@itan-journ@l praha

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ポーランド食器を求めてボレスワビエツへ(後編)

ポーランド19

ポーランド食器の街、ボレスワビエツへようこそ!

とりあえずお腹ペコペコなので、ボレスワビエツの広場に面したピザ屋さんに入りました(ピザなら早く出て来るだろうと思って)。ちょっとトイレに行って来る、と私。戻って来ると友人Iと夫が憮然とした表情で座っていました。「今日、ドリンクしかないんだって」と言い放つ友人I。一瞬、友人Iの日本語が理解出来ず停止する私。「・・・えええ?!」「だからお店への道だけ聞いてさっさと出るよ」隣では夫が英語で店員さんに道を聞いています。若い男の子の店員さんは、私の叫び声に驚いてしまったようで可哀相に怯えていました。しかし食べ物がないって・・・。スリランカのペラヘラ祭り前日にホテルでアルコールが提供出来ないと聞いたときよりも驚きましたよ。

同じく通りに面したレストラン(Restauracja Olenka)が営業していたようなので、そこに入ることに。おそらくここが街で一番いいレストラン・・・?雰囲気は落ち着いていてとてもいい感じです。しかし出て来るのが超遅くて、放置プレイがかなりしんどかったです。恐らくホールにいた女性が全部1人で回しているに違いない、と友人I。しかし、出て来たお料理は結構美味。待っている間にWi-Fiで食器のお店のことをシコシコ調べるのでした。


食事を終えて車に戻って、いざ買物へ!夫が「きっとこっちだと思う」と勝手に車を進めていきますが、どう見ても地図とは違う方向。「また適当に・・・」と完全に見下して半笑いのテンションでしたが、夫は正しかった。どうやら私が地図の読めない女だったみたいです・・・。夫が車を走らせる先には、ボレスワビエツ陶器のWikipediaにも載っていたでっかいポーランド食器のモニュメントが見えます!やったー!

最初のお店、マニファクトゥーラのファクトリーショップに付きました。その日は1/2だったのですが、心配だったので予め有名なお店にオープンしているかどうかメールで確認しておいたのです。マニファクトゥーラはオープンしていましたが、私が行きたかったSklep Zakładowy というお店はクローズだったのです(このブランドの葉っぱの柄が可愛いと思っていたのだった)。とりあえず開いているお店があるから行ってみようというノリで来たのでした。

ポーランド食器マニファクトゥーラ2

開いてるよ〜、とメールをくれたマニファクトゥーラ。


ポーランド食器マニファクトゥーラ

ポーランド食器といえば、この柄!の壁が可愛いじゃねえか・・・。


1軒目のお店:Manufaktura
住所:ul. Gdańska 30, 59-700 Bolesławiec


お店に入るなり「むぉうぇ〜!!!(萌え〜!!!という意味らしい)」と友人I。私も物量に圧倒されてしまいました。いろんな柄がいっぱいありすぎて、もうどこから見ていいのやら・・・。ファクトリーショップですが、さらに30パーオフ、50パーオフのコーナーもあってもう大変です。ちなみにこちらのお店ではお手洗いも借りられました。


ポーランド食器マニファクトゥーラ4

ポーランド食器、イパーイ!!!


ポーランド食器マニファクトゥーラ3

気が遠くなりそう・・・。


ポーランド食器マニファクトゥーラ5

じっくりと吟味するには半日くらいかかりそうです・・・。


ポーランド食器マニファクトゥーラ6

30パーオフ、どやー!


ポーランド食器マニファクトゥーラ8

こっちもやで、どやー!


ポーランド食器マニファクトゥーラ11

こっちは50パーやで、どやどやー!
でも柄は微妙な感じ?


ポーランド食器マニファクトゥーラ7

フルーツやお花が描かれたものも可愛いですね。


ポーランド食器マニファクトゥーラ9

柄もシンプルから季節を取り入れたものまで色々あるんですね。


ポーランド食器マニファクトゥーラ10

こんな食器に囲まれていたら、自炊ライフも楽しくなりそうです。


ポーランド食器マニファクトゥーラ13

しかし、なんだか・・・疲れてきました。


ポーランド食器マニファクトゥーラ12

ポーランド食器の椀子そば状態です。

友人Iと私はとりあえずビビっときたものを棚から取り、お店の片隅にまとめて後から取捨選択しました。私はやっぱり色数が少ない地味なものが好きみたいで、小さなドット柄が気に入りバター皿とソープディッシュと湯のみ(歯ブラシマグ)をゲットしました。戦利品の写真は後ほど!支払いはカード、ポーランドズロチ(しかし1ズロチいくらなのか知らなかった)、ユーロで出来たので、私はウィーンで残ったユーロで支払いました。

次はマニファクトゥーラのすぐそばにある別のお店へ。ここらへんは歩いて移動出来る距離に3店舗ほどが集まっていました。ここでは、水玉模様のクリーマーとティーバック用の受け皿を自分用とお土産用にゲットしました。



ポーランド食器Wiza

ほ〜ら、こっちこっち〜と誘う看板。



ポーランド食器Wiza2

一見、小さく見えますが中にはイッパイ詰まってます!


ポーランド食器Wiza3

こちらは一応お店ぽい体裁のディスプレイでした。

2軒目のお店:Pawie Oczko (Wizaというブランドを扱っていました)
住所:ul. Masarska 1, 59-700 Bolesławiec

さて三軒目も歩いて行ける距離にあります。時間的にはもうこのお店で最後か・・・(帰りも4時間かかる想定だから5時くらいにはボレスワビエツを出なければなりません。ちなみに夫は今社会人大学に通っていて明日は授業・・・)。


ポーランド食器Henry

はいはい、こっちですよ〜。


ポーランド食器Henry2

ヘンリーズポッテリーというお店です。


ポーランド食器Henry3

エントランスには、でっかいポットが!


ポーランド食器Henry5

外には無造作にB級品?が置かれています・・・。

3軒目のお店:Henry's Polish Pottery(お店のHPはないようなので、行かれた方のブログをリンクしておきます
住所:ul. Masarska 1, 59- 700 Bolesławiec


このお店は、インテリア関係や小物が充実していました。しかし、これだけ一度に食器を見て選ぶという体験は初めてだったので舞い上がってしまい、とても平常心ではいられませんでした。柄も本当に色々あるし・・・。ハア、ハア・・・(息切れ)。


ポーランド食器Henry6

下にある花瓶みたいなのは、水を入れておいて加湿するための道具なんだそう。


ポーランド食器Henry9

ワインの栓や、引き出しの取っ手など細かいものも充実。


ポーランド食器Henry10

ポーランド食器猫。
左の猫たちはやる気がないな・・・。


ポーランド食器Henry12

アクセサリー等を置く手!ちょと怖い。



ポーランド食器Henry13

カゴも充実!カゴも本当にキリがないんですよね〜。


ポーランド食器Henry14

どっしりとしたオーブン用のお鍋。
オーブン料理も覚えたいところです。


ポーランド食器Henry15

おままごと用の食器も!大人だって欲しい!

私はここでワインの栓を2つゲットしました。私達が訪ねた3つのお店は、カルフール(スーパー)のすぐ近くにあるのでカルフールを目印にしてもいいかもしれませんね。ちなみにカルフールの中には両替屋さんもありました。カルフールで帰りの物資(飲み物、お菓子)を買って車に乗り込みプラハまで帰ります。ああ〜、なんか嵐のように過ぎ去ったポーランド食器ショッピングでした。「また友達が来たら、連れてってくれる?」と夫に聞いてみたら「うん、いいよ」と夫。往復@6〜7時間の運転で明日は学校なのに偉いです。

帰りはちゃんと高速に乗れたせいか、行きよりも早かったです。だいたい2.5時間くらいだったかな。プラハについてインド料理屋さんでカレーを食べて、ビールを飲んで、もうクタクタになってお家に帰ります。夫は早々に寝てしまいました。ご苦労様です。さて、友人Iと私はこれから戦利品の品評会ですよ。


ポーランド食器戦利品  

友人Iが買った小鉢二種。
チェリーに萌え〜。


ポーランド食器戦利品3

友人Iが買ったグラタン皿。
グラタンとポーランド食器、合う〜。



ポーランド食器戦利品2  

友人Iが買ったソロお茶セット。
柄がここまで揃うと萌え度もアップ〜。


ポーランド食器戦利品4

私が3軒目のお店Henry'sで買ったワインの栓。


ポーランド食器戦利品5  

私が2軒目のPawie Oczkoで買ったクリーマーとティーバック受け。
こういう色柄の茶器は日本の温泉旅館でもよく見ますね。

 
ポーランド食器戦利品6

私が1軒目のManufakturaで買ったバター皿、ソープディッシュ、歯磨きマグ。
この柄にやられました・・・とにかく可憐で可愛い!

 
ポーランド食器戦利品8

同じく私がManufakturaで買ったまな板。
もったいなくて、この上でナイフなんか使えない。てかキッチン用の飾り?

肝心の値段なんですが、レシートがどこかにいってしまったので正確なお値段がわかりません・・・。私が買ったバター皿、ソープディッシュ、歯磨きマグ、クリーマー、ティーバック受け×3、まな板×2、ワインの栓×2で、ザックリ40〜50ユーロくらいでした。そう考えると、そこまで超〜安い!ってわけではないですね。でも日本で買うよりは安いのか。これからポーランド食器の魅力にはまってしまいそうです・・・。


お・わ・り

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ポーランド食器を求めてボレスワビエツへ(前編)









私はこういう単色使いの地味なのが好き・・・。日本の温泉宿に置いてある湯のみみたいなデザインが、しみじみしてていいなあと思います。そばつゆを入れてもいいし、茶碗蒸しを作ったりしてもいいし、和食とも親和性が高そうです。


ポーランド食器が買いたい。隣国だから買えるんでしょ?」と中欧旅行を予約したばかりのとき、友人Iが言いました。私が知る限り、プラハにもポーランド食器のお店が一軒だけあるらしい。しかし知人の日本人駐在マダムから、車でいける距離にポーランド食器の街があって、そこでは様々な窯元(ブランド)のファクトリーショップがあるということを教えてくれました。実際そのマダムも旦那さんに車を出してもらって買いに行ったことがあるらしい。車で行けるのなら行ってみようか、ということでポーランド食器の街ボレスワビエツに行ってきました。

私がポーランド食器の存在を知ったのは・・・確か会社を辞めたばかりの2011年の夏頃だったでしょうか。当時住んでいた都内某所にあるパルコをブラブラしていたら、可愛らしい期間限定ショップがオープンしていて、そこで売られていたのです。藍色ベースの食器にお花やフルーツの絵が付いていて「なんか素朴な感じだな。スペインとかイタリアの南ヨーロッパ地方の食器なのかな」と見てみたら、MADE IN POLANDと書いてあって「お隣ポーランドじゃないですか~?!」と驚いたのを記憶しています。

それから数年ですっかり人気が定着した感のあるポーランド食器。私はどっちかと言うとフランスのアスティエとかインドネシアのジェンガラとかシンプルな柄の入っていない食器が好きなんです。あっ、マレーシアやシンガポールのニョニャウェアが大好きになって現地で沢山買いましたが、あれは観賞用ですね。うちにはマミンカからもらったお皿がたくさんあるし、足りない食器はIKEAで買ってるしで、特に「これが買いたい!」というものもなく強い興味もなかったのですが・・・。

友人Iの為にポーランド食器をリサーチしているうちに「か、可愛いやん・・・」と気が変わってきました(笑)。このポッテリとした厚み、可憐で素朴なお花模様・・・可愛いです。ちなみにポーランドは隣国ですが、私の周りのチェコ人女性でポーランド食器の存在を知っている人はいませんでした。マミンカは「隣の国だけどポーランドには行ったこともないし、そんな民芸品があるのも知らないわ。本当に日本で人気なの?」と驚きを隠せない様子で聞いてきました。画像検索で見せると「へえ~!」と驚いていました。「でも本当に日本で人気なの?」と何度も聞いて来たので、遠い日本でのポーランド食器人気が相当不思議だったようです。学校の先生(20代女子)もポーランド食器の存在もボレスワビエツの街も知らないと言っていました。お隣の国なのに・・・意外とチェコでは知名度がないのかな?一応チェコにもブルーオニオンという柄の有名な食器があるのですが、ポーランド食器と比べるとちょっとクラシックかつフォーマルで古い感じ。普段の使い勝手はポーランド食器の方が良さそうです。

逆に知人のアメリカ人女性とクラスメートのイギリス人女性は「ポーランド食器?ああ〜、あの青い食器でしょ? 」と言っていました。彼女たちも「日本で人気なの?」と驚いていましたが。ボレスワビエツに向かう車中でも、友人Iが「しかし最初にポーランド食器見つけた日本人は、一体どうやって見つけたんだろうね〜」と不思議がっていました(道中、本当に辺鄙な田舎を走っていたので思わず感心してしまったのだった)。想像するに、アメリカやイギリスでの人気が日本に飛び火したのではないでしょうか。しかし英米でも日本と同じくポーランド食器のお値段は本当に高いみたいです。

朝7時に自宅を出て夫の運転する車で向かいましたが、うちの車にはナビがついていないので迷ってしまいプラハから高速に乗るまでに1時間くらいかかってしまいました・・・。その後沿線のマックで朝マック。プラハから北部の街リベレツまで行き 、そこから国境を越えてポーランドへ入るルートです。ちなみにリベレツの近くにはヤブロネツ・ナド・ニソウという街があってガラスボタンで有名なんだそうです。日本人にも人気があって、プラハからツアーもあるんだそうです。しかし、チェコの田舎で細々と作られている雑貨を見つけて来るなんて、すごい目利きだよなあ~と舌を巻いてしまいます。

音楽を聞きながら田舎道をドライブ、iPodの中の椎名林檎をかけたら「この曲、歌詞変だし意味わからない」と夫と友人Iから言われ、シャーデーをかけたら「なんか眠くなる・・・」と夫。私の選曲は不評のようでした。

リベレツからはフリードランドという街を抜けポーランドへ入ります。プラハからウィーンに行く時も思ったけど、いつ国境を越えたのか全然わかりません。表示一切ナシ!気が付いたら標識や店の看板がポーランド語になっているという感じです。そこからボレスワビエツまで、迷うこと迷うこと!一応紙の地図も持っていたのですがポーランド語の地名なんて頭に入って来るわけもなく、交差点の表示も一瞬で過ぎ去るから「え~っと、よくわかんなかったけど、Zで始まる名前だった!」てな風・・・。

不安になったのでガソリンスタンドで夫に道を聞いてもらうことにしました。チェコ語とポーランド語は似ているので、意志の疎通が出来るんだそうです。「ここからしばらくまっすぐ行って、左だって」と夫。アバウト過ぎる・・・。本当に大丈夫なのかよ~、と半信半疑でしたが本当にしばらくまっすぐ行くと大きな標識が出ていて「ボレスワビエツ 」は左との表示が!ガソリンスタンドの人、疑ってゴメン。


ポーランド7

前後しますが、チェコ北部の街フリードランド。
チェコ語っぽくない街の名前・・・「ランド」ってつくしドイツ語なのかな?


ポーランド

田舎道をひたすら進む。


ポーランド2

BS日テレで放送中の「世界の小さな村から」みたいな風景が広がります。
三上博史のナレーションが聞こえてきそう・・・。


ポーランド6

前進あるのみ。


ポーランド5

対向車があるだけでちょっと安心する。


やったー!」と盛り上がる車内。しかしここからがまた長かった・・・。もうすぐにボレスワビエツの街に入るものだと思っていたけど、全然その気配なし。夫が第一村人のおじいさんにチェコ語で尋ねると「まっすぐ、まっすぐじゃよ~。タク、タク(「そう、そう」みたいなニュアンス?)」という返答が。「ジェクユ!!」とチェコ語で三重奏し、まっすぐ走り続けること数十分・・・。もう森の中というか、舗装さえされていない道になってしまいました。にわか雨前の曇り空のような不安が三人の胸中に広がります。しかし田舎は怖い。何が怖いかって・・・ここで私達がこつ然と消えても誰にもわからないからです。もっと怖いのが、見渡す限り誰もいない森の入口にポツンと停められた乗用車。いったい、あそこで、何を・・・。死体を捨てるため?!映画「バイオレンス・レイク」みたいな嫌~な予感が胸をよぎるのでした。


それでも一本道だから進むしかない。バババババ、、、、と風をうけて車は疾走し続けます。村が見えてきました!きっとあれだ!!と思って村の表示を見ますが全然違う名前。あのおじいさん、きっとアル中で前後不覚だったんじゃ・・・という予感が胸をよぎります。しかし一本道なので前進するしかありません。村が見えては期待し、期待を裏切られ、そんな繰り返しを数十回はしたでしょうか。ついに「ここからボレスワビエツ」という表示が見えました!第一村人のおじいさん、疑ってゴメン。

やったー!」と再び歓喜に沸く車内。プラハを出てから4時間ちょっと経過していました。しかし陶器目当てにやってきたけど、ボレスワビエツの街にちょっと感激してしまいましたよ。こじんまりとした可愛い街並みに、砂糖菓子のようなお家。これぞヨーロッパという感じなんです。それに路上にゴミが一切落ちてない(広場の周辺だけしか見ていませんが)!とっても清潔です。砂糖菓子建築を見た友人Iは「テルチ(チェコの下の方にある世界遺産の街。同じく可愛い砂糖菓子のような建築で有名)行く必要ないじゃん」と言っていました。確かに!私はテルチよりもボレスワビエツの方に感動しました。
ポーランド8

ボレスワビエツに到着しました!
池の側では子供たちが楽しそうに駆け回っていました。


ポーランド14

中心にはやはり教会が。


ポーランド16

可愛らしい砂糖菓子建築が並びます。


ポーランド18

ゴミひとつ落ちてません!
お掃除の人、お疲れさまです。


ポーランド12

ゆっくりと時間が流れている気がします。


ポーランド9

童話みたいな靴屋さんの看板。


ポーランド17

街は、お昼の優しい光に包まれていました。
ちょっと雑貨女子っぽい?

つづく

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