@itan-journ@l praha

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

チェコっとみつけた、こんなモノ:第16回 Bata(バチャ)のオックスフォードシューズ


bata.jpg


チェコっとみつけた、こんなモノ」は、私がチェコで見つけたチェコっと可愛い、ユニーク、便利 etc・・・なものを雑談しながら紹介するというコーナーです。日本では見かけないもの、お土産にすると良さそうなものを中心にピック アップしています。ただしチェコで見つけたモノが対象なので、チェコ製ではないものも含まれます。その点は何卒ご了承下さい。

今回は生粋のチェコブランド、Bataと書いてバチャです(公式サイトはこちら)!冬のバーゲンでBataのブーツを買い、そのリーズナブルさと履き心地を絶賛していたので、覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

ブーツの季節からサンダルの季節の間を繋ぐ靴として、バレエシューズを愛用して来たのですが、あまりにバレエシューズ一辺倒なのもどうかと思ってマニッシュなひも靴(オックスフォードシューズって呼ぶそうな)をBataでゲットしました。バレエシューズは革が薄いし、甲が開いているから「冬なの?春なの?」って気候のときはちょっと寒いんですよね。ガッチリと甲をガードしてあるオックスフォードシューズなら冬でも使えそうだし。

bataオックスフォード

買ったものが上の写真です。本当にスタンダードな型の靴だけど、少しかかとの方が高くなっていて、丸みをおびつつもシュッとしたシルエットがフェミニンな感じ。そしてツルッツルのエナメルに心がキュン!とします。履いた感じも良い感じにガーリーで、長めのノーズのせいか対比で足首も細く見えます。ソールがゴムになっていて履き心地も快適なのはよく知っている通り。

お洒落で履きやすい、こんな素敵な靴がたったの1199コルナ(@5995)円ですよ・・・!!!エナメル部分は合皮ですが、エナメル加工すると合皮も本皮もほとんど変わりないと思っているので、これは全然OK。エナメルはダメになるとひび割れちゃうらしいので、それなら合皮の方がローケアで良いです。中のライニングは本革、ソールはゴムになっています。このゴム部分がまた分厚くて質実剛健な感じで頼もしい。石畳を闊歩しても衝撃が足に伝わりにくくて疲れにくい。雨でもガンガン歩けちゃうのが良いのです。

というわけでBataを絶賛しているのですが、良いことに気付いたのはわりと最近です。昔からあるお店ですが、なんかダサ~くてファッション性も低い(というか意識してない?)、必要に迫られて買う靴・・・っていうイメージがありました。

もともとBataは19世紀後半にチェコ東部のズリーンという街で、バチャ家のファミリービジネスとして始まったブランドなんだそうです。手頃で快適な靴は評判を呼び、恐慌時でもBataは成長し続けたそうな。共産主義体制になり、東ヨーロッパのBataは国有化されましたが、創業者の息子さんが社員とともにカナダへ移住。そこでまたまたBataブランドは成長し続け、今では世界60カ国以上で店舗を展開しているんだとか。

東南アジアを旅行したとき、確かにBataのロゴを色んなところで目にしました。シンガポールはもちろんマレーシアにも インドネシアにもベトナムにもカンボジアにもインドにもあった。そしてスリランカでBataのロゴを見つけたときは「えっ、Bataがこんなところにまで?!」と本当に驚いたものである。しかし、残念ながら日本にはまだ進出していないようです・・・。アジア中で展開しているのに、どうしてだろう?

まあそれは横に置いておくとして、個人的な感覚だと10年前くらいはBataの靴、安くて快適なのかもしれないけどあえて買いたくなる様な靴ではなかったんですよ。とにかくダサかった。定番の靴も型がな〜んかボテッとしていて良くなかった。最近はトレンドを意識したデザインも少しづつですが増えて来て、昔と比べると随分とお洒落になったような気がします(まあお洒落っていってもチェコなので、あまり多くは期待しないでください・・・お洒落なのを発掘してやる!くらいの勢いで行った方がいいかもしれません!)。靴の他にバッグやベルト、スカーフなんかの服飾小物やアクセサリーも扱っています。

プラハで行きやすいのはヴァーツラフ広場にある大きな路面店。地下鉄ムステーク駅下車すぐです(隣にコスメのMACのお店があります)。

3bata.jpg


Bata三兄弟。ブーツを磨いてみたので記念撮影。

余談:やっぱりラグジュアリーなおしゃれシューズじゃなきゃイヤなの!というキャリーな方へのインフォメーションとして、記しておきます。クリスチャン・ルブタンはPařížská(パリジュスカー)通りのSimple Concept Storeというセレクトショップで取り扱いがあります。このお店はランバンやセリーヌ、バレンシアガやイザベル・マランなどの取り扱いがあり、恐らくプラハで一番おしゃれかつ高級なお店・・・。ジミー・チューは路面店が同じくパリジュスカー通りにオープンしました。セルジオ・ロッシもパリジュスカーのセレクトショップで取り扱いがありました(店名失念)。

スポンサーサイト

モードな"KIMONO"ジャケット

春夏になるとエスニックとかトライバルとか民族調のアイテムが出回りますが・・・トップとかワンピースとか小物で民族ってのは定番だけど、どうやら今年は民族の波がアウターにも及んでいるようです。

モン族風刺繍にイカット風刺繍、インドのグジャラート州風ミラー刺繍のジャケットなんかをファストファッションのお店でもよく見かけますよ(刺繍がゴッテリ付いてるから、ファストファッションでも結構なお値段になってしまうのだった)。そして・・・エスニックといえば我ら日本人の民族衣装、着物も今シーズンはモードみたい。ザラではキモノ風ジャケットがキテいるようで・・・。今日現在、ザラのサイトではこれだけ”KIMONO”と名前を冠したものが見つかりました(除くTRF)!

ザラのキモノアウター5 ザラのキモのアウター4

キモノ風なんだけど、西洋人がイメージする和柄がちりばめられていて、日本人から見てもエキゾチック。



ザラのキモノアウター3 ザラのキモノアウター2

アンティークキモノ風のものも!鶴なんて縁起がいい上に可愛いし最高じゃないですか?



ザラのキモノアウター ザラのキモのアウター7

無地のキモのジャケットはグッとシックで大人っぽい!これならキレイ目さんにも。



ザラのキモノアウター6
アウターにインパクトがある場合は、他をベーシックに押さえるのがルールのようですね。

実は昨年、マミンカ(義理の母)が日本に遊びに来たとき、表参道近くの着物を扱う古着屋さんでキモノ風ジャケットならぬリアル 着物(羽織?)を一緒に買ったんですよ。お値段4,000円くらいだったでしょうか。マミンカは薄いピンクとオレンジの中間みたいな淡い色の羽織を、私は赤い絞りの羽織を夫に買ってもらいました。

マミンカはその羽織を去年の秋口から普通にジャケットとして洋服の上から羽織っていて「はあ~こういう着方もあったのか!しかし西洋人がサラッと羽織ると、なんかやっぱりシャレてるのう・・・」と感心したものです。それをマミンカに伝えると「えっ、変かしら?」と戸惑っていたので(私の伝え方が変だったんだと思う)、「いえいえ、そんなこと全然ないですよ。とってもお洒落です。そんな風にキモノを活用する発想は日本人にはないので、どんどん着て下さい」と奨励したのでした。キモノジャケットがモードになる半年前から既に着ていたマミンカ、本人は全然意識してなかっただろうけど、ちょっとすごい・・・。

私もこのトレンドに乗っかりたいけどしかし、生粋の日本人がハズシ感覚でキモノを着るってどうなんでしょう・・・。コーディネートを考えてみたけど、浮くかなあ・・・。

キモノコーデ


本当はベージュでスエードのフリンジが付いたショルダーバッグとヌーディーなペタンコサンダルを合わせたかったけど実家にあるので、こんな感じになってしまいました。木の実のネックレスは東南アジアのお土産物風で、付けていると「謎の祈祷師」と家族や友達にからかわれるんですが、スピック&スパンで買ったインポートものなんですよ・・・これでも。着物の色と同じ赤いネイルとペディキュアにしたらいいかな〜。

キモノアレンジで思い出しましたが、私が子供の頃、明菜ちゃんがパッツンおかっぱでキモノをアレンジした衣装で歌っていたっけ。子供心に「へえ〜、こんな着物の解釈ってあるんだ!」と衝撃だったこと、歌がもの凄くカッコ良かったことを覚えていますよ。



♪ゲラッ、ゲラッ、ゲラッ、ゲラッ、バーニラ〜〜〜♪

追記:2014年、H&MやTOPSHOPの商品カテゴリーに「KIMONO」が普通に存在するようになってしまった。キモノは一過性のモードではなく、もはや定番化してしまったようだ。

『オブリビオン』SFとしてもラブストーリーとしても、抜けない!

         


プラハのメトロに広告が出ていたので、気になっていたトムちん最新作。今度はSFかあ〜・・・ということで、夫と行ってきました。日曜日の夜8時台の回、入りはまずまずといったところ。客層はリアみつる風のヤングなグループが多かったです。

いきなり感想ですが、ううむ・・・「アウトロー」に続いて「抜けない映画」(©町山さん)でしたな・・・。なんかな〜、なんなんだろうな、この抜けない感じは・・・。不発?いや不発って言葉は弾がこめられた状態ってのがあっての「不発」。この映画は弾さえも充填されてないような感じなんだよな〜。

SF大作なのにアクションシーンや飛行シーンも全然心を動かされないし、もう一つの柱である時空を超えたラブストーリーの方もイマイチ入り込めず・・・ 。どっちも中途半端になっちゃってて、結局残念になっちゃっている感じです。俳優さんはどなたも魅力的な方ばかりなんですけどね〜もったいないなあ〜。


※ここからネタバレします※








監 督は「トロン:レガシー」の方だそうです。なるほど「トロン:レガシー」感は出てますよ(観てないけど・・・てへ)。舞台は近未来。宇宙人の侵略と核戦争 で、ほとんど人がいなくなった後の荒廃した地球をSFぽいコスチュームを着てパトロールしているのがトムちん。彼とチームを組んでいる女性ヴィクトリア (アンドレア・ライズボロー)とタワーマンションのモデルルームみたいな生活感のない家で寝食を共にして夫婦のような生活を送っています。

トムちんは飛行マシンに乗ってお外でお仕事、ヴィクトリアはお家でモニタリング&トムちんのアシスト。なんか過激なフェミニスト団体から、男は外、女は内ってジェンダーで役割を固定するな!ってクレームが来そうな来なそうな気もしますが・・・(考え過ぎ?)。モデルルームみたいなお家の中は髪の毛一本落ちてなさそうなクリーン空間なんですが、一体誰が掃除してるんだろう。食事もレトルトみたいなの食べてたから、ヴィクトリアが家事してるとは思えないけど・・・と生活感ありすぎる疑問が頭をもたげるのであった。

ヴィクトリアは本部らしきところにいるサリーという女性(メリッサ・レオ)と通信しつつお仕事をしてるんですが、毎回毎回サリーが「あなたがたは有能なチームですね?」と聞くんですよ。「ええサリー、私達は最高です!」とヴィクトリアが返事をするんですが、なんかこの毎回の確認が宗教っぽくて気になりましたね。

そんなヴィクトリア役の女優さん、ちょっとジリアン・アンダーソン(X-ファイルのスカリー役でおなじみ)にも似ています。実にイイ感じの赤毛熟女なんですよ。年はトムちんより随分と若いんだろうけど、トムちんがもう驚異的に若く見えるから、なんだか二人の雰囲気は年齢不詳な中年カップルって感じ。演じているアンドレア・ライズボローさんの年齢を調べてみたら意外と若くてビックリしました。マドンナが監督したシンプソン夫人の映画や「わたしを離さないで」にも出演されているそうです。

しかし、トムちん若いな!そしてやっぱりイケメンなんですよ〜。普段のプレス写真なんかより映画の中の方が100倍はカッコイイし、輝いてる!カメラに愛されているんですよ。ザッバー!とシャワーを浴びてるシーンなんか、カッコ良過ぎて腰を抜かしそうになりました。画面の中で最高に輝く、それがザ・スター!プラハの地下鉄で見たポスターのビジュアルは前面に彼1人を押し出したデザインだったし(上の写真です)、堂々の一枚看板でも客が呼べるスターが今何人いるでしょうか?さすが色々あってもトム・クルーズ・・・と思いましたね。そういや赤毛熟女に誘われてプールの中でイチャイチャするシーンがあるんですが、トムちんが水の中で着ているもの を脱ぐのは「カクテル」以来では?「カクテル」、古い映画だけど結構好きです。

仕事も家庭も円満そうに見えるのですが、トムちんは時々別の女の夢を見るのです。「彼女は一体誰なんだろう・・・?」そんなある日のこと、遠くで爆発が起こったので現場に急行するトムちん。そこでは宇宙船が大破していて、睡眠ポッドみたいなものに入った乗組員が投げ出されていたのでした。本部から来た丸型の監視ロボットに次々と消される乗組員たち。しかしその中から1人を救出することに成功します。彼女は、トムちんの夢に出て来た女性と同じ顔をしていたのでした。

救出した乗組員女性ジュリア(オルガ・キュリレンコ)をお家に連れて帰るトムちん。ヴィクトリアは彼女を治療しますが、何だか家の中に不穏な空気が漂っています。案の定、次の朝トムちんは「飛行データの箱を取りに行きたい」というジュリアを連れて二人だけで墜落現場へ行くのでした。 しかし、そこで地球侵略をした宇宙人の残党につかまってしまいます。

敵のアジトで目を覚ましたトムちんの前にいたのは・ ・・モーガン・フリーマンでした。ここでなぜか場内爆笑。名優モーガン・フリーマンが、まさかの出オチですよ・・・!まあ私もつられて笑ってしまったんで すが・・・。後から夫が「モーガン・フリーマンはすごくいい俳優なのに、あんな映画に出るなんてもったいないね」と言っていましたが、たしかにちょっと もったいないかも〜。でも敵側と思いきや実は味方側だった団体のボスということで、名優を置かないと映画が締まらなかったから、これでよし。

モーガン・フリーマンから「うちらは敵やない。実は人間なんや。侵略者に対して自警団的なことをしとるんや。なあ、侵略者をうちらの爆弾でやっつけるのを手伝ってくれへんか?」的なことを言われます。トムちんは快諾出来ませんが、 なぜかモーガン・フリーマンはトムちんたちを逃がしてくれます。もらったバイクで放射能汚染区域に向かう二人。

そこはかつてニューヨークだった場所で、ジュリアはここでトムちんにプロポーズされたということを語り始めます(またプロポーズの仕方がベタなんだ〜)。「私はあなたの妻よ!」と 言われ、在りし日の記憶が蘇ったトムちんだったのでした。それをモニターカメラで見ていた現在のパートナー、ヴィクトリアが涙を流すのですが、ここでまた場内爆笑・・・。ヴィクトリアとジュリ アは全然違うタイプの女性でそれぞれに魅力的なんだけど、やっぱり華やかさではジュリア役のオルガ・キュリレンコにはかなわないだろうな〜という感じなんですよね。オルガ・キュリレンコはウクライナ人だそうですが、童顔で少しアジアっぽい雰囲気。私は真木よう子に似てるなあ〜と思いながら見ていました(キュリレンコ、胸はないが)。

その後トムちんにフラレて逆ギレしたヴィクトリアは、本部のサリーによって消されてしまいます。サリーはトムちんに今すぐジュリアを連れて本部に来るように命令しますが、逃げる二人。丸形射撃ロボットが追いかけてくるので、ここがアクションの見せ場にもなるわけですが、どうも気分が乗らないんだな〜。なんでだろう?不時着した先で、トムちんは自分とまったく同じ顔かたちの男が同じ仕事をしているのを発見。その男を倒して彼の飛行マシンを自動操縦にして戻ると、自分が住んでいたのと全く同じモデルルーム風のお家に、ヴィクトリアと全く同じ人間が!どうやら自分たちはクローンだったらしいことを知るのでした(なんかバイオハザード5もこんなじゃなかったっけ?)。

トムちんはジュリアを湖の近くにある自分の隠れ家に連れて行きます。そこは地球上にごくわずかに残った緑が生い茂る場所。レコードや古本や野球ボールなんかがあって、アメリカンスタンダードなトムちんの趣味が伺えます。レコードの中から懐メロの「青い影」をかけるジュリア。ムーディーな懐メロが流れる中、湖のそばに立ち見つめ合う二人(「青い影」は日本のディスコでもチークタイムのときにヘビロテされていた曲なんだそうですよ)。ここで観客のヤングが「ジュテームか?」とヤジを飛ばします・・・笑いに包まれる劇場。意図しないシーンで笑いが来るのはこれが三回目ですよ!さすがリアみつる、ヤジも無邪気に飛ばせるんですね。この後、二人は隠れ家で一夜をともにする訳ですが、そういう直接的なシーンはまったくないんですよ。家の全景を写して夜から朝になりました・・・で終了。ちっ、つまんねーな!と舌打ちする私。

順番は前後するかもしれないんですが、ジュリアが乗っていた墜落宇宙船から回収したレコーダーで、トムちんは自分が宇宙飛行士だったこと、ヴィクトリアは同僚だったことを思い出すのです。トムちんは侵略者側にクローン化され、地球上に残った人間(モーガン・フリーマンの仲間)を駆除し、残された資源を侵略者側に供給するように利用されていたのでした。

もうこれは自爆するしかない、ということでトムちんはモーガン・フリーマンと本部のサリーのところへ行き(サリーはトムちんとジュリアが来たと思っている) 「ファックユー、サリー」と捨て台詞を吐いて自爆。本部もろとも粉々になるのであった・・・。サリーってのは空中に浮かんだ三角の石で、なんか人工知能っぽい感じでしたね。敵が肉体を持たない、意志のようなものでしたっていうのは他の作品でもちょくちょく目にします。人間モードではメリッサ・レオの姿だったんだけど、悪役がなんか印象が薄くて爆発によるカタルシスを得られず・・・。「あなた方は有能なチームですね?」って何回も確認する薄気味の悪さや新興宗教っぽさをもっと膨らませたらよかったのに、もったいない。

敵陣に行く気満々だったジュリアは、モーガン・フリーマンとすり替えられ、安全なトムちんの隠れ家で目を覚ましたのでした。 そして3年後・・・その隠れ家で1人暮らすジュリア。彼女の傍らには・・・スリちゃんみたいな小さな娘がいます。この子はあのときの子種かい・・・!だったら、だったら、隠れ家での結合シーンをちゃんと描かんかーい!!!と怒りに震える私。だってそうでしょう?!結合シーンを適当にぼかしちまったせいで、作品のもう一つの重要な柱であるラブストーリーとしても完成度がダダ下がりしてるんですよ。レーティングがPG13ってったって、ヴィクトリアとプールの中でのイチャイチャシーンはあった。PG13ならPG13なりの子づくりシーンの描き方があるでしょうに、なんでヒーローとヒロインのラブシーンを適当にぼかしたのか?!と・・・もうこの時点で「なんだよ〜」と椅子からズリ落ちそうですよ・・・。

んでスリちゃんみたいな子供が「ママ、誰か来たよ」って言った視線を移動させるとその先には モーガン・フリーマン自警団の人達と・・・トムちんって言う。あれ、自爆で死んだんじゃなかったの?クローンだからいくらでも再生可能なの?でも本部のクローン工場もろとも吹っ飛んだんじゃなかったっけ・・・?と、わけがわからなくなり、ここでカンニングをする私(Wikiを見ました)。どうやらラストでヒロインと娘のもとに現れたトムちん(クローン番号52番)は、爆発で死んだトムちん(クローン番号49番)と戦ったクローンのようです・・・。でも52番は、ジュリアと心を通わせた49番とは違うクローン。でもハッピーエンドでしょ?って雰囲気になってるのはどうなんでしょうか・・・。

子種問題、もちろん隠れ家でお泊まりしたときに仕込んだ子なんでしょうと思うじゃないですか〜。しかし、その以前から ジュリアは妊娠しているっぽい描写もあったので(オエーっと吐いたり、注射をすごい勢いで拒否したり)、父親はトムちんなんだけども、いつの時点で身ごもった子なのかは判明してないってことだそうです(by Wiki)。うーむ・・・。まあDNA一緒なんだし、顔も一緒なんだし、いいじゃん?ってことなんでしょうか・・・。しかしこちらは記憶が蘇った49番とジュリアのラブストーリーとして見てしまっているので、なんだかなあ〜と思うのでしたよ。

ということで、大作なのに抜けなかった映画・・・残念!次のロードショーはたぶん「アイアンマン3」。トニー・スタークには期待しています!

チェコっとみつけた、こんなモノ:第15回 Yves Rocher(イヴロシェ)の自然派コスメ2


チェコっとみつけた、こんなモノ」は、私がチェコで見つけたチェコっと可愛い、ユニーク、便利 etc・・・なものを雑談しながら紹介するというコーナーです。日本では見かけないもの、お土産にすると良さそうなものを中心にピック アップしています。ただしチェコで見つけたモノが対象なので、チェコ製ではないものも含まれます。その点は何卒ご了承下さい。

第11回に続き、またYves Rocher (イヴロシェ)です。だって・・・だって・・・イイうえに安いんだもん!!!ビオの植物を使った製品を多く扱っているイブロシェ。ビオのマークやエコサートのマークこそ取得していない商品が大部分だけれど(100%ビオではないからと推測)出来るだけビオで自然由来のものを使って、このお値段ってすごい企業努力だと思います。

今回も、@コスメ風に☆を付けレビューさせて頂きました。

イブロシェ2

・Shampooing vitalité & éclat ★★★★★★☆(6つ星)
 (Botanical Hair Care Vitality & Radiance Shampoo)写真右側

ちょうどキャンペーン中だったので75コルナ(@375円)でゲット。安い・・・。しかもビオ栽培のカレンデュラを使っていて、シリコン/パラベンフリー。98%以上が自然由来の成分なんだそうです。へええ〜。髪をソフトにしつつ輝きと活力を与え、ライトな洗い上がりとのこと・・・ふむ。安いし、あまり期待してなかったんだけど洗い心地がキシキシしないしスムース〜。私の剛毛もなんだかストンと落ち着きます(ちなみに、わたしはコンディショナーを使わないアウトバストリートメント派)。・・・これ、すごいかも・・・。安いうちにもう1本買っておこう・・・。ボトルが100%リサイクル出来るプラスチックなことも付け加えておきます。

・ Shampooing 3 en 1 démêlage, brillance, tenue ★★★★★☆☆(5つ星)
  (Botanical Hair Care 3 in 1 Detangling, Body & Shine Shampoo)写真左側

同じく98%以上が自然由来の成分、シリコンフリー、ボトル100%リサイクル可能なシャンプーのシリーズです。こちらは89コルナ(@450円)でした。店員さんにカレンデュラのシャンプー(写真右側の)が今安くなってておすすめなのよ、的なことを言われたけど、持っているので大丈夫です!ってチェコ語で伝えきれず・・・流してしまいました、トホホ。こちらはビオのリンデンバウムの樹エキスが入っていて、癒し効果たっぷりの森っぽい香り。髪が絡まない、輝く、扱いやすくなるというシャンプーです。使った感触はカレンデュラのシャンプーとほぼ同じで、好感触です。甘さが少ない香りなのでメンズにもおすすめかも。


イブロシェ3

・Vernis Gloss Rehausseur de Brillance ★★★★☆☆☆(4つ星)
 ( Shiny Clear Nail Polish Shine Enhancing Coat)

バスグッズやスキンケアが主力商品のイヴ・ロシェですが、マニキュアもさりげなく売っています。トップコートを189コルナ(@945円)で買いました。今思うとイブ・ロシェにしては高い・・・。筆が二股に別れていて塗りやすいのか塗りにくいのか、よくわかりません。しかし1週間、酷使したネイルが爪先からはげることなくキープ出来たので、意外と実力がある・・・?日本で買った1200円くらいのettusaisのジェルネイル風トップコートより全然いいです(こっちは表面がヒビ割れてしまうのだった)。ネイルも意外とやるのか?イヴ・ロシェ。ただもう少し安いか量が多かったらな〜。隣にあるちびネイルは沢山買ったのでプレゼントとしてもらった景品です。つけるのが楽しみ。


イブロシェ

・Lotion douceur florale ★★★★★★☆(6つ星)
 ( Gentle Floral Toner)写真右側

Botanicsで買ったローズ水と保湿クリームが切れたので、基礎化粧品もイヴロシェにチェンジしてみました。前に買ったカモミールの化粧落としコットンが良かったので、そのシリーズのローションです。155コルナ(@775円)でした。これも安い!アルコールフリーで、化粧落としコットンと同じくビオ栽培のカモミールを使っているそう。カモミールの匂いがぷ〜んとして、ものすごいです。化粧落としは気にならなかったけど、化粧水はなんか気になる。これは好き嫌いがあるかもしれません。しかし、私の肌には合っているみたい。これでパッティングした後はお肌がM.O.C.H.I. ×2 モチモチ!使い心地は良好です。

・Crème de soin hydratante jour/nuit ★★★★★★☆(6つ星)
 (Day / Night Moisturising Skin Cream)写真左側

ローションと同じカモミールのシリーズで揃えてみました。保湿クリームです。メンバーのキャンペーンで40%オフ、驚きの135コルナ(@675円)でゲット。割引とはいえビオのカモミールエキス入り保湿クリームが1,000円以下で買えるなんて・・・しかも朝と夜兼用出来るなんて・・・凄い、凄過ぎる!!!(容器は小さいんだけど)やはりこちらもカモミールの匂いがぷんぷんします。重過ぎず、でもしっとりした使い心地で、使用後の肌が柔らかくなっているのを感じます。たぶん、しばらくはカモミールシリーズにお世話になります。

★,。・:*:・゜☆★,。・:*:・゜☆★,。・:*:・゜☆★,。・:*:・゜☆ ★,。・:*:・゜


ということで、髪も顔もイヴロシェにどっぷりとお世話になっているのでした・・・(アウトバストリートメントとして、パリで買ったニュクスのプロデジューオイルを使用してます。こちらもイイ!もっと買っておくのだった)。私が知る限り、イヴロシェの店員さんは英語は話さないけれど、とても感じのよい人が多くて毎回気持ち良くお買い物することが出来ます。

イヴロシェのブランド名ですが、創業者のフランス人男性イヴ・ロシェさんのお名前なんですよね。実に涼やかで爽やかでピュアな響きのお名前でブランドイメージにぴったり。それに言いやすいし覚えやすいと思います。もし創業者さんのお名前がトマ・デュポンデルさんとか、オーギュスタン・バクリさんとか、ガスパール・ブルギニオンさんとかちょっとゴツめだったり長めのお名前だったら、ここまで親しまれるブランドになっていただろうか?と思うんですね(まあその場合は別のブランド名が冠されていたでしょうけれど)。そう考えるとネーミングって重要なんだなあ〜。

ダジャレで単語暗記5(チェコ語)

は〜、チェコ語難しい・・・。単語なら丸暗記しちゃえばいいけど、動詞活用と前置詞の難しさは異常!またもどんどんクラスメートとの差がついていくのであった・・・。

私がチェコ語を難しいと思うことのひとつに、主語を省略してもOKというルールの存在があります。例えば英語だと「I go to〜」仏語だと「Je vais à〜」というように「私」という主語「I」「Je」が絶対に必要。しかしチェコ語だと「jdu(私は行く)」と人称ごとに活用させた動詞からスタートできるんですね。「Já jdu」といって私(Já)から始めてもいいんだけど、それを付けると「他の誰でもない、この私が行くのです」という強調のニュアンスが出るんだとか・・・(時と場合にもよるようですが)。

英語や仏語で「わたし」「あなた」「彼」「彼女」「わたしたち」「あなたがた」「彼ら、彼女ら」っていう主語を発音している間はほんの一瞬だけど、この一瞬に次の動詞活用を一生懸命考えるクセがついてしまっているし、主語+動詞活用のセットで記憶に定着されたものもある。だからいきなり活用した動詞から始まるってのも戸惑ってしまうわけです。しばらくはチェコ語の主語を付けてしまうだろうけど、これが取れた頃には中級、いや初心者卒業への道が開けてくるのでしょうか・・・?

あと最近感じるのが「言語間のスイッチング」問題。何かで読んだけど、言葉をいくつか話す人の脳の中にはそれぞれの言語のスイッチみたいなものがあって、それをシーンごとに上手く切り替えて(スイッチング)して言語を運用しているのだそうです。日本語の中にも「タメ口モード」「敬語モード」「方言モード」なんかがあるのと同じような感じだそう。

私の脳みその中には「日本語(一応社会人レベル)」「英語(高校生くらい)」「仏語(小学校低学年くらい)」のスイッチがあって、シーンに合わせてパチパチと切り替えて運用していると仮定します(各言語のレベルは勝手な自己評価)。しかし「チェコ語」のスイッチがまだ存在していないので、「外国語を話す」モードになると一番未熟である「仏語」のスイッチが入ってしまうようです。まずは目標言語であるチェコ語をたくさん話して「チェコ語」専用スイッチを作ることが大事なのかな・ ・・という気がします(頭では理解してるんだけど、実践は難しいんだな・・・)。

外国語を勉強していると「今日はわりとうまく話せているな(ルンルン♪)」という日と「今日は全然口が動かない・・・(ズドーンorz)」という日がありませんか?言葉にも波があるんですよ波が!精神的なものだと思うんですが一度スランプに陥ると、なかなか抜け出せないような気がします・・・。複数言語を運用していて、そのうちの一つで上手く行かない場合、その悪影響が他の言葉にも及んでる気が・・・怖いな、怖いな〜。逆にどれか一つでルンルンのときに、ルンルンが他言語に波及するかっていうとそれは違うような気がします。

あと、同じ外国語でも話す相手によって上手になったりヘタになったりする。こちらもメンタルのせいだと思うんですが、リラックスして目標言語を話せる相手を見つけるのも習得には大事なんだなあと思います。「外国語をマスターするには、その国の恋人を作るのが良い」と言われるけど、なるほど一理あるなあと思います。しかし私の連れ合いは日本語が流暢なので、恋人メソッドはお互いが相手の言葉に精通していないという条件が前提なのかもしれません。

※語の和訳は基本的な意味に限定しています。
※活用があるものに関しては原形を基本としています。
※この勉強法の利用により生じた失笑等の損害には、一切応じかねますのでご了承下さい。

<チェコ語編>

必要なら、ジャムをヌットニー(塗ってね)」
nutný(ヌットニー)・・・必要
九州弁っぽくもある。

ミートはよく洗って下さい」
mýt(ミート)・・・洗う
お肉はよく洗って下さいということです。スペルは違うが「持つ」という意味でもミートというのがある。

ザ・ハラダって感じのだね」
zahrada(ザハラダ)・・・庭
原田さんという人の好みがよく現れている庭なのだろう。

脳みそは知識のモゼーク(モザイク)だ」
mozek(モゼーク)・・・脳
そのモザイク、細かいのと荒いのとどっちがいいのだろうか。

(酢)と一緒に砂糖を入れます」
s(ス)・・・一緒に
英語でいうwithはs。これだけ!チェコ語は変なところでシンプルだ。

私と一緒にスミノウ(隅の方)へ来て下さい」
se mnou(スミノウ)・・・私と一緒に
シンプルかと思いきや、私という単語と組み合わせるとseになったりする!

イェ、ノム(いえ、飲む)だけです」
jenom(イェノム)・・・~だけ
ちょっと引っ掛けて帰り、ご飯は家でっていうパターンか。


ジュディいつもご機嫌だ」
vždy(ジュディ)・・・いつも
いつもニコニコしているジュディさんという外国人女性をイメージ。

二グディーきらい(肉大嫌い)、絶対食べない」
nikdy(二グディー)・・・絶対(~ない)
シリアスなベジタリアン。

どこカム(噛む)んだ?」
kam(カム)・・・どこ
SとMの会話。

どれクテリー(食ってもいい)の?」
který(クテリー)・・・どれ
スーパーの試食コーナーでのシーンをイメージ。

ホリッチ床屋さん行って来たの?」
holič(ホリッチ)・・・床屋
月曜日、頭がスッキリしている同僚の堀内さんに言う台詞。

『パリはわれらのもの』9.9ユーロ、プライスレス・・・

paris+nous+a.jpg

モンパルナスの安売りDVDチェーン、ディスクキングにてゲットした一枚。9.9ユーロでした。この映画、昔買ったヌーヴェルバーグ40周年特集の雑誌にて「ヌーヴェルバーグ最初の一本、観るべし!てか観ないとヌーヴェルヴァーグ語る資格なし!」みたいな勢いで紹介されていたので気になっていたのです。でも日本語版DVDが出てないみたいで観れていなかった一本。

その雑誌に載っていたビジュアルも、上のパッケージと同じくパリの屋根の上に男がいて遠くを見ているというもの。ヌーヴェルバーグ=既成概念を壊した若者たちによるお洒落な映画という図式が頭の中にあったため「パリはわれらのもの」は60年代の若者たちが屋根の上から「パリはわれらのもの!パリはわれらのもの!」と声高に叫ぶ青春群像劇のようなものかと想像していました。もちろんパリって付くからには、有名スポットロケとか目白押しで・・・。

しかし・・・私の予想の斜め上を行く作品でしたよ。なんじゃこの映画はー!!!さっぱり意味がわからん・・・。カッコつけてこんなDVD買うよりは、プチニコラ実写版を買っときゃよかったよ!!!またも、内容がわからない外国映画のDVD9.9ユーロ、プライスレス・・・。最後まで一応観たので、途中で脱落してしまった「憎しみ」よりはまだマシか?

私のわかる範囲であらすじを説明すると、女子大生のアンヌがお兄さんのパーティー(なんかインテリばっかり)に行って、そこにいたスペイン人の歌手が自殺して、女子大生はアマチュア劇団に入ることになり、そこの演出家と親しくなるけど彼には大人な女の恋人らしき人がいて、その大人の女は超狭い部屋に住んでいる神経症ぽい男ともつながっているよう で、アンヌは何かを探し続けていて、神経症ぽい男には聞いたことを全部忘れろって言われて、その後で演出家が自殺するかも?みたいな流れになって、心配して彼のことを探すけど彼は全然無事で、でもその後に自殺しちゃって大人の女がアンヌのお兄さんのことも殺したみたいで、結局演出家の死の責任はみんなにある・・・みたいな・・・。

なんかデビット・リンチの映画みたいに、そこかしこに謎がいっぱいあるみたいなんですよ!唯一汲み取れたのは、演出家が自殺した知らせを受け取る前のシーン。みんなで古い映画を観ていて、そこにバベルの塔が出て来る。思い上がった人間が高いバベルの塔を建てようとしたら神様の怒りをかってしまい、塔を壊されてそれまで一つだった共通言語をバラバラにされてしまった・・・ というのがバベルの塔のお話。だから、これだけ登場人物があーだこーだ喋っていても、実は全然わかり合えてなかったっていうディスコミュニケーションってこと?って思ったけど・・・どうなんでしょうか(汗)。

あと2時間30分くらいあったので、言葉が半分以上わからない映画を最後まで観るってことが結構大変でした。リベット監督といえば長尺で有名なのだそうです。12時間越えの作品もあるんだって・・・ガクブル!おトイレどころの騒ぎじゃないですよ。寝食を絶てと言ってるレベルである。そういえばエマニュエル・べアール目当てで借りた「美しき諍い女」も4時間越えだったな・・・。フィルモグラフィーを調べてみたら同じくべアール主演の「Mの物語」もリヴェット監督でした(残念ながらDVD廃盤のようでビジュアルなしです)。昔のブログの感想を読んでみると、やはりあまり付いて行けてないようです・・・。

最近、友人が私がブログで感想をあげた映画をレンタルして観てくれることがあり「はて、どんな感想書いたんだったんだっけ?」と思って自分の昔のブログをエゴサーチすることがあります。しかし昔の映画感想、短っ・・・!今は結構書いてる方なんだな~と思いましたよ。といっても一人語りの雑談だけど・・・。まあ映画感想だけではなく、ほとんどの記事がそんなようなもんか・・・。

『チェ 39歳別れの手紙』職業:革命家という格好良さ

                      


チェ 28歳の革命」に続いての鑑賞です。前編でキューバ革命を成功させたチェさん。後半は39歳で処刑されるまでのお話です。

チェさ んはもともとアルゼンチン人なんだけどキューバで革命し、その後コンゴとボリビアでもゲリラ活動ですよ。一体・・・彼をそこまで革命に駆り立てたものは何 だったのか?!例によって、ソダーバーグ監督のアッサリ描写なのでそこらへんがいまいち伝わってこない・・・けど、ひたすらボリビアで地味なゲリラ戦を 淡々と綴っていて、丁寧に撮っている感じはよ〜く伝わってきました。たぶんチェさんの日記とか関連書籍を事前に読んでいたらグッと来て泣いちゃったりする んだろうな・・・。そういう意味では、安易に誰にでも響くエンターテイメント作にしなかったのも充分に納得が出来ます。

前編は国連で演説 するシーンがあったりするので、陽の当たる場所での革命家チェ・ゲバラって感じだったけど、後編はほんっとうに地味。ほとんどジャングルの中。超ハードな ゲリラ戦なんだけど、トウモロコシのお粥みたいのしか食べてないんですよ。それにチェさん自体もそんなに登場しないという・・・。前編も決して派手な話 じゃなかったけど後編はもう地味過ぎて睡魔との戦いという感じでしたね。チェさんたちはボリビア政府軍と戦って、熱心でない観客は睡魔との戦い・・・みたいな。しかし、ゲリラって生半可な志で出来ないですよ。本当に強い強い信念をもった人でないと・・・。しかしキューバで高い地位について安穏に過ごすこと だって出来たのに、チェさんはどんだけ現場主義なの?!って思いました。

ジョン・レノンが「60年代、世界で一番カッコ良い男はチェ・ゲバラ」と言ったそうですが、それ以降も余裕で世界で一番カッコ良い男として通用してるし!後世にチェさんみたいなスケールの人も出てないし!だってガチで 職業「革命家」ですよ?!カッコ良過ぎでしょう。医師免許持ってるのも、ただの思想を持ってるだけじゃない感じがしてポイント高いし。中身も超男前でカッ チョ良いけど、顔も中身と同じくらい男前だし。私はTシャツにプリントされたお顔しか知りませんでしたが、今回チェさんの画像検索して、パソコンの前で腰を抜かしそうになりましたよ。なんだ、なんなんだ、この男前っぷりは・・・・!?ってね。そういえば、イケメン好きのうちの母が昔NHKでやっていたチェ さんのドキュメンタリーを見て「ゲバラさん、かっこいいわあ〜」ってメロメロになってたな(笑)。

ベニチオ・デル・トロはラテン系だけど シュっとした感じだったんで、ちょっと違うかな?って思ったけど、押さえた演技が良かったですね。スイート系イケメンのロドリゴ・サントロもゲリラの仲間 で出てたな。そうそう、若い頃のチェさんが見聞を広げるために出かけた旅行を描いた映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」も観ておくんだった・・・(実家のHDに入りっぱなし)。この放浪旅で南米の貧困や不公平な部分を知ったから、革命を起こすベースになったんだそうな。やっぱり、若い頃に放浪はしてお くべき!「可愛い子には旅をさせよ」という日本の格言もあるけど、若い頃にした放浪旅の経験はプライスレス。私が学生だったら、一年休学して世界一周に出 かけているところだろう。チェさんのTシャツを着て・・・(笑)。

『チェ 28歳の革命』チェは人、チェコは国

                     



友人Iから譲り受けたDVDの第9弾は、チェ!これもたぶん譲ってもらわなかったら一生観なかったかも・・・しかも二部作だし!

映画の感想に入る前に、ちょいと無駄話をさせて下さい。チェ・ゲバラの映画といえば以前、ある知人女性が私に言ったことが思い出されるのです。その女性と、私がチェコに引っ越すことになったという話をしていたときのこと。知人女性「チェコと言えば、ちょっと前にチェコの映画ありましたよね。なんか2部作で、独裁者の映画で・・・」。チェコに独裁者・・・いたっけ??と頭に?マークがたくさん浮かぶ私。知人女性「あの~チェ・・・革命なんとかっていう映画・・・」私「チェ・・・ゲバラですか?」知人女性「あっ、それかもしれません!」その知人女性があまりに無邪気だったので、チェ・ゲバラは国ではなく人物であること等々突っ込めなかったのでした。

私も90年代後半に「チェコスロバキア」という国がまだあると思っていたので人のことは言えませんが、チェコと南米を結びつける人が意外と多いようです。

日本に住んでいた頃、夫(当時は彼)と東京からタイに旅行したことがありました。バンコクのビュッフェ式レストランで同年代の日本人カップル(ハネムーン中)と相席になり、彼らと色々と世間話をしていたときのこと。新婚さんに彼がチェコ人であることなどを話して、お互いタイでこれからどんな場所に行くかなどをトークしました。会話が一瞬途切れたとき、新婚さんの奥さんの方が「でも彼氏チリから来ているなんて、本当に遠いところからで大変ですねえ~」と私たちを労うように言ったのです。すかさず旦那さんの方が「チリじゃねえだろ!」って突っ込んでくれたのですが(当時は「南米か!」というタカandトシ的ツッコミはまだなかった)。チェコチリみたいに遠いところにある国は、普通の奥さんにとっては同じようなもんか・・・と思ったのでした(笑)。ちなみに私はチリっていうと未だにアニータのイメージがあります。

あとは割と定番ですが、日本の郵便局員さんもチェコが南米にあると思っている人が多いみたいです。郵便局員「お荷物どちらまでですか?」私「チェコまでお願いします」郵便局員「え~と、南アメリカですか?」と聞かれることが何回かありました。それからは「ヨーロッパの、チェコです」と地域名を指定して言うことにしています。

閑話休題・・・。チェさんは、処刑される前年にチェコに潜伏していたという説があるそうです。プラハ郊外の小さな村でチェコの情報当局に匿われていたそうな。チェさんが当時のチェコに対して「ここでは何もかもどんよりしていて灰色で活気がない。これは社会主義ではない。その失敗作だ」と言ったとか、言わなかったとか・・・(引用元はこちら)。

チェコの社会主義がどんな風だったのかは私の与り知らぬところですが、どんよりしていて灰色で活気がない「気候」についてはよくわかります。陽光眩しいキューバから来たチェさんにはさぞ辛かっただろう・・・と勝手にお察しします。

さて映画の話ですが、そもそも私のチェさんに関する知識は・・・「男子の間で流行ってるTシャツになってる南米の人でしょ?イケメンよね!」くらい。しかし、インタビューシーンとゲリラ線シーンが交互に出て来るから「ああ、こんなことをやってたんだな」っていうのがボンヤ〜リとですが、わかりましたよ。

ソダーバーグ監督って、なんかアメリカ的なスタイリッ〜シュな映画を撮る人ってイメージがあります。ジャングルの中でガンガン野営したりするし、脱落者も出たりする厳しくて辛いゲリラ部隊の話なのに、男たちの汗とか体臭みたいなものが全く伝わってこないというか。非常にサラ~っとした作りになってるんですね。観やすいっちゃ観やすいんだけど、なんか心に引っかかって来る部分がなくて、最後までサラ~っとしたままな感じ。ゲリラ戦で沢山の人が射撃されて死んだりするんだけど、血とかもそんなに出ないし。タランティーノ映画みたいに血のり増やせとは言いませんが(笑)「う~ん、そうですか・・・大変でしたね・・・」といった、あたりさわりのない感想ですね。ツウで大人な仕上がりなので、チェ好きな人には良いかもしれませんが門外漢には刺さらないかも。

続いて「チェ39歳 別れの手紙」も鑑賞します。

わたしの”捜索”料理:アボカドの和風タブレ

なんと・・・プラハに引っ越してから、まだ一度も和食屋さんに行っていません。日本人なので、もちろん和食は大好きです。しかし「高い上に美味しくないんだろうなあ・・・」という勝手な先入観が先に立ってしまい、どう~も行く気になれないんですなあ。

こちらにも和食レストランは沢山ありますが、中華系やベトナム系が経営/調理する「なんちゃってジャパレス」が大部分な印象。「なんちゃってジャパレス」でさえない、中華料理と寿司を出す「アジアンレストラン」や韓国料理と寿司を出す「韓国&日本レストラン」というお店もあります。寿司のプロップスが高いのは分かるけど、ちょっと大胆過ぎる組み合わせ・・・。チェコから極東を見てみれば、韓国も日本も一緒に見えなくもないのかもしれないけど(汗)。

私は、お鮨を握ったりお出汁をとったりの和食調理に従事する人間は、絶対に日本人でなきゃいかん!という和食純血主義というわけではないのですが、期待してしまって後でガッカリするよりは、そこそこの値段でだいたい味が分かっているもの(ピザとか中華とか)を食べた方が、リスクが少ないかな~と思ってしまうんですよね。お金ももったいないし。ちょっとコンサバですかね・・・?

閑話休題。この前スーパーでアボカドを見つけたので2つほど買い求めました(ひとつ100円くらい)。アボカドをワサビ醤油で食べようと思い台所に立ちましたが、どう考えても夕食には足りないのでタブレにすることを思いつきました。以前にもクスクスにハマっていることを書きま したが(こちら)、どんなものでもクスクスと和えてタブレというサラダにしてしまえばメニューとして成立してしまう(ような気がする?)ので本当に重宝しています。

日本で買った口尾麻美さんの「クスクスっておいしい!」の中にも和風のレシピがいくつかあったし(おいなりさんの中にクスクスを詰めた一品も!)、和モノ食材だってクスクスは難なく受け止めて、コジャレタ美味しい一品へと昇華させてくれるのです。まさにクスクスソリューション!

レシピと言ってしまうのもおこがましいズボラ飯ですが、備忘録として記録しておきます。

材料(1人分): アボカド半個、クスクス(@100g。お腹に合わせて増減)、醤油、わさび、海苔、塩、オリーブオイル(すべて適量)

1.フライパンにクスクスを入れ、1つまみの塩をふり、オリーブオイルを大さじ1~2杯分入れる。
2.クスクスと1:1の割合になるように水を入れ、10分ほど置く。
3. アボカドを食べやすい大きさに切る。
4. 切ったアボカドにお醤油とわさびを入れ、型くずれしない程度によく和える。
5. 2のクスクスをフライパンで煎って戻す。
6. クスクスをお皿に盛りつけ、上に4のアボカドを乗せ上から刻み海苔をかける。

Tips:アボカドは熟し過ぎていないものの方が仕上がりが綺麗。
   お醤油とわさびは少し強めにきかせたほうが美味。
   食べる時はアボカドとクスクスを混ぜていただきます。

うん、海苔とわさびで日本の味がする・・・(涙)。これも「なんちゃって」和食フレーバーですが、いいのです。自分で好きなときに作って、故郷の味を懐かしむ。ホームシックになったときはこれで決まりです。今回はアボカドオンリーだったけど、茹でた小エビを加えてもいいかも・・・。今度日本に帰省したときは、軽いしかさ張らない海苔を大量に持って帰ろうと思ったのでした。

余談:ワサビや海苔は、日本食材店に行かないと手に入らないと思っていましたが、近所のテスコ(英系スーパー)の片隅でひっそりと売られていたのを発見。隣にはお米とお酢らしき瓶も・・・(でもどれも日本製じゃなかったっぽい)。いつか我が家でもMAKISUSHIパーリーをやってみようかな。

アボガド和風クスクス

”捜索”料理、アボカドの和風タブレ。

チェコっとみつけた、こんなモノ:第14回 マヌファクトゥーラのお天気予報機能つき温度計

温度計3

チェコっとみつけた、こんなモノ」は、私がチェコで見つけたチェコっと可愛い、ユニーク、便利 etc・・・なものを雑談しながら紹介するというコーナーです。日本では見かけないもの、お土産にすると良さそうなものを中心にピック アップしています。ただしチェコで見つけたモノが対象なので、チェコ製ではないものも含まれます。その点は何卒ご了承下さい。

今回は日本にも上陸したチェコの自然派コスメブランド、マヌファクトゥーラで見つけた木の雑貨です。プラハに来る度にマヌファクトゥーラでリップや石鹸やバスソルトなどを友人たちへの土産用に調達していました。日本上陸ということで希少価値が少し減ってしまった感がありますが、可愛いブランドなので日本でもきっと愛されることでしょう。

プラハ市内にはマヌファクトゥーラのショップがたくさんあります。観光エリアはもちろん、地元の人が行くモールにも結構出店しています。ふらふらと引き寄せられるようにショップへ入って行く地元の女の子たちを見ている と、やっぱり可愛いものに吸い寄せられるのは一緒なんだなあ〜と思ったりします。

観光エリアにある大きなマヌファクトゥーラでは、コスメの他に木製のオモチャやビーズアクセサリー、陶器やトウモロコシの皮で作ったお人形やオーナメント、毛布やラグなどの民芸品も売っています(チェコのアイドル、クルテクグッズも)。手作りの民芸品に囲まれた店内はホッコリ指数が高く、普段ギスギスしている人でも「か わ い い ・・・」と癒されることでしょう。

さて、旧市街広場近くのKarlova通り26番地にあるマヌファクトゥーラへ行ってきました。色々見ていると、可愛い木のお家を発見。実は数年前、プラハに来ていたときに見たことがあって可愛いな〜と思ったのですが、帰る途中で壊れたら悲しいかも・・・と思って結局買わなかったのです。再会しちゃったので迷わずゲット。295コルナ(@1,475円)でした。

ただの可愛い温度計と思いきや、なんとお天気予報機能付き!!!裏にはこう書いてありました。「直射日光や雨水の当たらない屋外に置いて下さい。女の子が前に出ると、晴れて爽やかなお天気になります。男の子が前に出ると、雨で湿り気の多いお天気になります。」へえ~!

温度計2


さっそく窓と窓の間に置いてみました。
チェコの冬は寒いので二重窓になっているお家が多いのです。


温度計

ハーブの鉢植えとチェコ雑貨のコラボレーションで”ほっこり”な雰囲気を実現?!
育ったローズマリーが葉加瀬太郎の頭みたいになってますが・・・。


温度計4

あ、男の子の方が前に出た!てことは、これから雨っぽくなるのかな。
その後、見事予想的中!295コルナなのにやるじゃないの・・・。


余談:このお天気予報つき温度計はお人形の顔の表情や屋根の色が微妙に違うので、選ぶ時はゆっくり時間をかけてお気に入りのものを見つけて下さい。ちなみに私が行ったときのマヌファクトゥーラ(Karlova 26)の店員さんは、とっても親切で可愛いかったです。ただでさえ可愛いチェコ人の女の子に愛想を加味したら、こりゃあ好きになっちゃうかもなあ・・・って思ってしまいますが(笑)

『スリーパーズ』残念ながら「トガニ」には及ばず

         



友人Iから譲り受けたDVDの第8弾です。これも、かなり懐かしいですね~。96年の映画です。以下、ネタバレしつつ感想を・・・。

60年代終わりのニューヨークの下町 ”ヘルズキッチン”に育った仲良し四人組ボーイズ。つるんではイタズラなどをして遊んでいる彼らですが、ふとしたイタズラが取り返しのつかない事態を引き起こしてしまい、四人そろって少年院に入れられてしまいます。そこでは看取らによる恐ろしい暴力と性的虐待が行われていたのでした・・・。少年院から出て大人になった彼らのうち二人は暴力団に、あとの二人はカタギ(雑誌記者と検事)になっています。暴力団になった二人は偶然に加害者であった看取をレストランで見付けて射殺 。罪に問われることになるのですが、カタギの二人が無罪を勝ち取る為に奔走するというあらすじです。

子供たちの私設の中で、彼らの指導や世話をする立場の大人が性的虐待をしているという設定は「トガニ」を思い出してしまいました。「トガニ」は告発メインですが、「スリーパーズ」は復讐が遂げられるまでの話です。だから3時間以上の超長尺でしたが、間延びすることなく最後までスッと観ることができました。子供時代からつちかった友情と、事件発生して少年院での虐待、そして大人時代の復讐までとあるから、そりゃ~長くなっちゃうだろうな~。連続ドラマにしてもいいくらい色んなことが起こってるんですよ。

今は亡きブラッド・レンフロがブラピの少年時代を演じていますが。う ~ん、実に影がある美少年だのう~。今までも散々書いてますが、私はレンフロさんを新宿アルタ前で見たことがあるのです(いいともにパブリシティーしに来てたみたい)。レンフロ少年は、映画会社の人に囲まれて、黒塗りの帝国ホテルの車に乗せられ去って行きました・・・。しかしレンフロ→ブラピって無理がないか?面長なレンフロに比べると、ブラピはエラが張ってるので骨格的にちょっと違うと思うのですが、まあいっか・・・。

ホットドッグを食い逃げするという、些細なイタズラが大惨事になってしまって少年院送りになるのですが、少年院の看取が鼻フック顔のケビン・ベーコンなんですね。「ああ、こりゃあなんか起きんな・・・」ってケビン・ベーコンが登場した瞬間から実にイヤ~ な予感がするんですよ。レイ・リオッタなんかも出て来たときから「ああ、こりゃあこの後・・・」っ てヤな予感がしますが、こういう個性派俳優さんっていますよね~。

重く鈍くイヤ~なものが胃のあたりにつかえてしまって、しばらく取れないくらいの虐待シーンだった「トガニ」と比べると本作のは割とアッサリした印象。サーッと遠ざかって行く地下通路で虐待シーンを表現するという、綺麗っちゃ綺麗な演出でした。いや、別に虐待シーンが見たい訳ではないのですが、もっと少年たちがひどい目にあったり苦しんだりしたことがわかる演出を入れたりした方が、観客の共感も誘うし、ラストの法廷劇の部分も締まったんじゃないかな~と思いましたねぇ。

それならばトラウマ描写でしつこく「これだけひどい目にあいました」というのを入れてもよかった?とも思いますが、トラウマ描写もロレンツォ(ジェイソン・パトリック)だけで、それも最小限度くらいだったし。ブラピとジェイソン・パトリックが復讐について話し合っているシーンで、「今でも明かりを付けたままじゃないと眠れないだろう?」という台詞がありますが、その辺をもっと工夫するとこの台詞がもっと生きたんじゃないかなと思います。ちょっともったいないなかったかな~。

少年たちの脇を固めるのが地元の神父さん(ロバート・デニーロ)と、ギャングの親分(ヴィットリオ・ガスマン)なんですが、このおじさん二人が良かったですね。さすが名優。演技の安定感がハンパないです。そうそう、弁護士役でダスティン・ホフマンも出ていました。脇はガッチリと名優で固めてありますよ。ただ残念だったのが、神父さんが法廷で嘘の証言をしてくれるかしてくれないかが後半のポイントだったので、 デニーロが迷っている描写を入れたりして観客に「デニーロ来るの?来ないの?」ってなるようにして欲しかったかな。ちょっとアッサリ来すぎた気がしました。

少年たちのマドンナ役の紅一点女子はミニー・ドライバーですよ。この頃は結構綺麗でビックリしました。綺麗と言えばブラピ。ぶっちゃけ私はこのテのサル顔は好きじゃないのですが、もう本当に綺麗。少女漫画だったらピカピカと輝いている光が入っているでしょう、きっと。さすが世界規模でキャーキャー言われただけのことはあるなあ、と思ったのでした。

長尺を飽きさせることなく見せたバリー・レヴィンソン監督はすごいけど、もし監督がイーストウッドだったら?スコセッシだったら?きっともっと凄みのある映画になっていたんだろうなという気もします。ブラピにデニーロにダスティン・ホフマンにケビン・ベーコンといいキャストを集めていたのにもかかわらず、演出不足感がちょっともったいなかったですね。

『赤い風船』映像美で魅せる切ない童話

赤い風船

これはDVDのパッケージではなく文庫版のビジュアル。おっしゃれ〜!

パリで買って来たDVDで鑑賞。パリで買うタイトルリストには入ってなかったんだけど、お店で見かけて懐かしさから思わず購入しました。子供の頃、「赤いふうせん」の絵本を何度も何度も読んでもらったのです。いわさきちひろさんの挿絵でした。美しくてファンタジックなストーリーだけど、どこかもの悲しいお話だなあ・・・と子供心に感じていたのを覚えています。


※ここからネタバレします※



50年代のパリの下町に住む男の子、パスカルは小学校に行く途中で街灯に赤い風船がからまっているのを見つけます。風船を取り、学校に連れて行こうとするパスカル。バスの車掌さんや学校の先生、おうちの人から「風船はダメです!捨てなさい」と言われ紐を放してしまう んだけれど、風船はいつまでもパスカルの 後をついてきます。まるで、風船自体に意志があるかのよう。パスカルは風船との友情を育み楽しい時間を過ごしますが、不思議な風船を狙った街のいじめっ子たちに見つかってしまい、風船は割られてしまいます。するとパリ中から風船がパスカルのもとへ飛んで来て、彼をお空に運んで行くのでした・・・というお話。

まず映像が美しいんですよ!今から50年以上前の映画なので、もちろんデジタル技術的な美しさではなく。パリの下町を男の子と風船が、ただ歩いているという本当に単純な画面なんだけど、適当に切り取ったひとつひとつのシーンがまるでポストカードみたいな完成度を持っていると思います。グレイッシュなパリの街に、これまたグレーなセーターとズボン姿の男の子。そこにアクセン ト的にポンと置かれた真っ赤な風船が映えまくる!!「赤い風船をこんな風に撮るだけで、充分印象的な画面になるでしょ?」といった監督の美意識がビンビンに伝わってきます。少しくすんだ色調もレトロで美しい。

6歳くらいの男の子が風船と一緒にストリートを一生懸命走ったりしている画面を見ただけで、なんだかオバチャン涙が出ちゃう!いたいけな子供が走っているだけで、こんなに胸を打つとは私も歳を取ったものです。パスカル役の男の子はアルベール・ラモリス監督の実の息子さんなんだそう。ほとんど素で、演技らしい演技をしていないのもいいのかも。

ただ気になるのが、パスカルにはお友達が風船しかいないんですよ。で、風船に目をつけた街の悪ガキ少年たちに追いかけられて しまうんです。そこら辺にいる子供たちなんだけど、結構大 人数で追っかけてくるから怖いんです。角に隠れて待ち伏せしてたりして。で、悪ガキたちは石やオモチャのパチンコで風船を割ろうとするんですが、子供って・・・残酷な面も持ってるよね~という感じ。彼らがあまりに執拗に追いかけてくるので、これって何か政治的/社会的な暗喩なのかしら?とも思ったりします。

風船はヘロヘロになって地面に落ち、最後は足で踏まれて割れちゃうんですが・・・。すると、その瞬間からパリ中の風船という風船がパスカルのもとに集まってくるんです。青、ピンク、緑、黄色・・・色とりどりの風船が、ふわふわとパスカルのもとに飛んで来て、パスカルは風船の紐を腰に巻きつけ、パリの街高く高く飛んで行くのでした・・・。ここも、なんだか涙が出てしまい ましたねえ。

小さな男の子がカラフルな風船でお空へ、と言うとファンタジックな感じもするんだけど、なんか少し切ないというか・・・。例えばですが、どこかの独裁国家に生まれた特殊技能を持っている人が迫害されて祖国を追われ、その特殊技能が生かせるであろう外国に亡命する・・・といったような体験をした人が観たらどう思うんだろうか?とか考えてしまいます(考え過ぎ?)。きっと至極単純なストーリーだから色んなものを重ねて解釈する余地があるんだろうな。

DVDには特典でアルベール・ラモリス監督についてのドキュメンタリーが付いていました。なんとあのいたいけで私を泣かせたパスカル少年はもう60代のおっさんになっていて(当たり前か。56年の映画だもん)、彼の娘と一 緒に父であり祖父であるラモリス監督の足跡を辿るという内容でした。娘は ローティーンくらいなんだけど、顔が映画のパスカル少年そっくりでした(笑)。パスカル少年はハゲているけど、ちょっと素敵な感じのおじさまになっていましたね。

父娘二人でビデオカメラを持って「赤い風船」のロケ地に出かけて行き、「あ!あそこの窓から風船を放したんだ。窓枠が今も同じ!」などと検証をしたり。地元の中学生に「え?おじさんがあの映画の男の子なの!!!マジでー?!受ける!」とビックリされたりしてました(みんな学校なんかでこの映画を観ているらしい)。ラモリス監督は、まだ若いときに撮影時の事故で亡くなっているということも知りました。ああ、惜しいなあ・・・。

同じく知らなかったんですが、ホウ・シャオシェン監督がこの映画をもとにした作品を撮っているそうです(ジュリエット・ビノシュ主演)。あ~久々に台湾映画観たくなってしまいました。

余談:そういえば10年程前に「赤い風船」の仏語ペーパーバックを渋谷パルコのデルフォニクスで買い求めたのでした。子供向けだし知ってる話だし仏語の勉強になるかな〜と思ったのもあるけど、とにかく表紙のデザインがカッコ可愛くて良かったんですよね(上に載せたビジュアルと同じ)。しかし買ったことに満足してしまい、結局読まず。デルフォニクスはそういう「表紙のデザインは確かにお洒落だが、誰が読むねん!」みたいな洋書を売っていたなあ。きっとスカした文系の学生なんかが本棚を飾る為に買うんだろう・・・。ええ、私ですが何か?

『トレーニング・デイ』"デンゼルちゃん" by 母

        


友人Iから譲り受けたDVDの第7弾です。この映画は6~7年前だっけ?と思ったら、もう12年も前のものになるんですねえ・・・。いやはや・・・。

この映画でデンゼル・ワシントンがオスカー主演男優賞を受賞していますが、このときのことはよーく覚えています。その日の夕方、私は実家の自室でパソコンなどをしていたのですが(もちろんオスカーの結果はチェック済み)、一階の台所から熱烈な拍手音が聞こえて来たのです。母が夕飯を作っているはずですが、何故拍手?と思ったら、夕方のニュースでオスカーの結果を知った母が、デンゼル受賞に喜んでいたのでした。うちの母は90年代の中頃から彼のファンなのです。「デンゼルちゃんは、あの知的な顔が素敵なのよね~」とのこと。高校時代の友人のお母さんもデンゼルファンということで、意外とマダムキラーなのかもしれませんね。

あらすじは、ロサンゼルスの麻薬取締課に配属された新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)のトレーニングデイの一日を追ったというもの。彼をトレーニングするのがベテラン刑事のアロンゾ(デンゼル・ワシントン)。爽やかな熱血刑事が頼れる先輩から色々学んでいく物語かと思いきや、もう大惨事な一日になってしまうというお話です。

デンゼルちゃんの演技は悪くないんだけど、やっぱり弁護士とか軍人とかステイタスのあるヒーロー役をやって欲しいのよね~」と母。うーん、確かに悪役がんばってたと思うんだけど、どうしても根が良さそうな人に見えてしまい「色々とひどいことしてるけど、これも新人への愛情の裏返しなんでしょ?あとから『やっぱり師匠の言ってることは正しかった』ってなるんでしょ?」と思ってしまいました。結局最後まで悪い奴でちょっとガッカリしましたが、デンゼル本人はこういうタイプキャスト的な味方をされるのが嫌だったのかな。しかし黒い皮のコートとシルバーアクセがどうも似合わない。やっぱりビシィっとしたスーツ姿か軍服が似合うんでないの?と思ったり(笑)。

新人デカ役は柳沢慎吾に似ていると評判のイーサン・ホークですよ。若いな!イーサンさんの映画は「ガタカ」と「テイキング・ライブス」くらいしか観ていませんでした。ひょろっとしていてモヤシ系だけど、自分の信じる正義を最後まで貫く姿勢はすごいなと思いますね。ラスト近くの「ジャングル」を後にするシーンなんかチンピラギャングが 思わず道を譲ってしまうくらいのオーラになっちゃってたしな~。

しかし・・・自分がイーサンさんの立場だったとしたら、妻子もいるし、やっぱり長いものには巻かれろってなっちゃうだろうな~って思いますよ。先輩がお薬をキメろと言ったらキメる。先輩が銃を撃てと言ったら撃つ!こういう純体育会的メソッドは従いさえすればいいから、楽っつっちゃ楽だろうし。それに先輩も怖いから思考停止になっちゃって従ってしまうだろうし。「えっ?だって先輩がキメろって言ったじゃないっスか?」「バカ。実際にキメるという選択したのはお前だ。自分の決断に責任を持て」って言われても~、マジっすか?!ちょ、パイセン~ホント勘弁して下さいよ!みたいなね・・・(笑)。

ラリっていても 根が真面目な真面目なイーサンさんは、車で通った裏通りでチンピラに暴行されそうになっている女学生をわざわざ戻って助けるのであった。このシーンがまさか後になって彼の命を助けることになるとは・・・(女学生が「アタイのイトコはギャングだかんね!」って言ってたのもハッタリじゃなくて本当だったんだな)。なんでしょう、このイソップ童話「アリとハト」のようなカルマの巡り合わせ・・・。このエピソードが実に効いていたと思いましたよ。やっぱり人助けはするもんです!

あと、デンゼルの愛人役でエヴァ・メンデスさんが出ています。この頃20代中盤くらいでしょうか。現在もほとんど姿が変わってないのがすごい。エヴァさんと言えばすっかりライアン・ゴズリングの現彼女としても 有名ですが、若い頃ロードトリップに出かけた全米50州で、ローカルの男性とお手合わせしたというすごい伝説の持ち主。しかし、これだけ綺麗でセクシーな女性だったら全然アリでしょう・・・とも思えますね。エヴァさんはちょっとシンディー・クロフォードに似ていると思います。

以上、トレーニング・デイの感想でした!←(感想がまとまらないときのシメ

わたしの”捜索”料理:森瑤子著「デザートはあなた」のオイルサーディン丼からインスパイア、イタリア丼


サーディン ちゃん

「デザートはあなた」の文庫とサーディン缶(上がオイル、下がトマトソース)。

高校生の頃、森瑤子さんの小説を密かに愛読していた私・・・(たぶん親の本棚からピックアップしたのだろう)。都会のおしゃれなバー、香水とタバコが混じった香りが漂う空間で繰り広げられる男と女の粋なアバンチュール。女は背中がザックリと開いたシンプルなカッティングだが仕立ての良いのドレスを着てバーに現れる。その場にいる男たちの視線を集める女。しかし誰も彼女のことを簡単に口説き落とせやしない。そう、とびきりウィットでセクシーな会話で彼女と渡り合うことの出来る、大人の男でないと・・・。と、まあこんなイメージでしょうか。

当時、地方都市の女子校に通っていた私は「大人の世界ってこんな感じなんだあ~」とまだ見ぬ都会の夜に思いを馳せ、ふう・・・と切ないため息をつい たものです。初心な私は「私も大人になったら、こんな恋の駆け引きしてみたい!私もハンサムウーマン!」とひとり決意していたのでした。さて、年齢だけは大人になった私。大人になれば自動的にそういう世界が目の前に開けると思っていたのも初心故か。残念ながら森瑤子的な世界は私の周りには存在していませんでした。

30過ぎて森瑤子を読むと「ああ、生きている時代も世界も違うんだな・・・」という感じ。バブルの頃の世の中だったらあり得たかもしれない設定や雰囲気の作品が多いように感じます。森さんの短編の中には有名な香水とか、お酒とか、お洋服だとか、食べ物だとかがよく出て来たり、そういうものを女がふいにプレゼントされたりというものが多いですが、そんな気の利いたものを知っているメンズって現実にはそんなにいないし、良くも悪くも物質主義の時代の小説なんだなという気もします(まあそういう「モノ」を軸にした男女の関係を描くと言うコンセプトの短編集なんですが)。

でも決して物質主義が悪いと言っているのではありません。森さんの作品を読んだおかげで一流ブランドのことをお勉強できたし、大人の女の美意識下において何がインで何がアウトなのかも学べたし、良いレストランやホテルでのスマートな振る舞いってやつも知ることが出来たと思います(実践する機会には恵まれるかはまた別の話だが・・・)。森作品によく登場するガビ・デ・ガビというカビのような名前のお酒は未だに飲んだことありませんが・・・。

そんなバブリーな大人の世界とは別に、森さんの普段着の姿がかいま見れるエッセイも好きでよく海外旅行に行くときはブックオフで100円の本を買い求めたものです(なぜか海外旅行に行くとなると読みたくなるのだった)。友達から森作品の古本をもらうこともありました。友人Iからもらった「デザートはあなた」という短編集もその一つ。

広告代理店のテレビ企画制作部で働くアラフォー独身男、大西俊介が「デザートはあなた」の主人公。彼はイタリア製のオートバイと特注のポルシェ含む外車三台を所有しており、美女たちにコダワリの手料理を振る舞うことを無上の喜びとするという粋な男。食事はセクシーであるべき、というのが彼の持論。「僕が酔ったのは、キミの魅力。デザートはキミ」と囁くために今日も腕を振るうのだった・・・。

どうです、「ウワ~ッ!なにそれ!」とじんましんが 出てしまいそうでしょ?でもこういう世界が失笑なしで美しくスタイリッシュに成立してしまうのが森瑤子の世界なんですよ!ひたすら都会的なアバンチュールとセクシーな会話に身を委ねさえすればいいのです。2013年の世知辛い昨今ではもうSFくらい遠いファンタジーの世界ですが、その世界に身を委ねることが出来ればかなり楽しめること請け合いです。

「デザートはあなた」には肩書き年齢の違う バリエーションに富んだ美女たちが登場しますが、結局のところ主人公の俊介は「デザート」にはありつけないというオチがあって、キュートな側面も。最近知ったのですが、この本はドラマ化されたそうです。主人公の俊介を演じたのは、岩城滉一さんですよ。納得!もう納得のキャスティングでしょ!!!Wikiを見たら女優陣も超豪華で、ああ~なんでリアルタイムでチェックしてなかったんだよ・・・と思うのでした。

前置きが長くなりましたが「デザートはあなた」に登場する特にゴージャス、時にセクシーな美食の中で、一番シンプルで簡単なのがサーディン丼(別名ヨロン丼)。あまりに簡単に出来る上に美味しいので、私もプラハに越して来てよく作るようになりました。それに一応和食の体裁をなしているので、そこもポイントが高いのです。

作り方はこちらの動画をどうぞ!



何回か作ってみたところ、お醤油の量を多くして濃いめに作った方が、こちらのお米には合うみたい。ネギをのっけて七味をたっぷりかけて、半個分のレモンをギューっとしぼって出来上がり。マジうまい!森先生ありがとう!簡単な上に美味しいので週に数1回は作ります。

スーパーに行くとオイルサーディンの缶詰をまとめ買い。さて帰宅してヨロン丼を作ろうと思ったらアラびっくり!サーディン缶なことはサーディン缶なんだけどオイルではなくトマトソースのを買って来てしまいました・・・。

「ううう・・・」とかなり凹みましたが(しかも缶切りで開けるタイプだった。超面倒くさい!)、森さんのように「ハンサムウーマンは機転も利かせなきゃ!」 とフレキシブルに考えて(笑)、イタリア風丼を創作してみました。以下、備忘録としてレシピを記録しておきます。

材料:トマトソースのサーディン缶詰、オリーブ数個
オリーブオイル、スライスチーズ、乾燥バジル(あれば)、パルメザンチーズ、パセリ(あれば)

1.フライパンに適量のオリーブオイルをひく。
2.フライパンに缶詰を開けて温める。
3.適当に塩胡椒、乾燥バジルを入れて味付けする
 (トマトソースが薄い場合はケチャップで味の補填)
4.温まったら細かく切ったスライスチーズを入れとろけるまで待つ。
5.丼または平皿にご飯をよそい、フライパンの中の物を上からかける。
6.適当に切ったオリーブを上からトッピングし、お好みの量のパルメザンチーズ、パセリを振りかけて完成。

名付けてイタリア丼。出来立てをかき混ぜて食べると結構いけます(お行儀悪いですが)。いわしは健康にもいいし経済的だし(プラハでは100円くらい)、私はこれからも2種のサーディン丼を食べ続けることでしょう・・・。森先生、ごちそうさまでした!

サーディンちゃん2

aitantanmenの”捜索”料理、イタリア丼。

窓辺で貧乏ガーデニング


我が家はアパートなので庭がありません(ベランダもない!)。しかしながら、部屋の中には大きな椰子の木やゴムの木やらがあり(みんな家族や親戚からもらったもの)室内に緑があるとやっぱり癒されるなあ〜と実感します。今後は、どんどん観葉植物を増やして行って温室みたいな部屋にしたいな~と夢が膨らみます(こんな感じ)。

さて、そんな私が凝っているのが”食べられる”植物を育てることです。スーパーの野菜売り場にハーブの鉢植えが置いてあり「観葉も出来るし食べれるし、一石二鳥やないかーい(言わずもがな山田ルイ53世風)」と思って買い求めていたら、こんなに増えてしまいました。大体一つ300円もしない値段で売っています。



ハーブ 2

窓際に設置するための植物用テーブルもIKEAでゲット。
テーブルとアルミの植木鉢ポット はSOCKERというシリーズです。
ハーブ2  

右奥からローズマリー、パセリ、じゃがいも。
手前右からペパーミント、西洋アサツキです。


じゃがいもの鉢はもともとバジルの鉢だったんだけど枯らしてしまったので、芽が出てしまったじゃがいもを入れてみたところ「ジャックとマメの木」ばりにビューンと育ってしまいました。毎朝見て「あっ伸びてる!」と成長が分かる程のスピードです。そして茎から小さな葉っぱがけなげに育っているのを見つけては萌えるのでした・・・。今年は春の到来が遅いらしいプラハ。早く暖かくなって欲しいものです。

余談:プラハには花屋さんがものすごく多い気が。どこへ行ってもすぐに花屋さんを見つけることが出来ます。まあパリや東京みたいに店主のセンスの良さがビンビンに発揮されたコンセプチュアルな花屋さんってのはないんですが・・・。どこもだいたい同じ感じの店構えです。しかし住宅街にある花屋さんは、花屋なんだけど陶器とかデコレーション小物なんかの雑貨も扱ってるお店が多くて、ウインドーを見ているとワクワクします。

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』途中で寝てしまった・・・

        



週末の映画、夫のリクエストにより『ダイ・ハード/ラスト・デイ』に決定・・・。興味ないけど、お付き合いで鑑賞してきました。

ダイハードはもう5作目なんだそうですよ。1作目と2作目が超面白かったってのは、なんとな〜く覚えているけど、3作目と4作目は観ていません・・・。通常、私が低テンションで付き合い鑑賞する場合の映画は、思いのほか・・・いやメッチャメチャ面白かったわ・・・ナーメテーター!ごめん!となるケースが多いのですが(「キャプテン・アメリカ」とか「エクスペンダブルズ2」とか「ラストスタンド」とか)、今回は最後まで低テンションのままで終わってしまいました。しかも途中でものすごい眠気が襲って来て10分くらい気を失っていました・・・。アクション映画なのに観客を寝かせてしまうとは・・・。

街中でドッカンドッカン爆発するし、車もグワッシャーン!って何台も壊れるし、ヘリコプターも墜落するし、ビルもメッタメタに破壊されつくすというカタストロフィーてんこ盛りなんですけど、どこか冷めた目で「ああ、お金かかってるね~」と観てしまう。熱くなれないんですよ。エクスペンダブルズみたいな「お、おおお・・・」という心の盛り上がりには程遠く・・・。私がシリーズに思い入れもないせいでしょうが、なんか「ふ~ん・・・」っていう世の中を冷めた目で見ている中学生みたい感じになってしまいました。

今回マクレーン(ブルース・ウィリス)の息子ジャック(ジェイ・コートニー)が初登場で、父子で運の悪さを見せつけるということですが、そういった肉親間独特の照れだとか面倒臭さ表現とかもあんまりなく。唯一ラストの方 で、ブルース・ウィリスのことファーストネームでジョンって呼んでた息子が「父ちゃん!」て呼ぶシーンがあるんですが、全然グッと来ない。息子を出した意味もあんまりないような気がするっちゃすると言う・・・。そういう意味では悪役のロシア人父娘のほうがまだ肉親感が出てた様な気がしますねえ。あとハリウッド映画にお約束の「ロシアって得体が知れなくて、なんか怖いでしょ~」という感じも、もうお腹いっぱいだしな〜。

息子役のジェイ・コートニーはトムちん主演の「アウトロー」でロシア人悪役をやっていたので、てっきりロシア人かと思ってたらオーストラリア人なんですね。なんだかムダに骨太な感じがするマッチョな俳優さんです。娘のルーシー役の女優さんは、な〜んかもっさりしたオバサンぽい人だなあ・・・と思ってたんですが、調べてみてビックリ。なんと「デスプルーフ」に出ていたチアガール姿のギャルと 同じ人でした(メアリー・エリザベス・ウィンステッドさん)!!!あんなにスイートで可愛らしくてピチピチ(死語?)の女子が、こんなモッサリしたオバサンに・・・。爆発よりアクションよりも、このことがこの映画で一番驚いたことかもしれません・・・。

『ハロー・グッドバイ』社長の愛人のカラオケが主題歌?!

ハローグッドバイ


久しぶりに「ナック」を観て、すっかりハマってしまいました。本当に面白かった・・・。リチャード・レスター監督になぜサインを頼まなかったのかが悔やまれます(上映後、映画館の外で関係者とお話しされていたというのに・・・)。

映画全体のお洒落な感じとは別に、キャストのアンサンブルも最高だったんだなあ・・・と改めて思いました。モテないコリン、モテモテのトーレン、コリンの相棒的なトム、田舎娘のナンシー、みんなそれぞれの個性が立ってて最高じゃあないですか?

特にコリン役のマイケル・クロフォードが良いです。「ああ本当にモテないんだろうなあ・・・」というのを見ている人に感じさせる必死さ、そしてナンシーと恋に落ちる瞬間のときめき表現といったら!うだつの上がらないボンクラ草食系で、まったくもってイケメンというわけではないのだけど、な~んか彼から不思議と目が離せない。な~んか魅力的。私がボンクラ男子好きってのもあるかもしれませんが・・・。彼の話すイギリスなまりも耳に心地よく響きます。

トリュフォーのアントワーヌ・ドワネルに通じるダメさもあると思うんだけど、アントワーヌの方がまだかろうじて色気があるかなあ・・・アントワーヌは相手探しに必死になってないしな。クロフォードさんはのび太のような少年がそのまんま大人になっちゃった印象。思うにどちらも私が男だったら、こんなトホホなメンズになってるんじゃないかな・・・という自己愛の投影も入った上での魅力なんですよね・・・となぜか自己分析までしてしまいます。

マイケル・クロフォードさんは、若い頃コメディー俳優で その後ミュージカルスターとしても活躍されているそうで。すっかり彼の不思議な魅力ハマってしまった私はフィルモグラフィーをチェック。某動画サイトで見つけたのがこの映画『ハロー・グッドバイ』です。

画像の質が悪かったけど、アップしてくれた人には本当に感謝。この映画は日本で劇場公開されたものの、DVDも出ていないようです。内容はどこにでも転がっていそうなベタなメロドラマなんですが、フランシス・レイの美しい音楽とクロフォードさんのボンクラな魅力で、単なるメロドラマ以上の映画に仕上がっている部分もあると思います。



※ここからネタバレします※




南仏でクラシックカーのフリーランスディーラーのようなことをしているイギリス青年のハリー(マイケル・クロフォード) が、謎のフランス女性ダニー(ジュヌヴィエーブ・ジル)と出会います。パリまで車に乗せて欲しいと頼む彼女をしぶしぶ受け入れるハリー。道中、やっぱりと言うか二人は男女の関係に。

もう最初から70年代のおおらかな空気感がいっぱいだし、フランシス・レイの楽しげだけど切ないという音楽もとっても良いです。ガリガリの草食系男子であるクロフォードさん演じるハリーが、グラマラス美女にピックアップされるというのが、よく考えると妙なんだけど・・・。グラマラス美女のダニーはいきなり裸になって池に飛び込んだりして最初からサービス満点です。たどたどしい英語もエロい。とにかくものすごい色気を振りまいている女優さんです(調べたら新人で映画出演はこの一作だけ!)。ハリーがデレデレになって一気に骨抜きにされてし まうのかと思ったら、そうでもなく最初はちょっと迷惑そうなんですよね。ナックのときから比べるとすごい成長だ。

ある朝、口論の後でダニーはホテルから姿を消してしまいます。しかもちゃんと宿代を払った上で・・・。その後ハリーは地元の富豪(カート・ユルゲンス)が自分に会いたがっていることを知って彼の豪邸を訪問するのですが、そこでダニーを発見。なんと、彼女は富豪の後妻さんだったのでした。

最初ダニーがハリーを引っ掛けたときに、彼女の運転手がどこかに電話していたので、既に富豪は妻が浮気していることを知っていたんですね。で、彼はすべて承知の上でハリーを息子のドライビングインストラクターとして雇うのです。同じ屋敷の中に、妻と夫と間男がいるという凄い設定だけど、不思議とそんなドロドロ感は漂っていません。これもクロフォードさんがイケメンじゃないからでしょうかね・・・。なんか透明感?いや童貞感か?があるっていうか・・・(もちろん、いい意味でね)。

そしてハリーとダニーの関係はその後も続いて行くんですよ。密会の部屋で、彼女のリゾーティーなフラットサンダルを脱がせるクロフォードさんに妙にドキドキしてしまいます。童貞ごときにドキドキさせられちゃうんですよ!(注:あくまでも童貞イズムがあるというだけの話です)

で、富豪はハリーに自分の息子の筆おろしの手引きを頼むんです。初めての女性に不安そうな息子に「ハローで始まって最後はグッドバイだよ」とアドバイスするクロフォードさん。「ナック」で女の子をゲットする為に必死になっていた非モテ男と同じ人だとは思えません!成長したのねえ・・・って完全に映画の役柄を混同していますが(笑)。

どうやら富豪は妻とハリーの関係に気が付いているようです。彼女がベッドで寝ているところにハリーを連れて行き「どや、ワシの嫁、綺麗じゃろ?」と言ったりして、うーむ、これがオトナの余裕ってやつなのでしょうか。お金もあるし、精神的にも余裕たっぷりの旦那と比べると、ハリーがなんと頼りなげな若造に見えることか!女性を巡って敵対せずに飲みながら話し合い、彼女の選択に委ねようじゃないか、ところがなんかヨーロッパな感じ~。富豪夫役のカート・ユルゲンスさんは若い頃さぞ不埒な美男子だったんじゃないかと思わせる素敵なオジさまです。

ハリーはダニーに夫と別れてパリで再スタートしようと言いますが、「両方欲しいの。彼がくれるものと、あなたがくれるもの」と言い切ってしまうダニーのキッパリ具合がすごい。何不自由ない裕福な暮らしと若い愛人、どっちも欲しいってこりゃあかなりのぶっちゃけですよ。強欲なんだけど、それをキッパリと言い切れる潔さがすごいと思いますねえ・・ ・。「両方ほしい」ってことがハッキリ言えないが為に、ズブズブと泥沼にはまっている不倫カップルがどれだけいることか・・・。

そう言われてしまっても、ダニーを振り切ることが出来ないハリー。彼がダニーのことを思い出しているシーンにフランシス・レイのテーマ曲が被さり、切ないです。冷静に考えたら二人がなんでそこまで愛し合っているのか?ってイマイチよくわからないんだけど、切ない不倫マジックにフランシス・レイなのですごく良い感じに仕上がっているんですよね。私がクロフォードさんのファンなので、ハリーの気持ちを普通の観客より感じ取ってしまっているせいもあるかもしれません。この映画のクロフォードさんは若い頃のクリント・イーストウッドのように見える瞬間が。ほ んの一瞬「あれっ?」と思うのですが。でもよくよく見たら全然カッコ良くないボンクラ男子というのが不思議なんですなあ・ ・・。

結局ダニーの方から一方的に別れたってことになるのですが、酒に酔った勢いで夜間、豪邸に突撃するハリー・・・。こんなことしたって、なんにもならないよ~!てか警察沙汰!って思うんだけど、高級クラシックカーのままプールにドボンしたりしてもう大騒ぎ。挙げ句の果てにはベルトが車に引っかかって溺れそうになったりして、トホホ男節全開です。まあ、気持ちはわからなくはないけども・・・。

そして季節は過ぎ去りすっかりダニーとのことは忘れて、元気になったハリーですが友達から彼女が富豪夫と離婚したことを知らされます(富豪夫はカジノで出会った別の富豪女と結婚)。急いで彼女のいる港へ向かうハリー。猛スピードで疾走するハリーの脳裏に彼女の笑顔がチラつきます! しかし、ダニーは別の男と船出をするところだったのでした・・・。「なんてバカだったんだ・・・」とうつむいて港を後にしようとするハリーに投げかけられる「ねえ、乗せてくれない? 」という台詞。これはダニーと出会ったときの彼女が言った台詞です・・・。振り返って「どこまで?」と答えるハリーに「あなたの行くところへ行くわ」と言うダニー。なんだこりゃ~、ベタすぎる!!!でもまあ悪くない、みたいな・・・(笑)。一度別れた恋人たちが再会したときに、二人で昔したやり取りをもう一度するっていうのは映画やドラマでよくあるベタシーンだけど、もしやこの映画が元祖?なのでしょうか・・・。

二人を乗せて走り出す車にエンディングテーマが重なります・・・フランシス・レイのテーマ曲にボーカルが入ったバージョンで、ダニー役のジュヌヴィエーブ・ジルが歌ってるんですね。これが・・・もうひっくり返ってしまう程ヘタ!!!なんで彼女に歌わせたの?ってくらいオンチで 、ずっこけてしまいましたが・・・。調べたところ、彼女 は配給元20世紀フォックスの共同創立者の愛人だったそうで(金持ちのジイさんと結婚っていう映画のキャラクターを地でいってるんだな)、そういったオトナの事情があっただろう・・・と推測されます。愛人のカラオケを自分の会社のテーマソングにしちゃったみたいな感じなんだろうか(汗)。



しかしダニーは富豪と離婚した後だからハリーを選んだ訳で、現実問題として彼女はまた浮気するでしょうな。まあ、こんなメロドラマに突っ込むのはヤボですが・・・(汗)。

動詞、どうしよう・・・!チェコ語の動詞が全然覚えられない件について

チェコ語を勉強しだして約3ヶ月・・・。動詞活用の壁にぶつかっている私です。名詞や形容詞や決まりきったフレーズに関しては、なんとな〜くだけど出来た。しかし、動詞を活用出来なければ会話は成立しないわけで・・・・。動詞どうしよう・・・!浮かんで来るシャレは冴え渡っているというのに・・・。

私が通っているチェコ語教室ですが、3ヶ月でメンバーもだいぶ入れ替わりました。私のクラスは残念ながら日本人がいなくて、ほとんどが欧米系のメンズ(皆フツメン・・・残念w)。嫁や彼女がチェコ人で、プラハに住んでいるというメンズが多いです。ニューカマーから 在住10年を超える人まで様々。初心者クラスのはずなんだけど、すでに先生とチェコ語で世間話的なトークが出来ている人もいて焦ってしまいます。

クラスメートの入れ替わりの末、一番の落ちこぼれになったのがこの私なわけで・・・。現クラスメートは20代前半の若者ばかりで、彼らの日々の進歩には目を見張るものがあります。彼らは若いし、母国語がチェコ語とかけ離れてはいないヨーロッパ諸国出身なんだから習得が私よりもたやすいのだろう、とは思いますがそんなことを言っている自分、かっこ悪い・・・(ラモスの「いじめ、かっこ悪い」風に)。

ということで落ちこぼれから脱出は出来ないとは思うのだけど、少しでもマシな落ちこぼれを目指して動詞を集中的に勉強してみることにします・・・。

※見出しの動詞は原型です(少しづつ活用もアップしていきたいと思っています)。
※一部、助動詞も入っています。
※併記した英訳は 基本的な意味に限定しています。
※活用ファミリー別にソートしてみましたが、間違ってるかもしれません。
※カタカナの発音は自己流なのであまり信用しないで下さい。
※この勉強法の利用により生じた失笑等の損害には、一切応じかねますのでご了承下さい。
※チェコ語熟練者の方:もし間違いがあればコメント欄から教えて頂けると大変助かります。

<ATファミリー>

・běhat (run)
発音:ベハート
覚え方:ベハー(ベン・ハー)(と)走る。
                 古代ローマにタイムスリップしたのだろう。
活用形:ja běhám, ty běháš , on/ona běhá , my běháme, vy běháte, oni běháju
過去形:behal

・čekat (wait)
発音:チェカート
覚え方:チェ(ちぇっ)、カート待たなきゃ。
     カートはコバーンでもラッセルでもお好きな人をどうぞ。
活用形:ja čekám, ty čekáš, on/ona čeká, my čekáme, vy čekáte, oni čekáju
過去形:čekal

・dělat (make, do)
発音:ジェラート
覚え方:ジェラート(イタリア風アイス)を作る。
     寒いプラハだけど意外とアイスクリーム屋さんが多い気がする。
活用形:ja dělám, ty děláš, on/ona dělá, my děláme, vy děláte, oni dělají
過去形:dělal

・hledat (search)
発音:フレダート
覚え方:雨雲を探せフレ(降れ)、ダート(だーっと)=フレダート
     雨乞いのシーンをイメージ。
活用形:ja hledám, ty hledáš, on/ona hledá, my hledáme, vy hledáte, oni hledají
過去形:hledal

・obědvat (have lunch)
発音:オビエトバート
覚え方:オビエト(怯えた)バートランチを食べている。
     セサミストリートのバートがビックバードに追いかけられた後、昼食を食べているシーンをイメージ。
活用形:ja obědvám, ty obědváš, on/ona obědvá, my obědváme, vy obědváte, oni obědvájí
過去形:obědval

・odpočívat (to rest)
発音:オドポチバット
覚え方:オド(夫)とポチ(犬)と休む=オドポチバット
     東北出身の女性が夫と愛犬と休日を楽しんでいるのをイメージ。
活用形:ja odpočívám, ty odpočíváš, on/ona odpočívá, my odpočíváme, vy odpočíváte, oni odpočívájí
過去形:odpočíval

・poslouchat (to listen)
発音:ポスロウハット
覚え方:ポスロウハットの新曲聴いた
     ポスロウハットというアーチストがこの世に存在するのかわかりませんが・・・。
活用形:ja poslouchám, ty posloucháš, on/ona poslouchá, my posloucháme, vy posloucháte, oni poslouchají
過去形:poslouchal

・snídat (have breakfast)
発音:スニダート
覚え方:朝食スニダート(済んだの)?
     謎の方言である。
活用形:ja snídám, ty snídáš, on/ona snídá, my snídáme, vy snídáte, oni snídají
過去形:snídal

・stávat (get up)
発音:スタヴァット
覚え方:スタバに行こうとして起きる。=スタヴァット
     プラハは素敵なカフェが沢山あるのでスタバに入っちゃうのは、ちょっともったいないです。
活用形:ja stávám, ty stáváš, on/ona stává, my stáváme, vy stáváte, oni stávájí
過去形:stával

・znát (know)
発音:ズナート
覚え方:それ知ってるズナート?
     謎の方言である(2回目)。
活用形:ja znám, ty znáš, on/ona zná, my známe,vy znáte,oni znají
過去形:znál

<Iファミリー>

・jíst (eat)
発音:イースト
覚え方:イースト菌を食べる。
                それってつまりパンを食べているってことなんだろうか。
活用形:ja jím, ty jíš, on/ona jí, my jíme, ty jíte, oni jedí
過去形:jedl

・mulvit (speak)
発音:ムルビート
覚え方:ムール貝がビートを刻んで話し出した。
                 食べようと思ったムール貝が急にマシンガントーク、そんなバカな!
活用形:ja mluvím, ty mluvíš, on/ona mluví, my mluvíme, vy mluvíte, oni mluví
過去形:mluvil

・musit (must)
発音:ムシット
覚え方:嫉妬してはいけない、ムシット(無嫉妬)だ。
                 You mustn't be jealous.という英文が下敷きになっています。
活用形:ja musím, ty musíš, on/ona musí, my musíme,vy musíte, oni musí
過去形:

・myslet (think)
発音:ミスレット
覚え方:ミス・レット考える。
                レットさんという若い女性が何かを考えているのをイメージ。
活用形:ja myslím, ty myslíš,on/ona myslí, my myslíme, vy myslíte, oni myslí
過去形:myslel

・řídit (drive)
発音:ジジット
覚え方:ジジ(おじいさん)(と)運転する。
                運転席でおじいさんのヒザに乗せられた小さな孫の台詞。
活用形:
過去形:

・rozumět (understand)
発音:ロズミェット
覚え方:ローズミェット理解し合える仲だ。=ロズミェット
     この単語は初心者でもよく使う。なぜなら「ネロズミーム、チェスキー(チェコ語わかりません)」と言う機会が多いからだ。
活用形:ja rozumím,ty rozumíš, on/ona rozumí, my rozumíme, vy rozumíte, oni rozumìjí
過去形:

・slyšet (hear)
発音:スリシェット
覚え方:悪いニュースばかり聞くと耳がスリシェット(すり減ると)。
     世の中暗いニュースばかりだとね。
活用形:
過去形:slyšel

・spát (sleep)
発音:スパート
覚え方:眠りのラストスパート。
                 この単語は「オン スピー (彼は眠っている)」などと活用して、まるで寝息のようだから覚えやすい。
活用形:ja spím, ty spíš, on/ona spí, my spíme, vy spíte, oni spí
過去形:spal

・stát (to stand)
発音:スタート
覚え方:スタートラインに立っている。
     実に美しい出来映え。今の季節にぴったりだ。
活用形:ja stojím, ty stojíš, on/ona stojí ,my stojíme, vy stojíte, oni stojí
過去形:stál

・uklízet (to clean)
発音:ウクリゼット
覚え方:ウクリ(浮いている栗)を掃除する。=ウクリゼット
     空中に浮いている栗を掃除しているイメージ。あり得ない状況だけど許して下さい。
活用形:ja uklízím, ty uklízíš, on/ona uklízí,my uklízíme,vy uklízíte, oni uklízejí
過去形:

・umět (can)※能力がある、やり方を知っているという意味
発音:ウミェット
覚え方:ウミェット(海へと)泳げる能力がある。
     内陸国チェコから海へアクセスするにはブルタバ川を下ればよいのだろうか・・・。
活用形:ja umím,ty umíš, on/ona umí, my umíme, vy umíte, oni umìjí
過去形:

・vařit (to cook)
発音:バジット
覚え方:バジルを使って料理する。=バジット
     シャレ成立ならず。ジェラートだのムール貝だのバジルだの、なんか登場する食がイタリアンだな。

活用形:
過去形:


<OVATファミリー>

・cestovat (to travel)
発音:チェストバット
覚え方:チェストバットを持って旅立つ。
     これは既に出ましたね。
活用形:ja cestuju, ty cestuješ, on/ona cestuje, my cestujeme, vy cestujete, oni cestují
過去形:cestoval

・lyžovat (to ski)
発音:リーゾバット
覚え方:リゾートでやるスキー。=リーゾバット
     私はスキーが苦手なので使う機会はないだろうが。
活用形:
過去形:lyžoval

・nakupovat (buy)
発音:ナクポバット
覚え方:ナクポ(泣く子)にバット買ってやる。
     泣きながらバットを振り回すなんて、逆に危なそうだが。
活用形:ja nakupuju ,ty naupuješ , on/ona nakupuje , my nakupujeme , ty nakupujete , oni nakupují
過去形:nakupoval

・malovat (to paint, draw)
発音:マロバット
覚え方:マロ(麻呂)を描いてみる。=マロバット
     平安時代の貴族の肖像画を描いているイメージ。
活用形:
過去形:maloval

・potřebovat (to need)
発音:ポトジェボバット
覚え方:ポトジェ(プロトジェ<because>のフランス語風発音)、
    ボバット
(美しいバットという意味のフランス語)が必要なのです。
仏人クラスメートに言わせると、私のチェコ語はフランス語なまりなのだそうな。まだチェコ語固有のスイッチが脳内に出来ていないため、「すわ、外国語!」となるとフランス語のスイッチが入ってしまうからだと思う(だからと言ってフランス語が流暢なわけではないのが悲しいところだ)。
活用形:
過去形:potřeboval

・pracovat (work)
発音:プラツォバット
覚え方:プラツォ(ぷらっと)せずに働け=プラツォバット
     社会主義時代は国民全員に就労の義務があったらしい。
活用形:
過去形:
pracoval

・studovat (to study)
発音:ストドゥバット
覚え方:studyのovat形なので、特になし。
     チェコ語には英語から借用した動詞にovatを付けたものが多い。全部このタイプならいいのにな・・・。
活用形:
過去形:studoval

・sportvat (do sports)
発音:スポルトバット
覚え方:sportsのovat形なので、特になし。
     そういえば「すぽると!」ってスポーツ情報番組があったな。
活用形:
過去形:sportval

・telefonovat (to call, telephone)
発音:テレフォノバット
覚え方:telephoneのovat形なので、特になし。
     この英動詞+ovatのパターンで、sexovatという動詞もあるから笑える。
活用形:
過去形:telefonoval

・tancovat (to dance)
発音:タンコバット
覚え方:タンコ(ゴ)を踊る。=タンコバット
     本当にタンゴから来た単語かは不明です。
活用形:
過去形:tancoval


<イレギュラー活用ファミリー>

být (to be)
発音:ビート
覚え方:ビートたけしが、いる。
     世界のたけし、チェコ語にも進出。
活用:ja jsem, ty jsi, on/ona je, my jsme, vy jste, oni jsou
過去形:byl

・chtít (want)
発音:フチート
覚え方:チのところが、チート(少し)欲しいのですが。
                 巻き寿司なんかはフチのところに具がはみ出てたりして、美味しいですよね。
活用形:ja chci, ty chceš, on/ona chce, my chceme, yy chcete, oni chtějí
過去形:chtěl

・číst (read)
発音:チースト
覚え方:「チース!」(「ちーす!」と)本を読みながら登場。
     気さくな二宮金次郎みたいな人をイメージ。
活用形:ja čtu, ty čteš, on/ona čte, my čteme, vy čtete, oni čtou
過去形:četl

・hrát (to play)
発音:フラート
覚え方:フラートプレイヤー。
     フラートは英語で「浮気な遊び人」みたいなニュアンスを持つ形容詞。プレイボーイやプレイガールをイメージしてみた。
活用形:ja hraju,ty hraješ,on/ona hraje ,my hrajeme, vy hrajete,oni hrajou
過去形:hrál

・jet (go by transport)
発音:ジェット
覚え方:ジェット機で行く。
     チェコ語は同じ「行く」でも徒歩の場合と交通機関使用の場合で単語が異なる。メンドクサイ!
活用形:ja  jedu, ty jedeš, on/ona jede ,my jedeme,vy jedete, oni jedou
過去形:jel

・jít (go by foot)
発音:イート
覚え方:イートしながら歩く。
     食べるはイーストなので混同注意。プラハではピザやサンドイッチなどを食べながら歩いている人をよく見かける。
活用形:ja jdu, ty jdeš, on/ona jde, my jdeme, vy jdete, oni jdou
     一人称単数と三人称複数の活用が日本語の「移動」みたいになるのが面白い。
過去形:šel, šla, šli

mít (have)
発音:
ミート
覚え方:ミートボール持ってる
    お弁当の定番である。
活用形:ja mám, ty máš, on/ona má , my máme, vy máte, oni mají
過去形:měl

・moct (can)※実現可能だ、可能性があるという意味。
発音:モツト
覚え方:可能な限りモツト(持つと)。
    「先方は可能な限りお金を払うと言っている」のこなれた表現。
活用形:ja můžu, ty můžeš, on/ona může, my můžeme, vy můžete, oni můžou
過去形:mohl 

・pít (to drink)
発音:ピート
覚え方:ピート(英語でピーターの愛称)、何飲む
                もちろんピヴォ(ビール)!
活用形:ja piju, ty piješ, on/ona pije, my pijeme, vy pijete, oni pijou
過去形:pil

・plavat (swim)
発音:プラバット
覚え方:プラバット(プラスチックのバット)を持って泳ぐ。
     私はほとんど泳がないので、これも使う機会はないだろうが。
活用形:ja plavu,ty plaveš, on/ona plave, my plaveme,vy plavete, oni plavou
過去形:plaval

・psát (write, spell)
発音:プサート
覚え方:プサー(プーさん)(と)いて。
                私の夫は幼い頃プーさんの友達ピグレットが好きだったそうな。
活用形:ja píšu, ty píšeš, on/ona píše ,my píšeme, vy píšete, oni píšou
過去形:psal



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。