏!みたいなことを書きましたが、最近私が巡り会う店員さんやウエイター、ウエイトレスさんは皆さんとても感じの良い方ばかりです。彼らの年代に20〜30歳台くらいの人が多いと考えると、彼らが活発に経済活動をするようになった頃は資本主義になっていたので、世代交代と同時にサービスに対する意識変革が進んだのかな〜と思ったりもします。

『アイアンマン3』マーベル映画は劇場内の明かりが灯るまで着席のこと


          



夫が前から楽しみにしていた「アイアンマン3」を週末に観てきました。既に観た友人I(ダウニーファン)は微妙な感想をもらしていたので、特に期待せずにニュートラルな状態で鑑賞・・・。

そもそも私はアイアンマンってそんなに熱心なファンなわけではないんですよ。、3だと一番面白かったのが1作目かなあ・・・。シリーズを重ねるごとにだんだんと面白くなくなって行ってる感じがしますねえ・・・。それにアベンジャーズの中ではアイアンマン、イイ感じなのに単体だとそこまでアガらないというか・・・。でも新作が出たら取りあえずチェックするという感じですね。

あとダウニーたんことロバート・ダウニー・ジュニアが早口だからいけないんですよ!早口でしかも皮肉屋設定なので彼のベシャリが私には高速過ぎる〜。なもんで「何言ってるかわかんね~んだよ ~!みんな笑ってっけどよ~!」と取り残されてしまうんですね・・・(これは私のリスニング力の問題か)。ダウニーたんは「シャーロック・ホームズ 1, 2」も早口だし、「アリーmyラブ」に出てた時も早口だったし、本人がそういう人なのかな?ああ、でも今挙げた3つの役がなんとなくかぶってるってのもあるのかもしれません。


※ここからプチネタバレします※




今回の敵はキモオタからホスト系イケメンに大・変・身したガイ・ピアースですよ。2作目の敵役がミッキー・ロークって考えると、ちょっとメジャー感が薄れてスケールダウンしちゃったムードはあるかなあ~。ガイ・ピアースのキリアン役はもともとトニー・スタークとは真逆の非モテ、非リアみつるというキャラで、「リアみつるのスターク、爆発しろ!」 という悔しさをバネにしてのし上がり復讐するという人物なんですね。だったらもう少し彼の内面を描いた方がより魅力的な悪役になったんじゃないかと思うんですよね~。ミレニアムの花火を寒風吹きすさぶ屋上みたいなところで1人見上げる・・・みたいなシーンだけじゃダメなんですよ!もっとミジメ描写を!その後に整形するだとか筋トレするだとか研究に打ち込むだとか、そんな「見返してやる」カットを少しでも入れたらよかったんじゃないかな~って思います。

それを言ったら、キリアンはペッパーに色目を使ってたみたいな会議室のシーンもあったので、ペッパーを巡ってトニーとキリアンが三角関係みたいになるって設定があってもよかったんじゃないかと。大事な恋人を人質に取ら れてピンチ!みたいな大変だ感も出せたんじゃないかな~と思いますねえ。あと、科学技術の悪用で死なない特殊人間みたいになった敵側の特性なんですが、目が光ったり肌質が常人と違っていたりと、なんか2013年の映画っぽくないチープさだったしな~。だから恐ろしさが全然伝わってこないのが残念でした。

名優ベン・キングスレーが傀儡のテロリスト役で出ていましたが、「世間からはカリスマだと思われているけど実は操り人形で、本当は売れない俳優が演じているだけなのでした」という設定。この設定とベン・キングスレーで思い出したのが「迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険」ですよ。この映画でキングスレーさんはワトソンくん役。実はワトソンくんこそが明晰な頭脳を持つ名探偵だっ たという話で、傀儡ホームズとして雇われた売れない俳優がマイケル・ケインだったんですよね~。豪華な配役もさることながら、この映画は超面白かったのでまた機会があったら観てみたいなあ~。

しかしミレニアムイブのダウニーたんは変な髪型に変なサングラスでしたね~。なんか今より老けて見えたし(笑)。大晦日のワンナイトスタンドの相手はレベッカ・ホールという女優さんです。彼女は色気のないジェシカ・ビール(ジャスティン・ティンバーレイクの嫁)みたいな人で、どこかで見たことあるなあと思ったら「それでも恋するバルセロナ」のヴィッキーの人でした。

そして、アイアンマンシリーズでは史上最強に大人可愛く撮れているという評判のペッパー役のグィネス・パルトロー。今回も非常に可愛かったです。衣装は相変わらず白シャツに白いスーツ(赤い口紅がアクセント)と非常にシンプルなんですが、素敵でした〜。少し前に「嫌われ者ナンバーワン」と「美人ナンバーワン」になったし、プレミアにはノーパンで現れるし話題に事欠きませんね。

この映画で一番お気に入りのアクションシーンは、大統領機エアフォースワンから空中に投げ出された人達をアイアンマンのK.U.F.U. (工夫)で助けるシーン。1人を助けて、そこから数珠つなぎみたいに繋げて行こう!ってことで、なんとか全員助けて「決まった!」と思ったらよそ見して高速道路に飛び出したアイアンマンがトラクターとクラッシュして粉々に。決まらなかった・・・。あれ、でも中の人トニーは?無事なの?と思ったらリモート操作してたので大丈夫でした~みたいな。こういう「な~んだ、クスッ!」というテイストがダウニーたんの飄々としたキャラと合っていていいなって思いましたよ。

あとは、特にテンションが上がる場面はなかったですね・・・。タンカー船みたいなところで、崖っぷちになったトニーとローディーがいるところにトニーが作ったアイアンマンのスペアみたいなのが全員集合するじゃないですか。あそこ は本来なら 「イヤッホーーーーウ!!!!」ってガン上がりになるところなのに、全然ならないし・・・。その後、装着するために腕を広げて 「メリークリスマス!」って言ってるシーンもそう。そこで、画面分割とかしちゃってアイアンマンスーツがパーツごとにバキッ!バキッ!ってくっついていったら、凄くカッコいいのに(一昔前の日本のアニメのロボット変身シーンみたいなイメージ)。な~んか、もったいないんだよなあ・・・。

テンション上がる上がらないで言ったら、エンドロールが一番上がりましたね。前作からのカットとかも入ってて、漫画みたいな感じでスピーディーにキャスト紹介!みたいな。しかし驚いたことにエンドロールで席を立つ人が多いこと!マーベル映画と言えば、いっさいがっさいのエンドロールが流れ終わった後に「おまけ映像」があるのがお約束のはず・・・(って私も「キャプテンアメリカ」のとき友人Iから教えてもらうまでは知らなかったんだけど)! シュコダ(残念)なことに、半分くらいの人が出て行ってしまったでしょうか。なんならマーベルも気を利かせて映画の冒頭に「クレジット出終わった後にオマケ映像あります」ってアナウンスしたといた方がいいんじゃ ないの?!・・・って無粋ですね、これも。

友人Iは、オマケ映像と「Tony Stark will be back」の字幕等、全て終わった後に「ソー2」の予告編があったと証言していましたが、どうやら私達はそれを見逃してしまったようです・・・。大画面でソー様を観られるチャンスをフイにしてしまった私達もシュコダ。本当に油断ならないマーベル映画なのであった(もしかしたら日本限定かもしれませんが)。Anywayマーベル映画を鑑賞の際は、劇場内の明かりが灯りスタッフさんに追い出されるまで着席しておくのが鉄則ですね・・・。

調べたところ、今後マーベルで控えているのは「ソー2」の他に「キャプテンアメリカ2」と「アベンジャーズ2」があるじゃないですか~。楽しみ、楽しみ、楽しみ~~~!!!個人的には2でキャップが童貞卒業出来るのか見守りたいと思います。

プラハの春到来、そして最近買ったもの


日本はジーダボことゴールデンウィークでしたね。毎週がゴールデンウィークな私には関係ないですが・・・(自虐)。プラハは4月の下旬にガーっと暖かくなり、花は咲くし新緑は芽吹くしという春爛漫になりました。そして春を通り越して夏を思わせるお天気になったかと思ったら、また冷え込んで厚手のジャケットが必要な気候に逆戻り・・・なんてこったい!この一ヶ月かそこらでムートンコートとスプリングコートとTシャツの間を行ったり来たりして、プラハの気候に翻弄されています。

毎日の気温が全然違うので、着るものも悩んでしまいます。春にプラハを訪れる場合はスプリングコートとある程度寒さを防げるジャケット(革ジャンとか)の2通り持って来ると安心かと・・・。荷物は増えてしまうのですが、 衣類圧縮袋でペタンコにすると良いと思います。 あとストールはどんなときも重宝しますね。寒いときは首に巻いてみたり、肩にかけたり。不要なときはバッグの中へ丸めて入れます。

寒くても日差しは強かったりするので、サングラスがあると便利かもしれません。靴は・・・歩きやすさで言えばスニーカーだけど、ヨーロッパなんだしちょっとお洒落心もプラスしたい、そんなときは春っぽい素材のスプリングブーツなんかがあると良いでしょうか。地面が石畳なのでレザーソールよりもゴムソールの靴の方が歩きやすいです。

以上、個人的に思うプラハの春の服装提案でした。さて、最近買ったものを備忘録します。相変わらずファストファッションです・・・。


HM.jpg

・H&MのTシャツ


249コルナ(@1,245円)でゲット。安い・・・。プラハのH&M は街中の至る所にあって、いつも賑わっています。ヴァネッサ・パラディがキャラクターになっている自然に優しいコレクションを見に行ったときに 、発見したボタニカルでトロピカルなTシャツ。カンボジア製なり!(私がカンボジア好きになったいきさつは旧ブログの旅行記を見て下さい・・・)。デニムショートでリゾートしてもいいし、黒いスキニーで街着でもよし。

ところで、H&Mの試着室は後ろからもどんな風なのか確認出来るようになっていて、なかなか良いですね。米澤よう子さんのパリジェンヌ本にも書いてありましたが、パリジェンヌはファストファッションの安服だからといって妥協せず、数サイズ試着し倒して自分にベストなフィット感等を追求するそうです(散々着まくって買わないことももあるそう)。わたしもそれにならって、数サイズ試着。しかも布の裁ち方によって柄の出方が異なることに気が付き、さらに柄を見当してベストな1枚をゲットしました。た、楽しい・・・。これからは試着の鬼になります。


MANGOスタッズトート

・MANGOのトートバッグ

春夏用のトートを全部実家に置いて来てしまった・・・。ということで、レオパードハラコのトートが使えない春になり慌てて購入した布のバッグです。549コルナ(@2,745円)本やA4がザクザク入るから主婦兼学生になった私にもピッタリ。中にジッパー付き小物用ポッケもついてます。ゴールドスタッズでとんがったお洒落心も忘れないように・・・というさりげない心使いがニクい(笑)。これを見たマミンカ(義理の母)が、「それ素敵だし実用的だしいいわね~。どこで買ったの?」と聞いてきました。MANGOで・・・と言うと「私も見に行ってみるわ」とのことでした。


・Bataのオックスフォードシューズ

チェコっと見つけたこんなモノ」でもネタにしました。こちらのお友達にも「それ素敵ね!」と褒められました。「実はBataなの」と言うのがカ・イ・カ・ン☆


zaraワンピース


・Zaraのチュニックワンピース


どことなくインドを思わせる形のチュニックワンピース。一度試着をして迷ったんだけど「でも、今必要じゃないし・・・」とあきらめました。しかしその後やはり欲しくなりZaraを回るも品切れ。そしてたまたま訪れたZaraで再会したので買ってしまいました。1499コルナ(@7500円)です。しかし胸元が思ったより開いているので、カットが深いブラトップを買わないと・・・余計な出費が・・・。

この黄色に一目惚れしたんですが、プラハではそこかしこにレンギョウの木が植えられていて、春になると色づいたレンギョウでまっ黄色になります。チェコ語では「黄金の雨」というポエティックな名前がついているそうで、このワンピの色もレンギョウみたいな色だと思います。いつまでもベーシック色ばかり着ていられません。私も春にバージョンアップ☆(キモいですか?)

そうそう、ナ・プリコピエ通り(地下鉄ムステーク駅下車すぐ)のZara路面店もリニューアルオープンしたので一安心・・・。ところでこの春からZaraはよりモードな雰囲気になっていませんかね?どことなく洗練されていて、毎週のように覗きに行ってしまいます。春夏は好きなプリントやエスニック調のものが多く、やはり浮き足立ってしまいます。

ダジャレで単語暗記 6(チェコ語、フランス語)

最近どの言葉も絶賛スランプ中の私ですよ。語学の神様を奉っている寺社仏閣教会モスク等があれば、お参りに行きたいくらい。「語学の神様」で検索したけど、ヒットせず。学問の神様が語学も担当されているのだろうか・・・。

そんなスランプ時は、いつにもまして身近にいる数カ国語を話す人が神に見えます・・・。こちらにいる私の友人知人は、ほとんど外国人ですが(チェコ人ではないという意味)彼らは基本トリリンガル以上で、母国語以外の言語を流暢に操っています。

そんなときに私の心の拠り所になるのが「日本語はインド・ヨーロッパ語族(※1)に属する言語ではない、ゆえに孤立言語である日本語(※2)を母国語とする日本人の私には インド・ヨーロッパ語族に属する言語習得においては、欧州出身者よりも高いハードルが課せられているのである!!!」というセオリーです。

(※1)ヨーロッパを中心にアフリカ、中東、南アジアまでカバーする最大の言語系統。その中でもいくつかの語派があり、有名なところだとゲルマン系(英語、ドイツ語、北欧諸国語等)、ロマンス系(スペイン語、フランス語、イタリア語等)、スラブ系(ロシア語、チェコ語、ポーランド語)などがある。
(※2)日本語は系統関係が不明な言語で言語学的には「孤立言語」とされている。他の孤立言語として朝鮮語、バスク語などがある。

こうして理論武装して自分を慰めているわけですが・・・。一度、このような話をチェコ語教室のクラスメートにしたら、みんな真剣に聞いてくれて「日本人にとっては大変なことなんだね」と同情されました。しかし同情されてもなんだか妙〜に残念な感じは払拭出来ず、不勉強を生まれ持った属性のせいにしている自分に自己嫌悪し、もっと落ち込んだりするのでした。語学の勉強はまさに無間地獄やで・・・賽の河原やで・・・。語学オタクだと、こういうハンデを乗り越えようとする瞬間も楽しかったりするんでしょうかねえ。

そして一番身近なところを見てみて仰天したのですが、私のチェコ人夫は英語、フランス語を流暢に話し、少しスペイン語も話します(英仏は学校で勉強、スペイン語は元カノがスペイン人だったせい)。日本語も話すのですが、なんと孤立語である日本語を一番流暢に話すのです。チェコ語が母国語の彼にしてみたら、日本語なんか最高にかけ離れた難しい言葉であるはずなのに。語学の神、思ったよりも近くにいたじゃん!という感じですが・・・。彼の半分・・・いや2割3割くらいでいいから、語学の才能が欲しいと思う今日この頃です。

※語の和訳は基本的な意味に限定しています。
※活用があるものに関しては原形を基本としています。
※この勉強法の利用により生じた失笑等の損害には、一切応じかねますのでご了承下さい。

<チェコ語編>


「なんだこれ?停留所ザ・スターフカ(ザ・ストーブか)?」
zastávka(ザスターフカ)・・・停留所
トラムやバスの停留所は野外なので、冬はかなり寒い。ストーブが設置されればどんなに良いことだろう。

ゴミ箱コシュらないで(こすらないで)」
koš(コシュ)・・・ゴミ箱
ちなみにフランス語ではpoubelle(プーベル)という。やはりフランス語は美しい響きを持った言語だ。

やあ、僕はナスダー(茄子だ)」
nazdar(ナスダー)・・・やあ
フランス語のsalut(サリュ)みたいに使える友人同士のカジュアルな挨拶。無論、茄子が発言しているのをイメージ。

「ドアをノックするのはダーレ(誰)?お入りなさい
dále(ダーレ)・・・お入りなさい
小沢健二の歌で「ドアをノックするのは誰だ」ってのが、あったな〜。懐かしい。

ムル(ムール)貝はトヴィーに噛み付いたので、死んでしまった
mrtvý(ムルトヴィー)・・・死んだ
フランス語のmort(死)にも少し似ているから覚えられそう?

ナー、ラダック地方に旅行しない?」「あそこはいいムードらしいね」
nálada(ナーラダ)・・・ムード
「マーム ドブラー ナーラダ」といえば、「イイ感じ」みたいになるらしい。ラダック地方はインドにあります。

「もう両替所にはスミェナールナ(住めなくなるな)」
směnárna(スミェナールナ)・・・両替所
あるホームレスのつぶやきか?プラハは観光都市なので、両替所があちこちにあります。もちろん英語表記であるので安心!

甘い生活か、スラ(そりゃ)ドキードキするね」
sladký(スラドキー)・・・甘い
新婚さんへかける言葉をイメージ。しかしドキドキが消えた後こそがが真の結婚生活なのだ。

しょっぱーいスラニーよ(そりゃねえよ)!」
slaný(スラニー)
ドキドキが消えた後の結婚生活、相手の嫌な面が見えてしょっぱくなるのかもしれない。上のとセットで!

ベスペ(ベスパ)?チニー(キミ)は安全だ」
bezpečný(ベスペチニー)・・・安全
ペスパに乗っているのなら安全という意味です。危険は否定の「ne」をつけてnebezpečný。

ズボンカル(狩る)?ホッティーて(ほっといて)いいよ」
kalhoty(カルホティー)・・・ズボン
オヤジ狩りならぬズボン狩り。その昔エアマックス狩りとかiPod狩りってのも社会問題になりましたね。


ブラズニ(頭に)乗せてヴィー(V)サイン?そりゃ狂ってるね」
bláznivý(ブラズニヴィー)・・・狂った
ブラジャーを頭に乗せてピース。絵図を想像すると、ちょっと寒気がしますね。


プレシャティー(プレシャスティー)を飲んでいるハゲ
plešatý(プレシャティー)・・・ハゲ
高い紅茶を飲んでいる品のいいイギリス紳士をイメージ。

ムダ毛フル(振る)、ピッと抜けるよ」
chlupy(フルピー)・・・体毛
頭髪(ヴラシー)と体毛(フルピー)は単語が違うので注意が必要だとか。


ロズヴェデニー離婚したそうだ」
rozvedený(ロズヴェデニー)・・・離婚した
ロズヴェって女性の名前のつもりなんですが、ちょい苦しいですね。

チュロスを焼くヴィエックはベトナムです」
člověk(チュロヴィエック)・・・人
なんとなくヴィエックという名前からベトナム人を連想しました。

「ほとんどの(巣)、コロしたね(殺したね)」
skoro(スコロ)・・・ほとんど
達成感に溢れる害虫駆除業者の人のコメント。

ポチャっとなってシーとなる天気だね」
počasí(ポチャシー)・・・天気
少し雨が振って、その後霧雨になる天気だろうか。

モクリー(モクレン)の花が湿っているね」
mokrý(モクリー)・・・湿った
チェコのモクレンは日本のより若干形が丸い様な気がする。

スヘー(すげー)乾燥してるな」
suché(スヘー)・・・乾いた
乾燥ゆえにノドがかすれて「すげー」が「スヘー」になってしまったみたいな。

フラ(ほら)、ドビーがお腹をすかせているよ」
hladový(フラドビー)・・・空腹な
ハリポタに登場するドビーが空腹を訴えているイメージ。

「怠惰な生活ジボット(ズボっと)はまってしまいました」
život(ジボット)・・・人生、生活
昼夜逆転するとダメ人間の始まりである(経験談)。


ズビー(掃除機の音)、ジェ!(驚きを表現する岩手弁)、ペットを吸い込んじゃった」
zvíře(ズビージェ)・・・ペット
NHKの朝ドラ「あまちゃん」からヒントを得ました。

ニェ(ねえ)、グデっとしてないで、どこかへ連れて行ってよ!」
někde(ニェグデ)・・・どこか
家族サービスをせがまれるお父さん。休みの日くらいゆっくりしたいよね。

「私もアニ(兄)、タバコは吸いません
ani(アニ)・・・〜も〜ない
喫煙は百害あって一利無し。プラハは路上で喫煙してる人(女性含む)が多い。

オプラブドゥー(武道)をやってるって本当
opravdu(オプラブドゥー)・・・本当に
オプラとはアメリカの徹子、オプラ・ウィンフリーです。

ストシュニー(主任)はひどいことをしたんだろうな」
strašný(ストラシュニー)・・・ひどい
真面目な話、日本の労働者はもっと団結して権利の為に戦うべきだと思う。

オパコ(十八番)をカラオケで繰り返し歌う=オパコヴァット」
opakovat(オパコヴァット)・・・繰り返す
カラオケ行きたいなあ〜。私のオパコバットは、レベッカの「ラズベリードリーム」です。

自然プシーロダ(後ろだ)」
příroda(プシーロダ)・・・自然
森の入口に立った先生が、引率してきた生徒たちの方を向いて言うのをイメージ。

ポットキャット偶然に出会った
potkat(ポットキャット)・・・偶然に会う
シュール?いや童話っぽくてほのぼの?

退屈なヌッドニー(ヌードに)興味はありません」
nudný(ヌッドニー)・・・退屈な
退屈/退屈じゃないヌードは人によって色々だろう。

をあげてみて」「プ、シークラッド(シークレット)よ」
příklad(プシークラッド)・・・例、サンプル
何をもったいぶっているのやら。

スマート笑う=スマート セ」
smát se(スマート セ)・・・笑う
「セ」は再帰動詞とかいうやつで、フランス語にもある。こいつがマジ面倒くさい。

プラカット(プラカード)をぶつけられて泣いた」
plakat(プラカット)・・・泣く
角があたったらさぞ痛かろう。

メジナドロニー(泥に)入れる国際大会があった」
mezinárodní(メジナードロニー)・・・国際的な
メジナは魚の種類。しかし泥に入れるって、一体何を競う競技なんだろうか。しかも国際大会まで。

トシダ(トシだ)、今クラスにいる」
třída(トシーダ)・・・クラス
僕たちの教室にトシちゃんがやってきた!

たぶん(藻)、ジュナー(受難)」
možná(モジュナー)・・・たぶん
気象の変化で藻が少なくなっているらしい、たぶん。

ドスター(ドサーッ)とファンレターを受け取る=ドスターヴァット」
dostávat(ドスターヴァット)・・・受け取る
私も昔、池野恋先生にファンレターを送ったことがあります。

「それは嘘レッシュ(です)」
lež(レッシュ)・・・嘘
久々にキレのいいのが出来たレッシュ!

との国交を断つセヴェル
sever(セヴェル)・・・北
英語でseverは「切断する」等の意味があるらしい。英チェコ両方覚えちゃおう!

イッシュで起きているんだ!」
jih(イッシュ)・・・南
英語でイッシューは「問題」等の意味。織田裕二風に言うのがコツ。

西の方では雨がザーと振ってパッド(パッと)止む」
západ(ザーパッド)・・・西
むしろこのような気候は東っぽいが、いたしかたない。

「関大会でヴィー(V)、ホッド(ホッと)した」
východ(ヴィーホッド)・・・東
次は全国大会だ!

スポイ(スパイ)と接触した」
spoj(スポイ)・・・接触、接続
007ぽいネタ。ゼロゼロセブンはチェコ語で、「ヌラヌラセドゥム」という。

「姑の訪問ナーヴス(ナーバス)。チェ!(舌打ち音)ヴァ(ババア)」
návštěva(ナーヴスチェヴァ)・・・訪問
こんなダジャレを作ってますが、私と姑の関係は良好ですよ!(汗)

大きな時計オルロイ(あるぞい)」
orloj(オルロイ)・・・大きな時計
プラハの天文時計はオルロイとして有名ですね。

ナイート(ないと)言ってたのに見つかったじゃないか」
najít(ナイート)・・・見つける
そういうもんである。



<フランス語編>

七面鳥ダンドン(ドンドン)お食べ!」
dindon(ダンドン)・・・七面鳥
チキンより脂肪分がなくてボンサンテな七面鳥。

アン、ボーシュ(ボス)、をとかないで」
embauche(アンボーシュ)・・・職
上司に甘えて、首にしないでと願う。

タンテ(探偵)業をやってみる
tenter(タンテ)・・・試みる
いつも試みるは「エッセイエ」を使うが、こちらの方が短くて口を動かしやすそう。

デリでおかずを盗むのは軽罪だ」
délit(デリ)・・・軽罪
おそらく実生活では使わないだろうけど・・・。

コンダネ(今度はねえ)、有罪の判決を下す!」
condamner(コンダネ)・・・有罪判決を下す
裁判長が一度は無罪になった被告人に向かって言う一言。

コメートル(米取る)罪を犯した
commettre(コメートル)・・・罪を犯す
時代が時代なら重罪である。

「そんなことを考えたらソンジェ(損ね)」
songer(ソンジェ)・・・考える、思う
考えるは「パンセ」や「クロワール」がメジャーだけど、こんなのもあるんだ。

(酢)、トランンペ(トランプ)を間違えた」
se tromper (ス トロンペ)・・・間違える、思い違いをする
お酢とトランプを間違えるなんて、一体どうしてしまったのだろう。

押し込み強盗カンブリヨ(寒ブリを)盗んで行った=カンブリヨルール」
cambrioleur (カンブリヨルール)・・・押し込み強盗
はあ、ブリ食べたいな〜。

コンバンキュ(今晩キュ)っとやる確信に満ちている」
convaincu(e) (コンバンキュ)・・・確信に満ちた
要するに今晩飲みにいくってことですね。


『乱』トルコの知人から貸してもらった日本映画

       


こちらでひょんなことから知り合い、仲良くさせて頂いているご家族の旦那さんからDVDを貸してもらいました。旦那さんはトルコ人、奥さんはギリシャ系フランス人というカップルです。旦那さんも奥さんも日本贔屓で、黒澤映画の話になったときのこと・・・。「黒澤監督の映画って一本も観たことない・・・」と恥ずかしながら呟いた私に、「それならこれ貸してあげるよ」と差し出されたのが「乱」のDVDだったのです。

「代表的な日本の監督の映画を観ていないなんて、日本人としてちょっと恥ずかしいかも・・・」と言ったら、奥さんが「私もテオ・アンゲロプロス(世界的に評価が高いアート系映画を撮るギリシャ人映画監督)の映画を観てみたけど、あまりに退屈で途中でやめちゃったことがあるわ。aitanもこれがつまらなかったら無理して最後まで見なくてもいいのよ」と言ってくれました。

友人Iから譲ってもらったDVD群もそうですが、こうして自分のチョイスでは絶対に観なかったであろう映画を知るというのは世界が広がりますねえ。しかし「乱」は2時間30分越えの大作ですよ。普段90分あるかないかくらいのBSOL映画ばっかり観ているから、今回は気合いを入れて観ないと・・・!(頬をパンパンと叩きつつ)


時は戦国時代・・・有力武将の一文字秀虎(仲代達矢)は三人の息子と三つのお城を持っていました。秀虎もそろそろ引退ということで、長男の太郎(寺尾聡)に家督を譲ることにします。

秀虎は、次男の次郎(根津甚八)と三男の三郎(隆大介)に長男の太郎を助け、三人で協力して一文字家の繁栄を築くようにと言い渡します。ここで、三本の弓矢のネタが登場。一本ではたやすく折れてしまう弓だが、三本に束ねた弓は折れない。結束は力なり!ということですね(アパレルブランドのユナイテッド・アローズって、やっぱりコンセプトは三本の矢なんだろうか)。

しかし、三男の三郎は「そんなん綺麗ごとじゃん!この血で血を洗う戦国の世の中、兄弟だって殺し合うのは当たり前。どうせすぐに家督争いで戦になっちまうんだよ!親父甘めーよ!」と本音トーク炸裂。なにい?と怒った秀虎は三郎をその場で勘当してしまうのでした。勘当されてしまった三郎ですが、客人として来ていた別の武将に気に入られ、その家へ婿入りすることに。

さて、長男と次男それぞれの城の客人となって隠居生活を楽しもうとして いた秀虎ですが、家督を譲ったとたんに長男からはウザがられてしまいます 。「それならもういい!」と次男の城に行きますが、ここでも煙たがられてしまうという実に可哀相な状態に・・・。三男は自分から縁を切った手前、今更頼れずに自分の家来を連れて野を彷徨うというまさかの展開になってしまいます。

話を矮小化すると、老後の面倒をみてもらおうと頼りにしていた子供たちに生前贈与した瞬間から煙たがられ、ついには徘徊老人になっちゃったおじいちゃんの話、みたいな・・・?と、庶民的な解釈をしてしまいましたが、元ネタはシェークスピアの「リア王」なんだそうですよ。しかし、本質は先ほど述べたものとさほど変わりはないような気もします。遺産がある家のゴタゴタということで、普遍的なテーマということですかね。

子供たちから見捨てられ、豪華な着物をボロボロにして野山を徘徊する仲代達矢の秀虎はもう迫力たっぷり。仲代さんが素晴らしい俳優さんであることもさることながら、彼の顔面力がすごい。顔がまさに俳優!という感じで濃いし迫真の演技なので、まるでギリシャ悲劇を見てるみたいな気分になるんですね。

そんな秀虎の側近にいる美少年の狂阿弥がピーターですよ。最初、この秀虎ってバイのショタコンかと思っていたんです。ピーターは殿様にため口だし、バカにしたりするし、カジュアルに接していたのでお稚児趣味の愛人かと思っていたんですが、実はピーターは元ネタにもある「道化」役みたいです。ピーター、ちょっと陽に焼きすぎててお肌が小麦色過ぎたかな~とも思いますが。

この映画で一番「おおお・・・」と思ったのが、長男の正室楓の方を演じた原田美枝子さんですね~。とにかく彼女が凄かった。戦国時代の女のしたたかさというか、情念みたいなものを実にクールに時にホットに表現していたと思います。ちょっとステレオタイプな見方かもしれませんが、一見大人しい大和撫子に見えても、心の中ではチラチラと青白い情念の炎を燃やし続けている・・・みたいなキャラクターが、この映画を見た外国人の「日本人女性像」に影響を与えているような気がしますよ。

DVDのパッケージにも「どのシーンも、まるで絵画のような美しさ」とあったけど、本当にそうだと思いました。華やかさはないのだけど、画面上の人物や馬の配置、荒野の岩肌や地平線の使い方なんかが実に実に渋いのです。85年の映画なのに、バブルっぽさがまるでなし(制作費はかかっているでしょうが)。本当に戦国時代にタイムスリップして撮ったんじゃないかってくらい、リアルな戦国日本の雰囲気がするんですね。これが黒澤監督の凄さなんでしょうか。

結局、長男と次男は戦で死んでしまうし、最後の希望だった三男は弓矢で簡単に死んでしまうし、それを見た秀虎もショックで死んじゃうし、楓の方もキレた井川比佐志に斬られて死んじゃうし、次男の正室の末の方(宮崎美子)も殺されちゃうし・・・殺し合って結局何になるの?何か得るものはあったの?こんな愚かなことを繰り返す人間って何なの?という途方もない疑問をドーンと突きつけられます。

特に、ラストで置き去りにされた末の方の弟の鶴丸(野村武司、のちの野村萬斎)が黄昏を背に佇んでいるシーンは「あああ・・・」と実に切ない気分にさせられます。ただ、鶴丸が笛を家に忘れさえしなければ、彼と末の方とお付きの侍女はどこかで生きながらえることが出来たのに・・・とも思いますよ。命の危険があるのにわざわざ引き返して取りに帰りたいくらい大事なものは、忘れない!家を出る前に忘れ物指差し確認!ゼッタイ!という教訓を心に深く刻んだのでした。

余談:夫に「黒澤の『乱』ってみたことある?」と聞いてみたところ、「昔観たよ」という答え。やはり日本好きな人の間ではマストのよう・・・。そういえば、前に夫から貸してもらって「夢」という黒澤監督のオムニバス映画を観たことがありました。もう10年以上前に観たんですが、不思議な映画でしたなあ〜。

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