@itan-journ@l praha

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

韓国人がお家で食べるビビンバ

ピビンバ

にんじん、ズッキーニ、エリンギのビビンバです。


最近、ビビンバにハマっています。韓国人のクラスメートに作り方を教えてもらったのですが、調理が至極簡単な上にとても美味しいのです。アジアなメニューな上に、お野菜もたくさん摂取できるので(そして冷蔵庫の余った野菜処理にもなる!)、週2~3回は作って食べています。ここに備忘録として教えてもらったレシピを記録したいと思います。


材料(1人分)

・お好みの野菜
(にんじん、なす、ズッキーニ、もやし、ブロッコリー、かぼちゃ、ほうれんそう、カリフラワー、サラダ菜 etc...)
・お好みのキノコ(マッシュルーム、エリンギ、舞茸 etc...)
・卵(1個)
・サラダ油(適量)
・ごま油(適量)
・コチュジャン(小さじ1.5程度。お好みで増減)
・キムチ(あれば)
・白ごま(あれば)
・韓国のり(あれば)

1. 野菜とキノコを食べやすい大きさに切る。
2. 茹でたい野菜があれば茹でる(にんじん、かぼちゃ、ブロッコリーなど)。
3. フライパンにサラダ油をひいて野菜とキノコを種類ごとに炒める。
4. 目玉焼きを作る。
5. 深めのお皿にご飯をよそい、炒めた野菜と目玉焼きを乗せる。
6. ごま油をひと回しかける。
7. コチュジャン、白ごま、韓国のり、キムチをトッピングする。
8. スプーンで、よ~く混ぜたら完成。

Tips:
・野菜は茹でたり炒めたりすると小さくなるので、ちょっと多めでも大丈夫。
・サラダ菜はお好みで炒めても生でも。
・野菜は種類ごとに別々に炒めるほうが美味しくなるらしいので、面倒でも別々に。
・目玉焼きは両面焼くのが韓国風らしいです。
・細かく切ったスライスチーズを混ぜても美味。

初めて作ったときに台所で「ちょっと味見・・・」と立ったまま一口パクリと食べたのですが、あまりに美味しかったのでお行儀が最高に悪いですが、立ったまま全部平らげてしまいました・・・。こんな簡単な上に美味しくて身体にも良くて冷蔵庫の掃除も出来るなんて、最高じゃないですか?!

韓国人のクラスメート曰く、韓国では家にある野菜で気軽に作って食べるのだそうです。家でパパっとつくるごはんの代表選手なので、あまりレストランでビビンバをオーダーする人はいないのだとか。今までビビンバと言えば石焼でしたが、普通のしかもお肉の入っていないビビンバが、こんなに美味しいものだとは・・・いやはや、知りませんでした。韓国人のクラスメートにはカムサハムニダです。

スポンサーサイト

風邪の回復と予防に効く、マミンカのチキンスープ

義理の母マミンカから教えてもらったレシピを備忘録も兼ねて記したいと思います。ときたま夫の実家で出て来るチキンのスープ・・・。シンプルなんだけど美味しいなあ〜と思っていたら、マミンカが「これは風邪のときに食べるといいの。風邪の人は元気に、元気な人は風邪の予防になるスープなのよ」と言うではありませんか。

そういえば洋画や海外ドラマを観ていると「風邪を引いたらチキンスープを飲みなさい」と言っているシーンがあるような・・・。SATCで同じ日にデートを二本入れたシャーロットが、一本目のデート相手に「ごめんなさい、なんだか風邪っぽくて・・・」と言って切り上げ、急いで二本目のデートに行くんですよ。で、二本目のデートの相手に家まで送ってもらってドアの前でイイ感じになってたら、心配してチキンスープを届けにきてくれた一本目のデート相手と鉢合わせしてしまい、どちらのメンズからも振られるというエピソードがありました、ありました。


チキンスープ


これが材料です。ヨーロッパでセロリの根っこと西洋ワサビはよく使うのだそうです。



チキンスープ2

オールスパイスと粒胡椒。


材料(3〜4人分)

・骨付き鶏もも肉 1本(好みで増量可)
・にんじん1本
・たまねぎ1個
・西洋ワサビ1本 (チェコ語ではKren)
・セロリの根1個 (チェコ語ではCeler)
・パセリの葉(適量)
・粒胡椒 4粒
・オールスパイス 2粒 (チェコ語では Nové Koření)
・塩(適量)
・胡椒(適量)
・ヌードル(スープ用のもの)

1. 野菜の皮をむく。
2. 深めの鍋に皮をむいた野菜と骨付き鶏もも肉、粒胡椒とオールスパイスを入れ、
  ひたひたになるまで水を入れる。
3.    1.5時間程中火で煮込む。
4.    食べる10分程前にヌードルを入れ、塩胡椒を加えて味を調整する。
5.    野菜を具として食べる場合は、鍋から出して食べやすい大きさに切る。
6.    鶏肉をほぐして上からパセリを散らす。
  

チキンスープ3

完成しました。お好みで塩胡椒を振ります。


野菜の皮を向いて煮込むだけ。これだけです!とても簡単で驚きました。チェコの人は、野菜をダシとしてみなして食べるときに捨ててしまうことが多いそうですが、小さく切って具として食べる人もいるそうです。私もたまねぎ以外は具として食べるのが好きです。西洋ワサビとセロリの根っこは馴染みがないのお野菜なのですが、どちらも煮込んだ後はホクホクとしてお芋のような食感になり、とても美味しいと感じます。

セロリなんですが、てっきり茎や葉の部分を使うのかと思ったら根っこを使うんですね。見た目はゴツゴツしてて球根みたいですが、この部分を輪切りにしてニンニクを擦り込み、フライにしても美味しいんですよ。プラハに来て初めて食べたのですが、新たな発見でした。

お皿によそった後は、また塩胡椒して味をカスタマイズします。野菜の旨みが出ていて、自然の恵みを感じます。スープの元を入れなくても野菜だけでこれだけ美味しいなんて驚きでした。骨付き鶏肉を使った煮込み料理だし、西洋ワサビは朝鮮人参のような漢方ぽさがあって、なんだか西洋版のサムゲタンのようです。サムゲタン、韓国では風邪をひきそうなときに食べる料理なんだそう。東京で働いていたとき「ちょっと風邪っぽいかな・・・?」と思ったら韓国料理屋さんに駆け込んでサムゲタンを注文していたことを懐かしく思い出しました。


わたしの”捜索”料理:チェコ生まれの地中海風タブレ


地中海タブレ

プロのレシピにアレンジを加えた”捜索”料理です。

相変わらずタブレづいている日々です。今回は我が家の定番料理、名付けて「チェコ生まれの地中海風タブレ」のレシピです。これは我が家の定番メニューで、帰省時に日本の家族や友人に披露したところ思いのほか好評だった為、調子に乗ってしまいアップに至ったというわけです。

クスクスという食材、タブレというメニューの多芸多才っぷりですが、これは前にも書いたので今回は省略します。このメニューはゼロから"捜索”を重ねた訳ではなく、もともとあったレシピにアレンジを加えたメニューです。私のバイブル、口尾麻美さんの「クスクスっておいしい!」に掲載されていた、トマトとバジルのタブレに追加の具材としてツナとバルサミコ酢を足したものです。ツナを加えるのは夫のアイディアなので、「チェコ生まれの地中海風タブレ」としました。


材料:だいたい2人分
クスクス(@100g。お腹に合わせて増減)
プチトマト(10個くらい。お好みで増減)
オリーブ(15個くらい。お好みで増減)
ツナ缶(1個)
オリーブオイル(@大さじ2)
バルサミコ酢(@大さじ3)
塩(適量)
バジルの葉(@5枚。飾り用の葉はちぎらずにそのままにしておく)

1. フライパンにクスクスを入れ、1つまみの塩をふり、オリーブオイルをひと回しかけ入れる。
2. クスクスと1:1の割合になるように水を入れ、10分ほど置く。
3. プチトマトを櫛形に切る。
4. オリーブを半分に切る。
5. ツナ缶の水気をよく切る。
6. バジルの葉を手で細かくちぎる。
7. 3~6で下ごしらえした材料を大きめのボウルに入れ、塩、オリーブオイル、バルサミコ酢を加えよ〜く和える。
8. 1でクスクスを入れたフライパンに火をつけてパラパラになるまで煎る。
9. クスクスをボウルに入れて、具材とよく和える。バジルの葉を上に飾って出来上がり。

Tips:
・クスクスが少ないとサラダ風、多いと主食風になります。
・ツナ缶の水気が残ったままだとベチャっとして美味しくないので、鬼のように水切りします。
・オリーブは時間があればもっと小さく切った方が上品に仕上がります。
・バジルは包丁で切らると風味が落ちるらしいので、必ず手でちぎります。
・最後に、味見をして薄かったら塩、オリーブオイル、バルサミコ酢を加えて味を調整します。

日本の家族や友達に披露したところ、「これってチェコ料理なの?」と聞かれました。レバノン料理とイタリア食材のフュージョン料理といったところでしょうか。クスクスはグローバル食材なので、世界の様々な場所で様々な融合が生まれていることでしょう。友人のあみーごは「タブレット美味しかったよ!」と可愛いメッセージをくれましたが、タブレットじゃなくてタブレです。iPadの仲間ではありません(笑)。

わたしの”捜索”料理:アボカドの和風タブレ

なんと・・・プラハに引っ越してから、まだ一度も和食屋さんに行っていません。日本人なので、もちろん和食は大好きです。しかし「高い上に美味しくないんだろうなあ・・・」という勝手な先入観が先に立ってしまい、どう~も行く気になれないんですなあ。

こちらにも和食レストランは沢山ありますが、中華系やベトナム系が経営/調理する「なんちゃってジャパレス」が大部分な印象。「なんちゃってジャパレス」でさえない、中華料理と寿司を出す「アジアンレストラン」や韓国料理と寿司を出す「韓国&日本レストラン」というお店もあります。寿司のプロップスが高いのは分かるけど、ちょっと大胆過ぎる組み合わせ・・・。チェコから極東を見てみれば、韓国も日本も一緒に見えなくもないのかもしれないけど(汗)。

私は、お鮨を握ったりお出汁をとったりの和食調理に従事する人間は、絶対に日本人でなきゃいかん!という和食純血主義というわけではないのですが、期待してしまって後でガッカリするよりは、そこそこの値段でだいたい味が分かっているもの(ピザとか中華とか)を食べた方が、リスクが少ないかな~と思ってしまうんですよね。お金ももったいないし。ちょっとコンサバですかね・・・?

閑話休題。この前スーパーでアボカドを見つけたので2つほど買い求めました(ひとつ100円くらい)。アボカドをワサビ醤油で食べようと思い台所に立ちましたが、どう考えても夕食には足りないのでタブレにすることを思いつきました。以前にもクスクスにハマっていることを書きま したが(こちら)、どんなものでもクスクスと和えてタブレというサラダにしてしまえばメニューとして成立してしまう(ような気がする?)ので本当に重宝しています。

日本で買った口尾麻美さんの「クスクスっておいしい!」の中にも和風のレシピがいくつかあったし(おいなりさんの中にクスクスを詰めた一品も!)、和モノ食材だってクスクスは難なく受け止めて、コジャレタ美味しい一品へと昇華させてくれるのです。まさにクスクスソリューション!

レシピと言ってしまうのもおこがましいズボラ飯ですが、備忘録として記録しておきます。

材料(1人分): アボカド半個、クスクス(@100g。お腹に合わせて増減)、醤油、わさび、海苔、塩、オリーブオイル(すべて適量)

1.フライパンにクスクスを入れ、1つまみの塩をふり、オリーブオイルを大さじ1~2杯分入れる。
2.クスクスと1:1の割合になるように水を入れ、10分ほど置く。
3. アボカドを食べやすい大きさに切る。
4. 切ったアボカドにお醤油とわさびを入れ、型くずれしない程度によく和える。
5. 2のクスクスをフライパンで煎って戻す。
6. クスクスをお皿に盛りつけ、上に4のアボカドを乗せ上から刻み海苔をかける。

Tips:アボカドは熟し過ぎていないものの方が仕上がりが綺麗。
   お醤油とわさびは少し強めにきかせたほうが美味。
   食べる時はアボカドとクスクスを混ぜていただきます。

うん、海苔とわさびで日本の味がする・・・(涙)。これも「なんちゃって」和食フレーバーですが、いいのです。自分で好きなときに作って、故郷の味を懐かしむ。ホームシックになったときはこれで決まりです。今回はアボカドオンリーだったけど、茹でた小エビを加えてもいいかも・・・。今度日本に帰省したときは、軽いしかさ張らない海苔を大量に持って帰ろうと思ったのでした。

余談:ワサビや海苔は、日本食材店に行かないと手に入らないと思っていましたが、近所のテスコ(英系スーパー)の片隅でひっそりと売られていたのを発見。隣にはお米とお酢らしき瓶も・・・(でもどれも日本製じゃなかったっぽい)。いつか我が家でもMAKISUSHIパーリーをやってみようかな。

アボガド和風クスクス

”捜索”料理、アボカドの和風タブレ。

わたしの”捜索”料理:森瑤子著「デザートはあなた」のオイルサーディン丼からインスパイア、イタリア丼


サーディン ちゃん

「デザートはあなた」の文庫とサーディン缶(上がオイル、下がトマトソース)。

高校生の頃、森瑤子さんの小説を密かに愛読していた私・・・(たぶん親の本棚からピックアップしたのだろう)。都会のおしゃれなバー、香水とタバコが混じった香りが漂う空間で繰り広げられる男と女の粋なアバンチュール。女は背中がザックリと開いたシンプルなカッティングだが仕立ての良いのドレスを着てバーに現れる。その場にいる男たちの視線を集める女。しかし誰も彼女のことを簡単に口説き落とせやしない。そう、とびきりウィットでセクシーな会話で彼女と渡り合うことの出来る、大人の男でないと・・・。と、まあこんなイメージでしょうか。

当時、地方都市の女子校に通っていた私は「大人の世界ってこんな感じなんだあ~」とまだ見ぬ都会の夜に思いを馳せ、ふう・・・と切ないため息をつい たものです。初心な私は「私も大人になったら、こんな恋の駆け引きしてみたい!私もハンサムウーマン!」とひとり決意していたのでした。さて、年齢だけは大人になった私。大人になれば自動的にそういう世界が目の前に開けると思っていたのも初心故か。残念ながら森瑤子的な世界は私の周りには存在していませんでした。

30過ぎて森瑤子を読むと「ああ、生きている時代も世界も違うんだな・・・」という感じ。バブルの頃の世の中だったらあり得たかもしれない設定や雰囲気の作品が多いように感じます。森さんの短編の中には有名な香水とか、お酒とか、お洋服だとか、食べ物だとかがよく出て来たり、そういうものを女がふいにプレゼントされたりというものが多いですが、そんな気の利いたものを知っているメンズって現実にはそんなにいないし、良くも悪くも物質主義の時代の小説なんだなという気もします(まあそういう「モノ」を軸にした男女の関係を描くと言うコンセプトの短編集なんですが)。

でも決して物質主義が悪いと言っているのではありません。森さんの作品を読んだおかげで一流ブランドのことをお勉強できたし、大人の女の美意識下において何がインで何がアウトなのかも学べたし、良いレストランやホテルでのスマートな振る舞いってやつも知ることが出来たと思います(実践する機会には恵まれるかはまた別の話だが・・・)。森作品によく登場するガビ・デ・ガビというカビのような名前のお酒は未だに飲んだことありませんが・・・。

そんなバブリーな大人の世界とは別に、森さんの普段着の姿がかいま見れるエッセイも好きでよく海外旅行に行くときはブックオフで100円の本を買い求めたものです(なぜか海外旅行に行くとなると読みたくなるのだった)。友達から森作品の古本をもらうこともありました。友人Iからもらった「デザートはあなた」という短編集もその一つ。

広告代理店のテレビ企画制作部で働くアラフォー独身男、大西俊介が「デザートはあなた」の主人公。彼はイタリア製のオートバイと特注のポルシェ含む外車三台を所有しており、美女たちにコダワリの手料理を振る舞うことを無上の喜びとするという粋な男。食事はセクシーであるべき、というのが彼の持論。「僕が酔ったのは、キミの魅力。デザートはキミ」と囁くために今日も腕を振るうのだった・・・。

どうです、「ウワ~ッ!なにそれ!」とじんましんが 出てしまいそうでしょ?でもこういう世界が失笑なしで美しくスタイリッシュに成立してしまうのが森瑤子の世界なんですよ!ひたすら都会的なアバンチュールとセクシーな会話に身を委ねさえすればいいのです。2013年の世知辛い昨今ではもうSFくらい遠いファンタジーの世界ですが、その世界に身を委ねることが出来ればかなり楽しめること請け合いです。

「デザートはあなた」には肩書き年齢の違う バリエーションに富んだ美女たちが登場しますが、結局のところ主人公の俊介は「デザート」にはありつけないというオチがあって、キュートな側面も。最近知ったのですが、この本はドラマ化されたそうです。主人公の俊介を演じたのは、岩城滉一さんですよ。納得!もう納得のキャスティングでしょ!!!Wikiを見たら女優陣も超豪華で、ああ~なんでリアルタイムでチェックしてなかったんだよ・・・と思うのでした。

前置きが長くなりましたが「デザートはあなた」に登場する特にゴージャス、時にセクシーな美食の中で、一番シンプルで簡単なのがサーディン丼(別名ヨロン丼)。あまりに簡単に出来る上に美味しいので、私もプラハに越して来てよく作るようになりました。それに一応和食の体裁をなしているので、そこもポイントが高いのです。

作り方はこちらの動画をどうぞ!



何回か作ってみたところ、お醤油の量を多くして濃いめに作った方が、こちらのお米には合うみたい。ネギをのっけて七味をたっぷりかけて、半個分のレモンをギューっとしぼって出来上がり。マジうまい!森先生ありがとう!簡単な上に美味しいので週に数1回は作ります。

スーパーに行くとオイルサーディンの缶詰をまとめ買い。さて帰宅してヨロン丼を作ろうと思ったらアラびっくり!サーディン缶なことはサーディン缶なんだけどオイルではなくトマトソースのを買って来てしまいました・・・。

「ううう・・・」とかなり凹みましたが(しかも缶切りで開けるタイプだった。超面倒くさい!)、森さんのように「ハンサムウーマンは機転も利かせなきゃ!」 とフレキシブルに考えて(笑)、イタリア風丼を創作してみました。以下、備忘録としてレシピを記録しておきます。

材料:トマトソースのサーディン缶詰、オリーブ数個
オリーブオイル、スライスチーズ、乾燥バジル(あれば)、パルメザンチーズ、パセリ(あれば)

1.フライパンに適量のオリーブオイルをひく。
2.フライパンに缶詰を開けて温める。
3.適当に塩胡椒、乾燥バジルを入れて味付けする
 (トマトソースが薄い場合はケチャップで味の補填)
4.温まったら細かく切ったスライスチーズを入れとろけるまで待つ。
5.丼または平皿にご飯をよそい、フライパンの中の物を上からかける。
6.適当に切ったオリーブを上からトッピングし、お好みの量のパルメザンチーズ、パセリを振りかけて完成。

名付けてイタリア丼。出来立てをかき混ぜて食べると結構いけます(お行儀悪いですが)。いわしは健康にもいいし経済的だし(プラハでは100円くらい)、私はこれからも2種のサーディン丼を食べ続けることでしょう・・・。森先生、ごちそうさまでした!

サーディンちゃん2

aitantanmenの”捜索”料理、イタリア丼。

レチョ(パプリカ、トマト、ソーセージの煮物)は、なんだかエキゾチック

レチョ


自炊一年生の夫と私に、マミンカが「簡単だし、すぐ出来るから」と教えてくれたレシピを備忘録します。

初めてレチョを食べたとき、とても不思議なんですが「なんだか、タイのプーパッポンカリー(カニのカレー炒め)に似ている・・・」と思いました。中に卵が入っているからでしょうか。

マミンカは相変わらず不思議な料理を作るよなあ〜(褒めてる)と思っていたら、なんとレシピがちゃんとあるチェコの家庭料理とのこと。もともとはハンガリー発祥の料理だそうで、パプリカとトマトが安い秋口によく作られるんだそうです。

中欧ハンガリー発祥の料理ということだけど、トマトベースだしイタリアのサルシッチャぽいソーセージを使うしで、南欧料理っぽくもある。それに「レチョ」という名前がすっごくメキシコっぽい。マリアッチの格好をしたメキシコ人のおじさんがサボテンの側で食べてそうな感じがする(これには夫も同意見)。ラテンな香りがするし、プーパッポンカリーを彷佛とさせる舌触りだし(これは私の個人的感想ですが)、なんだかエキゾチックな料理なのだった。

レチョ(4〜5人分)

材料:トマト(5個)、玉ねぎ(小2個)、パプリカ(5個)、ソーセージ(250g マジェルスカークロヴァサという種類)、卵(3個)、パセリ(あれば)、チリパウダー、塩、胡椒(各適量)

1. 材料を食べやすい大きさに切る。
2. 深めの鍋に油を引き、玉ねぎを投入。3分ほど弱火で炒める(色は白いまま)。
3. ソーセージを投入。チリパウダーを適量入れる。
4. 玉ねぎがしんなりしてきたら、トマトとパプリカを投入。塩を少々振る。
5. 鍋にフタをして中火で20分程煮込む。
6. パプリカが柔らかくなったら、といた卵を投入。塩胡椒少々。
7. いい感じに煮込めたら完成。刻みパセリを散らし、お好みの付け合わせとどうぞ。

Tips
・パプリカは赤、黄、緑など彩りを鮮やかにすると仕上がりが綺麗になる。
・上に刻んだパセリと散らすとより美しい。
・ソーセージはチェコの「マジェルスカークロヴァサ」という種類のものを使用するが、サルシッチャのように脂身が多く粗挽きで固めのソーセージならなんでもOK。ベーコンでもOK。
・付け合わせはパン、マッシュドポテト、クスクス、お米、なんでもOK。

マミンカと夫と一緒に作ったレチョを食べる。やっぱりプーパッポンカリーに似ている・・・。チリパウダーの代わりにカレー粉を入れて、ココナッツミルクを足したらどうだろうか?いやいや、基本形をちゃんとマスターしてないのに、大胆過ぎるアレンジに走るのもな〜。背伸びしたがる初心者の悪いクセが出てしまいました。テへペロ!

お米がなければクスクスを食べればいいじゃない


クスクス

クスクスのバイブルと、近所のスーパーで買ったクスクス。しかしイタリア製だった。


今、クスクスに夢中です。タイトルをマリー・アントワネット風にしたくて、誤解を招く表現になってしまいましたが、チェコにもお米はあります(ただ、日本産は手に入りにくい)。お米はあるけど、日本みたいなふっくらもちもちのお米ではありません。それだったらクスクス食べた方がいいかな〜ということで、クスクスとの蜜月が続いている私です。

夫の実家では、昔からよくメニューに登るクスクス。鶏とブロッコリー、ヒヨコ豆をパプリカパウダー(真っ赤だけど全然辛くない)で煮たスープ状のものをクスクスと混ぜて、お好みでハリッサという辛味ペーストで辛さをカスタマイズして食べます。

北アフリカの料理だということは知っていたけど、よもやこんなに美味しいものだとは・・・と、初めて食べたときは本当に痺れました。夫の母方のおじいさんが、現役時代に仕事でモロッコに住んでいたことがあるそうで、そのときから夫実家の定番料理になったそうです。

モロッコかあ・・・かの国は今、私が一番ア↑コガレを募らせている国です。スークで可愛らしいタジン鍋とバブーシュを買い求め、ハマムでデトックスと泥パックをした後、パティオを眺めながらミントティーでまったり・・・してみたいのう、してみたいのう〜!

日本に帰省したとき、口尾麻美さんの「クスクスっておいしい!」という本を買い求めました。クスクスを使ったレシピ集と、パリ&モロッコのクスクス紀行文の二本立てからなる素敵な本です。自炊一年生の私。野菜や肉を炒めたものの横に、クスクスを添えるだけで「メインぽいご飯」が成立することに大感激したわけです。あとサラダにクスクスを混ぜるだけで「タブレ」というクスクスサラダになっちゃうし・・・!以下、クスクスの魅力をまとめてみました。

・おいしい
・調理が簡単(5分で戻せる)
・経済的(500gの箱が150円くらい。しかも戻すと増量する!)
・見た目もエキゾチックで、おしゃれ
・肉や野菜と共に供すると、メインとして成立してしまう
・サラダだけで物足りないとき、タブレにすると満足感アップ

そういうわけで、ほぼ毎日クスクスを食べています。特にタブレは、満足感があるしヘルシーだし最高じゃないですか?と興奮しながら食べています。タブレもウマいが、メインディッシュでもイケるクスクス。特に大きなボウルにガーンと持って、家族や友達と取り分けながら食べると美味しいです。ここでは、マミンカから教わった鶏のクスクスのレシピを、備忘録代わりに記します。

鶏のクスクス(4~5人分)


材料:鶏肉(半羽~1羽)、ヒヨコ豆の缶詰め(1缶)、ブロッコリー(大きい房1本)、クスクス(500g)、パプリカパウダー、チリパウダー、胡椒、オリーブオイル、ハリッサ(各自適量)

1. 鶏肉を適当に切って、塩を振る。
2. 深めの鍋に鶏肉を入れ、オリーブオイルで炒める。
3. 鶏肉が白くなったら、パプリカパウダー、胡椒、チリパウダーをお好みで入れる。
4. 5分ほど煮込む。
5. ブロッコリーを適当に切って、別の鍋で塩ゆでする。
6. 4. の鍋の鶏肉が半分浸かるくらい水を入れる。
7. 弱火で沸騰させた後、鶏肉にフォークが通ったら、ヒヨコ豆を入れる(缶詰めの水は捨てる)。
8. クスクスを戻す。
9. 器にクスクスを盛りその上に具とスープをかけて頂く。
 お好みでハリッサを混ぜる。

Tips
・鶏肉は骨が付いていた方が美味しいし、雰囲気が出る。
・鶏肉の鍋は、色が赤くなるくらいパウダーを入れる。
・ブロッコリーはクタクタに茹でた方が美味しい。
・ハリッサは物によって全然辛くないタイプがあるので、北アフリカ産のローカルぽいものを選んだ方が良い。
・余ったクスクスはタブレに再利用出来る。

チナ・ア・ラ・バビーチカ


バビーチカ

チナ・ア・ラ・バビーチカ・・・おばあちゃん風中華

以前書いたドボルザーコヴァ(仮名)の集いでも触れましたが、週に1回はドイツのバビーチカとマミンカと会って、お昼ご飯を一緒に食べます。

ある日バビーチカのお家でお米と一緒に出されたメニューがとても美味しかったのです。なんだか中華のようでもあり、カレーのようなスパイシーさもあり、初めて食べるんだけど懐かしい味でした。「これ、なんていう料理?」と聞いたところ、「私の創作メニューだから、名前はないんだよ。じゃあ、チナ・ア・ラ・バビーチカとでもしておこうか」とバビーチカ。

うちのバビーチカとマミンカだけかもしれませんが、チェコ人女性は適当に創作料理を作る人が多いような。日本人の感覚だと、お料理というと今日は「肉じゃが」「てんぷら」「ちらし寿司」を作ろうと最初にメニューを決めて材料を揃えたりするのが普通だと思う。しかし我が親愛なる姑と大姑は、その場にある材料で自己流の料理を作ってしまうことが多い。日本と違いチェコは食材の幅や調理方法が限られているから、自ずとイマジネーションを働かせるということなのかな。

「おばあちゃん風中華」と名づけられたこの料理、レシピを聞いておいたので自分の備忘録のため、ここに記すことにします。

チナ・ア・ラ・バビーチカ(4人分)


材料:鶏胸肉(300gくらい)、ネギ(半本くらい)、パプリカ(1.5個くらい)、にんにく(1かけ)、乾燥キノコ少々(椎茸みたいなのものでOK)ウスターソース、醤油、マスタード、カレールー(1かけ)、チリソース(生春巻きを食べるときのタレ。あれば)、チャイナ(という名前のマギーブイヨンみたいな粉末スープ)、塩胡椒少々、ピクルス(数本)、お米/クスクス(付け合わせ用)

下ごしらえ:食べる日の前日に準備。ボウルの中に鶏肉を入れ、その中にウスターソース、醤油をそれぞれ大さじ4杯加える。潰したにんにく、マスタード、塩胡椒を少々入れて混ぜ、6時間〜12時間程冷蔵庫で漬け込む。乾燥キノコを水に浸けて戻しておく。

1.下ごしらえした肉を食べやすい大きさに切って、油を引いたフライパンで炒める。
2.戻したキノコ、一口大に切ったパプリカをフライパンに投入、フタをする。
3.刻んだネギをフライパンに投入。
4.火が通ったら、乾燥キノコの戻し汁、チャイナ、チリソースを大さじ1、カレールーを投入。
 フタをして少々煮込む。
5.お米、クスクスなどの付け合わせとピクルスを添えてどうぞ。

見てのとおり、中国(チャイナという名の粉末)、ベトナム(チリソース)、日本(醤油とカレー)、イギリス(ウスターソース)と各国の調味料が入っています。チェコでドイツ人女性がインターナショナルなスパイスを加えて作る、これはまさにフュージョン料理なのでした。

フルーツの入った、オボツネー・クネドリーキ


オボツネークネードリキ2

プラムが入ったオボツネー・クネドリーキ。

典型的なチェコ料理というと、ローストした肉、酸味のあるキャベツ、クネドリーキの一皿です(コチラの日記に写真あり)。クネドリーキとは味の付いていない蒸しパンのような付け合わせの名前で、お肉のソースを吸わせて食べるととても美味しいです。

一方で、中にフルーツを入れた甘いクネードリキ、オボツネー・クネドリーキというものも存在します。オボツネーは「フルーツの」という意味だそう。季節のフルーツ(プルーン、いちご、ラズベリー、アプリコット等)を白い生地でお団子のように包んで茹でた後、粉砂糖やフレッシュチーズ、溶かしバターをお好みでかけて熱々なものを頂きます。

オボツネークネードリキ

溶かしバター、粉砂糖、お菓子用チーズで味をカスタマイズします。

オボツネークネードリキ4

中からプラムちゃんがドブリーデンという具合。

フランスでは、ハムや卵なんかを乗せたおかず仕様のガレットを食べた後、生クリームやフルーツやアイスなんかが乗っているデザート仕様のガレットやクレープを食べることがありますが、オボツネー・クネドリーキもそんな感じで食べられているのだと思っていました。

しかし、チェコ人はこれをデザートではなくれっきとした「おかず」として食べるのです・・・。♪な~んか変なカンジ~♪ 「サマーナイトタウン」by モーニング娘。

私も最初は「えっこれが食事?!これで終わり?!」と仰天し、食べ終わった後「なんか・・・塩っ気が足りねえ・・・」と日本から持参したポテロングを一気食いしたりしていたのですが(マミンカごめん)、今は「そういうもんか」と思えるようになりました。お肉なんかに比べると、軽めに食べたいときの食事という位置づけでしょうか。

今まで食べたオボツネー・クネドリーキの具は酸味のあるいちごとラズベリーだけだったんだけど、マミンカが季節のプルーンを使ったクネドリーキを作ってくれました。ついでに作り方をメモしてみました(後述)。

夫の母方のおばあさんはモノがない戦時中、プラムばかり食べていたんだとか。プラムのクネドリーキはもちろん、プラムのコンポート、プラムのジャムを塗ったパン切れなどプラム料理(?)が手を変え品を変え登場していたとのこと。「プラムのクネドリーキを食べたのはそのとき以来だわ〜」と言っていました。

日本にいるときはほとんどプラムって食べたことなかったんだけど、チェコではどこにでも自生している身近なフルーツなのだそうです。そういえば、今使っているマニファクトゥーラのシャンプーもプラムのだった(限定品らしく、今は売ってないようです)。図らずもプラムづくしの一日になったのでした。

オボツネー・クネドリーキ(4人分)

材料:季節のフルーツ、小麦粉250g、バター3g、フレッシュチーズ125g、卵1個、クネドリーキ用チーズ1パック(なければカッテージチーズなど塩味のないチーズで良いかも)、粉砂糖、溶かしバター、(お好みで)、塩少々、牛乳少々

1.フルーツを洗って水気を拭き、クネドリーキ用チーズを削っておく。
2. ボウルの中にフレッシュチーズ、バター、卵を入れ、ひとつまみの塩を加えて混ぜる。
3. 2. に小麦粉250g、牛乳を加え、粘土状になるまで混ぜる。
4. 作業台に振り粉をして、3.の生地を平らに伸ばす。
5. 4.の生地を適当に切って、フルーツを中に入れお団子を作る。
6. 5.を沸騰したお湯で茹でる(上がって来たらOK)。
7. 溶かしバターを作る。
8. クネドリーキを盛りつけて、溶かしバター、粉砂糖、クネドリーキ用チーズをお好みでかけて召し上がれ。

Tips
・生地を伸ばすために、麺棒があると便利。
・チーズやバターは調理前に冷蔵庫から出しておくと混ぜやすい。
・フルーツは小ぶりなものを選ぶと可愛く仕上がる。
・フルーツを包む時はなるべく薄く包むと食感がよい。
・溶かしバター、粉砂糖、クネドリーキ用チーズはなるべく多めに作っておくと良い(フルーツが酸っぱい場合は、甘めにして食べた方が美味しいから)。

これがチェコで市販されているクネドリーキ用チーズ↓

オボツネークネードリキ3


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。